こんにちは。okometsubuです。
もう下落記事ばっかり書いてて疲れたよパト○ッシュ・・・・
3倍レバレッジ達の立ち位置もいよいよ怪しくなってきました。何やらS&P500やQQQを指標としていない銘柄達は注意せよとの情報がツイッター上でわんさかされておりまいした。噂なので何が真実なのかさっぱり分かりませんが、S&P500とNASDAQ関連、つまり、SPXLとTQQQは無事であろうということらしいです。であれば、TECL辺りなんかは大丈夫なんじゃないかなぁと思ってます。コロナショックの中でも被害はそんなない読みです。SOXLはどうなんでしょう。半導体なので工場閉鎖とかでヤバそうなイメージ。
今回は、そんな「イメージ」を払拭するための記事となります。今のコロナ騒動でどのぐらい各セクターは下落しているのでしょうか。
まず最初に、3倍レバレッジが早期償還される条件として、少なくとも指数が-33%を超える下落が発生した場合に起こるものと思います。100%超えちゃいますからね。
で、サーキットブレーカーはS&P500がその日-20%下落したらその日の取引は停止となるため、SPXLはセーフであろうことが予想できるわけです。ここで私の懸念点として、S&P500が-20%下落しても、セクター毎に見たら-20%を超える可能性があります。そのため、サーキットブレーカーがあったとしても、各セクター毎の3倍レバレッジは早期償還する可能性は出てくると思います。
その他、余りにも値下げしすぎて運用が困難になったとかで運用会社が白旗を上げても繰上償還されると思われます。※この辺は適当に書いてます。
これについては暴落前、1月くらいからずっと私が言ってたことですね。「そうはならんやろ~」とは心で思っていますが、果たして大丈夫でしょうか。不安になりますね。
SECによる介入によるレバレッジ商品の仕様変更もしくは償還についてはもう考えません。リバランス先は決めています。以下移行先検討記事です。
というわけで、現在の「コロナショック」において、各セクターの下落率は今回どうなっているのでしょうか?という個人的な興味があったので調べてみることにしました。
対象とするのは私が興味ある所だけです。日本の投資家で有名どころだけ選んでます(ITA除く)。他のセクターはよく分からないからね仕方ないね。とりあえず以下の銘柄を比べてみましょう!S&P500やSPXLより優秀なら今後も多分大丈夫なんじゃないでしょうか?コロナショックで見たらずっと続いてるわけですからね。
参加者一覧(等倍銘柄)
- IVV(SPXLの元)
- XLK(TECLの元)
- VGT(人気なので入れてみた。ハイテク人気銘柄)
- SOXX(SOXLの元)
- QQQ(TQQQの元)
- ITA(DFENの元)
元となる銘柄は適当に選んでます。VGTは3倍レバレッジ無いですが、人気なので入れてみました。というわけで、続いて3倍レバレッジ同士の参加者を記載します。
参加者一覧(3倍レバレッジ)
- SPXL
- TECL
- SOXL
- TQQQ
- DFEN
DFENは下落率がヤバそうなので適当に入れてみました。楽しみですね。
各セクターの説明は省きます。Google先生に聞いたらすぐ分かりますし、分からない人がこのブログを見てるようなら、気にしなくていい気がします。初心者の方は普通に「VOO」をお勧めします。S&P500ですね。「IVV」より管理費用が安いので米国株式のETFで取引したいなら「VOO」でいいかと。
話が脱線しました。
それでは暴落開始前の2020年2月19日~3月18日までの結果を見てみましょう!
今回確認するポイントは、
- 該当期間における各セクターの「底」はどこか(3月18日現在。まだ落ちるよ多分!)
- 1日における最大下落率を各セクター毎に見る
前者、後者両方ともに確認して「ヤバそう」な銘柄がこれで分かりますね!!
