※親会社であるFTXが破綻しFTX JPも利用不可となりました。本記事はあくまで過去のものとして備忘録として残しておきます。(2022/11)
本記事はFTX JPでBTC-PERPやBTC/1230等のパーペチュアル取引や先物取引を実施しており、かつ、FTX Earnを有効にしている人が対象です。あくまで自分の実績としての記事であり備忘録みたいなものです。
FTX EarnというサービスがFTXで展開されています。これはウォレットに入れた暗号資産に対して5～8%もAPY(年利)が付くという凄いサービスです。何がすごいってBTCでそれが作ってのがすごい。以下過去記事。
で、このAPYが付くのはどこかというと「残高」ではなくどうやら「取引可能残高」側の数値に紐づいているようです。
以下過去記事と関連していると思います。BTC-PERP等で指値をしていると証拠金を確保されてしまい、FTX Earn報酬が明らかに減っていたことがありました。
で、今回は何の記事かというと、すでに「BTC-PERP」等でポジションを組んでいる場合、証拠金を確保されるためFTX Earnの報酬が減っていることに気づきました。
実際ビットコインの証拠金が以下のように確保されていました。ウォレットで「取引可能残高」にマウスを合わせると出てくる。
で、実際に証拠金が必要な額は「ウォレット」→「証拠金について」欄の一番下の方に書いてありました。
上記について、以下の方法でポジションを組んでいます。その使用中証拠金になってるんですね。
両建てダブル途中結果
商品名 結果 一連の儲け 儲けの率 SOLUSD売り $1,634.18 SOL-1230ロング -$1,619.18 $15.00 0.93% BTC-1230ショート $1,777.49 BTCUSD買い -$1,774.25 $3.23 0.18%
じゃあ小銭稼ぎマシンあんまり使えないな？って思ったのですが、次の設定をすることでBTC証拠金の確保が無くなりました。
レバレッジ比率を2倍にする
私はビットコインのようなすでにボラが激しい銘柄についてあえてレバレッジを賭ける必要は無いなと思っているタイプの人間です。そもそもロスカットされたらその分特別に手数料を取られるので、だったら最初からレバレッジ賭ける分の現金入れておいて、ロスカットの値になったら逆指値するような設定しといたら同じでしょって。
ということで、レバレッジ比率1倍にしてたのですが、これがいけなかった。ようするに、レバレッジ比率を2倍にすることで、ロスカットラインが近づくのですが、その分「証拠金の確保」が半分になるのです。
デフォルトだと普通の人はレバレッジ2倍と思いますが一応やり方。
「設定」→「証拠金」からレバレッジ2倍を選べるのでそこをクリック。
これで必要な証拠金が下がるため、FTX Earn報酬がより多く貰えます。
実際にどうなったか見てみましょう
レバレッジ1倍の必要証拠金
レバレッジ2倍の必要証拠金
キッチリ半分になった感じです。
ここで不思議なのは、上記レバ2倍の時の必要証拠金は合算すると大体2800ドルぐらいなのですが、USDを全然入れていないにも関わらず、ビットコインやその他仮想通貨にて「証拠金のロック」が発生しませんでした。
つまり、「取引可能残高」＝「残高」となっており、丸々FTX Earnの対象になったのです。マジで謎。USD入れてないのに。代わりに仮想通貨は大量に入れていますので、ちょっとしたポジション程度ではレバレッジ2倍にしたところで絶対にロスカットされない状態になってたりします。
で、実際の取引履歴を2日後に確認したところ、無事増えました。
1日53円ぐらい増えました！(※BTC=300万円として)
年2万円ぐらいになるので馬鹿になりません。
むしろ、ポジションを実際に取るより指値をしたときの方が圧倒的に証拠金ロックされているように感じています。理由は謎です。私はクオンツゾーンで極力指値を放置しないようにして小銭を稼いでいました(が、一瞬の暴落の時に取れなくて裁量ながら返って損してたりします)
ということで、PERP取引とか期限付きの先物取引をしている場合はレバレッジ2倍にしておくと幸せになれるよってことでした。
ただし、当然十分な証拠金がウォレットに無い場合はロスカットされる可能性が飛躍的に向上するので本当に注意してください。
ちなみに「注文」→「ポジション」から「推定ロスカット価格」は確認可能ですのでそこを見て判断しましょう。
あくまで推定ですが、法定通貨放り込んでおけばロスカットはされないでしょう。仮想通貨のみ証拠金を使ってる場合は定期的にチェックした方がいいかもですね。「該当なし」ならほぼ安パイでいいとは思います。
ということで、なぜか仮想通貨側で証拠金ロックされずに全力でFTX Earnできたので引き続き先ほどの過去記事にある小銭稼ぎマシン稼働しておきます。
※2022/10/21 現在の状況です。
