リスクパリティPF(RPAR)はオールウェザーポートフォリオの代わりになるか

こんにちは。okometsubuです。

 

つい先日よりレイダリオ氏の「オールウェザーポートフォリオ」の採用を検討しています。このポートフォリオはレイダリオ氏が一般投資家に向けたポートフォリオで、どのような状況であれ安定して運用が出来るポートフォリオとして世に放たれています。以下その内容です。

 

オールウェザーポートフォリオの内訳

  • 株式30%
  • 中期債券(7-10年)15%
  • 長期債券(20-25年)40%
  • 金7.5%
  • 商品7.5%

 

で、これを見ると「債券」が55%もあるんですね。そんな中、発案者のレイダリオ氏は「今債券を持つのはクレイジー!」と発言している状況とのこと。そして今後金利上昇すると債券は値下がりするのでこの部分が個人的にちょっと気になってます。

 

 

そこでこの記事です。以下靴磨きおじさんのブログ記事より引用させて頂きました。物凄く面白かったし、まさに今私が欲している情報そのものです!

 

一般日本人がレバレッジ1倍~1.5倍のリスクパリティPFを簡単に組む方法とオールウェザーちょっと考察 - 恥知らずの模倣者"Shameless Cloning"戦略のブログ

http://kutsumigaki.blog.fc2.com/blog-entry-581.html

オールウェザー
30% 株式
15% 10年政府債券
40% 20年以上政府債券
15% コモディティ(金7.5+コモディティ指数7.5)

リスクパリティETF
21% グローバル株式
29% 政府債券
29% インフレ連動債TIPs
21% コモディティ
これに1.2倍のレバレッジをかける

~~~

このPFを観察していると、たしかにレイ・ダリオが言っていた通り
株式の3倍くらい債券を入れて、動きを打ち消そうとしているところも面白いですね。
それに、本に載ったオールウェザーをみて疑問に思ったのが、今後くるかもしれないインフレの世界です。
もし毎年インフレ率が上がり、米国金利が上昇したらどうでしょう。
その場合、対応する資産が、本のオールウェザーだと金+コモディティで15%とても薄いと思いました。
(過去40年のように金利が下がり続ける世界なら大量のFixed incomeは最高ですが)
このリスクパリティ型なら、金+コモディティ+TIPsで50%と、うまく機能するでしょう。
こちらのほうがより全天候を意識していると思います。

 

 

 

で、この「RPAR」というETFは実際何かというと、氏のブログを改めて引用させて頂きます。

 

RPAR Risk Parity ETF (RPAR)は面白いですね - 恥知らずの模倣者"Shameless Cloning"戦略のブログ

http://kutsumigaki.blog.fc2.com/blog-entry-577.html

・RPARの経費率は0.5%(調べてないですがサクソバンクやIBなら買えるんじゃないでしょうか)
・まだできて3か月だけどすでに2.4億ドル集めた
・この運用パートナーにはブリッジウォーターで10年仕事をした人が担当
・世界最初のリスクパリティは1996年のブリッジウォーターのオールウェザー
オールウェザーは元々はレイ・ダリオが自分の資産を運用するために設定したもの
・RPARのポートフォリオはグローバル株式25:コモディティ25:米国債35:TIPS35の合計1.2倍レバレッジ
レバレッジは主に債券側でかけている
・株式のデータみかけ上の比率は28%だがこれはコモディティの一部をコモディティ生産企業で組み入れているため
・さまざまなシナリオ(経済の4つの季節という意味だろう、高成長、低成長、インフレ、デフレ)各資産の長期的なリスクに基づいて
比率が決まっている

 

ようするにコモディティと金を強めにした「オールウェザーポートフォリオ」みたいな感じらしいです。詳細はrparetf.comサイトより引用させて頂きました。

 

RPAR Risk Parity ETF 

https://rparetf.com/rpar/fact-sheet

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パーセンテージを合計してもらうと分かりますが、全部で120%になります。つまり、先ほど靴磨きおじさんが記載されている「米国債」と「TIPS」にレバレッジを掛けている部分だと思われます。

 

 

で、この「TIPS」ってなんじゃらほい?というのが最初に疑問に思いました。これは「ブルームバーグ・バークレイズ米国物価連動国債指数」というものらしい。謎は深まるばかり。債券ってことでいいのかな??

 

もう少し調べると、インフレ上昇時に価値が上がって、インフレ下降時に価値が下がるものということ。ETFで買う場合は「TIP」という銘柄が対象。

 

イメージとしてインフレが上昇すると金利が上昇するイメージなので、TIPSは債券ながら逆の動きをするのかな・・・?

 

と簡単に調べたところ、理論上はインフレ上昇時に金利も上昇するが、過去の歴史上はそうとも言い切れないとのこと。以下日本の事情ですが資産形成.comサイトより引用させて頂きます。

 

「インフレになると金利も上がるから対策は不要」って本当!? | 資産形成.com

https://asset-formation.com/2015/11/23/column-money-18/

「インフレになると金利も上がるから対策不要」で本当に大丈夫?

理論上、インフレになると、金利も上がっていくというのは本当です。

ただ、現実にそうなっているかどうかが問題です。

以下のグラフをご覧ください。

 

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出典:http://www.shigagin.com/index.html

 

これは、1995年以降の20年間の消費者物価指数(全国、前年同月比)と定期預金金利を年換算の%でそれぞれ表したものです。

いかがでしょうか?

少なくとも、直近20年間では、物価が上昇しても、金利は上昇していません。

たしかにこのグラフにツッコミどころがないかと言われれば、正直あります。

というのは、物価の上昇が継続的ではなく断続的なものに止まるため、物価が継続的に上昇するインフレとは言い難い直近20年間といえるからです。

しかしながら、これだけはたしからしいこととしていえます。

物価が継続的に上がる、つまりインフレになった場合、理論通りに金利が上がるとしても、インフレ率と同等の金利となるまでにはかなり大きなタイムラグが生じるということです。

 

はー。なるほど。基本的にインフレが上昇した後に金利がタイムラグとして上がっていくことが予想できると言っても良さそう。

 

であるならば、金利上昇前にインフレが発生するということであれば、今回の「TIPS」を投資するのは金利上昇を見据えて悪くない投資先ということになりそう。逆に言えば、過去の結果を見たらこの「TIPS」は成績悪そうです。だって低金利化まっしぐらな歴史ですからね。

 

 

ポイントは金利上昇+インフレ率上昇に対して金+コモディティ+TIPSで金利上昇期対策について大きめに割合を与えているところです。金利上昇する恐怖という部分を今私は持っているので、ここを厚くしているのは嬉しいですね。

 

そして靴磨きおじさんの記事でも以下の様に記載されています。再度引用させて頂きます。

一般日本人がレバレッジ1倍~1.5倍のリスクパリティPFを簡単に組む方法とオールウェザーちょっと考察 - 恥知らずの模倣者"Shameless Cloning"戦略のブログ

http://kutsumigaki.blog.fc2.com/blog-entry-581.html

このように、経済成長率のレバーを上下にガチャガチャと上げ下げしても
インフレのレバーを上げ下げしても
全局面に厚く構成を割いているのがわかります。
とくに前に本で公表されていたオールウェザーは季節③に弱そうだなあと思いましたが
こちらはそんなことはありません。

 

まさに今の世の中に対応したETFというイメージでしょうか。今ゼロ金利ですのでもう後は上昇するしかない世の中になるんじゃないか、という不安を最近ずっと持っています。根拠はツイッターとか!!!!

 

残念ながら、このETFについてですが、2019年12月に始まったばかりで日本証券では購入が現状できないとのこと。個人でやる場合の案について再度引用させて頂きます。

リスクパリティポートフォリオ(レバ1倍)案
21% VT
29% TLTかヴァンガードのもっと経費率の低いもの
29% TIPかヴァンガードのもっと経費率の低いもの
10.5% GSG
10.5% IAU

