【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その1(暴落時積立編)

 こんにちは。okometsubuです。

 

本記事はシリーズ物となります。以下続編まとめ。

 

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その2(暴落5年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その3(暴落10年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その4(毎年積立編) - 日々の生活をがんばるブログ

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その5(vs疑似TECL編) - 日々の生活をがんばるブログ

 

もしかしたら近い未来もう少し進んでる気がする。本記事のリライトを忘れる可能性があるので知りたければタイトルで検索すればおk。

 

 

以下は派生した別作品。ドルコスト平均法とノーセルバリュー平均法の争いまとめ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その1(直近暴落編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その2(暴落5年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その3(暴落10年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その4(暴落15年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その5(暴落20年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

 

では今回は第1回目となります。

 

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以前、世界恐慌が発生した場合の積立投資をシミュレーションしてみました。結果としてはかなり良い感じであり、2倍、3倍レバレッジであったとしても、積立投資をすることでマイルドな値動きとなることが分かりました。以下その時の結果です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

世界恐慌という大暴落が発生しても20年間運用した場合、S&P500に積立したのとそう大差がないことが分かりました。しかもその後の右肩上がりの10年でとてつもなくSPXL側が有利となっています。そして世界恐慌レベルの場合、暴落直前で購入したら50年以上投資額が戻らないのですが、この件についても積立投資していればほぼ気にせず投資額をキープしていることが前回の記事で判明しています。※早期償還さえなければの話ですが。

 

また、NASDAQ100へ2倍レバレッジ投資している「iFreeレバレッジ NASDAQ100」という商品について、「ITバブル + リーマンショック」及びその時期を逆転させた上で積立投資を行った場合も私の中では悪くない評価を得ました。以下その時の過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

「iFreeレバレッジ NASDAQ100」はQQQの2倍レバレッジとほぼ同じ感じになる前提で話をさせて頂きました。そのため世界恐慌時はQQQが存在しないため味わわせることができませんが、もし存在していたとしても積立であれば酷いことにはならないことが予想できます。なぜなら積立なので安く買える期間が増えるだけで、最後にはハイテクは伸びると信じているからです。

 

これらの結果から、レバレッジ商品は積立投資でこそ輝けるのではないかと思い至りました。むしろ、等倍のVOOとか先進国株式なんかよりもずっと輝ける、そんな気がしてならないのです。

 

ではなぜ今まで軽視していたかというと、正直、レバレッジ商品のSPXLやTECLは手数料がかかるので積立投資について候補に挙げてなかったんですね。後、自動で毎月投資ができるのかもちょっとよく分かってなかったので候補に挙げずにいました。

 

しかしながら、一旦手数料を無視した場合、かつ、途中で目標額(目標率)に達成したタイミングで売却する気力があるのであれば、積立投資は等倍のS&P500よりも圧倒的にパフォーマンスがいいのではないかと思い始めています。

 

というわけで、先ほどの件は「世界恐慌」発生のタイミングと、積立投資としてはベストなタイミングからの投資しかシミュレーションしていましたが、今回は「世界恐慌」以外の暴落が発生したタイミングで積立投資を開始した場合と、「世界恐慌」以外の暴落が発生する5年前10年前から積み立てた場合の3通りを見て見たいと思います。

 

残念ながら、「世界恐慌」以前のS&P500のデータがありません。^GSPCを元にしてますが、米国のYahoo Financeサイトで丁度世界恐慌が発生するタイミングからのデータとなるからです。なので、世界恐慌の5年前、10年前からのシミュレーションができないのが残念です。とはいえ、20年間停滞することが分かってるので、5年前スタートなら35年後に株価が上がる、という風に捉えればいいかなと思っています。

 

今回のシミュレーションに当たり、S&P500データは以下Yahoo Financeを参考にさせて頂きました。

 

Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance News

https://finance.yahoo.com/

 

もし各暴落時期の結果が良いようであれば、今、3年分毎日投資している金額を月額に分割して、かつ、30年間積立投資に回し、SPXLかTECLに手動で積立投資してもいいかもしれません。結果が良かったらどのぐらい手数料が発生するかも見てみようかな。あぁ、とにかく投資資金がもっと欲しい。

