【BTC】ビットコインは今後も積立投資をしていいのか

こんにちは。okometsubuです。

 

今回は雰囲気調べた中から私の所感を述べるだけの回です。検証とか全くしてない、私のイメージだけで語ります。

 

以前、私はビットコインの過去チャートの対数グラフを見た時の感想として、「年々ボラが少なくなってきている」と思っていました。以下その時ぼんやり思ってた過去記事。

  

 

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 以下はビットコイン開始時から現在までの対数グラフをザクッと今作った。SPXLとTECLも何となく入れた。 

 

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あれ、SPXLが2015年おかしいですが、Yahoo Financeから持ってきたデータで見たらそこだけ変だった。多分YahooFinance側のバグだと思うので気にしないでください。

 

これを見て分かる通り、2014年までがヤバイ程右肩上がりですが、後半の「ビットコインバブル」である2017年12月の右肩上がりの量が2014年迄の伸びに比べて実はそこまで高くないんじゃないかという考えです。

 

 

上記のグラフを見る限り2017年末の「ビットコインバブル崩壊」も実はそんなに凄く無くて、2014年までのボラの方がはるかに高いことが分かります。そうして年々ボラが少なくなってきているのが見て取れる感じです。

 

一応、2014年年初付近と2017年年末付近の下落の勢いは対数グラフで見る限り同じぐらいっぽいので、今後も85%程度の下落相場は起こるかもしれませんが、それこそ「ボラ」が激しい証拠であり「積立投資」向けの商品であることに間違いはないと言う事です。

 

ちなみに気になって2014年頃の下落率を調べてみます。

 

2014年頃の下落率(終値ベース)

  • 底手前の高値:1237.6  (2013/12/04)
  • 底値:111.6  (2014/02/21)
  • 下落率:-90.1%

 

うひょー!下げに下げてますねぇ!!!これは「ボラ」があって大変よろしい!!!

 

で、2017年末の暴落はこんな感じです。

 

2017年末頃の下落率(終値ベース)

 

  • 頂点:19345.5 (2017/12/16)
  • 底値:3228.7   (2018/12/15)
  • 頂点から底値までの下落率:-83.3%

 

 

50歩100歩の世界と言うなかれ、あくまで頂点から底値までの下落率なのでその途中途中で取引したら大やけどする可能性もあったわけです。

 

この結果を見る限りも、似たようなものですが「ボラ」が減っている印象は否定できません。いや、83%も下落する程の激しさならまだまだ全然、十分嬉しい激しさなんですけどね。それでも当時よりかは大分マイルドじゃないかなと思った次第。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、色々調べていくと、「MicroStrategy社」がビットコインを440億円買ったという記事の和訳をしてくださったサイトを見つけました。以下btc_dakaraさんの記事を引用させて頂きます。

 

MicroStrategy社はなぜビットコインを440億円分買ったのか【インタビュー要点和訳】 | btc_dakara | Spotlight

https://spotlight.soy/detail?article_id=qilg7d34g

昔から仮想通貨に関わっていた人たちはボラティリティの高さを経験していますが、これからの10年は恐らく違うと思います。何億ドルもの資金で売買する機関投資家の参入によってボラティリティは低下し、最終的にはボラティリティは低下しつつ、私みたいな100年ガチホする意気込みの投資家たちによって価格は上がっていくと考えています。 

 

私の雰囲気思っていたことがズバリ記載されていました。正直私としてはかなり嬉しい情報です。何故なら「ボラ」が激しさを無くしていくその理由が明確に分かったという感じがして将来の方針を決めることができるためです。

 

この考え方が正しいのであれば、将来「ビットコイン」が成長するにつれて「ボラ」が減っていき「底堅くなる」と同時に、超絶大きな利益が出た時の利確が難しくなることと、大きく下がったところを積立投資で買うことができにくくなる未来になるということです。

 

これは非常にメリットであるという話と同時にデメリットにも含む話になる可能性があります。そう。積立投資家にとってはね。何故なら安く買って超絶高値にリバウンドするところで「売る」ことができる機会が少なくなるからです。

 

 

