こんにちは。okometsubuです。
つい2日前、QQQのRSIが80を超えた日に、TECLをリバランス売りをするかどうか滅茶苦茶悩みました。結局売らないことを選んで、
「翌日また株高になったらその日に考えればいいからいいか!」
と思っていた翌日に丁度暴落でTECLが-17%減ってしまいました。
さて、QQQのYahooチャートを見ると、RSIは80と中々高い水準というか異常な値になっています。軽く過去チャートを見たところ、80ぐらいに到達した数日後には少なくとも、一瞬だけでも大体のケースでは下落しています。
というわけで、もしかしたらリバランスをするならこのタイミングかもしれません。
とはいえ、売らないと決めたので後悔はしていません。非常に、ひじょーーーーに残念ですが、後悔はしてないです。
むしろ売ってしまったら、「じゃあ次はその売った額をいつ買戻しするの?」問題が発生するためです。まーたストレスでハゲてしまいます。まぁ、短期トレードで今この記事を書いてる今日、買い戻してると思いますけどね。-17%分はクッションで効いてるので短期売買上等でしょうから。たらればたられば。
ぶっちゃけますと、8/4の今夜もTECLは下げると思います。過去チャート見たら、大体RSI80になった後に下げはじめたら2,3日は下げる感じです。今日~月曜日ぐらいまで下げるかなと勝手に思ってます。当たっても全く嬉しくないですが・・・。
ですが、もうこの時点から売る気は一切ありません。「明らかな株高」だと何となく分かる、RSI80のタイミングを逃した訳ですから、今の時点からは流石にどっちに転ぶかなんて素人も素人、分かるはずもございません。
売るならRSI80から下落した日、つまり-17%の日の「始値」で売るか、その前日のRSI80になったタイミングで「売り」でした。これを逃したのでもう遅いです。個人的にはもうどうなるか分からないので動きません。
さて、RSIとは簡単に言うと、30を下回ると「売られ過ぎ」70を上回ると「買われ過ぎ」という判定で、そのタイミングで売買すると良い感じで高値売り、安値買いができる確率が上がると言うそんな感じのものです。通常は14日平均ベースが使われるそう。短期寄りの指標というわけです。
気になる方はYahoo QQQで検索してチャートでRSIを見るとすぐ出てきますので参考までに。
ただ、私はRSIが70を超えたら株価が下がると言う点について懐疑的であり、QQQなんか見てるとRSI70を超えてるのに全く値下がりする気配が無かったりします。
ということで、RSIについては実は1,2週間前ぐらいからスクリプトの下地を作って、RSI(X日)がXXの数値になったらリバランスするようなのを試していましたが、思いのほか上手く作れずに今日にいたってしまったというわけです。
本当はMACD辺りと組み合わせて使うっぽいですが、さすがにそこまでスクリプト作りたくないですし面倒なのでやりたくないのと、基本短期目線になってしまうので長期投資家としては不要かなぁと思っていたりはしてます。
ただし、正直、RSI(14日平均)の結果が「80」というのはさすがに異常で、1年に数回あるかないかぐらいらしい。なので、実は一昨日が絶好のチャンスだったというわけです。
チャートだけ見て見ると、過去1回だけ、RSI80でも下落しなかった箇所がありましたが、他は基本少しは下落しているように見受けられました。ただ、結局その下落後に普通に右肩上がりは始まっていました。
ということで、あくまで短期トレードの指標としては使えそうかなと思った次第。14日平均で計算するとどうしても短期になる気がしてます。
というわけで、スクリプトが出来たら検証したいと思いますが最近時間が取れないのでまた次回の暴騰or暴落時に頑張る予定。というか、Yahooの結果とスクリプトの結果が一致しないので難航してます。めげそう。RSI30以下ぐらいになりそうなときにやる気だして作ろうかなぁ・・・
さて、話は変わりまして、TECLは-17%暴落しましたので売るのは諦めて早速「ノーセルバリュー平均法」で「買付」を行えるんじゃないかとウキウキして今日記事を書いてます。ウキウキは強がりだよくそおおおおおお!!!!!