 

 

 

というわけで、今回参加する選手のご紹介です。いつもお馴染みのメンバーです。

 

暴落達参加者一同(日付は暴落前高値の日)

 

では改めて確認すべきポイントをまとめます

 

前提条件

  • 暴落が発生した時から20年間と30年間、疑似SPXLに積立投資を行います。
  • 暴落発生直前の高値から積立開始するものとします。
  • 月1回100ドル定額投資したものとします。
  • 30年無かったら2019/12/31 2020/05/21までの期間を見ます
  • 暴落が発生した時から5年前の時に積立投資をしたらどうなるか見ます
  • 暴落が発生した時から10年前の時に積立投資をしたらどうなるか見ます
  • 比較のため^GSPC(S&P500)も見比べてみます
  • ついでなので値動き2倍(疑似SSO)も参加させてみます
  • 手数料・税金は考察していません。配当再投資も未実施です。(配当金ホント自動再投資して無税でやってほしい。DRIP実装が望まれます。)

※2020/05/26更新

30年無かったら2020/05/21に修正

 

疑似SSOを参加させた理由は、将来「iFreeレバレッジ S&P500」に積立投資可能になった場合の参考データが個人的に欲しかったからです。これなら投資信託だし、自動でやってくれるし、配当金も再投資してくれるので楽ちんです。総口数が30億以上あったら多分これも積立対象として生活してたと思います。

 

本当は3倍レバレッジの「NYダウ・トリプル・レバレッジ」辺りを代替にしたいのですが、まだ作られたばかりで到底口数30億なんて到底ありませんし、商品の特性上、30年も持たないと思っています。そこまで人気で無さそう。残念ですが仕方ありません。

 

疑似SPXL、SSOデータの考え方はこちら。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

さて、暴落発生から積み立てると非常に有利な展開になることが容易に想像できます。つまり、今回の検証ではかなりいい結果になるはずです。

 

ということで、暴落発生の5年前と10年前の時期から積み立てた場合もみます。暴落は10年に1度と言われているため10年前だけにすると、前回の暴落に引っかかる可能性もあるので5年前からの投資が真の絶望になる気がしています。最悪ケースを早く見たいけど今回は暴落発生時から。まさに「コロナショック」が始まったばかりで今後最悪ケースになる可能性がありますので、今、知りたい情報が今回のシミュレーション結果だったりするはずです。

 

今回、かなりの記事のボリュームになりそうな気配が既にプンプンします。なので、5年前の結果と10年前の結果は別記事にまとめます。つまり、本シリーズは3回に渡ってお送りすることになりそうです。

 

では早速、暴落時から積み立てた場合を見てみましょうか。

 

 

ベトナム戦争辺りからの30年間

1968-11-29から1998-11-28の30年間を見てみます。20年間積立は後ほど見てみましょう。

 

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:263.0倍
  • SSO:65.0倍
  • S&P500:7.61倍
  • 積立額:36000ドル

 

積立額は毎月100ドル積み立てた場合の結果です。自身の積立額を変えたいなら36000ドルを掛け算したり割り算すれば容易に積立額がでますのでそこで各々見て取れると思います。

 

さて結果ですが、後半10年がヤバイですね。滅茶苦茶伸びてます。途中下車待ったなしです。SPXLは263倍となったので、毎月100ドル積み立てた場合、9,468,000ドルとなるわけです。えーっといくらだこれ。1ドル100円とすると・・・

 

9.4億円!!

 

毎月積立というマイルドな投資方法なのに10億弱!怖い!!!

 

SSOの場合は2,340,000ドル、約2.34億円ですね!やったー!!

 

いやぁ・・・これは夢があります。まぁ無理もありません。暴落発生時からの積立なのですし、途中バブルが発生したのですから。

 

では、グラフ的にパッとしない20年間の結果を見てみましょうか。

 

ベトナム戦争辺りからの20年間

 

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:6.61倍
  • SSO:4.92倍
  • S&P500:2.29倍
  • 積立額:24000ドル

 

最後の最後、ブラックマンデーで急激に下落してますね。暴落した直後に終えた形の方が現実味があってよろしい気がします。それなのに投資額より皆高いですね!