ただこの話、実はオチがあって、購入した人が「個人」でもビットコインを持っていたからというのがあります。以下coinpostサイトより引用します。

 

米MicroStrategyのCEO、個人でも約180億円をビットコインに投資

https://coinpost.jp/?p=194473

Saylor氏は28日に、自身のSNS保有する仮想通貨ビットコインの数を披露した。「平均取得単価9,882ドルで購入した。マイクロストラテジービットコインを購入する前に、あらかじめ会社に自分の保有額を知らせている」と説明した。

 

一応CEOであるMichael Saylor氏は先行して会社に届け出しているというものですが、これを見るとポジショントーク感が強まっちゃいますね。とはいえ、これに続いて他の企業とかもリスクヘッジビットコインを買う流れは強まる気はしていますし、「ボラ」が減るという話自体についてもそうなるかなぁと肌感覚思った次第です。

 

 

 

 

 

 

「激しいボラ」×「積立投資」について

私は常々「激しいボラ」がある商品は「積立投資」と非常に相性がいいことを過去ずーっと言い続けてきました。

 

あくまで例えですが、S&P500とSSOとSPXLを「世界恐慌」の時に積み立てた場合の疑似データはこんな感じでした。

 

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世界恐慌開始(高値)から20年間、毎月積立した場合

1929-09-03(高値)~1949-09-02(30年後)として、毎月100ドル投資した場合で見ます。

 

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世界恐慌は全てを終わらせる暴落でしたが、積立投資ならむしろ逆に「安値」で買い続けることができますので、大幅な下落相場時に大量に安く買い、途中のふとしたリバウンドで一気に大儲けすることができるのです。

 

ただ、上記図を見てもらうと分かる通り、途中の右肩上がり後に再び暴落する場面が散見されていますので、これは大変ショックが大きいです。そのため、ある程度利益が乗ったら利確すべきと考えています。

 

つまり、真の私の推奨は

 

「ボラが激しい商品」×「積立投資」×「途中売却」×「右肩上がりが信じられる商品」

 

となります。私は億万長者を目指すべく、「途中売却」はしない投資部分も半分持つ予定ではありますが、レバレッジ商品であるなら「途中売却」を挟むことを推奨としたいです。

 

で、今までボラの激しい商品かつ、右肩上がりを信じられるのは米国株世界株式であり、そのボラを激しくするために「レバレッジ商品」×「積立投資」が最適だと考えています。以下過去記事。

 

 

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但し、レバレッジ商品というのは次の問題を抱えています。

 

レバレッジ商品の欠点

  • 借金をしているため、高金利時代になるとパフォーマンスが劣後する
  • 大規模な暴落が発生した場合、「償還」されるリスクにさらされる。つまり、商品が無くなってしまう

 

前者は今現在は低金利なので問題ないですが、今後高金利に進むとそれだけコストがかさんでいきます。これについては、高金利化するとき=徐々に株高になる傾向にあると過去の歴史から見て取れますので大きな影響はあるものの、最悪ケースは免れると考えています。

 

問題は後者。こちらは例えば3倍レバレッジの場合、指数が短期間に33%以上下落すると、償還コースになる可能性が浮上します。実際問題、サーキットブレーカーがあるため1日で33%下落することは無さそうですが、それはあくまで計算上の話です。実際に世界恐慌レベルが発生すると、3倍レバレッジ99.99%下落したりする可能性を秘めています。

 

こうなったらもう証券会社が耐えられないでしょう。普通に「償還」されて終わると思います。これについて、いくら「積立投資」で大暴落時も「安く」買えたとしても商品が無くなってしまって0円になったら元も子もなくなるというわけです。

 

そのため私は現在2倍レバレッジの「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に対して毎月積立をしています。これなら「ITバブル」があってもギリギリ95%超ぐらいの下落率で収まる考えを持っており、最悪ケースの「償還」は免れるのではないかと期待しています。

 

が、そんな「レバナス」よりも「ボラ」が激しく、かつ、バブル頂点から底まで80%~90%程度の下落程度で耐え抜いた「ビットコイン」に興味津々というわけです。レバ無しなので償還リスクも無いのが魅力的に見え、将来性も期待できそうな雰囲気です。以下過去記事です。