~~~

ちなみに1.5倍程度レバレッジをかけたいなら、それにも対応できます。
リスクパリティポートフォリオ(レバ1.5倍)案
10% SPXL+EDC
15% TMF
45% TIPかヴァンガードのもっと経費率の低いもの
15% GSG
15% IAU
グローバル株式にEAFE諸国が入れられないのが残念ですが
1.5倍くらいのレバレッジでも今年くらいの状況では、年次リターンでみてほとんど微動だにしないでしょう。

 

 

さて、話を「TIPS」に戻しますが、実際の過去の結果はどうだったのでしょうか。正直サッパリ分かりません!

 

なので、金利とTIPS、後は中長期債であるTLT辺りの増減率のグラフを作ってみましょうか。

 

ここで確認したいのはあくまで「TIPS」のETFである「TIP」がどういう動きをするのかな?というのを確認するだけとなる予定。債券だから金利が下がった時は結果がよくなる?でも金利が上昇=インフレ発生した方が結果がよくなるからどうなるの?というもの。

 

 

データはYahoo Finance(ETF)とFRED(金利,インフレ率)から取得させて頂きました。

 

 

Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance News

https://finance.yahoo.com/

 

Federal Reserve Economic Data | FRED | St. Louis Fed

https://fred.stlouisfed.org/

 

金利米国債3ヶ月(TB3MS)を、インフレ率は「10-Year Breakeven Inflation Rate」(T10YIE)というのを使ってみました。あってるかは不明。Inflationって書いてあるから大丈夫でしょう!!

