少し前に日本人独身男性の寿命が67歳しかないと衝撃を受けました。既婚者の男性は82歳前後と長いのですが、それでも67歳は定年退職したと同時にお亡くなりになるという悲惨な結末になることを知りました。
では過去の日本人の寿命はどうだったのでしょうか。以下Yahoo!ニュースサイトより引用します。
戦前まで日本人の平均寿命は50歳未満?「人間五十年」のカラクリ(荒川和久) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/015b2416505d2a0abb07fe2e4ba71cc4ac582db0
1950年迄で見ると、50歳未満であったことが分かります。今の日本人、無駄に寿命が延びてるな???
じゃあ1950年頃はどういう生活水準だったのだろうか。以下パナソニックホールディングス株式会社のサイトから引用します。
リビングにある家電 - パナソニックキッズスクール - サステナビリティ - パナソニック ホールディングス
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長い戦争が終わると、いろいろな家電が発売されるようになったんだ。今は当たり前になった蛍光灯(けいこうとう)、海外の放送も聞けるラジオ。そうそう、テレビの放送がスタートしたのもこのころだね。当時は白黒テレビで、ずいぶん高価(こうか)なものだったから、お金持ちの家しか買えなかった。人々は、近所のテレビを持っている家やお店なんかに見せてもらいに行ったんだ。それから、「街頭テレビ」といって、公園や人の集まるところにテレビが置かれていた。このころはプロレスが大人気で、シャープ兄弟に力道山が空手チョップをするシーンを見るために、たくさんの人が街頭テレビの前に集まったんだって。
まだ戦後間もないということで、ラジオ、テレビが主であり、テレビも高級品で庶民が持つようなものではなかった時代ということです。プロレスが大人気とのことなので、週に1回、1,2時間枠の楽しみでしょうか(※妄想)
ようするに、この時代は寿命も短ければ娯楽も非常に少ないということです。
うってかわって、現在は娯楽が飽和状態。パソコン、ゲーム、アニメ、漫画、映画、遊園地、ドライブ、ゴルフ、サッカー、バスケット、ボーリング、カラオケ、ゲートボール、テニスと運動したり機械を使って遊んだりなんでもあり状態。
小説とか本を読んだり山登りや釣り等は昔からもできたと思いますが、近代化が進んでけた違いにやれることが増えているのを実感しています。
最近だとタイパと言われる用語まで出てきて、この娯楽を寿命が尽きるまでに沢山消費すべく、動画や映画を早送りで観る始末。
ただ、逆に考えると、1950年代の人たちが遊びに費やした時間は相当圧縮されており、もう当時の3倍の速度でコンテンツを消費しているのではないかと思います。
であるならば、当時の寿命50歳なんてもう余裕で超越しており、今の50代の人は既に当時の150年分ぐらいは遊んでるんじゃないでしょうか。ちょっと言いすぎな気もしますが、30代の時点でもう十分満足の得られる人生を歩めているんじゃないでしょうか。
スポーツで見たらピークは30代前後ですし、パソコン、ゲームとかはいつでもどこでも誰でも気軽にできる(※日本なら)。
正直な所、もう十分満足してしまいました。
なので、ある意味ここから無茶な行動をしてももう満足しきっているのでその後の人生はどうでもいい、とまではいいませんが、まぁ、後悔はしないんじゃないかなぁと。
じゃあ今から仕事を辞めてもうダラダラ過ごそうかなぁとか思ってるのですが、そうするとやっぱ子供が可哀想すぎるので、個人が満足したからといって、気を抜くには早すぎるなと改めて思った次第です。2025年末ぐらいまで気張れ、自分。