【調査】日興フロッギーで株主優待クロス費用を抑えよう!

こんにちは。okometsubuです。

 

SMBC日興証券のキャンペーンで私は毎月投資信託1000円を購入して500ポイントのdポイントと毎月0.3%を貰うキャンペーンに応募しました。そのキャンペーンの裏で、 "FROGGY MAGAZINE"というメールニュースサービスに登録すると30ポイントもらえるということなので、現在もメールニュースを受け取っています。まだこのキャンペーンは行われているようです。以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

dポイントがもらえる特典│SMBC日興証券

https://www.smbcnikko.co.jp/promo/dpoint/?bid=HPC20191031_tsumitate_cam_LP_011

■特典

  • ・対象のお客様全員に【初回引落特典】としてdポイント500pt(お一人様1回のみ)、プラス【引落特典】3pt
  • ・それ以降も、引き落とし毎に【引落特典】dポイント3pt

 

 

ここまでは前置きで、"FROGGY MAGAZINE"はポイントゲットしたのでもうメールニュースは解約してもいいのですが、何となく見て見たらまた別のキャンペーンが始まっていました!以下公式サイトから引用です。

 

 

froggy.smbcnikko.co.jp

 

キャンペーンは3つあって、どれも有益な情報っぽかったのでちょっと深堀してみたいと思い記事にしました。

 

dアカウントは必須です。また、SMBC日興証券の口座と連携する必要があるものもあります。それを許容できる人のみ応募するといいでしょう。私は証券会社とポイントの連携は日常茶飯事な状況にあり、どちらの会社も規模が大きく、ある程度信用があると思うので普通に連携しています。

 

dアカウントは非docomoユーザーでも普通に入会できて普通にポイントサイトとして使えるので私は重宝しています。私の場合ですが、妻がdocomoユーザなのでdポイントが余ったら妻に期間限定ポイントも含めてポイントを送ることもできます。そしてdocomoユーザであれば、Amazonでdポイントを使うことができるので無駄は大分無くなります。以下その時の過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

話が脱線しました。ということで、早速キャンペーン内容を深堀してみたいと思います。

 

1. 応募フォームへのお申し込みで、総額300万ptがあたる!山分けキャンペーン

 

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これは単純に毎月応募すれば500pt貰えるらしいです。第1回は見逃したので6月も忘れないようにチェックしておきたいです。続いてはこちら。

 

 

2.dポイントをもれなくプレゼント! dアカウント連携キャンペーン(ダイレクトコース限定)

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これは"SMBC日興証券"の口座開設で200pt,既に持っていたら100ptです。私は株主優待クロスでSMBC日興証券に大変お世話になっているのでとりあえず100ptだけ貰っておきます。これは嬉しいですね。普通に連携してポイント貰いました。それでは次。

 

3. 記事を読むだけで、dポイント3ptをプレゼント!

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これ、相当良いと思います。画像はスマホ画面ですがPCで普通にポイント対象サイトがログイン後に表示されました。読み込みもかなり早いです。PC立ち上げ+ブラウザ立ち上げ部分の時間を省くと、お気に入り⇒ログイン⇒記事を読むのに長く見ても20秒程度でしょうか。20秒で+3ポイント。時給540ポイントです。10秒で見たらその倍の時給1080ポイントでしょうか。十分すぎますね。試したら10秒で行けました。時給換算でみたら凄い!ヤバイ!

 

この掲載頻度が毎日じゃなくて不定期だったら相当怪しくなりますが、色々記事を見て見たところ、現時点では毎日ポイント貰えるっぽい。以下公式サイトの記事より引用。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/24944/

桐谷さん、実はフロッギーなら保有dポイントがゼロの人でも始められます。ポイントマークのついた記事を読むと、3ptもらえるんです。毎日記事を読めば1ヵ月ちょっとで100円分の株が買えます!

 

3pt * 30日 = 90ポイント。1ヶ月ちょっとで100円分の株が買えるとあるので毎日貰えそうです。これ、かなり美味しいと思います。毎日パソコン起動してブラウザをほぼ100%見てる私のような人でしたらやるべき。私はパソコン起動する日は毎日やります。アンケートサイトの4,5倍は還元率良いです。相当美味しい。

 

というか、私のブログ、SMBC日興証券がらみでヨイショし過ぎてるな。それだけサービスがいいから仕方がない。今の仕事が首になったら広告塔として入社させてもらおう!!!

