【BTC】MARA,RIOTのバブル崩壊からの復活時間を調査します

こんにちは。okometsubuです。

 

最近MARA,RIOTの調子が良いことが分かりました。私の独断と偏見による脳内会議の結論によると、中国マイナーが規制を食らったため他国のマイニング事業者がボーナスステージに入ったのでBTC稼ぎ放題になったからだと推測されるとかされないとか。以下過去記事。

 

 

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さて、もう少し詳しく見ましょうか。以下対数グラフです。

 

 

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明らかにBTCと逆の動きしちゃってるよねって思わなくもない5月中旬から6月末までの動き。

 

で、ここで問題になってくるのがBTCが今年の半減期ボーナスが終わってしまったのかまだ継続しているのか問題。

 

もし仮に半減期ボーナスが終わっておらずこのまま続伸するならMARA,RIOTは最強無敵の超絶ヤバイ投資先になることが伺えます。そりゃそうでしょう。ライバルの中国がマイニング機器停止中であるとともに、他国に引っ越しをしてまでマイニングを続けようとしているのです。ということはBTCは中国のマイニング企業からみても「まだまだ」伸びしろがあると踏んでいるということが伺えます。

 

更にイランも夏のマイニング規制をしてたりするので、より多くのBTCをガツンガツン掘れるんじゃないかなって。ただ、マイニング企業が少なくなる=ハッシュレートが下がる=BTCの価格が下がるので、しばらくは諦めるけれども、年末辺りに中国の引っ越しが終わってBTCの価格が上がったら凄いことになるんじゃ・・・?って感じ。(※くっそ素人の妄想)

 

が、逆に今年の半減期が終わってこれから冬の時代がきたらどうなるでしょうか。

 

過去BTCは半減期ボーナス終了後の下落率は大体90%程度を記録しています。もし今年も90%下落することになった場合、700万円 * 0.1 = 70万円ぐらいになるかもしれません。

 

個人的にはたかが700万円到達で90%もの下落は無いかなぁと思っていますが一応このぐらいのインパクトはあると。

 

で、ここで初心に帰って振り返ると、MARA,RIOTは「業務レバレッジ」銘柄と言われております。超適当にザックリ言うと、BTCのボラを激しくした銘柄であり、値動きはBTCのそれ以上の幅を利かせるというハイリスク・ハイリターン銘柄となっています。

 

先ほどお見せしたグラフの半年で見ても値動きが凄い開いていることが伺えるかと思います。

 

で、頭のいい人たちがツイッターで計算した所、大体「レバレッジETF2倍」程度のボラになるんだとか。「iFreeレバレッジ NASDAQ100」みたいな感じかなぁって思って私の中で捉えています。

 

・・・が、今までずっとその考え方で生きてきたのですが、実はそうじゃないんじゃないかと思い始めました。

 

レバレッジETF」は相場がヨコヨコ展開した時に所謂「減価」と呼ばれる現象で価格が指数に比べて下がっていく傾向にあることと、一旦価格が大幅下落した場合、その価格から元の価格まで上昇するのに元の指数よりも圧倒的に年月がかかるというものです。

 

で、思ったのですが、「業務レバレッジ」であるMARA,RIOTのボラは確かに「レバレッジETF2倍」ぐらいあると思うのですが、果たして「復活までの速度」だけで見た場合、本当に遅いのでしょうか?というのが今回の趣旨となります。

 

レバレッジETF2倍は「日々の値動きに対して2倍」なので計算上復活が遅くなる仕組みになっていますが、MARA,RIOTは別にキッチリしているわけじゃないので復活速度、意外と早いんじゃね?って思ってしまいました。

 

もしこの仮定が正しくて、「BTC」の復活速度とほぼイコールであった場合、マイニング株は次の半減期まで「ガチホ」しちゃっていいんじゃね?って思い始めてしまいました。

 

じゃあ実際どうなのかっていうのを見ます。

 

但し、MARAについては最近BTCマイニングに力入れたとかなんか良いニュースが出まくって株価が上がっているので、2017年~2018年の株価は正直参考にならないかなぁと思っています。とりあえず、なんとなーくみてみましょうっていう感じでお願いします。

