こんにちは。okometsubuです。
つみたてNISA投資先を、「eMAXIS Slim 先進国株式」から「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」に変更しちゃった☆彡
いよいよもって、「先進国株式」信者と言えなくなってきました。あ、私は元々このブログを開始した当初から「先進国株式」を広めようとブログを始めた所がありました。が、1年でこの変わりようです。いやはやなんともはや・・・
なぜ変更したかについてですが、以下の記事が気になったからです。以下りんりさんのブログ記事より引用させて頂きます。
【バンガードの最新レポート】今後10年間の予想リターン 米国株式は3.9%~5.9%【S&P500/VOO/VTI】 : バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
http://etfsp500.com/archives/25113017.html
今後10年間の予想リターン
2020年6月30日時点から、10年間の年率換算名目リターン予測は以下の通りです。
株式市場のリターン以下のとおりです。()は予想ボラティリティ。
米国株式 3.9%~5.9% (17.9%)
~(中略)~
全世界株式(除く米) 7.4%~9.4% (18.6%)
元ネタは以下のようです。
バンガードの最新レポート
米バンガードの最新のレポートを紹介します。
https://advisors.vanguard.com/iwe/pdf/FAVEMOBF.pdf
で、バンガード社のレポートは過去概ね正しい成績を残しており、上記の通りになる可能性はかなり高いんだそうな。
これのポイントは「バンガード社のレポートは過去概ね正しい成績を残している」という点です。真実かどうかを私自身で調べるのが真の投資家なのですが、ここはりんりさんのブログを信じることにします。あ、これはあくまで「バンガード社のレポートが概ね正しい」という過去の実績結果を信じるということです。
これを信じることを大前提とするのであれば、これから10年間は米国株の伸び率はかなり悪くなる確率が高いということです。当然、予想でありこの通りにならない未来だって普通にあり得るわけです。
で、上記のバンガード社のレポートを見ると欧州も普通に伸び悩むとか書いてあって、「先進国株式」が停滞しそうな時期に突入しちゃうのかなと想像しました。
私はSPXLやTECLを投資しているのですが、こうなると致命的で、ヨコヨコ展開の減価展開になるとかなり苦しい思いをすることでしょう。
ということで、つみたてNISAぐらいは「全世界株式(オールカントリー)」に切り替えて心のケアにしていきたいという思いから切り替えました。
ただ、私はこのままずっと「全世界株式」にするつもりは有りません。
実は「つみたてNISA」というのは積立投資ではなく、その年その年を「一括投資」しているにすぎず、その「一括投資」した資産が20年後に強制売却されるという商品となっています。分かりやすいのでこれでしょうか。以下大和アセットマネジメントURLより引用します。
つみたてNISAで買った商品は、非課税期間の20年以内に売却しないといけない? / 大和アセットマネジメント株式会社
https://www.daiwa-am.co.jp/guide/media/article/5012.html
20年の非課税期間が終了すると、つみたてNISA口座で購入していたETFや株式投資信託は自動的に一般口座や特定口座に移管されます。非課税期間終了時の時価で取得したことになるため、つみたてNISA口座で保有していた期間内の値上がり益に対しては課税されません。
もちろん非課税期間終了後の値上がり益に対しては課税されます。
極端なイメージとして20年後に強制的に「つみたてNISA」口座に投資した資産が売却手数料ゼロ円、利益に対する税金ゼロ円で売却され、同額・同口数で「特定口座」側で買付手数料無料で買付を行う、と想像すると分かりやすいです。その日のスイッチング日の基準価格をスタートしてみなされると言うわけです。
1年目に投資したものは20年目に強制スイッチング
2年目に投資したものは21年目に強制スイッチング
・・・
21年目に投資したものは40年目に強制スイッチング
とまぁ、こんな感じです。つまり、つみたてNISAとはそれぞれが独立しているため、実は「積立投資」ではないということです。ようするに、つみたてNISAは極論、
