こんにちは。okometsubuです。
少し前ですが、ジュニアNISAの余力枠を全部使ってMSTR投資完了しました。下落を待ってるのが面倒になったからというクッソしょうもない理由です。本当はドルコスト平均法で買うと言ってたのにこの体たらく。サーセン!!!!
そういうことしているさなか、BTCは普通に暴落開始してしまい結局ドルコスト平均法で買えばよかったのでした。クソが!!!!!!
さてそんな中、以下ご質問を頂きました。MSTRについてです。
> (個人的な認識ではBTCをマイルドにしたのがMSTRと思っていますが大丈夫でしょうか?)
私がMSTRを買い始めた時期は明らかにMSTRの方がBTCを上回る上昇を確認しましたし、1月になってようやく調整っぽい下落が開始したのですが、BTCとMSTRが割とあんまり連動してないんです。
これはあんまりよくない傾向かなと思いきや、MSTRの方が下落相場に現状強い形となっている気がしました。
ということで、小出しになって恐縮ですが、改めてBTCとMSTRを比較してみましょう。
まずはMSTRが買い始める前後の2020/07ぐらいから見ましょうか。月足で見ます。
MSTRがビットコイン買い始めた時期からの比較
2020/07~2021/01までの月足での比較です。2020/06からスタートに見えますが、06末尾の結果のはずなので7月1日スタートみたいなそんな感じのグラフ。
このグラフを見て分かる通り、MSTRの方が成績が良いことが分かります。
理由は私のような素人には分かりませんが、考えとしてはこんな感じでしょうか。
- MSTRのCEOは今後もビットコインを継続的に購入しガチホすることを宣言している
- そのため将来のビットコインの価値が分かる投資家が先行してMSTRを購入したためプレミアム価格が付きビットコインより先行して株高になっている→この考え方が正しい場合、その後にビットコインより伸び率が下がる可能性あり
- それとは別に、ビットコインの価値+MSTRの会社としての価値が付加価値として付いてくるため、単純にBTC以上の成績を残せると言う可能性
こんな感じかなぁ。MSTRは元々BIツールを作って販売する会社だったと記憶しています。その業績分がビットコインの利益に追加されると考えると割と間違ってはいない気もしないことはない(※あやふや)
ともあれ、自社総資産額の半分をビットコインに費やしているのです。上記のグラフの通りある程度連動してくれていることは明白です。
さて、それでは最近の1月辺りの暴落時期辺りも日足で見てみましょうか。本当に暴落時期はMSTRは強かったのでしょうか。12月ぐらいから日足で見ます。
2020年12月から2021年1月31日まで
何故先ほどと時期をずらしたかと言うと、今の時期は丁度暴落時期であるという点と、2020年7月からだと明らかにMSTRが有利なことが分かっているためです。よって、12月ぐらいから見た方が2020年の急上昇分の誤差を無くせるかなと思った次第。
先ほどの月足で見ると11月末から12月末にかけてはBTCの方が上昇率が上でしたのでこの結果は納得です。
それもそのはず?で、10月末から11月末までMSTRの方が上昇率が高かったので交互に動いたと言う感じになった雰囲気です(※適当)
ようするに、始点とする時期によって交互に動いているイメージと言いましょうか、それでも似たような上昇率を確認することはできます。
1月中はMSTRの方が上昇したのでもしかしたら2月はBTCの方が伸びる可能性はあります。逆に言えば、2月の今ならBTCよりもMSTRを買った方が良い季節になるかもしれません。正直分かりません。
が、この流れを見る限り、私の結論はこうです。
私の中の結論
- MSTRは最初の時期は急上昇することもあったが、概ねBTCと似たような動きを期待できる
- 購入時期によってMSTRが強かったりBTCが強かったりするが、ほぼ気にするレベルには無く、基本的にMSTR≒BTCとして考えていいのではないか
- MSTRはビットコイン以外に付加価値が付いている可能性(プレミアム価格や企業の業績)があるため、ビットコインよりも上昇する可能性は秘めているが、逆に下落する可能性もある。分からない。
あんまり結論になってませんが、ともあれ概ねBTCと同じ動きをしており、かつ、BTCよりも値動きが弱いと考えるのは早計ではないかと思った次第です。
後、ツイッターで別の方から情報を頂きました。その方が翻訳してくれたデータは2019年からのデータで結果を求めているように見えました。私は無学で正直何言ってるか分からなかったですが、取得データ時期が2019年頃からぽかったです。以下@samchepalさんのツイートを引用させて頂きます。
2. First, it’s worthwhile exploring how MSTR and MARA trade w.r.t BTC. Ever since MSTR’s buying spree, we’ve seen its beta relative to BTC shift within the +0.6 to +1.0 range. Similarly, we can see MARA is more volatile with a beta of +1.0 to +3.0 in the past few months. pic.twitter.com/xNUVdxj8Tx
