こんにちは。okometsubuです。
よくビットコインを話題にすると上がるのが
「ボラが激しいから投資できない!(><;」
と言うものがあります。
確かにビットコインはボラが激しくて、高値から90%下落だって普通にあり得るわけです。2017/12~2019/1までなんか酷いものです。
2017年1月から現在まで VS 3倍レバレッジ編
で、この90%下落が怖いと言う話になるのですが、結局90%下落する程の威力があるのは「直近高値」が明らかに暴騰しすぎていたため普通に調整が入っただけ、とも読み取れるわけです。
ただ2018年の暴落は中国の規制ニュース、2019年はGoogleの量子コンピューター関連で大きく下げたようです。
が、一応そのマイナス要素はある程度想定されているようで、
- 全世界が一斉に取り締まらないと取り締まりを強化した「国」だけが衰退する可能性がある
- 量子コンピューターで解読できるようなら、ビットコインの前に銀行や証券会社のセキュリティの方がヤバイのでビットコインだけのもんだじゃない
という結論になってるはず。超ザックリで見てるとそんな感じ。なので普通に今の600万円台という高値まで来てますね。
ということで、後数十年ぐらいは余裕で右肩上がりを期待できるため、「ボラ」が激しくて途中で90%下落してもガチホを決められると判断したため大金をビットコインに投資した次第です。
で、私は3倍レバレッジ(SPXL,TECL)やビットコインを渡り歩いてきた感想ですが、「ボラ」が激しいという理由程度で投資対象外とする必要性は「個人投資家」視点で言えばそんなに無いのかなと思った次第です。
何故か。
長期投資ならボラをそんなに気にしなくていい理由
- ボラよりもポイントは「暴落」から復活までの年数であるため。
- 右肩上がりを信じられるなら途中の下落率を気にする必要が無い
- 但し、購入後に90%下落したら精神が持たないので投資予定額の半分を投資して、残りは「積立投資」にする等のケアは必要
こんな感じでしょうか。
長期投資で重要なのはボラの高さではなく「将来性」だと思います。
結局株式市場は右肩上がりしてくれるだろうという将来性があるため途中で大暴落があったとしてもガチホできるし、投資していると思います。怖い人なんかは「積立投資」をして時間分散していたりしますね。これについてはリスクが後半に集中するので必ずしも正義ではないと思っていますが。
ならばボラの激しいビットコインもこと長期投資目線ならボラの上下なんて無視して放置しとけば本当はいいんです。将来性信じられたらね。それだけ。
実はビットコインのボラが激しいんじゃなくて、「インデックス投資」のボラがマイルドすぎると考えています。株式市場は既に成熟しきっております。債券と比べたらそりゃあ株式市場100%は非常に高い変動率と言えるかもしれません。
が、「長期投資」を視野に入れている場合、ボラの激しさなんて気にする必要が無いんです。
とはいえビットコインは高値から90%近く下落する可能性は十二分にある。怖いですね。そしてその「バブル」の威力が高ければ高い程発生した時のダメージは大きい印象です。※そりゃそうなんですけどね。
で、ビットコインは今600万円ですが、正直「バブルの頂点」感は全然ないです。
この程度で終わるとは到底思えないし、今季最後のバブル崩壊が行われても、その最低ラインはこの「500万円」前後ぐらいだと思ています。最悪300~400万円程度でしょうか。ちょっと過去のビットコインの対数グラフを引っ張り出してみましょうか。おさらい。
もう一つBTC買いの根拠として、自身で調べた結果から来ています。以下私がまとめたグラフになるのですが、BTCが出来てからの対数グラフの動きです。
最後は直近11月5日までのデータなのですが、正直弱い気がしませんか?
大体過去の暴騰力は超ザックリいって100倍→30倍→???倍(今回)という流れになります。半減期毎の威力が下がっているイメージでしょうか。大体1/3ぐらいになってる雰囲気がありますねぇ!?
さて、今回の始点を「100万円」とした場合、もし仮に今年の伸び率が「10倍」だとしたら「1000万円」前後ということになります。今が600万円台。全然まだまだ伸びそうって感じがしますね????
ということで、もし仮にここが「頂点」だったとしても、そのバブルみが全然ないので下落幅も私の予想としては全然少ないはずです。50%下落の300万円ぐらいだとしても余裕で耐えられますね。耐えられませんか?耐えてください4年後にまた半減期があるので(血涙)
そう。失敗しても将来の「半減期」を信じられるなら余裕でガチホし続けとけばいいんですよ奥さん!!!