 

話が脱線しました。

 

では次。これが本記事のメイン記事となります。色々考えながら書いてたらゴチャゴチャしてとてつもない長さの記事になったのでちょっと目次を付けました。

 

後でゴチャゴチャ書いてますが、何が言いたいかというと、

 

株主優待クロスを日興フロッギーを絡ませて手数料・金利無償化」ができないか?

 

という点と、

 

期間限定も投資可能なdポイントを極力コストを抑えて使うにはどうするか

 

についてをまとめた形になりました。結果そうなってしまいました。では目次。

  

 

 

 

 

1.現渡をして日興フロッギーの売却手数料を回避する

 

4.日興フロッギーで株を売買した時にかかったスプレッドの一部をdポイントで還元!

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これみてピーンときました!これ、株主優待クロスで使えば約定金額ポイントで戻ってくるの!?って。そう思いましたが、そもそもSMBC日興証券信用取引を行えば買付・売付手数料無料でした。つまり、これは全く意味が無さそうです。

 

・・・いやいや、もうちょっと深堀してみると、この"日興フロッギー"なるもの、100万円までは買付手数料が無料です!しかも現物で株を買う事です!これは凄いかも!?

 

何が凄いって、SMBC日興証券信用取引で買うと、手数料は無料ですが買方金利の2.5%/年が発生します。株主優待クロスをする場合は基本的に当日に現引するので、実際の費用は2.5%/365日 * 購入金額 となります。数十円~高くて100円近くの費用が取られる可能性があるんですね。

 

この"日興フロッギー"を使えばこの金利が無くなるんですね!

 

ただ残念なことに"日興フロッギー"は100万円以下でも解約時に0.5%の手数料がかかります。以下手数料サイトから引用。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/16647/

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先ほどのSMBC日興証券の買方金利だと2.5%/365日*1日分 = 約0.0068%の手数料で済みますのでお話にならない程金利が発生します。比べると0.5%は高く見えます。これをみても、先ほどのdポイントキャンペーンである0.2%のポイントバックを加えても実質0.3%の手数料が発生するのでお話にならないですね。しかも0.2%を得るには500円を超えなくてはいけないとか。以下公式サイトより引用。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/24913/

お取引特典について
・当社のダイレクトコースの口座をお持ちで、当社にdアカウント連携をいただいているお客様のお取引が対象となります。
・ダイレクトコースで行った取引が対象となります。
・対象取引の約定金額が月間で500円以上あるお客様が対象となります。

 

 

ただ、dポイントの期間限定ポイントを投資が出来ることを考慮すべきかなと思います。通常、dポイントでAmazon商品を買ったりすると、本来クレジットカードで購入していたポイントが貰えません。一般的な楽天カードなら1%でしょうか。それが入らないのです。期間限定ポイントなんてまとまったポイントではないでしょうし、使うのに苦労するでしょう。であるならば、この0.3%の手数料だけかかったとしてもdポイントを利用して株主優待クロス銘柄を買うのはアリじゃないかと思いました。

 

とはいえ実質0.3%失うのも勿体ない。

これについてどうにかならないか、もう少し深堀を進めます。

 

この日興フロッギー、100万円以下なら売付時のみ0.5%手数料が発生するのです。であれば、現物の株をSMBC日興証券側で一般信用売りを行い、後から現渡すれば一切手数料がかからないんじゃないか?と次の疑問が浮かびました。SMBC日興証券側の信用取引であれば手数料無料で売れます。

 

色々調べたところ、単元株になったらSMBC日興証券側で取引できるっぽい回答が公式サイトでありました。SMBC日興証券QAサイトより引用させて頂きます。

 

