【FTX JP】クオンツゾーンと四半期先物を使い小銭稼ぎマシンを作りました_その4(終わり方マシン)

※親会社であるFTXが破綻しFTX JPも利用不可となりました。本記事はあくまで過去のものとして備忘録として残しておきます。(2022/11)

 

本記事は続編物です。以下過去記事を見ないと良く分からないかもしれません。

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

なお、びっくりするほど人気が無いシリーズだったらしく、全くアクセス数がありません。むしろ人の目に付かないほうがいい気がしたので私以外やらないでください責任取れません。

 

 

 

やってることおさらい

  • 冬相場すぎて現先が逆乖離して先物が安くなってるよ
  • 長期保有して動かさない仮想通貨で先物ロングー現物売りをして逆乖離分利益を求めるよ
  • USDが手元にくるが「FTX Earn」対象外なので勿体ないよ
  • USDを使ってFTX JPが扱っている通貨の中で現先が逆乖離していない銘柄を探すよ
  • 今回はBTCが一番高かったのでそれの先物ショートー現物買いをするよ
  • BTC現物が「FTX Earn」の対象になったので利益を得られるようになって、逆乖離分+BTC乖離分+FTX Earnの報酬の3つを手に入る(可能性)ができたよ
  • 法定通貨無しで実装できるのが最大のメリットだよ

 

ということで、今回は両建てポジションをダブルで取得が完了した後の話をします。

 

今回私は以下のポジションをダブルで持つことになりました。

 

{過去記事春}

 

両建てダブル途中結果

商品名 結果 一連の儲け 儲けの率
SOLUSD売り $1,634.18    
SOL-1230ロング -$1,619.18 $15.00 0.93%
BTC-1230ショート $1,777.49    
BTCUSD買い -$1,774.25 $3.23 0.18%

 

今回は、このポジションを解消するにはどうすればいいかを考えます。

 

といっても、やることは簡単で

  • SOL-1230/SOLUSDの乖離がプラスになったらクロスを解消
  • BTC-1230/BTCUSDの乖離がマイナスになったらクロスを解消

 

をするだけだったりします。この乖離の数値については人それぞれ好きな数値を入れればよろしいですが、キッチリいくなら「0%」になったらクロス解消で良いかなとも思います。ただ、乖離幅はリアルタイムで変動もしてるので、多少バッファを持たせた形でクオンツゾーンに仕込んでおこうかなと思います。

 

12月30日になるまでに起動しちゃってOK

今回のルールは別に12月30日を待つ必要はありません。もちろん、待った方が乖離が大きく増えて利益が増える可能性もありますが、基本は「0%」を目指しているので、それよりも上回ったらラッキー程度に捉えて本件実装します。

 

ということでクオンツゾーンを仕込んでいきます。

 

現在の状況

  • SOLUSD売り/SOL-1230ロング ポジションあり
  • BTCUSD買い/BTC-1230ショートポジションあり

 

ということで、まずはSOLを解消するためのもの

 

SOL側トリガー

 

条件は

(price("SOL-1230")/price("SOL/USD")*100)-100 >= 0.35 and position("SOL-1230") >= 0.01 and balance_free("USD") >= 5 and time < 1672326000

です。

ひとつづつ見てみましょう。

 

 

■(price("SOL-1230")/price("SOL/USD")*100)-100 >= 0.35

これは単に乖離率が0.35%超えたら発動するよってこと。私は現状-1.25%ぐらいを設定してクロスを組んだので、その逆パターンで解消する感じです。

 

0.35%はクッソ適当に設定しているので、安定を取るなら0%とか-0.1%とかで決済しちゃった方が無難です。この辺の数値は今後変えてく予定。多分結局+0.01%とか適当な無難な数値に変えると思う。

 

■position("SOL-1230") >= 0.01

position関数は、現在のSOL-1230のポジション枚数を表しています。ロングでもショートでも「正」の値になるっぽいので、その枚数が0.01以上であることを条件としています。取引額を0.01にしているため。この辺は取引枚数によって変えてください。

 

■balance_free("USD") >= 5

そもそもUSDが無いとSOLUSDを買い戻しができないので、5ドルぐらいあったら開始するようにします。多分1ドルあれば十分な気もしますが一応5ドル。なんとなく。

 

■time < 1672326000

UNIXタイムで2022年12月30日ぐらいの数値。来年もSOL-1230の商品が発生してしまうため、今年限りのルールに限定したくて入れてます。一生このマシンを回す気なら外していいですが、個人的には入れておきたい。

 

では続いてアクション

 

SOL側アクション

 

単純に成行注文で売りと買いを0.01枚のサイズで入れてるだけです。一応SOL-1230側はReduce-Onlyを入れて、誤ってマシンが発動した時の予防策としています。Reduce-Only、つまり、清算のみ注文するということ。ポジション解消後にショートポジションを持つことを防ぎます。

 

ということで、BTC側もおんなじ感じで入れればOK

 

BTC側トリガー

 

条件は

 

(price("BTC-1230")/price("BTC/USD")*100)-100 <= -0.05 and position("BTC-1230") >= 0.0001 and time < 1672326000

 

です。説明は割愛。さっきの説明の大小を逆転させてる感じ<=を>=にするとか。

 

一応補足すると、こっちは「USD」の残高はどうでもいいです。だって、BTC/USDを現物で購入しているので、売るとUSD残高が増えるだけなのですから。BTC-1230側は仮想通貨を証拠金として使っているのでUSDだけ残高見る必要が無かったりします。

 

で、今回は-0.05%の乖離があったら決済しちゃおうかなという感じ。BTC側の乖離は非常に安定しているので、大きな乖離は生まれにくかったりします。なので、こっちは夢を見ないで現実的な数値を入れていく。

 

BTC側アクション

 

こっちも単に成行売り買いしてるだけ。

 

ということで、これにてクロス解消が自動的に行われます。これの良いところは、別に12月30日を待たなくてもいいということ。後は年末で忙しい中、忘れてたりすると大変なので、そういうのを危惧しているひとは、現実的な数値を条件にして決済してくれるように祈った方が健康的だと思います。

 

また、もう一つのメリットとしては、以前もお伝えしたかもですが、相場が暴騰しているときはプラスに乖離しやすく、暴落しているときはマイナスに乖離しやすいです。

 

今回のルールを設定しておくことで、暴落時にも暴騰時にもルールが発動するため安定してクロスを解消しやすい状況になりやすいかなと。いちいち張り付く手間と、その良い感じのタイミングで取引する部分を解消してくれる(はず)です。

 

 

なお、もう一度言いますが、これは私用のルールで実績もないため正しく稼働するかさっぱりわかりませんので、絶対にマネするんじゃあないぞ!そもそもFTX JPができて初めての取引ですからね。実績なんてあるわけないんですよ。まぁ12月まで指をくわえてみていてください!!!

 

まぁ多分大丈夫とは思う。後はSOL-1230が無事0%に縮小してくれるかが焦点になる感じで。失敗しても手数料負け程度でたかが知れてるし。

 

界隈ではFTXが日本に来て最悪!みたいな声が大きいですが、アルトコインとかアービトラージとかしない私から見たら日本に来てくれて本当に良かったと思ってる。海外取引所を日本で使うのちょっと抵抗ある・・・ない?

 

恒例のリファURL物乞い

ということでいつものあれ。まぁいいじゃないですか。お小遣い稼ぎたいんですよ。

 

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FTX JPは取引停止となったためリンク削除しました