ではまずは等倍側から確認してみます。実はこの確認だけで今回のブログの目的は達成します。レバレッジ側の比較は、どのぐらい下落しているのかを面白おかしくみて皆でみましょうね!というものです!(狂気)
それじゃ等倍から。終値ベースでの結果となります。
等倍銘柄比較(2020/2/19~3/18)
最終結果(2/19からの下落率)
- QQQ:23.14%
- XLK:24.60%
- IVV:24.86%
- VGT:26.26%
- SOXX:28.12%
- ITA:41.92%
QQQ優秀ですね!これを見るとTQQQに投資したくなってしまいます。SOXXはちょっと落ちます。やはり半導体は工場使うから打撃を受けるとかそんな感じでしょうか。
そして個人的に以外だったのが「VGT」が結構下落してるんですね。QQQやXLKよりも落ちてるんです。XLKの方がマイクロソフト比率が高いからかなぁと思ったり思わなかったり。確か、マイクロソフトはこの暴落中でも順調だったと記憶してます。あぁ、この辺全然詳しくないので適当に書いてます。そういう企業調査しなくていいのがETFの利点なのですから・・・(開き直り)
そしてITAはガッツリヤバイですね。そもそもITAって何よ?っていうと、「米国セレクト宇宙航空&国防指数」というセクターでボーイング社が入ってます!だからあえて今回の検証に入れてみたんですよ!そりゃ落ちるよ!!まぁ、おそらく日本でITAに投資している人はそういないと思うので、下落率が凄いねっていうのを見れただけで満足します。
さて、続いて1日の最大下落率を見てみましょう。こちらは前日終値から翌日の底の値からの下落率を追う事にします。
1日における最大下落率結果
- QQQ:12.05%
- IVV:13.46%
- VGT:13.49%
- XLK:15.44%
- SOXX:16.13%
- ITA:16.46%
皆、大きな下落を経験していますが、QQQは相当優秀ですね。TQQQが日本の証券会社から気軽に投資できたらよかったのですが、ここはXLKのTECLで我慢します。
さて、そのXLKなんですが、結構下落率が急でヤバそうですね。しかし、トータルで見たらVGTよりも下げてないと。もうこうなるとXLKとVGTは50歩100歩でしょうか。確認期間もそう多くないですしね。
ともあれ、このレベルであればIVVが20%下落の時点で33%下落まではいかないかなと思いました。どうなるか分かりませんが、SOXXも大丈夫かなぁ。でも、SOXXもITAに並んで結構大きく下げていることが分かりました。これは投資前から何となくその傾向にあることが分かっていたので、私は少額だけの投資にしています。若干追加投資して少額でもなくなってしまっていますが・・・
暴落というのはそのセクターに対する致命的なニュースが出て初めて極大な暴落になることから、XLKよりもSOXX側の方が直近はヤバそうかなと思いました。コロナで影響受けるのSOXX側だろうなぁという感覚を持ってます。
ともあれ、コロナショック単体で言えば、既に一般的な問題になっているので1日で一気にそこまで落ちることは無いかなぁと思った次第です。結局、旧な下落といっても、まだS&P500が-20%のサーキットブレーカーまで到達していないですからね。
不安ならSOXLはスイッチした方がいいかもしれません。多分大丈夫と思ってるので恐らくそのままにしますが、今ちょっとSOXLのスイッチを考えてます。こいつをTECLとSPXLに切り替えるのはアリかなぁと思った次第です。TECLだけにスイッチしてもいいかもスイッチを行う場合は指値ではなく、成行注文にするか、差額は諦めて指値注文でしょうか。そこは仕方無いですね。多分面倒なのでやらないですが。
さて、最後は蛇足となりますが、3倍レバレッジ達のグラフを見てお別れとしましょう。どのぐらい下がったかなぁ。楽しみだなぁ(血反吐)
レバレッジ銘柄比較(2020/2/19~3/18)
最終結果(2/19からの下落率)
- TQQQ:63.31%
- SPXL:65.46%
- TECL:67.41%
- SOXL:73.09%
- DFEN:85.15%
2/19からの下落率ですね。各セクター毎高値からではない点注意です。ともあれ、これはさっきの等倍結果と似たような結果ですね。まだTECLもSPXLも65%下落程度の致命傷で済んでいますし、まだまだ余裕がありそうで安心しました!
「まだまだ暴落するからな!今に見てろよ!!!」
ってぐらいの気持ちで投資しないと大変苦しい私生活を強いられることでしょう。大変だなぁ・・・(他人事)
でもこのぐらいならフルで投資しなくてもいいかなぁと思ってしまいます。やっぱり毎日積立みたいな感じで細かく刻んだ方が良い気がしてきました。難しいですね。
というわけで、私は直近高値から80%下落したラインで改めて追加投資するとともに、それとは別に毎日積立で機会損失にも対応する2段構えを採用しています。以下その時の記事。
もし直近高値90%以下になったら、多分生活資金の安全資金を使います。そうなったら一括投資はそこそこに、毎日積立も若干行うとかそんな感じで適当にやります。97%以下になる可能性もありますから・・・
というわけで、今回はまだまだ序の口っぽそうなことを確認したことと、今の所、1日で33%の下落しそうな銘柄は無さそうなのでホッとしました。どうなるか分かりませんけどね。ドイツ銀行破綻とか有名企業の倒産とか。もう何もわからない。何もわからないので私はSPXL+TECLを50:50投資してケアしています。TECLが破たんしてもSPXLは生き残るし、TECLが生き残れば暴落復活後、爆発的な利益を得られることに期待大です。
投資方針の過去記事となります。
というわけで、今回はここまでと致します。