こんにちは。okometsubuです。
今回こそ真に私自身の記事。SPXS今投資してていつ手放すかを改めて検討する回です。
今、正直、SPXSを売却してTECLに突っ込みたくてしょうがない衝動に駆られています。多分それやった瞬間株価が下がるのでやりたくないのですが、結局既にSPXSは50万前後だったはずなので、もうこのぐらいなら気にせずぶっこんでもいいんじゃないかという気がしています。
で、それを思いとどまらせているのが以下の過去記事。「世界恐慌」をベースとした場合、「底」から11ヶ月後に更なる「2番底」に向かう過去の実績があります。
赤線は底値から次の底値への期間を表したものです。この中で一番長いのが最初の
「1929-11-13(17.66ドル)~1930-10-17(17.16ドル)」
の約11ヶ月程度ということになりました。他の期間も底はありますが、11ヶ月未満で次の底に向かっているので、大体1年見ればいいかなと思った次第です。
ただし世界恐慌時と違うのは、既に前回の高値を更新していることと、その過去の教訓を人類は得ているということです。リーマンショック時は確か「底」から4ヶ月後には「2番底」になっているのでスピード感は増していると言っていいかもしれません。
ここでちょっと思ったのが「世界恐慌」時は底から次の底まで11ヶ月となりますが、その手前、丁度7ヶ月後に頂点から下にぶれ始めてきます。相場は過去の動きをそのまま再現するものではありませんが、韻は踏むと、なんかえらい人が言っていた言葉があったような気がしてます。
それを根拠にするなら7ヶ月後の10月23日を境にSPXSを売却して、もうTECLに突っ込んじゃっていいんじゃないかと思えてきます。
ただ、今すぐスイッチしたいと思う理由としては、大統領選挙前後は実は株価が大きく上がる時期だったりしています。以下過去記事。
最終結果(S&P500)
選挙日 選挙前1年 選挙後1年 累計2年 1988 9.11% 22.27% 33.41% 1992 8.03% 10.96% 19.88% 1996 22.24% 28.07% 56.55% 2000 5.74% -25.99% -21.74% 2004 6.76% 7.92% 15.21% 2008 -33.04% 4.05% -30.33% 2012 13.98% 23.95% 41.27% 2016 2.93% 21.08% 24.64%
つまり、かなりの高確率で今から株を買った方が1年間は儲かるというアノマリーがあるということです。
そしてさっきから7ヶ月だとか11ヶ月だとか言ってるのは「世界恐慌」という過去最悪な暴落時のデータであり、他の期間は大体3,4ヶ月で次の「底」が分かっています。
だったらもうSPXSは売っちゃってもいいことになります。
当然、これについては何の根拠もない、ただのアノマリーです。どちらのケースにおいてもです。
ただ、「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む。 」
これが私の行動原理としているところで、それを言うなら
「米国株は後50年ぐらいは普通に右肩上がりしてくれる」
→なぜなら過去100年以上その歴史があるから
というのも、過去の結果に縛られたものの考え方じゃないでしょうか。というか、真に分析している人以外で米国株に乗っかってる人は、私だけではなく大多数の人はこんな感じの漠然とした形で投資していると思います。(※失礼)
であれば、その過去の動きを参考にするというこの投資方法だってそこまで変な話じゃないじゃない!
結局相場を作ってるのは「人間」なのです。100年やそこらで人間はそうそう進化しませんよ。元々の「人間」の行動原理に則った形で歴史が進んでいくんです。同じような相場の流れになっても何らおかしくありません。
・・・と、いうことで、じゃあどうすんの!?
ってことなんですが、10月23日を待つことにすると思います。
理由は3つ。
- 今回、曲がりなりにも「世界恐慌」時と同様の速度で下落した形跡がある
- その「深さ」が起因するのであれば、「世界恐慌」と似たような動きになる可能性もまだ捨てきれない
- 10月23日は今から2ヶ月程度の誤差でしかない。今後10年間の長期投資においては誤差の範囲であるため、ちょっと頑張って早めて無理をする必要は無い。
ということで、ちょっと10月23日以降のどこかでSPXSを手放そうかと思います。余った現金はTECLに即切り替えでもいいのですが、これについては切り替えた後ちょっと様子見とします。少なくとも来年の3月までにはTECL辺りに投資することになると思います。
ということで、今回はここまでと致します。