 

この結果から見てもS&P500よりもレバレッジ集団が強いことが分かりました。6.61倍なので158,640ドル、約1580万円と言った所でしょうか。積立投資額がこの時点で約240万円でこの金額は十分売却検討して良い頃合いじゃないでしょうか。20年も積み立てていることですし、もし仮に毎月5万円にしたら5倍の7900万円ですからね。相当ヤバイですよこいつは・・・

  

それよりも、ブラックマンデーが発生しなかった場合の頂点部分が気になります。見て見るとこんな感じでした。

 

ブラックマンデー発生直前(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:20.36倍
  • SSO:9.14倍
  • S&P500:2.97倍
  • 積立額:22500ドル

 

つまり、SPXLは毎月100ドル(10000万円)だと約4600万円だったわけで、毎月5万円投資だったら約2.3億円だったわけです。頂点で売ることはできませんが、1億円になったら売却する、という目標だったらかなり現実的じゃないでしょうか。大体頂点の半分ぐらいの位置で売却しても毎月5万円投資なら1億円です。20%税金取られるので1.2億ぐらいは欲しい所ですが悩ましい。

 

ともあれ、ブラックマンデーを直撃しても問題は無さそうということになりました。

 

では次の暴落に行きましょうか。

 

 

第一次オイルショックベトナムからの30年間

1973-01-11~2003-01-10の30年間を見ます。

 

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:60.39倍
  • SSO:25.52倍
  • S&P500:4.70倍
  • 積立額:36000ドル

 

最後の最後、暴落後でこの結果です。やはり30年の積立投資は相当強いですよこいつは・・・

 

30年後に株価が上がってる必要が無いのが強い。途中で目標額決まったら売ればいい。半分残して積立は継続するとかでも十分強いでしょう。そうなったその時考えるけども。

 

この結果見てしまうと、そもそも3倍レバレッジの投資だとしても毎月積立で始めればよかったかなとプチ後悔中です。済んだことは仕方ありません。

 

さて、暴落後で60倍です。その手前の頂点を見た目だけで計算すると、SPXLなら360倍ぐらいの値がついてそうでしょうか。凄いです。暴落後の60倍でも100ドル/月 で2億なのに、360倍だったら約13億円ですよ。怖すぎる。なんだそりゃ。

 

やはりそれだけ見ても積立投資は理に適ってそう。

 

記事の量がヤバイことになりそうなので倍率出せたし次行きましょうか。次は20年後の結果です。

 

第一次オイルショックからの20年間

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:6.61倍 17.80倍
  • SSO:4.92倍 9.35倍
  • S&P500:2.29倍 2.99倍
  • 積立額:24100ドル

 

※2020/05/28 結果修正

ベトナム戦争付近の数値を記載していたので修正。グラフは修正していないため見た目と結果が一致する形になったと思います。

 

これもいい結果ですね。途中ブラックマンデーが発生しても、暴落しきったタイミングをみても全ての投資先はS&P500を上回っていますし、そもそもの積立額も余裕で上回っているのが高評価です。やっぱブラックマンデー、言うほど強い暴落に思えなくなります。世界恐慌とITバブル+リーマンショックが強すぎた。

 

これもS&P500に比べて大幅に強いですね。やはりレバレッジ投資は積立が最強なのでは・・・

 

結論は急ぐものではありません。それじゃ次行ってみよう!

 

 

ブラックマンデーからの30年間

1987-08-25~2017-08-24の30年間を見ます。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:16.39倍
  • SSO:10.94倍
  • S&P500:3.29倍
  • 積立額:36100ドル

 

かなり激しい動きですが、最終結果としては16.39倍となるため案外マイルドに見えます。これをマイルドと言っていいのかアレですが。途中でITバブル崩壊リーマンショックの2つの暴落を経由していますが、暴落前には必ず暴騰があるといういい例ですね。最終的にはかなりいい形で落ち着いてます。16.39倍なので約6000万円と言った所でしょうか。毎月5万投資で3億円ですね。

 

