【株式】ギャンブルするならジュニアNISA一択

よくジュニアNISAで見られるのは、

 

ジュニアNISAは子供のための口座だからレバレッジ効かせるなんてナンセンス!

 

子供の口座でギャンブルするなんてありえない!親として許せない!

 

みたいな光の親御さんたちからの熱いメッセージを見かけます。というか過去に見かけました。

 

そんな中、そんなメッセージを無視して私はSPXL、MSTR、MARA等のハイリスク資産にガンガン投資していくのであった。一応、初年度はインデックス投資家だったので先進国株式に投資してますが。

 

さて、ではなぜジュニアNISAでギャンブルしてはいけないのでしょうかというと、単に「世間体が悪い」ってこと以外無くない?って思っていて、むしろジュニアNISAでこそ、率先してギャンブル仕掛けるのにうってつけの投資先は無いと思っています。

 

ではなぜ、私はそう思ったのでしょうか。※気分でやってました

 

ではなぜジュニアNISA枠はギャンブルに向いてるか考えていきます。

 

考えることは以下の二つ。

 

  • NISAでギャンブル VS 特定口座でギャンブル
  • 一般NISAでギャンブル VS ジュニアNISAでギャンブル

 

考えるのは2つあると思ってて、

 

 

前提条件

  • インデックス投資だけでなくギャンブル枠を設けたい
  • 特定口座もNISA枠も両方投資する余力があって、NISA枠埋めた後の資金は特定口座側で投資するものとする

 

上記で考えます。まず大前提として、「ギャンブルしたい!」って思ってる人限定の話です。全部のNISA枠を「インデックス投資」で固める人だったら、そりゃー「ジュニアNISA」でギャンブルしちゃだめ!っていうのは分かります。その意見は同意します。

 

が、その話は今回の趣旨じゃないです。あくまで「ギャンブルする気満々」な人に対して、じゃあどこでギャンブルしたらいいの?って話なので。

 

ということで、まずは「NISAでギャンブル」VS「特定口座でギャンブル」のどっちがいいのかってのを見てみる

 

ギャンブル枠とインデックス枠

今回面倒なので次のように定義します。

  • ギャンブル枠:20倍 or 0倍
  • インデックス枠:5倍固定

 

上記は20年投資をした場合を想定しての結果としています。ビットコインは現在1.7万ドルで、個人的には10年あれば20万ドルはぐらいは行ってほしいと思ってて、20年あれば超余裕で40万ドルは行くでしょってかんがえてるのでいったん20倍で。S2Fモデル使ったら10年で100倍とかになっちゃうのでかなり弱めて20年で20倍とした。

 

対してインデックス投資は年利8%で20年続けると大体400%で5倍らしいのでそんな感じで見ます。こう見ると、インデックス投資で十分じゃね?って思える。まぁビットコイン側をかなり弱く見せてる(※信者の感想)のでいいでしょう。

 

 

パターン考察

面倒なのでざっくり考える。大きく分けて以下の2パターンが想定する。

 

 

インデックス投資は20年やってたら絶対に失敗しない、という超適当なシミュレーションをします。まぁ、こいつは20年やれば大丈夫でしょう。5倍も増えるかどうかは微妙ですが。

 

ということで、それぞれ見てみましょう。仮に両方で100万円投資して合計200万円投資したあと20年間寝かせた形でみます。

 

また、クッソ適当なイメージシミュレーションしますが、損益調整は考慮してないです。

 

インデックス投資:成功 / ギャンブル投資:成功の場合

パターン①:特定口座でインデックス
  インデックス ギャンブル 税金考慮
NISA   ¥20,000,000 ¥20,000,000
特定口座 ¥5,000,000   ¥3,984,250
合計     ¥23,984,250

 

パターン②:特定口座でギャンブル
  インデックス ギャンブル 税金考慮
NISA ¥5,000,000   ¥0
特定口座   ¥20,000,000 ¥15,937,000
合計     ¥15,937,000

 

約2000万円になりました。NISA枠は儲かれば儲かるほどメリットが増大します。今回はギャンブル銘柄が必ず成功するパターンなのでものすごい爆益となっているためNISA枠でギャンブルするとお得になりました。その差はなんと800万円。800万円も税金が免除されるとかんがえると、やはりNISA枠でギャンブルしたくなります。

 

インデックス投資:成功 / ギャンブル投資:失敗の場合

パターン①:特定口座でインデックス
  インデックス ギャンブル 税金考慮
NISA   ¥0 ¥0
特定口座 ¥5,000,000   ¥3,984,250
合計     ¥3,984,250

 

パターン②:特定口座でギャンブル
  インデックス ギャンブル 税金考慮
NISA ¥5,000,000   ¥5,000,000
特定口座   ¥0 ¥0
合計     ¥5,000,000
 
これはNISA枠でギャンブル投資失敗した場合、残念ながら大きく価格を落としています。落としていますが、ポイントは特定口座でインデックスをしても、全投資額200万円の倍近く利益を得られている点です。税金も20.315%取られますが、ギャンブル銘柄が成功した時に得られた2000万円の税金20.315%に比べて微々たるものです。
 
NISA枠でインデックス投資をした場合は100万円程お得税金が浮くので嬉しいですが、100万円程度であれば人生に影響がでるほどでもありません。当然かなり痛い額ではありますが、無くなっても仕方ないね、で済むレベルです。先ほどのギャンブル銘柄で2000万円を当てた時に比べたら、の話ですが。
 
なので、私個人の意見としては、ギャンブル枠はNISA枠が非常にしっくり来ています。
 
で、私はそのギャンブル枠にビットコインETFに入れたくてしょうがないというわけです。無いので疑似BTC銘柄であるMARAとかMSTRに投資してますが。
 
話が脱線しました。
 
ということで、個人的にはNISA枠でギャンブル一択なのですが、では次に一般NISAとジュニアNISA,どちらで投資した方が良いのかを考えると、次の一言で大体結論でちゃうなって思いました。
 

相続税について

私は税金に全く詳しくないので各自で調べて頂きたいですが、ようするに一般NISAで親の口座使ってギャンブルして大儲けした後に死んじゃったりしたら、それを相続する側の税金がガッツリかかるよねって話。
 
対して最初からジュニアNISA枠を子供に与えておいて、そっちでギャンブルして利益が出た後に親が死んでも特に問題ありません。だってすでに子供の口座なんだから。
 
じゃあギャンブル銘柄が失敗したらどうするかっていうと、それはもうジュニアNISAも一般NISAもそこまで関係ありません。元々ジュニアNISAや一般NISAは1年の枠が80万円、120万円と限定的であるため、損益通算できなくても人生に影響のでる額にはならない(はず)です。
 
80万円*5年全部ギャンブル銘柄に投資するとかなりの額になりますが、それはギャンブル投資すると決めた時点でNISAと特定口座の問題とは別の問題になるので割愛。怖かったら額を減らすだけで良くて、特定口座、一般NISA口座、ジュニアNISA口座はその次の段階の話になるため。
 
ということで、相続税を考えた場合を見ると、一般NISAではなくジュニアNISA口座でギャンブルするのが非常に相性が良いのではないかと考えるわけです。
 
なので私は世間一般とは真逆にジュニアNISAをまずキッチリギャンブル枠で埋めつくしていきたいと思いました。おしまい。