 

 

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Bitcoinのバブルと崩壊の果て

2015/12/16~2020/11/5の約5年間となります。

 

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終結

  • 初日:454
  • 頂点:19345.5(※42.6倍)
  • 底値:3228.7(※7.11倍)
  • 最終日:14880.1(※32.8倍)
  • 頂点から底値までの下落率:-83.3%

 

あの「3倍レバレッジ」と同程度のボラの激しさにもかかわらず、暴落が発生しても「償還」リスクのない「ビットコイン」×「積立投資」が最強なんじゃないかと思った次第です。ビットコインの問題は取引所のセキュリティ問題と社会情勢次第で使われる・使われないが決まる部分だけかなと今の所思ってます(※勉強中)

 

 

 

 

 

 

が、ここで大きな問題が生まれます。

 

本記事の冒頭で記載した通り、将来は「ボラ」の激しさが無くなってくると思われるためです。大企業の方々がガンガンビットコインに投資してくれるが「ボラ」は減るとか減らないんだとか。

 

これについての私の現在の見解を述べます。

 

現時点でのフワフワした私見

  • ここ数年の「ボラ」を見ても、3倍レバレッジ群に引けを取らないボラの高さがある
  • そのため、もし「ボラ」が今後少なくなっても、少なくとも2倍レバレッジ商品程度のボラは維持されるんじゃないかと期待している
  • 引用元の考え方では、「ボラ」が少なくなる理由として企業がこぞって参入した後の話である。つまり、「ボラ」が少なくなるころには大きな「右肩上がり」が期待できるため、継続して積立投資をしたら利益につながりそう
  • もし逆に他の企業が参加しない、もしくは既存企業が売却しちゃう場合は「ボラ」の激しさはそのままであることが期待でき、「安く」投資することができる可能性が生まれるため「積立投資」としては最適な投資先となる※大暴落しているはずではありますが
  • むしろ後10年間積立投資をして暴落時にそれほどの下落を感じなかったら、途中売却する必要無く積立投資を延々20年以上続けるだけでいいかもしれない
  • 結論として、どちらのパターンになったとしても、今現時点から「積立投資」をするのは非常に有効である。

 

とまぁ、こんな感じのシナリオでしょうか。今すぐに大企業がこぞって参入しなくてもいいのです。もう少し先の未来で参入してくれたら右肩上がりで恩恵を得られます。逆に早期に右肩上がりを実現してしまうと積立投資としての「旨味」は減りますが、初期段階である程度資産を投資していれば最悪損することは無くなるでしょう。もしそうなったら逆にずーーっとホールドし続けてセミリタイアするまでガチホするのが良い形になるかもしれませんね。

 

というわけで、私の場合はある程度初手一括投資をした後は、粛々と積立投資を使用かなと思います。現時点からずっと右肩上がりするかもしれないと言う期待を込めて初手一括投資はします。

 

が、周期的にみたら3,4年に1度大きな暴落が発生していることがグラフからなんとなーく見て取れるので、後1,2年後に50~80%下落するぐらいの暴落がくるかもしれませんね。

 

ただ、そうなったとしても、基本的に手前に「バブル」っぽい動きがあるので、今この時点の微妙な右肩上がりぐらいで80%も下落する大暴落はないかなぁと思ってはいます。それよりもっと右肩上がりした後にドカン下げぐらいはあるかなと。それならそれで、ダメージは和らぐでしょう。※本記事最初の対数グラフより。

 

 

 

 

 

 

さて、ここで考えるべきポイントがもう一つあります。あくまで私の場合の問題です。

 

私は現在「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に積立投資をしているのですが、こちらの商品から「ビットコイン」に積立先を変更してもいいのでしょうか。

 

まず両者の積立のメリット・デメリットを改めて記載します。

 

レバナスの積立について

  • ハイテクセクターが右肩上がりをしてくれることが大前提
  • 2倍レバレッジであるものの「ITバブル崩壊」クラスの場合は95%超下落する可能性があり、償還リスクが常に伴うことは忘れてはならないデメリット
  • 金利相場になったらパフォーマンスが落ちることになる
  • 但し償還さえされなければ「安く」買えますし、数十年後には「ハイテク」はとてつもない利益をもたらしてくれると期待しているため、償還さえされなければ積立投資先として非常に魅力的である
  • つまり、ボラが高いため「高値」で売り抜けることが出来るチャンスが多く訪れる可能性が高い

