※親会社であるFTXが破綻しFTX JPも利用不可となりました。本記事はあくまで過去のものとして備忘録として残しておきます。(2022/11)
もはや遠い過去の話のようですが、ETHがPoS化した時にハードフォークらしきものをしてETHWがエアドロップチックにもらえた雰囲気になったことがあります(※あやふや)
以下過去記事。ETHWもらえたので速攻で某bitで売り払いました。
で、FTX JPを見てみたら、速攻でETHWがエアドロップされてました!はやい!!!
どうやらイーサリアムとほぼ同じ枚数をゲットできたようです。やったぜ!!!
さて、ここで思ったことがあります。
ETHマージ戦があったのですが、このETHWをもらうにはETHの現物が必要でした。そのため、ETH現物を大量に買って、その分ETH-PERPとかでショートを持つことでEHTWだけもらって自分は被害を出さないようにするという方法です。
当然同じことを考えている人が五万といたわけですから、下乖離がものすごいことになりました。以下ETH-1230/ETHの当時の状況。
最大で3%以上の逆乖離が発生していて、ETH-1230をロングしてETH/USDを売って12月30日まで待てばそれだけで3%の利益を得られることとなります。
さて、では実際はどっちのポジションを持った方がお得だったのでしょうか。
あくまで私の場合での結果を確認します。だってETHWは値動きしてるのでそりゃー結果は変わります。
ETHWを貰った場合の利益
結論から言うと、38ドル儲かりました。ETHWの値が約8.8ETHW/USDの時に売却しています。現在のETHWの価格は謎に暴騰して11.5ドル前後。一時期6ドルぐらいまで値下がりしたのに・・・ガチで謎の上げです。全然悔しい気持ちになれない。8.8ドルの時に売れて良かったと思ってる。
結論:38ドルの儲け
ETH-1230ロング-ETH/USD売り時の利益
今回私が保有していたETHの現物を全部売って、そのお金を証拠金(100%)にしてETH-1230をロングした場合をシミュレーションします。
- 乖離-2%の時点でポジションが組めたと仮定
- 乖離が-0.1%の時点でポジションを解消したものとする
- 手数料は往復で合計0.1%程度かかったものとする
- ETHWを売った時点でのETHの価格でUSD額を確認する
12月30日まで待てば0%に近づきますが、資金が拘束される期間とか考えると、Mergeが完了して乖離が一気に解消されたタイミングで決済した方が今回のETHWとの比較で使えると思ったため上記で確認。
そうすると、両建てした場合の利益は1.8%ということになります。
結果として、約111ドルの儲けとなりました。
結論:111ドルの儲け
あばばばばばばばばばばばばばば
結論
ETHWをもらうためにETH現物を持つぐらいなら、ETH-1230ロング,ETHUSD売りした方が儲かった!!!!
多少クロスした方が利益率ゆるくしましたが、仮に1.8%の利益を1%の半分近くに減らしても、それでも60ドルぐらいの儲けになるので余裕でETHWを売るよりもクロスした方が儲かったことになります。
若干悔しい・・・悔しいが、そんなのどっちが良いかなんて私に分かるはずもないのでETHWを現物もらえて嬉しかった喜びを噛み締めた、あの楽しい時間を人生の糧として生きていくことにします。
まぁこの技はETH現物を持っていないとできないんだけどね。ETHを借入とかしてクロスする方法とかあるみたいですが、結局金利手数料払ったり処理が煩雑になったりで怖いので私はそこまでやりませんでした。
こういうのを「わかってる」人達が大きな金額をつぎ込んで差額の数パーセントをかすめ取っていくのです。結局相場の世界でも勉強をきちんとした人が勝つのです。仕事の世界でもどこにいても一緒。勉強。大事。とっても。
私は勉強が大嫌いなので指をくわえてみていることにします。チクショー!!