2020年頃、アーリーリタイアしたくて、ほぼ全財産ビットコインをやってしまいました。
で、当初は「セミリタイア」するという前提で話をしていたのですが、そもそも「セミリタイア」って結局多少働かなきゃいけないんだよね。
セミリタイアの定義を改めて確認すると、
- 早期に退職する
- 少額ながら生活費を稼ぐ必要がある
で、改めて「セミリタイア」を考えると、異常なまでにリスク高いよなって思ってしまいます。
セミリタイアの脆弱な部分
- 仕事を退職して再就職することになるので時間単価が大幅減
- 今の仕事でもセミリタイアで少しだけ働いた場合でも仕事場までの「移動時間」は発生するため日数入れると非常に損した気分に
- 再就職が困難になった場合に人生詰む可能性
セミリタイアすると逆に労働時間が増える罠
とにかく一番は時間当たりの給与の効率が大幅に減ることでしょうか。
例えばサラリーマンの平均年収は560万円程度と言われています。超ざっくりで計算して1日8時間労働で年250日程度働いた場合、時給2800円となります。
ではアルバイトの平均時給はどうでしょうか、ということでざっとググってみましたが、平均1,140円/時 程度だそうです。
つまり、超ざっくり言って、倍の労働時間が必要になります。
おや?おかしいですね。仕事する時間を減らすためにリタイアしたいのに、「セミリタイア」したとたん、仕事する時間が増えてしまうのです!!!
「好きなことを仕事にするから良いの!!!」
って言う人もいると思いますが、それもリスクがあって、本当に好きな仕事に就けるのか、その仕事が未来永劫好きで仕事できるのか、その業界は将来無くならないか、等のリスクがさらに発生します。
そんな不安要素抱えたままリタイアしたいとはとても思えません。
結局「セミリタイア」を選択した時点で労働時間は圧倒的に増えることを覚悟しないといけません。
それの解決策はズバリ、仕事辞める時に相応の財力を得ておく必要があるということ。
そもそも私の場合は「仕事」をしたくない一心で今働いているので「セミリタイア」はぶっちゃけ論外だよなと思っています。
ただその財力を得るまでの時間が人生100年では足りないケースも当然あると思います。なので私はビットコインに全てを賭けました。というかリタイアしたいならギリギリ人生50年目ぐらいまでにはリタイアしたいから、そりゃ時間が無いよねってなる。
じゃあどうすればいいか。
生活費が切羽詰まったら「セミリタイア」にすればいい
とりあえず、アーリーリタイアできるだろうなという水準まで稼ぎに稼いで、そこで頑張るしかないってこと。でも、「セミリタイア」よりも圧倒的に労働時間は下げられるのは明白です。
バイトよりもお給料もらっていることが前提ですが、バイトに負ける仕事やってるなら流石に転職した方が良い。さすがに。
ということで、ギリッギリ「アーリーリタイア」で一生仕事しなくてもやっていけそうな雰囲気の額に到達してから仕事を辞めるのがおそらくもっとも効率が良いです。
私の場合は家族持ちなので2.1億円ほしいなぁというかんじでビットコインに全てを賭けてます。
アーリーリタイアの場合、例えば2.1億円あったらそれを「株70:債券30」みたいなポートフォリオを作成して、そこから得られる収入を生活費に充てることで2.1億円元本を消費せずにノラリクラリとやりくりするのです。
ただ、「株70:債券30」というリスク資産を持つことになるため、歴史的大暴落、調整期間が続いたらおしまいです。
とはいえ、2.1億円があるのです、ちっとやそっとじゃ人生破綻までは行かないでしょう。つまり、そういう時だけ働くのです。
欠点として、一度仕事を辞めてしまうと、働く気が起きなくなる事、加えて加齢によりますます人生やる気が無くなることでしょう。
じゃあどうすればいいかっていうと、もっと稼ぐ必要があるんだけど、そうすると一生リタイアできないで人生が終わるので、こればっかりは「賭け」るしかないんですよね。2.1億円でアーリーリタイアできますように!って感じで。
結局自分の人生、どこかで「リスク」を取らないと一生奴隷確定です。私は2.1億円が最低ラインのリスク。そこまで貯めて負けたら、もうさすがにしょうがないよねって思いながら生活することになるでしょう。
ビットコインさんが暴落中でまーーーーーったくリタイアの「リ」の字も見えてこないいんですけどね!!悲しい。