いやー、楽な投資先ですねビックリです・・・
逆に1000万円は最低ラインとして考えられる場合はここから2000万円以上だって可能性としてはあるわけです。前回の30倍~40倍と同じ威力と考えたら余裕で2000万円超えてくれそうですね。流石に時価総額上がり過ぎてるので10~20倍ぐらいが良い所じゃないかなと思ってはいますが、3000万円~4000万円台も今年のバブルで行ったら嬉しいですね。
さて、バブルが崩壊して90%下落したとしても、その「底」になったからと言ってずっとその価格帯で止まるものでもありません。結局今後の暴落シナリオを考えたとしても「底」ラインを考えておけばいうほど投資対象外とする必要性は無いと言う事です。
正直世界恐慌をSPXLにぶつけた場合はあまりにも酷すぎるので現実的な所でリーマンショックとしました。実際どのぐらいで復活するでしょうか。
最終結果
- SPXL:約9年 (2007-10-10~2016-07-26)
- TECL:復活出来ず(2000-08-31~20年経過しても復活不可)
- BTC:約3年(2017/12/16~2020/11/30)
あのマイルドなSPXLでさえ9年も復活まで時間がかかりました。さらに言えば、リーマンショック前にITバブル崩壊があり、そこから取ってしまった場合はSPXLの場合でさえも確か15年程復活に時間がかかりました。
ビットコインはボラが激しいと言われていますが、リーマンショックでは3年で復活しました。実はS&P500よりも早く復活したんですね。むしろ安全まであったと言う事です。
結局ボラの激しさよりも「復活」までの速度と信じられる根拠が信じられるかどうかということです。
その点については「インデックス投資」の方が圧倒的に有利で信じられやすいとは思います。株式市場最強ですからね。
が、上記のようにリーマンショックでの復活速度を見ただけだとビットコインの方が上だったりもするのです。
よって私は「ボラが激しいから投資できない」というのは正直勿体ないなと思ってしまうのでした。それこそ皆さんお得意の「ドルコスト平均法」が輝く銘柄です。ボラの高さを丸のみにして投資できるのですから。
そして「ボラの激しい商品」×「ドルコスト平均法」は超絶相性がいいとお伝えはしますが、人生最後に大暴落する危険性は変わらず秘めています。何故ならドルコスト平均法はその投資人生の最後にリスクを持ってくる運用方法だからです。
でもビットコインはその点楽ですよね。「ボラ」が高いおかげで億万長者コースに乗っている可能性があり、途中で半分利確しても人生1人分はおつりがくるぐらい儲かっている可能性だってあるわけです。で、そのもう半分は50年近くガチホしてれば、もう人生最後に「大暴落」が来ても別にどうでもいいよって感じの資産額になっていることでしょう。知らんけど!
ともあれ、10年あれば1家族分の人生を賄えるぐらいの結果が出ているはずなので、人生終わりまでドルコスト平均法をしてリスクを後ろ倒しにする必要性すらなくなるということです。以下10年間ドルコスト平均法を毎月5万円したら1億行った過去記事。
2013/10/02からの積立
2013/10/02~2020-11-13の約7年の結果となります。暴騰前からスタートです。
グラフの最後の方がクソみたいになってますが許してください!取引日を調整するの面倒なんです!!
・・・あれ?毎月5万円でも10年で約1億、達成できたのか・・・。
はい。これでビットコインに投資しない理由が無くなりました。ビットコインが少なくとも10年持つと言うことを信じられたら10年で1億円!!
・・・え?こんな好条件なのに、まだ投資していない人がいるって!?
まぁいいじゃないですか。それも人生です。今は「インターネット」のような転換期を迎えているんだとか。インターネットは今や社会に浸透して誰でも何も考えずに使えています。ビットコインもその立ち位置になりそうな雰囲気な状況。2024年以降まで投資できるのであれば、今の価格帯なんか安いもんです。※2021年末からの大暴落期間は知らない。
どうするかはあなた次第ということです。
あ、今上手くいってるからイキってるだけです。いやぁ、面目ない・・・。
話が脱線しました。
私は前々からこの「ドルコスト平均法」等の積立投資とボラの激しい商品は相性がいいとお伝えしていて「SPXL」「TECL」や今流行りの「iFreeレバレッジ NASDAQ100」なんかも積立投資と相性いいと思います。
なので、正直な話をしますと、「全世界株式」とか「S&P500」等のボラの低い投資信託先に、あえて安全な「ドルコスト平均法」を行ってリスクを更に下げる必要性すらないと感じています。
それこそ「つみたてNISA」は正直辞めたいまであります。
なぜなら「ボラ」の低い商品しか選べないようになっているのに「つみたて」しか選択肢が無いからです。
あれ?世界の真理にたどり着いちゃったかな????
とはいえ「SPXL」や「TECL」なんかは復活出来ない可能性もあるので投資人生最後まで積み立てるのは怖いんですけどね。特にTECLとかSOXLのハイボラ銘柄。
なのでオススメとしてはお給料とかの余剰資金を「ドルコスト平均法」する対象をBTCとかTECLとかにして、初手一括投資等の大きめの金額は「全世界株式」とかの投資信託にぶち込むのが正義かなぁと思った次第。多分これが一番比較的安全ながらミドル・ハイリターンを望める戦い方だと思う。積立側は5~10年ぐらいでスイッチングするとよりリスクが減ってグッド。一般人の生活したいならこれ。
結局何が言いたいかと言うと、「ボラ」だけで投資先を縛るのはもったいないため、「将来性」を信じられる銘柄かどうかを見るのが投資家として一番正しい在り方かなと思った次第。
これが法人とかだと話は変わるのかな。税金対策とか諸々。個人投資家で投資額も「億」行くようなものじゃなければ「ボラ」は味方になると思います。
というわけで今回はここまでと致します。