こんにちは。okometsubuです。
本記事は正直ブログにする予定は無かったですがご要望を受けたので記事にしました。何故記事にする気がなかったのか。それは私が金融リテラシーが無い人間であり微妙に間違ってること言ってる気がするからです。が、本質は多分合ってるので用語とかその辺は雰囲気でお楽しみください。
※2021/2/17 訂正
本記事では「BTCレバレッジトラッカー」を「CFD」と同じタイプと記載していますが実際は「変動幅」に対するレバレッジ商品であり、どちらかと言えばSPXL等の「変動率」に対するレバレッジ商品に近いものでありましたので大幅に訂正します。以下公式サイトより引用します。本文の訂正は基本この考え方の元、都度取消訂正させて頂きます。
新商品ビットコインレバレッジトラッカーの解説 – eワラントジャーナル
ビットコインレバレッジトラッカーには、対象原資産の価格の変動幅のプラス5倍にほぼ連動する「プラス5倍トラッカー」と、対象原資産の価格の変動幅のマイナス3倍にほぼ連動する「マイナス3倍トラッカー」の2タイプがあります。
以下は類似商品との違いの説明を引用しています。
〇レバレッジ
1原資産あたり保有時に対象原資産の変動幅のプラス5倍、マイナス3倍の値動きをするのがプラス5倍トラッカー、マイナス3倍トラッカーの名前の由来です。同じレバレッジという言葉ですが、FXやCFDのように預け入れた証拠金の〇倍の金額を取引ができるという意味ではありませんのでご注意ください。よく似た商品にレバレッジETFやブルベア投信がありますが、レバレッジETFやブルベア投信の基準価額は変動率に対して〇倍という商品設計になっています。
レバレッジETFは「変動率」に対するレバレッジ、BTCレバレッジトラッカーは「変動幅」に対するレバレッジとのこと。基本どちらも同じこと言ってるのでほぼ近しい商品に見えますがBTCレバレッジトラッカーは「減価」しないと明言している部分がレバレッジETFと違うと言う点と、私がそもそもこの商品がレバレッジETFだったとしても、
- スプレッド幅が5%と広く実質の手数料が非常に高い
- 満期があり、ロールオーバーをする際には実際に売買が必要。つまり再度スプレッド幅の費用を取られること
- 管理費用が含まれていること
から投資を見送ります。商品としては魅力的に見えましたが流石に5%は高いというのが前提にあります。
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BTCレバレッジトラッカーと言う商品が発売されるとかされないとか、そういう雰囲気が界隈に流れ込んでおります。以下coinpostサイトのBTCレバレッジトラッカーに関するニュースより引用させて頂きます。
税率20%の分離課税対象、国内初のビットコイン証券化商品「BTCレバレッジトラッカー」15日取り扱い開始へ
今回、取扱開始する「ビットコインレバレッジトラッカー」は、米シカゴマーカンタイル取引所(CME)に上場している特定の限月の米ドル建ビットコイン先物を対象とするeワラントであり、ビットコイン先物価格上昇時に値上がりが見込める「プラス5倍トラッカー型」と、ビットコイン先物価格下落時に値上がりが見込める「マイナス3倍トラッカー型」の取引が可能となる。
トラッカーとは、指数、指標等に連動する投資成果を目指すものでETF、ETNと類似の商品性をもち、レバレッジトラッカーは、ブルベア投信・レバレッジETFの弱点を改良した商品性を持つという。相場上昇時に恩恵を得るプラス型は株式市場における「日経レバレッジ指数ETF」、相場下落時に恩恵を得るマイナス型は「日経インバース指数ETF」が連想されるだろう。
この商品の美味しい所は税率20%の分離課税対象として疑似的にビットコインを購入できるという点にあると思います。そしてそれが売りであるように、上記引用元サイトのタイトルも強調していますね。
私もこのニュースが流れた辺りで何となく調べたのですが、ジャンルとしては「元本」に対する「レバレッジ」商品であるということです。
この点について私が超絶ド素人で大変申し訳ないですがようするに「CFD」と似たようなことが出来るってことです。記事によると、