QA:キンカブで株数が単元株以上になった銘柄はどうなるのですか。|その他|SMBC日興証券 よくあるご質問 詳細

キンカブで株数が単元株以上になった銘柄はどうなるのですか。

自動スイングが行われる設定(ONの状態)であれば、単元株以上の株数に達した銘柄は、権利付取引最終日から翌日朝5時の間に、自動的に単元株化され、「保護預かり口座」へと移されます。
その後の単元株の取引については、オンライントレード(日興イージートレード)をご利用ください。
自動スイングについては、日興イージートレードの「お取引>キンカブ>単元株振替」をご参照ください。 

 

キンカブ=「日興フロッギー」で買ったものと読み直せばOKです。

 

あれ、これ凄くないですか?であるならば、毎回株主優待銘柄の買付を100万円以下ならこの"日興フロッギー"で行うことで、SMBC日興証券の買付金利を無視し、かつ、dポイントを消費して株を購入することができます。売付は行わないので0.2%のポイントバックは貰えませんが0円なら十分です。

 

で、SMBC日興証券側で一般信用の売り注文を同タイミングで実施することで後日の優待権利日をまたいだ後に現引きしてフィニッシュです。

 

日興フロッギーからSMBC日興証券に単元株が移る日数は調べたところ購入日から2営業日後に手動で切り替えが可能っぽそうです。これについては後日実際に試してみて記事にまとめる予定です。多分出来る。2営業日なので安全に行くなら木曜日取引がベストと判断してます。月曜日になるので、信用売り側の貸株料の日数を安全に抑えらると思われる。ベストは木曜日、金曜日でもまぁ大丈夫でしょう。

 

では次の問題。"日興フロッギー"は単元株をピッタリ購入することができません。所謂、投資信託と同じように、購入したい金額を入力するしかできないのです。つまり、大体の場合において、単元株数+"端数"が発生してしまいます。

 

例えば、A株の株価の前日終値が1234円だったとして単元株は100株とします。通常の注文だと100株を翌日に成行購入したとして、その場合株価は変動。1300円で約定したとすると130,000円の出費となります。

 

日興フロッギーはこれができません。123,400円を買付注文すると、約94.9株しか買えなくなるので単元株に満たなくなります。この例は約94.9株が「端数」となります。

 

これを回避するために少し多めの金額を注文する必要があると言うわけです。購入時が成行注文なので額が分からないのが残念。といっても信用売りとの兼ね合いもあるので成行にせざるを得ないのでそこは諦めます。

 

他にも問題があり、多少高めに注文、例えば132,000円で差した場合、株価は130,000円だったので、"2,000円"分が端数として余ります。その分のクロス取引(現渡)が出来なくなるのです。つまり"2,000円"分がリスク資産として手元に残ることと、この"2,000円"分の売付手数料0.5%が手数料として取られてしまうというお話でした。例だと2000円分が端数なので10円が手数料で取られることになります。

 

手数料だけではありません。例として2000円分の端数を売却するとして、例えば売却時に株価が5%下落したら100円の損が発生します。つまり、手数料と合せて実質110円の損失が発生したことになります。

 

しかしながら、5%下落して110円損失したとしても、投資額132,000円が131,890円となった所で、99.91%になるだけ、実質0.09%の損で済みました。これ、相当凄いですよ。ほとんど減価無しでdポイントを実質現金化に成功してしまうのですから。

 

上記はユーザに不利なケースで想定しました。株価5%下落って結構酷いですよね。普通はそこまで落ちないことを期待できますし、端数が値上がりして逆に儲かる可能性もあるわけです。

 

そうなると、株主優待クロスでのやり取りはかなり有効じゃないかと思いました。何故なら株主優待クロスは権利確定日に近づくほど右肩上がりが期待できる所が多いはずなので期待値としては十分利益に持っていける気がします。マイナスでも数十円程度のはずです。

 

では手数料ですが、本当に安いのでしょうか。今回のケースでは"2000円"分の0.5%であった10円が確実な損益として発生しますので、その10円を比べてみます。

 

SMBC日興証券で普通に制度信用買いをした場合、2.5%/365日*1日分 の金利で済みますので計算します。

 

今回の例では130,000円で購入しましたので、

 

13,000 * 0.025 / 365 = 約8.9円

 

金利で購入ができました。つまり、端数「2000円」だった場合だと、SMBC日興証券側で買った方が1円程安く買うことができました。

 