 

と言うことでやることは、2018年の仮想通貨バブルの頂点からその高値を超えた日までを調査するだけ。

 

まずは2017年初頭から今日までのグラフを並べてみましょう。対数グラフです。

 

 

2017年仮想通貨バブル時期から現在まで

2017-01-03~2021-06-18までの結果となります。

 

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なるほどなるほど。2017年末ぐらいに皆ATHしたものとして考えましょうかねぇ。

 

MARAは若干、2017年1月の方が高値だったりしますが誤差の範囲かつ、この頃と現在のMARAは全然違う別会社ぐらい違うっぽかった気がしたのでもうここは無視します!

 

むしろRIOTはずっとマイニング会社してたっぽい雰囲気なのでRIOTだけ見てもいいかもしんないね。雰囲気掴むだけなら大まかに見ればOKということ。

 

さて、ではATHから線を引いてみましょうか。

 

この赤い線は「BTC」がATHに到達した付近の線で、MARA,RIOTにも全く同じ長さの線を引いてみました。なので、MARA,RIOTから見たらちょっと足りない部分があるという感じに見えているはずです。

 

BTCがATHから次のATHまでの線を他のグラフにコピペしてみた

 

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視覚的にみて、これ相当良い感じじゃないですか?

 

MARAもRIOTも後2,3ヶ月更新したら前回のATHを記録できそうな雰囲気しませんか????

 

これ、私の中で大収穫なんですが・・・!!!!!

 

私は常日頃から「レバレッジETF」は大幅下落した後の戻りの期間は指数に対して滅茶苦茶復活が遅くなると口を酸っぱくして言いまくってきました。

 

が、この「業務レバレッジ」と言う奴は超単純に言っちゃうと、ボラは指数よりも確かに激しいものの復活速度でみたら言うほど違いは無いと結論付けてもいいのではないでしょうか!????

 

もちろん、各企業ごとの財務状況とかその他諸々はあるかもしれませんが、単純に「レバレッジETF」としてみなすのは間違いであったと言える気がしてきました!

 

では改めて、BTC,MARA,RIOTの前回のATHから戻すまでの期間を確認します。

 

終値ベースで確認するので若干の誤差はあるかもしれませんが誤差だよ誤差!!

 

前回ATHを超えた日までの日数計測

BTC :2017-12-18~2020-11-24  (2年11ヶ月6日後)

MARA:2017-11-27~2021-02-08 (3年2ヶ月12日後)

RIOT:2017-12-19~2021-02-09 (3年1ヶ月21日後)

BTCとMARA,RIOTの差:約2.5ヶ月

 

MARAは実は2021-01-08辺りで復活してるのですが一瞬だったので2月8日にしました。

 

で、この結果を見て頂けると分かる通り、約2.5ヶ月程度しかずれてないんですね。

 

勿論、2017年バブルのたった1回の結果だけでしかありませんし、本当に次回の上昇時にこのぐらいの復活速度になるかは不明です。

 

ですが、これを信じられた場合たったの2.5ヶ月程度の誤差であるということが言えるのであれば、別に途中でBTCが大暴落してMARA,RIOTがもっともっと酷い暴落にあったとしてもBTCが復活することを信じられる、かつ、MARA,RIOTが倒産しない見込みが立てられるのであればガチホしても全く問題ないのではないでしょうか。

 

私は全く調査してなくてアレなんですが、MARAは聞くところによるとキャッシュ結構多めに持っていてBTCが100万円台になっても普通に企業としては生きてるっぽそうな雰囲気している感じらしいので持っといてもいいかなぁと思い始めています。

 

 

 

さて、ここで改めて「レバレッジETF」の復活が遅い理由について簡単に説明しましょう。私は最近まで「2倍レバレッジETF」=「業務レバレッジ」と同等と考えていたためです。

 

例えば、MARA,RIOTの業務レバレッジ銘柄は前述の通り大体「2倍レバレッジ」並のボラが出ていると言う事です。実際結構なボラは確認済みで、このぐらいのボラは事実発生しています。

 