— Samneet Chepal (@samchepal) 2021年1月26日
結果としてベータは
MSTR のBeta: 0.76
MARAのBeta: 1.94
となるそうな。
ベータが何かよく分かってないですが、1%上昇したらMSTRは0.76%、MARAは1.94%上昇するようなそんな雰囲気らしい。つまりMSTRは若干BTCと比べて弱いことになります。
ただ、やはり上記のツイートを引用したグラフを見ると2019年から見ている気がします。もしそうならこのデータは不確かな気がしてます。※英語沢山あってよく分かってないので私の解釈が間違ってたらすいません。
なぜならMSTRはビットコインに投資し始めてから真の価値が始まったものであり、2019年の時期から見ても正直意味が無いからです。これは過去にMSTRの分析(笑)記事を書いたときに結論出してる話ですね。以下過去記事。
2014-02~2020-11の月足グラフです
MSTRはなんだかパッとしません・・・と言いたい所ですが、最後の最後、とてつもない伸びがあることが分かりますね。
これこそMSTRがBTCを買付した辺りの出来事ということです。凄い伸び率ですね。BTCと比較してみましょうか。
縦線赤がMSTRの伸び率、緑がBTCの伸び率です。
これだけみると、MSTRはBTCよりも伸びていそうな雰囲気があります。
が、過去のチャートを見る限りMSTRは明らかに低迷していて、BTCに比べて圧倒的に投資対象としては見られない状態になっていました。
ようするにビットコインが関連していない2019年からデータをとっても意味が無いということです。
ただ、MARAは良いですね。やはり今年に限って言えばMARAにガッツリ投資するのは非常に理に適っていると思います。何故なら今年~来年にかけて大きくビットコインは成長しそうですし、MARAは引用元でみてもベータが1.94となんか凄そう!
この数値を見る限りで言えば、MARAはBTCの2倍レバレッジETFみたいなノリで購入できることになります。
正直なところ、私はBTC自体が既にボラが超絶激しいのでその2倍レバレッジは不要であると考えています。が、今年の「半減期」年なら話は別です。なので今年に限りMARAにもう少し投資したいと考えています。
ということで過去何度もお伝えしているかもしれませんが、私が今からビットコインに投資するならMARAに入れた後に来年~再来年にかけて売却してMSTRにスイッチあるいは現金やRPARにシフトすると思います。
逆にNISA枠で言えば数年以上持つことから「MSTR」一択でいいと思います。MARAはその激しさから、ピーク後の下落率は凄まじいものになることが予想できるためです。以下過去記事。
さて、この件とは別件でもう1つ質問がありましたので回答します。以下ご質問内容を引用します。
> 昨年ビットコインを買おうと決断した時期に、MSTRを知っていたらBTCの代わりにMSTRを買っていましたか?
→いいえ。MSTRに全力投資はしません。結局BTCは保有します。
なぜなら海外企業の1社の取引となるためそこまで信じられません。CEOの不祥事とか脱税とか何かしらのマイナスニュースが流れたらビットコインに関係なく下落するためです。会社がつぶれたら目も当てられません。
ということで、あくまでBTCの補助としてMSTRを購入する位置は変わってなかったと思います。ただ、割合はBTC:MSTR=50:50 で半々ぐらいには力を入れていたでしょう。BTCの保管リスクはやはり恐怖ですし、雑所得がハッキリ言って邪魔ですから。正直もう少し今からでもMSTRに寄せたい気はしてます。BTC売却スイッチング多少するかも。
今はBTC:MSTRの割合は90:10とかそのぐらいなので正直MSTRもうちょっと増やしてもいいと思ってます。
> それと、ビットコインETFが出たらそちらに全力となると思いますが、okometsubuさんはどうでしょうか?
→こちらは信託報酬額次第ですが、新設後すぐには投資しません。
GBTCというETFがありますが、あちらは信託報酬がガチ高いです。対してMSTRならば証券会社への手数料だけで済みますので、もし投資信託がでたとしてもそちらのETFにするかは不明です。
もし仮に投資信託で、かつ、信託報酬が小さく、総資産額が十二分に大きかったら投資することでしょう。ETFや投資信託は「総資産額」が重要でこれが少ないと早期償還リスクまで増えます。そしてこれからETFや投資信託がでても始まったばかり。最初は多分買いません。そうなると新設後2年程度は様子見することから、多分その次の半減期辺りで購入を検討することになると思います。
多分、MSTRでその役目は十分果たせていると感じているため、そんなに頑張ってETFに入れない気がしています。
が、投資する場合はMARAの売却益をすべてその投資信託もしくはETFに入れることでしょう。
というわけで、今回はここまでと致します。