こんにちは。okometsubuです。
最近コロナが終息したような雰囲気になってきているのか、周りに小学生ぐらいの子供が集団で遊びまくってるし、主婦の方々が集団でめっちゃ近づいておしゃべりしまくってます。まじかー。まだ早くないですかねって思っちゃいました。ただ、幼稚園・小学生低学年を持つ家族は大変でしょう。子供の元気が良すぎるし、お友達と遊びたい盛りですからね。成長期に人とコミュニケーション取れないとコミュ障真っ逆さまです。仕方ないと言えば仕方ない気もする。難しい問題です。
さて、前回「世界恐慌」時にSPXLとかSSOがあった場合に毎月積立、所謂ドルコスト平均法を行った場合をシミュレーションしました。以下過去記事です。
SSOとはS&P500の値動き2倍商品でSPXLよりマイルドな商品という位置づけです。
過去記事より、少なくとも30年積み立てれば悪くない未来が見れるんじゃないかなと思いました。20年で見てもS&P500に毎月積立したのとそう変化が無いのも非常にメリットのあるお話に感じます。そうするためには売るタイミングだけ注意が必要ですねってお話でした。
この記事を書いているときにちょっと気になったのは、SPXLが世界恐慌時にあったら間違いなく償還されるだろうなぁと私の中で確定しているのですが、SSOというS&P500の値動き2倍商品だった場合は耐えられるのかな?と、ふと疑問に思いました。
というわけで、今回はSSOを世界恐慌時にあった場合に直近高値で購入してしまったらどうなってしまうかを見て見たいと思います。今回は積立投資じゃなくて一括投資だったらを想定しています。
ちなみにSSOはSBI証券とかでは買えません。多分サクソバンクなら買えるのかな?
私はサクソバンク証券は特定口座に対応していないため面倒なので「iFreeレバレッジ S&P500」で投資することになるでしょう。やるとしたらの話ですが。
あ、因みにSPXLの場合は以下過去記事となります。絶対償還されるでしょうと言う結果でした。
というわけで、早速疑似SSOが世界恐慌時にあった場合をみて見ましょう!
疑似SSOで世界恐慌発生直前から高値まで戻った日まで
1929-09-03(高値)から初めて、その高値を超えた日までを見て見ます。ただ、今回のポイントとしては、高値から底値までの下落率にも注目です。
- 直近高値日:1929-09-03 (31.82ドル)
- 底値の日:1932-07-08 (0.408ドル)
- 高値を超えた日:1959-04-16 (32.10ドル)
- 高値から底値の下落率:98.7%
下落率98.7%程度で収まりました。本当にひどい下げではありますが、SPXLが「ITバブル+リーマンショック」を受けた場合は下落率97%程度のため、実は同じぐらいにリスクを抑えることができたのではないかなと思いました。
SPXLは残念ながら「ITバブル崩壊+リーマンショック」後の商品なので、この97%の下落が耐えられるのか未知数な点が残念です。運用会社は異なりますが、仮にSPXLが当時のITバブル崩壊とリーマンショックを耐えられるのであれば、世界恐慌のSSOは償還されずに済むという算段でした。
そしてもう一つ、SSOが元に戻るのに30年の年月が必要ということです。SPXLの復活50年以上よりは大分現実的でしょうか。こうなると大きな問題は償還だけとなりそうです。
とにかくレバレッジ商品は償還されないことを念頭に置きながら投資せざるを得ません。なので私の本命としては、「順張り」、「ナイフが落ち切ったタイミング」で投資をするのがレバレッジ投資のあり方だと思っています。以下その時の心境をまとめた過去記事です。
途中で償還されても「順張り」だけをしている投資家であれば、そもそもレバレッジ商品を購入していないのでノーダメージですからね。「底」の辺りで償還話が出ているはずです。「底」から1年後に購入する投資家には関係の無い話というわけです。
コロナショック前は暴落とは無縁に伸び続けていました。私はその時にSPXLとTECLを買ってしまったわけですが、もし仮に私が今の今まで3倍レバレッジに投資していなかったら恐らくこの「順張り」、つまり「底」から1年後から投資をしたと思います。「機会損失」を恐れた結果です。後の祭りですね。というか、この暴落を味わうことができたからこそ、この結論に到達できたとも言えます。
というわけで、今回の結果としては、SSOは世界恐慌時はSPXLのITバブル崩壊+リーマンショックレベルであること、そのレベルが償還されるか前代未聞で誰も分からない、という結果で終わりました。
何となくですが、98%下落したら償還される気もしないでもない。難しいですね。償還されなければSPXLからスイッチ先として検討対象ですね。恐らく「iFreeレバレッジ S&P500」か「iFreeレバレッジ NASDAQ100」にする気はします。それらの商品が無くならないことを祈るばかりです。
というわけで、今回はここまでと致します。