ARKK及びグローバル・プロスペクティブ・ファンドについて検討します

こんにちは。okometsubuです。

 

数ヶ月前からチラホラ話題に上がっているっぽい「ARKK」という銘柄があり、また話題が再熱している印象です。これは破壊的イノベーションと言う名の通り、ボラが滅茶苦茶高い商品になっています。詳細はググってもらいますが、過去5年間のリターンが39.39%レバレッジ無しの商品なのに大変高くなっています。TESLAとか色々旬な銘柄が入っているとかなんとか。

 

ちなみにQQQの値動き2倍の「QLD」のリターンは過去5年間で36.05% だそうな。

 

つまり、過去5年でみたらQLDよりもARKKの方が凄いことになります。レバ無しなのに凄いです。

 

あれ?これなら「レバナス」じゃなくてこっちに積立投資した方がリスク耐性ありそうな気がしてきました。

 

じゃあ「ARKK」を買うにはどうするかっていうと、今の日本からだとIG証券かサクソバンク証券といういつもの「特定口座非対応」の証券会社が登場するのでした。オーノー。

 

正直、若干の手間やTQQQの存在を考えても、そろそろサクソバンク証券開設しちゃってもいい気がしています。確定申告も何年もやってるので、実は割とできなくはない。

 

ちょっと躊躇してるのは個人情報漏えいが最近あったこともあるし、サクソバンク証券だと配当金やDripに関わる税金部分の配慮も必要なこと、更に言えば、これから年を追うごとに私自身の老いから、色々ポカやらかして税金の申請漏れとかあったら嫌だなぁと言うのがあります。配当金部分がちょっと怖いですね。

 

が、調べて見ると、日本の投資信託でもARKKと似たようなものを買えるんだとか。以下お金に生きるの記事を引用させて頂きます。

 

【ARKK】はどこの証券会社で買えるのか?破壊的イノベーションをテーマとしたETF│お金に生きる

https://ideco-ipo-nisa.com/54319

ARKKの投資信託版のような投資コンセプトの「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」は信託報酬率が低く注目したいところですが扱い金融機関がみずほ証券だけなんですよ。

取り扱い金融機関がもう少し増えると買いやすいのですけどね。

 

グローバル・プロスペクティブ・ファンド」という投資信託があって、これはARKKの投資信託版みたいに使えるそうです。

 

が、扱っているのがみずほ証券のみとのこと。こんなネット中心の生活をしている若い世代の方々は持っていないんじゃ・・・・

 

あれ!?

 

なんと私はみずほ証券の口座を持っているじゃあ ありませんか!!!

 

過去に誤って口座開設してしまったみずほ証券。まさかのまさか、利用価値が生まれてしまいました。

 

え?これは神のお告げか何かかな?やれってこと???

 

いえ、やりません。

 

非常に残念なのが、この商品も10年間しか運用できません。以下日興アセットマネジメントに記載がありました。

 

グローバル・プロスペクティブ・ファンド|日興アセットマネジメント

https://www.nikkoam.com/products/detail/644730

信託期間 2029年5月21日まで

 

信託期間が「2029年5月21日」なのがいただけません。最悪、10年後なのでサクソバンク証券が「特定口座」に対応していたら、スイッチングするのもやむなしと考えてもいいかもしれません。

 

また、信託報酬は1.58%/年(税抜き)と中々高いです。ARKKが0.75%(税抜き)ですので、ちょっとなぁ・・・

 

さらに「みずほ証券」は買付手数料無料にはならないそうです。そしてこの商品を購入すると、「購入時手数料3.3%(税込)」が発生します。うん。手数料高すぎ。無いな。今時あり得ません。

 

一応、5,000万円未満が3.3%、~1億円までが1.65%、1億円以上で0.55%の買付手数料で購入できるようです。一括で買えた手数料下げることができます!!!ふざけるな!!!

 

 

これが楽天証券とかのネット証券なら手数料無料にしてくれることが多いので問題にはなりませんでした。例えば、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」も実は手数料が発生して税抜きで2.0%の買付手数料を取られますが、楽天証券とか松井証券で買えば手数料無料で取引できるのです。そこは証券会社に依存します。

 

これがみずほ証券だとそれが無い。手数料を取られます。非常に残念です。いやー、ないない。やっぱりこれを買うことは無いでしょう。

 

ともあれ、投資するとしてもボラが高いはずなので、私の中では「積立投資」推奨になるかなと思います。今もうすでに「株高」になってしまった現状、少なからず一度は大きな下げが来てもおかしくないと言う発想です。でも将来の爆発的な右肩上がりには期待できるということで、やるなら「積立投資」とします。

 

もし仮に、金利が4%以上に上昇してレバレッジ商品を持つのが辛くなったら、こちらのレバ無し商品の「ボラ」が激しい商品にスイッチして「積立投資」を継続するのも悪くないかなと最近思っています。ただ、アクティブ投信になるので結局は運次第になりそうです。

 

過去にアクティブ投信はインデックス投信に勝つ確率はかなり低いことが知られています。が、もちろん勝つ場合もありますし、「積立投資」等の買い方次第でも勝率は変わるんじゃないかなと思った次第。上手く使って利益を得られるといいなぁ。

 

もちろん、「積立投資」と言いましたが、投資余剰資金が潤沢にあるなら、こんなところに一括投資せずに、世界株式やらS&P500やら先進国株式の株式100%に突っ込んだ方が利益は多いと思います。その後のお給料とか、追加で投資資金が入ってきたお金での「積立投資」推奨と言う感じでしょうか。※あくまで私の考え方です。

 

 

 

 

 

 

ということで、私は現時点ではARKKないし投資信託については購入を見送りたいと考えています。積立投資という観点で言えば「レバナス」で十分だと思っているためです。

 

ともあれ金利上昇しそうになったら、もしかしたら「レバナス」への積立からこちらに積立先を変える可能性はかなりあるということで、備忘録ながら記事に残しておくことにします。

 

どうせ10年もしたら似たような「破壊的イノベーション」チックなボラの激しい商品が出ていそうな気はしますし、手数料とか、サクソバンク証券が特定口座に対応してるとか色々なところが改善されている未来に期待しています。そしてその頃までこの商品が生き残っているか、答え合わせですね。

 

流石に「積立投資」じゃないとちょっと今から手を出すのは怖いかなぁ。それは「レバナス」も言えるのですが、積立投資だからこそ、別に投資人生の前半戦は下がってしまっても良いという安心感はあり、中盤戦で売ればいいという心の余裕が生まれます。最悪終盤戦まで積み立てる可能性はありますが、それはそれで。

 

普通に考えたらずーーーっと低迷するというのは考えにくいので、必ずどこかで右肩上がりしてくれるはずですのでそれに賭けるのです。いや、ARKKが本当に最後に「右肩上がり」してくれるのか、というのは分からないのが怖い点でしょうか。

 

それよりも信頼度としてはNASDAQ100ならどこかで右肩上がりするだろうと信頼できるので、やはり私は「レバナス」をひとまず積み上げることにいたします。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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