となっています。「追証が発生しないかつロスカット設定がある」と「減価が発生しない」でピンときましたね。これはSPXLやTECLのような「レバレッジETF」ではなく「CFD」タイプのレバレッジ投資商品であると。以下レバレッジトラッカーの公式サイトより引用します。
レバレッジトラッカー
https://www.ewarrant.co.jp/about/lvt/
ようするに「CFD」タイプ、元本にレバレッジをかけるタイプということですね。
これについては一長一短あります。
元本にレバレッジを掛ける商品特性
- 実際に本当に「借金」をして取引するので通常は追証が発生する。
- 追証は発生しないと明記がある場合、自動ロスカットが設定される。これは投資額以下になるギリギリのラインで本当に借金になるのを防ぐ機能である。
- レバレッジ比率が高ければ高い程強制ロスカットの値が投資額に近くなり、少しの値動きであっさり手じまいになる
- この問題点として「自動ロスカット」になると別途強制的にロスカット手数料が発生し、多くの手数料(と言う名のスプレッド費用)を証券会社に支払わなくてはならなくなる。
というものです。追証が無いのは「ロスカット」が設定されているためです。
GMOコインでも似たようにレバレッジ取引が可能でロスカット設定値があります。この値を下回ると「自動ロスカット」が発生して別途特別な手数料を取られます。
で、今回のレバレッジトラッカーではそのような記載は無いものの、「売買スプレッド」があることは確認できました。以下先程の公式サイトから引用します。
魅力4 低コストでレバレッジ投資!
売買スプレッドというのは超絶簡単に言うと変動制の「手数料」と考えていいです。「取引委託手数料は無料」としていますが「売買スプレッド」がある、という商品の場合、かなり高額なスプレッド幅、つまり、手数料が取られる覚悟はした方が良いと思っています。
このスプレッドですが、基本は動的に変化しているもので一概にいくら取られるかは実際に見てみないと分からない部分があります。
で、実際に「BTCレバレッジトラッカー」の場合はどんなもんかと今見てみたらこんな感じでした。以下eワラントサイトで対象銘柄を検索してみた結果を引用させて頂きました。
https://www.ewarrant.co.jp/search/
えーっと、販売価格が26.19円、買取価格が24.88円なのでスプレッド幅は約5%という感じでしょうか。あれ、計算あってるかな。まぁそんな細かいことはいいじゃないですか。とにかく、とてつもなく高い手数料を取られるというのは一瞬で分かりますね・・・。
※2021年2月現在のお話です
ということで、私はこの「BTCレバレッジトラッカー」という商品についてもあんまりいい印象ないです。正直、この時点でもう議論する必要すらない程全然魅力ないんですが、せっかくなので話を続けます。
さて、改めて今回の「BTCレバレッジトラッカー」という商品について私の考えを述べます。先に結論から書くと、私はこの商品に投資は一切しません。
理由を述べます。
私がBTCレバレッジトラッカーに投資しない理由
- 「元本」に対するレバレッジを扱う商品はその特性上「短期売買」が主であるため
- 「BTC」はレバレッジを掛けなくても非常にボラが高い商品であり、少しでもレバレッジを掛けると「自動ロスカット」が非常に発生しやすい商品である
- 「自動ロスカット」が実施されると「売買スプレッド」の差異により実質手数料を多く払う機会が多くなる
- 「強制ロスカット」のおかげで助かる可能性もあるが、ロスカット後に急激な上昇もしくは下落により機会損失がとてつもなく発生する可能性がある
※元本にレバレッジを掛けるタイプではないため、自動ロスカットが発生する可能性は極めて低くなるため上記取り消し訂正しました。
では上から順に追ってみましょうか。
元本に対するレバレッジは短期売買専用である
理由は主に二つあります。
- レバレッジトラッカーは信託報酬は無いが管理コストが発生するため長期で保有すると管理コスト分の費用を取られることになる(※はず。ここ誤ってたらすいません)
- 強制ロスカットにより寝ている間に勝手にロスカットされ、その後反発したら目も当てられない絶望に襲われる
