こんにちは。okometsubuです。
前回(?)は化け物銘柄であるTSLA(テスラ)とBTC(ビットコイン)を戦わせました。私の中の結論では、より化け物だったのはBTCでありました。
SPXLは2015年頃のデータ(Yahoo Finance月足)がバグってるので無視してください。
BTCに不利な時期を抽出してもTSLAを圧倒しています。
さて、そんなBTCにお熱な私ですが、もっともっとお熱な企業がありました。MSTR、マイクロストラテジーという会社です。
何をやっている会社かサッパリ知りませんが、借金してまでBTCを買うほどの熱量です。また、面白いのがBTCと連動して株価が上がったりしているらしいというのを耳にしました。であれば、税金面で有利な株式市場でこのMSTRに投資した方がいいのでは疑惑が浮上します。
もちろん、企業1社となるため全額投資するのは躊躇われますが、BTCとある程度連動してくれるなら、なにも米ドルをドル転してまでBTC買付しなくても良かった説がでてきました。ドルで持ってる資産は全部MSTRにしてもいいかどうかを確認すべく、簡単に比較を行います。
まずはMSTRの株価を疑似SPXLと簡単に比較してみます。
MSTR開始時からのグラフ
1998-06-11~2020-09-30のグラフです
最初はITバブルの高値ですね。とっても分かりやすい。対してSPXLは実はITバブルでは言うほどダメージを負っていないことも分かります。ということで、最終的にSPXLが勝利を収めるのでした。一応対数グラフも。
SPXLはリーマンショックで大きく下げましたがMSTRは言うほど・・・と言いたい所ですが、レバ無し商品で結構ガッツリ下げてますね。その後、そんなに強くも無く普通の株価が進んでいます。
これだけ見ると、あんまり魅力的に見えません。特に2010~2020年のSPXL,TECL黄金時代なのにパッとしません。
さて、ここまでは2020年の9月30日までのデータです。マイクロストラテジーは最近になって株価がうなぎ登りしているということで、いよいよBTCと比較してみたいと思います。
ただ、比較開始日は2014年2月開始ぐらいからでいいかな。最近BTC大量購入しだしたらしいので比較的新しい日でやった方が良さそうと言う判断と、BTCを意図的に不利にするためのものです。
2014年ぐらいから現在まで(月足)
2014-02~2020-11の月足グラフです
MSTRはなんだかパッとしません・・・と言いたい所ですが、最後の最後、とてつもない伸びがあることが分かりますね。
これこそMSTRがBTCを買付した辺りの出来事ということです。凄い伸び率ですね。BTCと比較してみましょうか。
縦線赤がMSTRの伸び率、緑がBTCの伸び率です。
これだけみると、MSTRはBTCよりも伸びていそうな雰囲気があります。
が、過去のチャートを見る限りMSTRは明らかに低迷していて、BTCに比べて圧倒的に投資対象としては見られない状態になっていました。
今後、もし本当にBTCと似たような動きをすることを期待するなら投資対象としてもいいかもしれませんが、歴史が余りにも浅すぎて何とも判断が出来ません。
また、今後未来においてもBTCを保有し続けてくれるのか不明です。CEOがBTCを手放すタイミングで会社としても手放す可能性は否定できません。※ただ、その時にはBTCよりMSTRの方が伸びているかも?
結論としては、今後BTCと同等近い値動きが期待できるかもしれませんが、歴史が浅すぎるため私は投資対象とはしないかなと思いました。これならBTCとTSLAの両建てにした方がまだ良いかなと思いました。
ただ、今後BTCと一緒の動きをするなら税金対策としてMSTRに投資するのはアリだと思いました。値動きとその「強さ」もBTCに引けを取らないため、BTCと連動するなら相当お得に買える気がします。とはいえ私はBTC一本で行きます。
というわけで、今回はここまでと致します。