そしてBTCの大暴落の下落幅は大体毎回80~90%近くが多いことが分かっています。この数値は「ITバブル崩壊」の「QQQ」が大体このぐらいの暴落を記録していることも分かっています。

 

つまり、疑似的に「ITバブル崩壊」×「QQQの疑似レバレッジ2倍ETF」の結果と「QQQ」の復活速度を比べてみればその復活の速度の遅さを体験できると思います。

 

超短絡的ではありますが、一定の確認はできるかなぁと。

 

ということで、過去記事で何度かやってる気がしますが改めてご覧いただきます。金利部分とか無視している点ご了承ください。大まかに見れればOKと言う感じで。

 

ITバブル崩壊時のQQQおよび疑似レバレッジ2倍ETF(※QLD)比較

1000ドルスタート時点がITバブル頂点スタートです。1000を超えたタイミングが復活時期とお考え下さい。

 

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QLDはNASDAQ100の2倍レバレッジETFですので、疑似QLDが今回の確認対象とお考え下さい。で、復活時期についてですが、手前で1000を超えてる部分がありますが実際に完全復活したのは後半ということで後半に緑○を付けています。赤丸がNASDAQ100の復活ポイント。

 

一旦、疑似QLDの後半復活と前半復活合せてみましょうか。

 

復活時期

NASDAQ100:2000-09-01~2014-09-19 (14年と18日後)

疑似QLD(前半復活):2000-09-01~2018-07-17 (17年10ヶ月16日後)

疑似QLD(後半復活):2000-09-01~2019-06-18 (18年9ヶ月17日後)

NASDAQ100との差:約4~5年弱

 

 

やはりレバレッジETFは年レベルで誤差が生じています。

 

 

これ、2倍レバレッジETFだからこの程度で済んでいますが、もし3倍レバレッジまでやっちゃうと30年近く復活出来ない可能性があります。これについては後ほど過去記事をリンクします。

 

ぶっちゃけ「ITバブル崩壊」はNASDAQ100の指数ですら14年も復活出来ないとかマジで洒落にならないです。

 

で、直近高値からの下落幅はについて、^NDXが約80%、疑似QLDの場合は約98%

の下落となっていました。NDXの時点でBTCの下落幅と同等程度は確認できます。面倒なので終値ベース。

 

で、BTCの場合は2018年の仮想通貨バブルの大暴落の下落幅は約83%の下落幅となっており、当時の「ITバブル崩壊」のNASDAQ100とほぼ同水準であったと言う事です。

 

ここ、超重要ポイントだと思ってるよ私は。

 

当時の「インターネット」は今のビットコイン並びに仮想通貨と同じような状況で加熱していたと思います。で、「ITバブル崩壊」は復活まで14年も要しているのに同規模の下落幅を持つビットコインわずか3年で復活しています。以下過去記事。

 

 

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正直世界恐慌をSPXLにぶつけた場合はあまりにも酷すぎるので現実的な所でリーマンショックとしました。実際どのぐらいで復活するでしょうか。

 

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終結

  • SPXL:約9年 (2007-10-10~2016-07-26)
  • TECL:復活出来ず(2000-08-31~20年経過しても復活不可)
  • BTC:約3年(2017/12/16~2020/11/30)

 

TECLはちょっと違いますが、NASDAQ100の3倍レバレッジと一旦はみなしておいてください。ぶっちゃけ誤差も良い所なのでTQQQを並べても全く同じ結果になったと思います!

 

つまりですね、今のビットコイン界隈は「インターネット」当時のイノベーションよりも圧倒的に早いスピードで成長しており、かつ、大暴落が発生してからの時間軸の早さも圧倒的ということが伺えます。

 

これについては界隈でも結構有名な話だったはず。明らかに当時の数倍の技術進歩というかイノベーションが爆発する速度が速まっているとかなんとか。実際、「国」が動き始めるのが2021年になるなんて正直全く考えてなかったよ。そんなレベルで凄い速さで進んでいる。暴落時期も暴騰時期もね。

 

今回、MARAとRIOTの比較検証するつもりで記事書いてますが、「NASDAQ100」信者の人はこのデータを見てもまだ「ビットコイン」は怖いとか言えるの?って改めて思いましたね。