 

グラフは月次で表示させます。そしてあくまで変動率で見ているので数値は全部100からスタートさせています。

 

 

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終結

  • TIP:+20.1%(2020-06)
  • TLT:+91.8%(2020-06)
  • TLT+TIPで最も低い利率:-2.02%(2006-05)
  • TLT+TIPでマイナス利率回数:12回
  • TLT+TIPでプラス利率回数:188回

 

金利が高くなった2006年5月頃が最も成績が悪くなりましたが、TLTとTIPを合算した上で2%減程度にとどまりました。ちなみにこの時期の実際の金利は「2.66%」程度となります。

 

金利が大きく下がった2009年ごろが特徴的で、TLTは上昇していますがTIPは逆に下がりました。インフレが丁度下がった所なので正しい動きっぽそうです。

 

その後の2019年初頭頃に金利が上昇するところでもTLTは若干下げてますね。つまり、金利上昇時期の初期段階で言えば、大急ぎで債券を売りに出さなくてもいいかもしれないかなと言った感想を持ちました。

 

ではTIPはどうでしょうか。ぶっちゃけインフレ率が下がった2009年以外はずっと横ばいに見えてしまいます。実際、インフレ率は2003年から比べて大分下がっていますが、TIPもつられて下がるのではなく横ばいをキープしているようなそんな感じに見えますね。

 

金利化したらTLTが、インフレ化したらTIPがそれぞれ補完している動きをしていることが見えますし、両方持てば普通にプラスに動いていそうです。まさにオールウェザーと言えるのではないでしょうか。※これはRPARで使うものですが

 

もうちょっとズームしましょうか。TLTと金利を外してみました。

 

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面白いのはインフレ率が大きく下がったところでTIPも下がるのですが、その後もインフレ率が緩やかに下げているのにTIPは言うほど下がっていないし、最後の2020年頃には逆に上がっています。理由?分かりません!

 

こうなると、インフレ率が大きく動くところのTIPの動きを見たいですが、残念ながらTIPは2003年からしかないのでここまでしか確認できず。

 

ともあれ、最後の2020年頃を除けば概ね「インフレ率」の動きとそう変わりがないことが分かりましたし、少しずつインフレ率が下がった所でTIPの下げ幅は限定的である点も注目です。理由?やはり分からないです誰か教えて!!!

 

と調べた所、物価連動国債の説明がありました。以下PIMCOサイトから引用させて頂きます。

 

物価連動債とは | PIMCO

https://japan.pimco.com/ja-jp/resources/education/bond-basic-what-is-inflation-indexed-bonds

物価連動債とは 物価連動債(インフレ連動債)は、物価上昇率(インフレ率)に応じて、元本が調整される債券です。

そして得意・不得意な環境は以下の通りとのこと。

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ようするに債券のように「金利が低い」方が嬉しく、「インフレが高い」と嬉しい商品ということらしいです。今回の2008年頃は「金利が低下」し「インフレも低下」したのでTIPは多少の下げ程度で留まったと考えられそうです。

 

そして2020年を見ると、低金利まっしぐらなので、インフレ率が多少下がってもTIPは金利低下に伴い値を上昇させたと考えるのが妥当かなと思いました。

 

ということで、「TIP」を混ぜるとインフレ率に対応できるようになるということで、通常の「債券」として扱うにしては多少意味が異なってくる、と言うことが分かりました。金利低下時にインフレも低下したら普通に値を下げてますからね。

 

 

やはり今の時代を考えると「オールウェザーポートフォリオ」よりも「RPAR」の方が時代にあってるんじゃないかなと思った次第です。金利上昇の懸念から「TLT」はオールウェザーでは40%ですがこちらの場合は29%ですからね。※レバ1.2倍しない場合

 

そう思える理由は「RPAR」は2019年12月に新設されたばかり。つまり、今の時代にあった形でリリースされたと考えたらどうでしょうか。今この場で始めるにはうってつけなETFということになります。

 

で、ここで気になるポイントとして、じゃあもし仮に今後高金利化せずにずっと低金利のまま突き進んだらどうなるかというものです。

 

逆に言えば、2003年から見たら低金利化まっしぐらだったわけです。その時にRPARは正しく動くのでしょうか?