「ノーセルバリュー平均法」とは何か。これはあらかじめ目標としていた「年利」に線を引いて、それ以下だったら追加投資をして、それ以上だったら静観するだけの投資方法です。つまり、「ナンピン買い」をして目標の年利を維持しようという投資方法です。
ノーセルとなるため売却手数料が不要と言う点が利点ですが、ノーセルなので、買付原資が足りなくなるという諸刃の刃的な投資方法ではあります。
私はこの方法を使って、原資を10年分保持しておき、10年に渡って買付が出来るようにしています。以下過去検証記事。10年分にすれば、もし「世界恐慌」が起こっても耐えられる数字というわけです。
正直、「世界恐慌」レベルはそうそう起こらないので、もう少しリスクをとってもいいとは思っていますが、3倍レバレッジ投資をしているのです。このぐらいは見ておいてもバチは当たらないでしょう。
というわけで、ノーセルバリュー平均法を使った判定は今現在どうなっているかを改めて見て見ようというコーナーです。
ぶっちゃけ、ノーセルバリュー平均法を始めてからここまで、「年利」以下になったことが1度もありません。よって、投資額に対する年利推移ではなく、株価の年利推移でみればいいかなと思いますのでその数値を記事にします。
■SPXLの場合のノーセルバリュー買付タイミング
現在のSPXLの値:56.97
各月のノーセルバリュー平均法数値(年利15%計算)
- 2020/07/2:39.7553
- 2020/08/2:40.2211
- 2020/09/2 :40.6923 (※今ココ)
- 2020/10/2:41.1690
- 2020/11/2: 41.6513
- 2020/12/2: 42.1392
・・・・
年利15%を物凄い勢いで通過して遠くかなたに株価が推移していることが分かります。恐ろしいですねぇ・・・。
正直、こんな株高の状態で、昨日の暴落程度では全く買付する必要性が無いのです。
いや、今後の株高を想定して今から買い増しして20年後に利益を得たいなら買ってもいいと思いますが、「ノーセルバリュー平均法」はあくまでディフェンス寄りの戦法です。
下がったら買い支えて、上がったら見守るだけ。そうすることで想定「年利」に近い動きになるため「目標期間」と「目標金額」をある程度コントロールできるというわけです。そしてナンピン用の資産、「原資」は守られます。
そのため、今買うのは「攻め」の投資となるため私は今は買わなくていいというか、全く高すぎて買えないと言った具合です。後数十パーセント下げてから出直しな!!!
というわけで、本命のTECLを見ましょうか
■TECLの場合(目安)
現在のSPXLの値:324.00
各月のノーセルバリュー平均法数値(年利15%計算)
- 2020/07/2:190.1400
- 2020/08/2:192.3700
- 2020/09/2:194.6200 (※今ココ)
- 2020/10/2:196.9000
- 2020/11/2:199.2100
- 2020/12/2:201.5400
・・・・
もうね、圧倒的じゃないですか。324ドルですよ今のTECLは。で、買付タイミングが195ドルぐらい。全然買えませんね。
暴落?出直してきてください!!!
というわけで、「ディフェンシブ」に行くなら、今買付するのは意味が分からない、むしろ「売り」時であるとすら思えるということになりました。いや、もう売らないですよ。またRSIが80超えた辺りでまた悩みますが、その話はもう1年後ぐらいになるでしょう。本当に一昨日がレアケースでした。
恐らく次のアクションはRSIが「30」以下になったらかなぁと思ってます。でも30以下はどうなんだろ。あんまり見てないから上手く使えるか不明。20まで行くと相当なレアケースだと思うので25位で軽く見ておこうかな。
うん。やっぱりスクリプトで検証したいなぁ。チャートで見るだけだと「体感」になって自分の有利なように見てしまうので、機械的にざっと出して、方向性を固めた方がしっくりきます。
というわけで、「ノーセルバリュー平均法」については、まだまだ先のお話になりそうということでしたとさ。めでたしめでたし。
ぶっちゃけもうちょっと下がってくれるなら本件とは別に積立投資で「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を毎月コツコツ積み立ててるのがあるのでそっちで安く買えて良し!ということにしておきます。最悪、もっと下がったらTECLで積立に切り替えちゃおうかな。
さて、ここで「原資」について、完全に「現金」になってしまって、「機会損失」が計り知れないことはお伝えしておきます。よって、この方法を取るのは3倍レバレッジ投資のように超ハイリスクで取り組んで、必要最低限のケアを行う額でやるのが無難だと思います。
私はちょっと機会損失が勿体ないので「株主優待クロス」でお茶を濁していましたが、「RPAR」や「オールウェザーポートフォリオ」に預けちゃってもいいかなと今思ってます。以下過去記事。
うーん。しかし、もし仮にここから一気に「2番底」に向かう様であれば、RPARなんか買ってる場合じゃなく、現金でTECLナンピン買いに備えてもいいかもしれない。RPAR自体はゆっくりとした値動きなので、大慌てで買い急ぐ必要は無いですからね。とりあず目下の株価下落を見届けることにしましょう。
というわけで、今回はここまでと致します。