- ロスカットされた場合、先ほどの売買スプレッド分の手数料が発生する
前者は単純に保有すればするほど「管理コスト」で日々資産が目減りしていくと思われます。どのぐらいのコストが発生するか明示されていなかったので不明ですが、これは正直長期で保有したいと思えないと言う考えです。
後者は先ほどから言っている強制ロスカットの存在です。勝手にロスカットされたらその時点で機会損失が発生します。
「じゃあその手前で指値して、再度購入するように指値しておけばいいのでは?」
という考えがよぎりましたが、それこそ払わなくていい売買スプレッド、所謂「手数料」を払う事になりますし、もし指値が事前に可能ならそれはつまり「現金」が手元にあるということです。
ならば最初から「レバレッジ」を利かせて管理費用とか諸々取られずに全額全部「現金」で取引しとけよってなるのです。借金なんかしないでね。現金をすぐ欲しいとかそういう場合を除いてではありますが、現金が手元にあるうちはレバレッジ投資をする必要性は皆無です。
これが「レバレッジETF」とかだったら話は変わるんですけどね。話が脱線するので一旦それは置いておいてと・・・
この問題について、リアルタイムで相場に張り付いていたら可能です。そもそもその場合は「ロスカット」になる値を下げればいいだけの話ではあります。ロスカットの値を更に下に差す場合はその分の証拠金が必要ですので、結局借金できる額も下がることになります。この辺の管理は本当に難しいと思う。
じゃあ現金が無かったら先ほどの指値で対応するしかないんだけど、フルで投資している場合はそれこそ「リアルタイム」で相場に張り付いていないとできません。もしくはBot対応。それを構築して自動売買させる必要が出てくると言う事です。指値をするには保証金として現金が必要ということです。うん。無理だ。やってられない。
私が中長期で保有したいと思う人種なので、正直このロスカットを常に管理したくないというのと、長期で持った場合の管理コストが気になるので投資したくないなと思った次第。
結局「元本」に対するレバレッジは短期~中期目線じゃないと入りづらいってことなんです。
ロスカットが無ければBTCは右肩上がりを期待できるので個人的にはレバレッジ効かせて投資するのはアリだと思っています。が、短期でボラが激しすぎて毎日ロスカットが発生する可能性のある相場でこれはやりたくないなと思った次第です。
※BTCレバレッジトラッカーは「元本」に対するレバレッジではなく「変動幅」に対するレバレッジなので上記の項目に当てはまりません。
※BTCレバレッジトラッカーの場合、1円以下にならないと強制ロスカットは無いため大幅な下落相場が無ければ元本レバレッジ型と比べてロスカットされる恐れは少ないと思われます。以下公式サイトより引用します。
新商品ビットコインレバレッジトラッカーの解説 – eワラントジャーナル
BTCは強制ロスカットしやすい環境にある
※前述の通り、「BTCレバレッジトラッカー」自体は強制ロスカットしにくい環境となります。本項目は「CFD」等の元本にレバレッジを掛けるタイプの説明となりますが、本項目は参考のためそのまま残します。
今回5倍までレバレッジを効かせられるのですが、BTCは本当にボラの高い商品でありしょっちゅうしっかりみていないとしょっちゅうロスカットする水準に価格が移動します。
これは実際に体感してもらわないと分からないかもしれません。私は実際GMOコインで遊びで少額、4倍レバレッジで数週間取引していましたが、一回強制ロスカット食らって反発したことがあります。めっちゃ一瞬でロスカ食らったよ!少額だから笑い話ですが結構悲しい。
これって、実は投資界隈では普通に起こりうることで、「ストップ狩り」という通常技だそうです。市場には今回の様にレバレッジ投資をしている投資家がもうそれこそワンサカいます。
この「ストップ狩り」が行われると、一気に高値もしくは安値まで意図的に価格変動させて、多くの投資家を「ロスカット」させます。「ロスカット」が発生すると強制売買することになるため攻撃者は安値、もしくは高値を値で安く大量に仕入れることができるということです。
こういう操作は日常茶飯事でしょっちゅう行われています。