それにしてもどいつもこいつも、S&P500や積立投資額よりも圧倒的にスコアが良いです。ヤバイ。本当にレバレッジ商品について積立投資をメイン投資先にしたくなってきました。

 

では続いて20年の結果をみて見ます。

 

ブラックマンデーからの20年間

 

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:13.57倍
  • SSO:7.12倍
  • S&P500:2.48倍
  • 積立額:24100ドル

 

いいですね!ITバブル崩壊後の復活で十分利益になってますし、ITバブル崩壊が起こってもS&P500よりも株高です。やはりレバレッジ商品は積立で真価を発揮しそうな気がします。順張り投資と比べても遜色なく運用できそうな気がしてきた。順張り投資よりも感覚的には安全性が上だと思いますし、リターンも相当よく、十二分に凄いです。

 

13.57倍なので毎月100ドルで3270万円と言った所か。老後対策としては十二分ですね。20年の早期に2000万円問題が解決できるという時間的優位性がレバレッジ商品の強みですね。

 

それじゃ次、行ってみよー!

 

ITバブル崩壊から現在まで

 

2000-08-31~2020-05-21の約20年間を見ます。30年は見れないですね。とりあえず現状のコロナショック時までみましょう!

 

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終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:4.31倍
  • SSO:3.79倍
  • S&P500:2.11倍
  • 積立額:23300ドル

 

大体20年ですね。途中リーマンショックが入りますが12年目ぐらいで大体皆、積立投資額以上に切り替わっていますね。こう見ると、やはりレバレッジ商品は強いです。S&P500とそう大差がない上、途中の大暴落があっても十二分に耐えらえるように見えます。約20年で4.3倍なので、大体1000万円と言った所でしょうか。毎月5万円積立なら5000万円ですね。

 

コロナ前の直近だと大体2倍ぐらいっぽいので毎月5万ならコロナショック前に売れば1億円程度は得られたっぽいですね。とはいえ売却タイミングは非常に難しそうです。それでも今回の暴落を受けても十二分に利益が乗っかっており、S&P500よりも上なのですから十分じゃないでしょうか。

 

それじゃ最後にリーマンショック見ましょうか。

 

リーマンショックから現在まで

2007-10-09から現在の2020-05-21まで見て見ます。大体13年ぐらいでしょうか。

 

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終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:4.46倍
  • SSO:3.32倍
  • S&P500:1.85倍
  • 積立額:14800ドル

 

13年の結果はこんな感じ。良い感じですね。4.46倍なので約660万円でしょうか。ちょっと物足りないですが、13年程度だとこの程度と言えそうです。コロナ前で考えると約1300万円ぐらいになったかな。100ドル積立でその結果なので5倍したら3300万円となるため十二分に凄いです。コロナ前なら6500万円。やはり十分凄い。

 

さて、今まで見てきましたが、大体30年積立することで最初の暴落をものともせずにとてつもない利益を得られそうということが分かりました。

 

本積立を始める前に「世界恐慌」という最悪シナリオでも耐えうることが分かっていますので、本当にレバレッジ商品の積立は無敵なんじゃないかと錯覚してしまいます。

 

でも1つだけ問題点があります。

 

この運用の最大の問題点は、「3倍レバレッジ商品」が30年間存続してくれるかどうかです。それはもう神のみぞ知ると言った所でしょうか。なーんか、途中で無くなる気がしないでもないです。最悪、2倍レバレッジに変わるかも。

 

ただ、結果を見てもらうと分かるとおり、SSOでも十二分に強いです。なので、大金持ちへの道は閉ざされるかもしれませんが、2倍への仕様変更であれば生き延びることはできそうだなと感じています。

 

今回の検証結果だけで総括すると、私は次のような考えを持ちました。

 

まとめ

  • 「一括投資」をして機会損失を少なくする手法はせめてVOOやVGT等の等倍商品で行うべきであり、3倍レバレッジでやるのは勇気の投資となる
  • 「積立投資」は償還リスクが無いものと考えるならば、レバレッジ商品で行うのは非常に理に適っている素晴らしい投資方法になりうる

 

こんなところでしょうか。私は一括投資した理由は「10年で1億円」を目標としたため相当欲張って先行一括投資してしまいましたが、見事に玉砕中です。

 

