こんにちは。okometsubuです。
さあ「SPXL」への投資を開始してしまいました。もう後戻りはできません！
合計300万円「SPXL」に投資してしまいました。以下過去記事。
後戻りできないなら最善を尽くすしかありません！もう少し「SPXL」に関して考察を進めることにします。
「SPXL」とはS&P500に3倍レバレッジを掛けた商品で、リスクは3倍以上、期待値は3倍以下の商品となります。こちらに現在特定口座に300万円とジュニアNISA80万円に投入中です。
以前の記事でお伝えした通り、「SPXL」と「現金」を50対50で毎月1回リバランスを特定口座内でのみ行います。その間の現金はIPO株や株主優待券クロスの資金として使う予定です。以下その時の内容をまとめた過去記事です。
今回はその「現金」の取扱について、もう少し考えてみようと言うのが今回のお話です。
大体月に1回のリバランスを行うまでは自由に現金を使えることから私は「株主優待クロス」の資金にしようかと考えています。但し、リバランス日前に大暴落があってすぐに「SPXL」に追加投資したくても出来ないと言うデメリットがあります。しかし私はこれをデメリットとしてみていません。何故ならその日の後にさらなる暴落が訪れるかもしれませんし、上がるかもしれませんが、私には相場が読めないからどちらで買い増しても大きな違いはありません。運がいいか悪いかです。
であれば、何となく1ヶ月に1回、何となくできればいいやという、何となくな考えで始めようかと何となく思っています。
さて、その「株主優待クロス」についてですが、近年一般信用在庫の確保が早期化しており、2ヶ月前なのに在庫が切れる問題が発生しています。これは証券会社の度重なるコスト削減によるものと推測できます。
その為、「現金」を2ヶ月前から拘束される事により、1ヶ月後のリバランス時に間に合わない事になります。そうなると、「現金」は株主優待クロスで使える機会が減り、結局銀行に預けっぱなしになることが増えそうな気がしました。銀行の年利は0.1～0.2%程度。もうちょっとこの「現金」をどうにかしたい欲が出てしまいます。
ここで少し視点を変えてみます。改めて本運用はSPXLと現金を50対50にするものです。ではここでたとえ話をします。「SPXL」の価格が例えば0.0001ドルになったとします。限りなく0ドルに近い大大大暴落です。ありえませんが、「SPXL」の価値は0としてみます。その時にリバランスを行うとどうなるでしょうか。
分かりやすく円で記載します。
例えば、現金500万円、SPXLに500万円の計1000万円で運用していた場合は
現金500万円:SPXL0万円
から
現金250万円:SPXL250万円
となります。そうです。超ド級の大暴落が来ても、1ヶ月の期間だけ見るのであれば現金は半分しか使いません！！！
更に翌月、またまた「SPXL」が大暴落してリバランスした分が0円になったとしても、
現金125万円:SPXL125万円
となるため、全体の4分の3の現金が2ヶ月後にあればいいという結論になります。
上記2ヶ月連続0円は最悪中の最悪ケースでこれです。現実的には1ヶ月後のリバランス時には現金の半分が口座に戻ってくることが保証されているのであれば、ある程度の資金拘束はカバーできると考えられます。
例えば株主優待のために2ヶ月間資金拘束した現金については、最初の1ヶ月目は間に合わなくとも、2ヶ月目のリバランス時には拘束が解除されているので、実質1ヶ月目で最大必要な「現金」枠の半分だけあれば良い、ということになります。今回の例だと250万円を2ヶ月間、自由に使えることになります。
実際問題、リーマンショック級の暴落が来ると「SPXL」は、9割ほど値が下がると言われています。その為、資金の拘束はキッチリ半分までに留めたほうが安全と心して取り掛かるべきだと思いました。現実としてSPXLの価値が0に近い値になるかもしれないということです。怖いですね。
3ヶ月間の資金拘束は流石に考えないかなぁ。その場合は現金の4分の1だけ投資すれば良いですが、流石に3ヶ月間連続で価値が0ドルになる程の大暴落が来たら地球がもう終わってると思います。
1ヶ月目が0.00001の価値になって、2ヶ月目が0.0000000000001とかになったとかそんな感じでしょうか。あり得ないですね。
それに3ヶ月前でも持ちたい銘柄は超優良銘柄になり、そんな銘柄あんまり出回っていません。確保出来ても現金は少しだけになるはずなので、余りに気にしなくて良いかなと。現金の3分の1位までかな。やるなら。
と言うわけで、今回はここまでと致します。