そうなるとレバレッジ5倍なんてあっという間です。長期保有目線だとこの被害にあいやすく、中々厳しい。
当然、「底値」とか「高値」で購入、もしくは空売りできたら「ロスカット」水準まで今後ずっと落ちない可能性があり、長期保有も可能となります。
が、利益を得られれば得られるほど、レバレッジ効果は少なくなっていくのです。これが「元本」に対するレバレッジ投資の弱点でありメリットでもあります。安全性が増せば増すほど、レバ効果は5倍から4倍、3倍と減っていくのです。
そして管理コストも常に払うことになる。その場合、またロスカット比率を調整して4倍、5倍と高めることで資金効率を上げることが可能です。が、長期保有でほったらかしたい場合には適しません。毎回調整が必要です。これも長期保有でほったらかしたい私としてはマイナスポイントです。
逆に言えば短期トレーダーなんかは大きな上下運動なので凄く嬉しい機能ということです。この辺はやっぱりデイトレーダー、スイングトレーダー向けの商品かなと思います。
実際どうなのか。GMOコインの場合を見てみましょうか。全然会社とか違うんですがあくまで参考ということで・・・
510万円レートに対してロスカット予想値は447万円程度となります。約13%程度の下落で容易に到達するということです。13%程度の値動きはビットコインは1,2日で普通に達成するレベルですので、本当に短期レベルで見ないと厳しい。4倍レバでこれなのですから、5倍になったらもっとじゃないでしょうか。もう投資する気が無くてイメージで書いてますが、元本割れを防ぐための措置であるため考えは間違ってないと思ってます。※間違ってたらスイマセン・・・
じゃあこの「BTCレバレッジトラッカー」を購入する際は低レバレッジ取引すればいいじゃないか、という話になるのですが、先ほどもお伝えした「売買スプレッド」のコストの高さ、管理コストという日々のコストが気になって投資どころではありません。普通に現物買えばいいじゃん・・・ってなります。
ただ、今回の様に「元本」に対するレバレッジをする商品の目的は、投資資金、お金が無いから「レバレッジ」を利かせるための商品であるため「元本」に対するレバレッジ投資家は基本現金を持っていない前提でのお話となります。
もし仮に「現金」を待機資金に持っているんだとしたら、今すぐ辞めるべきだと私は考えます。後からナンピン買いするという発想もそれは単にレバ比率を維持すると言う行為なだけであり、それなら「日々の値動き」のレバレッジ投資であるレバレッジETF商品に投資すべき発想だからです。
※まぁ、レバレッジETFのような商品がビットコインに無いんですけどね・・・
私が「日々の値動き」に対するレバレッジの方が好み
※前述の通り、「BTCレバレッジトラッカー」は「変動幅」に対するレバレッジであり「日々の値動き」に対するレバレッジに近しい動きになると思われます。が、本記事冒頭でお伝えした通り、コストが高いため私自身は購入を見送ります。
これはSPXL,TECLが分かりやすいでしょうか。日々の値動きに対するレバレッジは所謂「減価」が発生します。ヨコヨコ展開が長いと日々値段が下がっていく現象のことです。これは先ほど引用した画像の青い線が該当しますね。
これについては散々SPXL、TECLで記事にしたので割愛。以下過去記事とか。
そして世間様は「日々の値動き」に対するレバレッジがお好きじゃないようですが、私は大好きです。以下、CFDとSPXLを比較した時のS&P500の値動き比較過去記事。
1970年~2019年末まで(50年)
- 1位:SPXL :1913倍
- 2位:iFreeレバSP500:488倍
- 3位:CFD5倍レバ :174倍
- 4位:CFD3倍レバ :104倍
- 5位:S&P500 :35倍
ようするに、「宝くじ」バリに超お金持ちを目指すなら「日々の値動き」に対する商品に投資した方がいいということです。元本に5倍レバレッジしても元の指数×5倍になるだけです。投資額が5倍になっただけですから。
つまりどういうことか。ヨコヨコ展開の場合はBTCレバレッジトラッカーやCFDのように「元本」に対するレバレッジが有利です。これは先ほどの公式サイトの説明の通り「減価」が発生しない(※発生しづらい)状況になるためです。