 

当時の「インターネットバブル」を見たらNASDAQ100の方が怖いじゃん。滅茶苦茶怖い。復活まで14年も経ってるんだよ?レバレッジ無しで・・・。

 

「じゃあNASDAQ100の復活速度が1/4になったら疑似QLDも1/4にできるんじゃね?」

 

って思われた方もいらっしゃると思います。が、NASDAQ100と疑似QLDの比較で大体5年程度なので1/4にしたとしても1.25年の月日は必要であり、それで見たとしてもやはり「業務レバレッジ」側の2.5ヶ月の方が圧倒的な速度で復活することが見込めるかなと考えています。

 

 

 

さて、「QQQ」に投資してるのに「ビットコイン」は詐欺とか言ってる人はちゃんと当時のITバブル崩壊とその復活速度、下落幅の観点で見ても本当にビットコインよりも詐欺じゃないって言えるのかってことよ。当時だよ当時。大昔の話ね。

 

ならば「ハイテク」に価値筋を見ている人は「ビットコイン」にも多少注目してポートフォリオの数パーセントでも持った方が良いと思うんだよね。個人的には。特にQQQ周り持ってる人と「iFreeレバレッジ NASDAQ100」持ってる人ね。レバ2倍ETFより割が良いと思うけどなぁ。個人的には。

 

BTC直持ちが嫌なら今回の検証結果であるMARA,RIOTに複数分散しとく方が良いと思ってる。レバ2倍ETFのリスクとリターン考えたらね。※個人の感想です。

 

 

話が脱線しました。

 

 

ということで、本題の話についてまとめましょうか。

 

今回のまとめ

  • MARA,RIOTの「業務レバレッジ銘柄」はボラは超絶高いが「復活速度」で言えば指数と言える「BTC」の復活速度とほぼ近しい動きが期待できそうであった
  • これは「ATH」の時点で購入した場合の話であり、ATHよりもっと安い時期に買っていればより早く復活も期待できる可能性大
  • 「ITバブル崩壊」のNASDAQ100の復活は14年かかった。同規模の大暴落をきろくしたビットコインは約3年で復活した。これは界隈でも有名な話で明らかに時間の流れが早くなっていることを示唆されている。技術進歩が凄まじい勢いで加速しているのだ
  • まとめると、MARA,RIOTがたとえBTC=100万円になっても破産しないことがある程度信じられるなら2025年以降も「ガチホ」でいい可能性が高い
  • ただし、「業務レバレッジ」なので滅茶苦茶BTCが下落したら超激烈な下落幅が予想されるので心の準備を今の内にしておく必要あり!

 

となりました。破産しなければガチホ余裕でいけそうですね!!!

 

その「破産」しないかどうかが分からないんですけどねwwwwwww

 

聞くところによるとまぁ、MARAは大丈夫そうかなぁ~と雰囲気思っています。キャッシュリッチでかなり安全運転っぽそうというのをお聞きしました。

 

「MARAの場合は1BTCあたりのマイニングコストが50万円程度になるとのことで、価格がこれを下回れば以前のようにマイニングを一時的に止める可能性はありますが、こちらも手元資金をしっかり確保しているので倒産のリスクは低そう」

 

とのこと。

 

ツイッターで教えて頂きました!本当にありがとうございます!

 

この情報が事実なら超余裕で問題クリアできてない!?やっぱMARAはガチホでいいなマジで!!!

 

RIOTは知らないけどまぁ大丈夫じゃないでしょうか?(※クッソ適当)

 

ということで、後は「BTC」を信じられるかどうかと言う所さんです。私としては1BTC=150万円ぐらいまで落ちる危険性は結構あるツイートを見たりしましたし、なんだったら80万円まで落ちる予想の人も見かけました。

 

が、大体その予想した人もその後はグイーンと右肩上がりしている予想しかなかった。弱気目線な人もです。それでも1BTC=80万円ぐらいなんですから、50万円以下じゃなければ何とかなりそうっす!

 

後はBTCが無くならないことを信じられるかどうかだけ。やはり宗教・・・。

 

ということで今回はここまでと致します。

 

 

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