ただ、差額"2000円"というのはあくまでサンプルであり、これ以上に逆に値が動いて"8,000円"とかの誤差になる可能性もあるわけです。ややこしいですね。もう完全に賭けですここは。「端数」がギリギリ0円になるのが望ましいですが、単元割れしたら元も子も無いので多めに投資額を増やす必要があるのも辛みですね。

 

手数料の面で見ても、端数リスク資産が手元に残り、下落して更に価値が下がるリスク、売付時の手数料分も取られるというデメリットを考えると、あえて手数料を下げる目的で日興フロッギーを株主優待クロス銘柄で行う必要は無いかな、と言った感想を持ちました。やっても微々たるものなのでどっちでもいいと言う感想です。

 

タイトル詐欺じゃないですかヤダーーーー!!

 

ただ、本当に「日興フロッギー」は使えないのか。少し話の目的を変えてみます。

 

「日興フロッギー」を使う目的をdポイントを如何に消費するか、という観点で物事を考えたらどうでしょうか。dポイントは期間限定ポイントも使えるのが凶悪な程素晴らしいサービスだと思っています。

 

私は期間限定ポイントは急いで何かしらの商品を買わせるためのゴミポイント認定している人間で、アンケートとかで無理して少額を取る必要が無いと思っているのですが、これができるなら話は変わります。

 

dポイント消費と併せて株主優待クロスを行うのであれば、多少の手数料と端数のリスク資産がちょっぴり漏れることを許容するのであればかなり有効な買い方だと思います。先ほどもあくまでサンプルですが、"99%"程度の差額でdポイントを完全に現金化することに成功しています。そして多少投資額を失敗しても"株主優待クロス"で使うことになるので信用取引貸株料が無駄にはなりません。

 

なぜなら、"株主優待クロス"は必ず一般信用売りを行うことになるため、dポイントを現金化するためにわざわざ信用売りを行う、といった行為、金利が無くなるためです。dポイントの現金化と併せて行うので効率が良くなります。

 

なので、dポイントが余っているのであれば、"株主優待クロス"銘柄で使うのはアリと感じています。

 

dポイントは100ポイントから投資が可能ということなので、通常ポイントも1000ポイントぐらい余らせておいて、都度期間限定ポイントが来たら対応するという形をとるとスムーズな気がします。

 

SMBC日興証券側での信用売りの貸株料についてもう少し深堀をしましょうか。

 

"日興フロッギー"で購入して単元株に達した分は単元株振替で振替を行いますが、営業時間外で行うと2営業日必要となるらしいです。以下SMBC日興証券公式サイトより引用します。

 

ご利用時間│ご利用にあたって│SMBC日興証券

https://www.smbcnikko.co.jp/service/online/trade/use/hour/index.html#A03

 

単元株振替受付時間

※「翌営業日振替扱い」とは、振替した数量が振替先に反映する日(振替予定日)が翌営業日であることを意味します。同様に、「翌々営業日振替扱い」とは、振替予定日が「翌々営業日」であることを意味します。なお、振替先の残高は振替予定日の5:00以降に反映されます。
※営業日の17:00から18:00までの時間帯は、単元株振替の受付を中断します。
※有価証券の振替(保護預り口座⇔金株口座)停止期間
対象となる有価証券の権利付売買最終日(X)の17:00から権利付売買最終日の3営業日後(X+3)にあたる効力発生日の5:00までの期間においては、お客様の「保護預り口座」と「金株口座」の間で行う有価証券の振替の受付を停止します。

 

これを見るに、最大2営業日ぐらいかかるっぽいです。それを待ってから「現渡」を行うことになるので、その分貸株料が発生してしまいます。例えば以下の流れになると思います。以下は株主優待クロスではなく、単純にdポイントを現金化したい場合の流れです。

 

  • 木曜日にフロッギーで購入し、SMBC日興証券で制度信用空売りを実施(※金利が安いので現金化したいだけなら制度信用売りでOKなはず)
  • 2営業日後の月曜日にフロッギーの株を単元化に振替が可能。行う。
  • 振替後に「現渡」する。つまり、空売り貸株料の日数は3営業日分となる。