 

ビットコインの積立について

  • 償還リスクが無い上にボラが3倍レバレッジと同等かそれ以上の力がある
  • 但し将来ボラが少なくなる可能性が高く、高値で売り逃げする可能性が低くなる可能性がある
  • 逆に言えば、ボラが少なくなるため「積立」×「長期保有」が可能な資産にシフトしていく可能性があるため、運用途中で売却する考えを持たなくても資産運用できるかもしれない
  • ただし、その分岐点は素人では全く分からないことと、そんな未来永劫、ビットコインが右肩上がりするのかというのは全く分からない。通貨の新しい基準が「ビットコイン」になる未来を期待するなら長期ガチ保有で積立をする発想になる
  • 今現在は3倍レバレッジ並のボラの激しさがあることから、やはり「積立投資」をするなら「ビットコイン」が理想的である
  • 但し、「雑所得」扱いなので売却時の税金対策は必須
  • 更に仮想通貨はハッキングの標的になることが多く、保障もされないため最悪全額盗まれて終わる危険性がある。

 

つまり、ビットコインは将来の状況によりますが、

 

「ボラの激しさ」×「積立投資」×「途中売却」

 

の考え方から、普通の「つみたてNISA」のように、

 

「積立投資」×「長期保有

 

という考えにシフトしていくものと考えられます。これについては今から10年間ぐらいしっかり見極めていけると良いかなぁと思っています。一度は確実に大暴落する時があると思っていますので、その強さとリバウンドの高さを元に考えていければなぁと。そんな時に冷静に分析できるかは不明ですが、積立投資してるならまぁ冷静でいられると思いたい。

 

ともあれ、現状が3倍レバレッジ並のボラの高さであることから、やはり私は「ビットコイン」×「積立投資」が最適解かなと思った次第です。

 

以下、その根拠をグラフにしています。

 

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2017年1月から現在まで VS 3倍レバレッジ

続いて同じ期間の対数グラフ。

 

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2017年から現在にかけての対数グラフです。これを見て頂けると分かる通り、ボラの激しさは3倍レバレッジと同等程度であることが分かります。後半の「コロナショック」では下落率は3倍レバレッジ以下であると言う点も注目ポイントです。ボラが激しいのに、下落率は抑えられる。最高ですね。

 

当然、2017年末のバブル崩壊時には大きな下落が観測されていますが、「底値」は2017年1月の投資額から見ても大きく上回っています。バブルによって価値が高まっており、崩壊しても余裕で右肩上がりというわけです。

 

そうなると、やはり「積立投資」が強く、2倍レバレッジの「iFreeレバナス」よりもはるかに積立投資先として魅力的に見えるのでした。このボラの高さで今後も突き進んでくれるならやはりビットコインが最適解と強く言えそうです。

 

何故なら先ほどまとめた通り、企業がこぞって買うならボラが減るが右肩上がりしてくれること、企業が買ってくれないなら「安く」買えるため、ボラが減るその時まで仕込んで置けるためです。

 

 

 

 

 

 

さて、ここまでまとめましたが、大前提として将来右肩上がりするというのを信じる必要があります。私は無学なので何となく信じることしかできませんが、もうこれに尽きます。将来右肩上がりしてくれるかどうか、その1点だけに絞って今後ビットコインに投資するかどうかは、読者の皆様に委ねられる部分になるでしょう。

 

私は雑所得であることと、最悪ハッキングで盗まれたりした場合、全額無くなる可能性がある点は本当に注意です。まだ法制度が定まっておらず(?)、株とは違い保障が無いのです。

 

長々と書きました私の結論として、

 

レバナス半分、ビットコイン半分と50:50ぐらいの割合で積立投資していこうかなと思っています。

 

いや、実際は60:40ぐらいにしちゃうかも。この辺は実際にやってみて気分で決めていきたいと思います。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

 

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