「今現在の株価から見て20年後に誰が1番になっているかを予想するゲーム」
ということになります。
対して積立投資は例えば積立期間が40年だとしたら、39年11ヶ月目に投資したものは40年目で終了することになるため、1ヶ月間しか投資期間が無いことになります。この辺の考え方が「つみたてNISA」と「ドルコスト平均法」等の積立投資との認識の違いの部分に当たるわけです。
では、今回のバンガード社のレポートの話に戻りましょう。
これを見ると、今後10年間は「全世界株式(米国除く)」がナンバーワンになります。が、その後の10年間のレポートは提出されていません。私は米国はどこかのタイミングで必ず復活するものと信じている所があります。よって、今年は「全世界株式(オールカントリー)」に投資し、「米国株」を含めた形にしようかなと思った次第です。
以下その時の考えをまとめた過去記事です。
シミュレーション結果
ようするに、最初10年間が米国株が低迷してもその後の10年で伸びるなら似たような結果になるんじゃないかという適当な理由です。
つまりこの考え方の場合、米国株は来年から10年間、株価が低迷するのですが、20年後には大復活をすることを予想しているのであれば、再来年辺りから「米国株」ないし「先進国株式」を「安く」買って、そこから20年後に期待するという考え方でいいかなと思います。
2021年は「全世界株式」を買いますが、2022年は米国株が世界株式より低迷してたら「先進国株式」か「S&P500」に投資して、米国株が思ったほど低迷してなかったら「世界株式」を再び買う、ということを年々やっていこうかなと思った次第。
比較方法についてですが、2021年11月になったら「eMAXIS Slim S&P500」と「全世界株式(オールカントリー)」と「S&P500」を基準日から当日までのグラフを並べて成績を見比べて決めようかなと思っています。
そこで一番「イケてない」所に投資する予定です。
実はこの考え方は以前検証した記事とは真逆の事をやっています。以下、積立投資をするならイケてる方に投資した方が良いと言う検証結果です。
今回の条件を簡単に言うと、前回(先月or昨年)より伸び率が高い方の銘柄に積立投資を追加するといったことだと思われます。つまり、高値になった方を買うためかなり攻めの投資方法となるものです。
上記のIVVかQQQに積立する際に昨年「イケてる」投資先に投資をした方が結果が良かったことになります。
つまり、「イケてない」銘柄に積立投資することになるため、上記検証結果とは真逆な投資方法となるためです。
でも実は考え方自体はどちらも正しいのです。
改めてお伝えすると「つみたてNISA」は積立ではなく、現在の株価と20年後の株価でどちらがNo1になっているかを予想する「一括投資」向けの商品です。つまり、今「イケてる」か「イケてないか」と、20年後に「イケてる」か「イケてない」かを考えるゲームとなるわけですが、私は20年後には「米国」が「イケてる」銘柄になるという予想をしているわけです。
ただ、今から考えると「全世界株式(米国除く)」と「米国」はどちらかといえば「全世界株式(米国除く)」の方が良くなる可能性が高そうだ、ということで来年だけは「全世界株式(オールカントリー)」に投資して様子を見るということです。10年間のアドバンテージを(米国除く)が得られるという利点はあるのかなぁと思った次第です。再来年になったらどうするか分からないので、その時「イケてない」方に投資します。
うーん。ややこしくなっちゃいましたね。
というわけで、純粋な「積立投資」とはちょっと条件が異なるということだけお伝えした次第です。
もちろん、その都度バンガード社のレポートが変更される可能性がありますが、そうなったらこう思うことにします。
「なんだよバンガード社のレポートもそう当たるもんじゃないなぁ・・・」
と。
もちろん、予想ですから、外すこともあるでしょう。それはしょうがない。
ともあれ、重要なのはどれを購入しても「米国株」は必ず含まれているということです。簡単に言えば、どれ買ってもそんな大差ないんじゃない?って感じですね。正直、ほとんど誤差みたいな感じで終わることでしょう。
そしてこれがどうなるか分かるのが今から20年後です。うん。このブログは間違いなく消滅していることでしょう。悲しいなぁ・・・。
ということで、長々書きましたが、今年は「全世界株式(オールカントリー)」にしてみたいと思います。今回はここまでと致します。