 

つまり、1日分の貸株料の日数では不可能ということです。若干日数が発生するので金利が高くなります。この問題を解決するのが「株主優待クロス」です。

 

株主優待クロスであれば、1ヶ月前から空売りをするのは既に一般化されています。つまり、上記の3営業日以上は余裕で保有することになるため、dポイントの現金化とついでに採用することが可能というわけです。現金化+株主優待クロスの2つの目的を1度に達成できるというわけですね。

 

 

結論として、dポイントを現金化を行うならこの手法はアリだし、dポイントが無かったらあえて「日興フロッギー」を使ってもいいし、使わなくてもどっちでもいいかなと思っています。後者は運しだい。私はdポイントあるので、在庫が出たらやる予定。もう在庫が残ってないので8月9月ぐらいになりそう。出来たら記事にします。

 

 

では次の話題。

 

2.単元株が少ない銘柄で現渡を行いdポイントを現金化

 

dポイントを消費したいだけ、株主優待クロスをしていない人はどうでしょうか。

 

今ちょっと思ったのは、単元株が100株ではなく1株で、かつ、安く買える銘柄で行えばいいのではないかと思いました。日経225銘柄とかそのインバース銘柄なんてどうでしょう。例えば「1321」の「日経225連動型上場投資信託」と「1571」の「(NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信」とか。

 

「1571」の場合は現在1株1500円程度で購入できます。端数が抑えられそうですね。

 

例えば前日終値が1500円だったとして、翌日5%値が下落して1425円となったとします。で、安全のため8%多い1620円で購入したとします。多めに見積もっても端数は195円です。一応最悪ケースを想定してます。

 

すると次のようなシナリオになります。

 

  • クレジットカード会社のポイントバックを考えるとdポイント現金化は1%未満のコストで抑えられるなら早々に現金化した方が効率が良い
  • 1425円でSMBC日興証券側で制度信用売りを実施。取引日によりますが、大体3営業日~5営業日程度の貸株料が発生すると思われます。これは"日興フロッギー"からの振り替え日数も含みます。
  • そうなると、多く見積もって1425円 * 1.15% / 365 * 5日 = 0.2円が発生する。確か1円未満は切り捨てだった気がしたので0円、かかっても1円となる。確か、優待クロスしてた時は端数切捨てっぽい挙動してたので0円な気がしますが、一旦1円で考える。
  • 日興フロッギー側で195円が残るので売却する。仮に翌日株価が5%下落した場合、185円となるため10円の損失となる
  • 最終的に多くとも11円程度の損失となり、投資額1620円からみたら約99.3%となるため、最悪ケースで見ても現金化としては相当優秀な結果となった。

 

かなりユーザに不利な条件で計算したにもかかわらず約99%の差額でdポイントを現金化することができました。これだけ見ても手間はどちらも一緒ですが、先ほどの"株主優待クロス"を行うのとほぼ同じリスクで行うことができそうです。

 

もう1つの利点は、1500円と安く試すことができるので、ちょっとした検証もできそうです。ちょっとこの記事書いた後にやってみます。多分別記事にします。2営業日後に確定なので記事も2,3営業日後ぐらいにまとめると思う。多分。

 

 

3.日興フロッギー単体でリスクを抑えてdポイントの現金化

 

今までのケースは全てSMBC日興証券に信用口座を持っている人限定のお話でした。

 

では次に、SMBC日興証券に信用口座を持っていないけれど、dポイントを極力リスクと減価を抑えて現金化したい場合を考察しました。

 

先程紹介した「1321」の「日経225連動型上場投資信託」と「1571」の「(NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信」を使うという案です。こいつらは逆の値動きをするので、両方持てば若干乖離はあるもののほぼ相殺されるはずです。

 

例えるとヒャド系が苦手なポップがメドローア習得でちょっとやばかった部分だけ費用が掛かる。よく分からない例だった。ともかく相殺自体は成功はすると思う。

 

これらの商品を"日興フロッギー"で半々の金額を投資して、翌日売却するだけというものです。簡単ですね。これらの商品は互いに日経平均が上がったら上がる銘柄と下がる銘柄の両方を買って、その乖離分だけ損をするというお話です。