但し、その逆で「右肩上がり」相場がずっと続く場合や「右肩下がり相場」がずっとス続く場合は「レバレッジETF」の日々の値動きに対するレバレッジが勝つということです。
レバレッジ商品の複利効果まとめ
これも先ほどの過去記事にありますので気になる方は参考にしてみてください。
そして私はこの「レバレッジETF」は「積立投資」とすこぶる相性がいいと何度もお伝えしていますし、実際「iFreeレバレッジ NASDAQ100」で良い感じに利益を得ている実績があります。※SPXLとTECLは普通に多めに一括投資して運用してました。
なぜ相性がいいのか。
レバレッジETFと積立投資が相性がいい理由
- 大きく下げた時も上げた時も購入できるため、単純に右肩上がりを信じられる銘柄であればそこそこの利益が得られる可能性が非常に高まる
- 超絶大暴落した場合も然り。超絶安く買うことができるという考え方ができる。もちろん逆も然りだが。
- 但し右肩上がりを信じられる投資先である必要はある。
- レバレッジETFの元がS&P500やNASDAQ100なら最終的に右肩上がりを信じられるというのは非常に心強い
- つまり、レバレッジETFを対象とし、かつ、右肩上がりを期待できるS&P500等のレバレッジ商品で積立投資をするととてつもなく大きな金額を比較的安全にゲットできる
- 但し積立投資運用残り期間が少なくなれば少なくなるほど「積立投資」の効果が減っていく。大きくなった雪だるまに雪玉を当てても意味が無い。そのため安定を得るなら運用可能な残り期間半分ぐらいまできたら利確してレバ無しにスイッチすることも検討すべし
- 対してCFD商品はその特性上ロスカット管理や強制ロスカットが発生するため積立投資不向きというか実質無理。
- 一々ロスカットを考えないで投資が可能
- 但し、あまりにも値動きが激しく大幅な下落で99.9%以上の下落が発生する可能性があり、商品自体が「償還」されて無くなる危険性大
沢山書いちゃった。それだけ私はレバレッジETFのほうが好きなのだ。
レバレッジETFを「欠点」として今回のBTCレバレッジトラッカーを公表していますが、私はむしろ逆に「利点」だと思っています。ヨコヨコ展開で減価してもいいんです。その負のエネルギーが「右肩上がり」相場でプラスに転換するのイメージです。エネルギー保存の法則みたいなイメージです。
この辺は過去記事で大量に書いた気がするのでSPXLやらTECL、iFreeレバナス当たりのタグで過去記事漁ってみてください(※超投げやり)
そしてもし仮に「日々の値動き」に対してレバレッジを掛ける商品がでたとしても、好みですが私は買わない気がします。それはBTC自体がレバレッジが無くても3倍レバレッジであるSPXL並にボラが超絶激しいからです。つまり、2倍レバレッジだとしても99.9%以上下落する可能性があり、あっさり「償還」されるリスクがあるということで、とてもじゃないですが積立投資対象とみなせません。
SPXLはその点、動きが割とマイルドなので積立投資対象としてうってつけです。SPXLは値動きまだマイルドだよ。過去シミュレーションしたり実際に投資してて思った。
これらのことを踏まえて私はたとえ税制面で有利であったとしても元本レバレッジ型の「BTCレバレッジトラッカー」は使わないでしょう。長期投資家目線(※かつBot未使用者)として利点が税制面しかないの辛すぎるな?
また、取引時間は「9:00~23:50」らしいですのでここもマイナスポイントです。BTCは24時間365日取引が可能(※取引所のメンテナンス時間等を除く)ですので、相当取引できる時間帯が少ないです。
これに対するメリットが「分離課税」というだけというのはあまりにも心もとないです。また、商品が非常に分かりにくいのも問題。私のようなリテラシー0の人間が軽々手を出せるもんじゃないと思った次第。やはり相場が分かっていて超短期で行う人向けの商品となりそうです。
いや、だとしてもスプレッド幅5%は高すぎるでしょう・・・。分離課税のメリットだって利益があって初めて得られるんだが、これなら仮想通貨取引所のレバレッジでも良い気はします。
ということで、今回はここまでと致します。