こんにちは。okometsubuです。
ちょっと前に見た記事で思ったことをまとめてなかったなぁと思ったので今回はこれ。レバレッジ取引の結果発表について。
以下coinpostサイトから引用させて頂きます。
仮想通貨取引所TAOTAO1周年記念イベント|ビットコイン取引データを分析
各務: これは…衝撃的ですね。勝っている人は当然、負けている人よりも大きく勝率が高いものだと思っていました。
荒川: さらに詳細を見てみましょう。一決済毎の勝った決済と負けた決済額を見てみると、負け口座のほうが一決済あたりの利益額が大きいことがわかります。
各務: これも驚きですね。勝ち口座と負け口座、勝率はほぼ変わりない。一回の決済あたりの利益額はむしろ負け口座のほうが大きいとは。。。では、どこに差が出ているのですか。
荒川: 一番下「決済あたり損」を見てください、一決済あたりの損の額に倍の差がでている。この部分が唯一大きな違いでした。
各務: なるほど。損切りの上手さが勝ち負けの差を生んでいるということですね。
詳細は引用サイトをご覧頂けるとして、簡単に言うと損失は最低限にして取引しよう、という流れになっていました。
私なんかは「損切り」はほとんどしたことなくて(※大嘘)、基本的に大きく下がったら少しずつ買い増しを行うスタイルで行っています。ビットコインではありませんが、SPXLやTECLでコロナショック時にも一応買い増しをソコソコできたため数百万円は儲かったことがあります。※もちろん運による所も多いです。
ただ上記の記事は「レバレッジ取引」であるという点を注目すべきかなと。
ようするにレバレッジ取引をすると基本的には長期保有していると損するし大幅な下落が突如訪れた瞬間にロスカットして、その後急上昇してしまうというのが普通に起こりうるということです。
特にビットコインなんてボラの激しい投資商品だと普通にサクッとロスカットしてしまうことでしょう。※経験済み
そういう意味だと確かに「損切り」は常に考えなくてはいけないし、想定のシナリオからずれたことも考えて損切りラインを設定しておくのは必須かなと。これが出来ていない顧客が今回多くて上記の図のようになったのでは?みたいな雰囲気らしい。
なるほどなぁ。
ただ、私の様に「現物」でビットコインを持っているような人たちや、長期投資をする雰囲気で相場に入っている人は果たして「損切り」をしてコントロールする必要があるのか?という疑問が浮かびました。
じゃあ、損切りしなくてはいけない状況というのはどういうものがあるでしょうか。
損切りする時の状況
- 短期売買を目的としており、チャート分析等で上昇を見込んだが予想以上にずれこんで下がった又は上昇しなかった場合
- 将来に希望が持てないニュースが流れて長期保有する必要性が無いと断定できた時
- 現物取引だとしても全力資産100%で投資してしまい、ある特定のラインを下回ると生活すらできなくなるような場合
こんな感じでしょうか。レバレッジ取引してる人は先ほど理由述べたので割愛。
短期売買の人は数日で何度も取引するのでその売買の差額で儲けることを目的としている人だと思うので回転効率上げるために利確・損切りは早めにするんじゃないかなということで一応上げました。
次に将来に希望が持てなくなった場合。これは普通にあり得る未来だと思っていて、例えば私の場合だとBTCでプロトコル欠損が発見されて、もはや修復不可能ハッキングされ放題!みたいなニュース流れたら間違いなく損切りします。そのレベルだと売れるかすら不明ですが。
もしくは各国が仮想通貨の出口である取引所を全面封鎖して法定通貨に変換できなくする対策が取られて持っててもただの「おもちゃ」になりそうになった時とかか。とにかく将来希望が一切なくなるようなものが出ない限りは損切りしなくていいかなぁと思ってしまっています。
が、既に現物で自身の資産の大半をビットコインに投資しちゃってたりして生活自体が出来なくなるレベルの人は損切りラインは必須かなと。
逆に言えば、そこまで投資しておらず、かつ、大規模なバッドニュースが流れたとしても、それでも将来期待が持てるようであれば「損切り」は不要でむしろ「追加投資」すべきタイミングじゃないかなと思ってしまいます。
結局「損切り」をする判断は「投資比率」に当たるんじゃないかなぁと個人的に勝手に思っています。
レバレッジ取引は名前の通りレバレッジ効かせて「借金」してまで買ってるので、そりゃ損切りしないと全財産無くなるから必須だよねと。100%入れてる人も流石に人生終わるレベルまで損切りしないのはヤバイ。
じゃあ私はどうかっていうと、大体資産の8割投資してるので、本来なら損切りライン決めた方がいいかもって思うのですが、結局まだ30代でお給料が普通に貰えているサラリーマンしてるわけなんですね。
その状態で8割ビットコインに投資しているので、最悪ビットコインが0になっても生存ギリギリ出来る状況ではあると。であるならば、別に途中で「損切り」する必要が無いんですね。
また、8割投資していると言いましたが、何も最初から全額全部をビットコインに8割投資したわけではありません。
所謂「順張り」で最初にドカンと資産の4,5割程入れて、その後徐々に投資をし続けた結果8割と言う感じで、伸びている時にピラミッド型で投資していたことになります。
ピラミッド型で買う利点は大暴落が来ても最初に4,5割入れているのでよほどのことが無ければ赤字まで行かないことと、順張りなので更に高値を目指した場合により多く利益を得られる、将来性を買う事ができる感じでしょうか。
なので投資スタイルは人それぞれですが、いきなり人生終わるレベルの8割をビットコインにガツンと投資しているなら間違いなく「損切り」ラインは設定していますし、利確ポイントも早めに設定していたかなと思います。
結局私が投資で一番重要だと思ってるのは「余剰資金」の割合がどうなってるかを考えればいいんじゃね?ってことです。
ということでまとまったのですが、最初に引用させて頂いた「レバレッジ取引」の結果、やっぱ金利と「ロスカット」が本当に辛いと思うから相場慣れしてる人や専業の人じゃないと扱うのキッツイかなぁと思いました。
ロスカットはホント、狙って価格を暴落・暴騰する組織(機関投資家とか)が普通にいるのでホイホイ引っかかります。そこまで落として急反発!ってのが日常茶飯事。これ知ってるか知ってないかで勝率大分代わるんじゃないかなぁ。もしくは低レバで2~3倍レバレッジぐらいまでに留めておくか。4倍レバレッジ以降は結構簡単にロスカまで言っちゃうイメージ。
なので私個人としては高レバレッジするぐらいなら現物を大量に投資して、本来高レバレッジした時のロスカットラインに「損切り」指値をするのが確実で頭のいいやり方だと思いますが、何故人は高レバレッジでロスカットされつつ高い手数料を払うのか。ヨクワカンナイネ。
ということでまとめると、
- 損切り考えるのは最初からある程度「全力」投資している人で現金ほぼ無い人
- 「現金」が多く、かつ、投資している銘柄の未来に希望しかないのであれば「損切り」する必要性は無い、むしろ現金を使うチャンス
- レバレッジ取引はロスカットあるからそりゃ「損切り」しなきゃ負ける率上がるよねって
ということで今回はここまでと致します。