 

ということで、Portfolio Visualizerで確認したいと思います。

 

レバ無しと1.5倍レバの比率について靴磨きおじさんが提案してくれていたのでそれを入れてみます。

 

Portfolio Visualizer

https://www.portfoliovisualizer.com/

 

等倍と1.5倍レバレッジとS&P500

青線Portfolio1が等倍赤線Portfolio2が1.5倍レバレッジです。SPXLは7%、EDCは3%にしています。

 

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VTが2010年からなので経済が良い時期だけの結果です。

 

残念なのは2013年と2015年と2018年に普通にマイナスです。この時期を見た場合は恐らく「オールウェザーポートフォリオ」の方が強いはずです。これについての比較は別の記事で簡単に見て見ようかと思います。

 

更に見るとWorst Yearは普通にS&P500に負けてしまいました。悔しいですね。景気が良い時期は普通に負けるということです。それも仕方ない。株価の割合が25%しかないですからね。

 

 

さて、これだとリーマンショック時が分からないので、「VT」ではなく「IVV」にしてみました。

 

但しSPXLが使えないので等倍とS&P500との比較となります。また、もう一つ気になるものがありまして、商品の「GSG」です。金が既に商品の中の王様であり、GSGは非常にパフォーマンスがすぐれないことが分かっています。これを外して「金」に入れて見た場合も見て見ます。

 

等倍とGSG外したものとS&P500(IVV編)

青線Portfolio1が等倍赤線Portfolio2がGSGをGLDにしたものです。

 

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リーマンショックを経由したら一目瞭然でRPARは優秀なことが分かりますね。そして単純にVTからIVVに買えたところ、Worst Yearも改善されて5.5%前後で落ち着きました。

 

ただ、これはあくまで「オールウェザー」、全方向に対応すべくリスクを限りなく減らす形での投資方法というわけで、やはりVTのように世界分散をした方が考え方としては正しいといえるでしょう。

 

また、GSGを単純にGLD、つまり全部金にしたら普通に結果が良さそうです。攻めるなら金関連ですね。正直将来どうなるか分からないので入れるだけ入れるかな・・・

 

ではなぜGSGが必要なのか。雑司が谷の愚人さんのサイトではこう書かれています。以下引用させて頂きます。

 

レイ・ダリオ氏と米国国債ETF

https://zog.jp/1044.html

金の動きはいいですね。長期の米国国債と同じ感じで下落せずに耐えています。株価が下落局面のリスクヘッジとして金(ゴールド)は頼りになります。

それに比べて、コモディティとリートはS&P500と同じような動きをしていて、リスクヘッジにはなっていません。

もっとも、レイ・ダリオ氏が金とコモディティを勧めているのは、ハイパーインフレが起きた場合に株式と国債の両方がダメージを受けても、金とコモディティボラティリティが大きいのでインフレに負けないから、という理由です。いわば、国債が外堀だとすれば、金やコモディティは内堀のようなもので、同列に議論をするのは適切でないのかもしれません。

 

ようするに「ハイパーインフレ」に対応するためにGSGを混ぜていると考えられるかなと思った次第。ようするに、

 

株価下落時:金は落ちないがGSGは落ちる傾向にある

ハイパーインフレ時:金もGSGも上がるが、GSGの方が金より有利になるっぽいから持ってた方がいい?(※ここハイパーインフレ時のデータが無いので分からず)

 

という感じでしょうか。GSGの有利な時がハイパーインフレ時だけなのかなと思った次第。

 

であるならば、今回のRPARは「TIP」のインフレが上昇したら有利になる商品を29%も混ぜています。ならばGSGにこだわる必要無くGLD関係の金に投資して株価暴落に耐性を付けた方が良いんじゃないかなと思ってます。

 

将来どうなるか分かりませんが、オールウェザーポートフォリオ以上に手厚くインフレに対応する形になっているのです。GSGの比率下げちゃってもいいかなと。※金融リテラシー0人間の感想です。

 

本当はダメだと思いますが、今回のGSGというか、投資先についてあくまで一般投資家向けの話であり、本来であればきちんと先物とかで買う必要があるものだと思っています。今回はETFで高めの経費率を払って購入しています。

 

あえてETFで買う場合、経費率0.75%もかかります。「コモディティ」はゼロサム商品と言われており、そこに経費率を掛けると赤字です。ハイパーインフレ時を見据えて買う商品であるものの、この0.75%を掛けるほどの「利」が生じるか正直疑問です。

 

であるならば、金も「コモディティ」の一種であるため、インフレにも強いはずです。これに統一してもいいんじゃないかなぁ~と勝手ながら思ってしまいます。コモディティが1商品になるというリスクは伴いますけどね。

 

GLDMであれば経費率は0.18%と非常に安いです。「TIP」に29%も投資してますし、インフレ時の対策はある程度整っていると思っていいんじゃないでしょうか。※しつこいですが素人の意見です。

 

 

ということで、次回はオールウェザーポートフォリオとRPARのバックテストをして満足しようかと思います。時間が出来たら記事にする予定。まぁ、この辺はPortfolio Visualizerサイトで誰でも確認できるので気になる方はPortfolio Visualizerで観ちゃって良い気がします。

 

正直、金利が下降しまくる時代の検証なので、債券と株価が強い過去については間違いなく「オールウェザーポートフォリオ」が勝利する気がします。その差を見てオールウェザーを採用するかRPARで行くか、決められたらいいなと思います。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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