 

今記事を書いてる時点で市場は停止してるのですが、その日の株価の乖離を見て見ますと、

 

「1321」銘柄の場合は+0.61%,

「1571」銘柄の場合は-0.52%

 

となりました。今回の場合だと差は+0.09%でした。大体0.1%程度の上下の幅は発生しそうです。日興フロッギーの売却は-0.5%ですが、先ほどのdポイントキャンペーンにより実質-0.3%で済みますので、大体-0.4%ぐらいの減価でdポイントを現金化することができそうです。99.6%ぐらいか。

 

これでも十分凄い現金化の方法ですね。ただ、先ほどの"株主優待クロス"と"1571だけ現渡"の場合も最悪ケースで99%程度となりましたが、逆に株価が伸びたら儲かる可能性もありました。手間はかかりますが100%を超えて利益になる可能性もあるんですから。

 

しかし、この相殺ケースの場合ですと、確実に約99.6%前後となります。少額の利益を得られる夢を追えません。dポイントなんてあって数万ポイントですからそこまで目くじら立てる必要は無さそうですが一応。

 

ギャンブル性は非常に少ないのと、手間が一番少ないのがこれだと思うので、これもかなり有効な手段じゃないかなと思った次第です。

 

 

4.欲しい日本株に普通につみたて投資する

最後は現金化というか、普通に投資したい人向け。

 

日本株に欲しい銘柄があったら普通に積み立てるのはアリだと思います。というか、欲しい日本株があるなら本当に利用すべきです。何故なら、dポイントをショッピングで使うわけではなく、投資として見立てた場合、完全に「円」と同等の価値が生み出されます。ショッピング消費だとクレカポイント分損しちゃいますが、投資で使えばdポイントの価値はそのまま円になります。

 

問題は、どの株を買うのかっていうお話と、dポイントだけで単元株まで普通に買えないと思うので、売却時に0.5%損することになりそうです。もしくは追加の「円」で大賞銘柄を買い上げる必要があるということですね。

 

うーん。私日本株全然分からないんですよねぇ。そしてこの日興フロッギーのもう一つの問題は、単元株未満の場合の株の所有者は「SMBC日興証券」がもつことになるため、例えば単元株未満でも入手できる株主優待や、長期保有ボーナスで得られる株主優待銘柄でも使うことができません。

 

というわけで、日本株で買いたいものがあるのであれば、ポイントを含めて購入して、最後に単元株化したら現物株に切り替えればいいんじゃないかなと思います。無理やり欲しい銘柄を作らなくてもいいと思います。本当に欲しいのが今あるなら、これを使った後で単元化するまで持っていくのが良いと思います。結局寿命になるまでに必ず売ることになるのですから、単元化しておけば売却時の手数料を考えると安く済みます。

 

 

ということで、まとめます。

 

まとめ

  • 株主優待クロス民族の方々は普通に単元株購入できそうな額を日経フロッギーで注文で良さそう。一般信用売りの貸株料部分を浮かすことができる。
  • 1571辺りの単元株枚数が少ない銘柄と制度信用売りを行う事で「端数」を極限まで抑えてリスクを減らすことができそう。株価によっては端数部分で儲けが出る可能性もある
  • 株主優待クロスやっておらず、単純にdポイント化したいだけなら1321と1571辺りの逆に値動きをする商品を両建てすることでリスクを極小に抑えることができそう。ただし、0.5%の手数料は確実にかかることと、乖離分が発生するので注意。
  • 日本株やりたいなら100円から手数料無料で買付ができるので積立投資をして単元株化して株価が良い感じになったら信用売りして手数料を大幅に削減する

 

最初の株主優待クロスは、今ちょっと在庫が無いので機会が来たら試してみたいです。

 

1571辺りの1株部分についてですが、私の想像の域を出ていないので近いうちに試す予定です。1571はインバースですが、株価が1500円程度で1株から単元化されてるのでやるには丁度良さそうです。最近株価が右肩上がりなので損しそうですが、まま、試しとしては十分でしょう。後で試してまた記事にしたいと思います。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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