ではなぜレバレッジ商品は積立投資が良いのでしょうか。個人的な感想レベルとなりますが、

 

  • 株価は暴落で下がると戻ってくるまで非常に時間がかかる、つまり、戻ってくるまでの間相当株価が安く購入できる
  • ボックス相場が続くとガンガン株価が値下がりしてしまう。つまり、株を安く購入できる
  • 最初に右肩上がり相場だとレバレッジ商品はとてつもない化け物じみたパワーが発生するため相当株高で購入することになる
  • これらの周期は大体10年で行われるため、20年、30年をベースに考える
  • それだけの長期間待てば、必ずどこかで右肩上がり相場が発生する。その時のとてつもない化け物染みたパワーが発生すれば目標金額まで容易に到達するはず。そこで欲張らずに利確するのはどうだろうか。

 

つまり、途中である程度値が上がったら売却することを前提とすることが望ましいという結論です。この考え方自体は積立だろうが順張りだろうが逆張りだろうが、最初からその想定にした方が良いと考えて投資しています。それが私の場合でいう所の「1億円」という目標額です。投資額に対して「1億円」であれば割とリアルに、結構余裕のある数字だと思っています。世界恐慌でなければ、または、30年の投資期間があれば余裕だと思います。

 

言い過ぎでしょうか。ただ米国が右肩上がりを辞めたら終わりですね。それでも等倍商品とドッコイドッコイになるだけなはず(積立投資なので)なので最悪みんなと一緒(VOOへの積立ユーザ)ぐらいのスコアになるので命は守れそうです。

 

さて、今回沢山のグラフを見ましたが、大体最後の方は皆大幅に上昇しています。時には最後の最後でまた暴落しているものもありますが、最後の暴落後も全ての投資先において積立額以上であり、S&P500以上にレバレッジ商品は大活躍しています。最悪、20~30年後に売り抜けるタイミングを誤っても語弊はありますが問題が無いということです。

 

そして今回のコロナショックが「世界恐慌」レベルまで来ても安心です。何故なら前回の記事でお伝えしていますが、20年間の積立においてもS&P500を超えています。この最悪ケースでもS&P500より強いって言うんですから積立投資とレバレッジ商品の相性は本当に抜群なんじゃないでしょうか。以下過去記事です。世界恐慌を耐えられるのであれば、世界が揺れ動いている今こそレバレッジ商品に対して積立投資を開始すべき時なのかもしれません。

 

 

 

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今回のケースで言えば、毎月1万円程度でも十二分に効果があります。 

 

 

ということで、今回は暴落が発生したタイミングでの投資でした。

 

今まさに「コロナショック」が始まったばかりの昨今であるため、本日行ったタイミングのシミュレーション、暴落時から積立投資を行うケースとニアイコールな位置からとなるため、次回、次々回の5年前、10年前からの検証よりも「今」、一番現実に近いのが今回のグラフ結果になるかなと思っています。

 

とはいえ、5年前、10年前から開始したパターンで最悪ケースを見た方がより現実的に向き合えると思います。私はとにかく最悪なパターンが見たいのです。その最悪なケースを見ても尚、3倍レバレッジ投資は積立に本当に最適なのかを見極めたいです。

 

今回が「世界恐慌」レベルだったら30年諦めて積立です。20年積立を行えばたとえ「世界恐慌」だったとしても、S&P500に勝てるという認識だけは持っておいて損はないでしょう。

 

今回の結果ですが、「順張り投資」と似たような値動きになった気がします。本シリーズが終わったら、後日「順張り投資」と比較してみたいと思います。比較したいことがまた出てきました。やりたいこと多すぎるので時間があったら記事にします。まずは積立投資をもう少し深堀してから。

 

ということで、今回は以上です。

 

いやー、SPXLを毎月自動で積み立てるのSBI証券で出来るのかなぁ。調べてないけどマネックス辺りはなんかできそうな気がする。ともあれ、次回と次々回の結果も良い感じになるようであれば、毎月の手数料とかも本格的に調べて始めるかもしれません。

 

今回はここまでと致します。

 

以下次回。

 

 

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