自分が疑問に思っていて検証した内容を書き連ねる。おそらくWikiとかに書いてあったり大昔調べたことある初歩的なものなんだけれども自分用として書き残しておく。しかも適当に自分用に調べてるので若干間違ってるかもしれない。その場合は指摘いただけると助かります。
基本的にパンゲア・天帝でWB使って検証してます。
蛮族発生ターン
調べたけど載ってなかったのでメモ。パンゲア天帝難易度のみ記載。
- 6ターン目開始時:動物発生
- 11ターン目開始時:蛮族兵発生
- 38ターン目:蛮族都市進行開始
蛮族の都市進行開始はWikiにあったのでそれを引用させていただきます。
攻略・考察/蛮族 - Civilization4(Civ4 シヴィライゼーション4) 攻略Wiki
https://civ4wiki.com/index.php?%E6%94%BB%E7%95%A5%E3%83%BB%E8%80%83%E5%AF%9F/%E8%9B%AE%E6%97%8F
標準不死では51ターンから侵入開始、標準天帝では38ターンから侵入開始
城の効果と陳腐化のタイミング
城の防御効果について「火薬」で無効化するのは知っているのですが、防壁や城が技術により「陳腐化」したときはどうなるのかよくわかってなったので確認します。
ということで、カタクラフト(騎士)・マスケット・胸甲騎兵で試します。
まずは防壁+城を完備しつつ、戦争相手が後進国で「陳腐化」していない状態を確認します。
胸甲騎兵で防壁+城あり攻撃時
73%のようです。
カタクラフトで防壁+城あり攻撃時
勝率32.9%となっています。そして「スクエアの防御により+125%」となっているので、普通に防壁と城の文化防御は有効だというのが見て取れます。実際、防壁+城を外して攻撃してみたら「胸甲騎兵」と同等の73%の勝率を得られました。
マスケット兵で防壁+城あり攻撃時
こちらは31.5%。ここで重要なのは「スクエアの防御により+65%」となっていること。先ほどより60%も低くなっています。防壁+城で+100%だと思っていましたが、60%でした。なんだろう。文化防御から+100%なんだろうか。
ともあれ、火薬ユニット以外は防壁+城攻めがすごく大変ということがわかります。これを見るに、カタクラフトラッシュは必ずしも楽なラッシュではないなって気になってきました。残念。
では次に、「陳腐化」したらどうなるのか。敵AIが「ライフリング」と「経済学」を入手しつつ、防壁+城がある場合を見ます。
敵AIが陳腐化技術を持った場合でカタフで殴る
変わりませんでした。そもそも防壁と城の説明にも「技術により陳腐化しても防御は残る」ってめちゃくちゃ書いてあったので防御だけ見るなら「火薬」以降のユニットか否かというだけでいいということでした。マスケ以降ってこと。やっぱり検証する意味すらなかった。
ちなみにカタパルトで防御を削ると2%(精密攻撃で4%)、トレブシェットで4%(精密射撃で6%)削れる。上記例だと100%の都市防御があるので、精密射撃カタパで削ろうとしたら1ターン25体必要になるってことかな。中世戦争、やっぱ不毛だと感じる。※中世戦争したことない並感)
こう見ると後半戦はカタフラフトでずっと戦争するのはつらいだろうなぁ。工学ぐらいがピークで戦い続けるなら野戦カウンターで敵を叩き潰した後たたくか、それと併用でスパイ文化防御飛ばすのが一番合理的か。ただこの時期スパイポイント貯めるの苦痛なのでやっぱ中世戦争はクソだなって想像の中で思いました(※まだ試してない)
スパイユニットの隠された(?)性能について
これもCiv4界隈だと一般教養の範囲な気もするし、過去に検証した気もするけどどうせ忘れるのでメモしておく。実際10年前ぐらいに検証したはず。
スパイを都市に置くと敵のスパイの成功率を下げることができるというもの。「公安局」がそれに該当するのですが、実はスパイを都市に置くだけでも同等の効果があるということだ。
ただし「公安局」はスパイポイントの消費量を大幅に増やす効果もあるため必ずしもスパイだけを置くより役に立つ。ただ、屑都市とかでもスパイを1体置くだけでいいので割と実プレイでも置けるなら置いた方がいいかもしれない。
ということで、WBを使って敵都市に敵スパイがいない場合といる場合、そして公安局がある場合の3つを見てみる。
敵スパイが都市にいない場合
成功率64%となっていた。続いて敵スパイを都市に設置した場合
敵スパイが都市にいる場合
成功率が下がって45%になっている。では最後に「公安局」を設置した場合
都市に公安局がある場合
これを見てわかる通り、成功率は「敵スパイ」が都市にいる時と変わらないのだ。もちろん、公安局は防諜対策で+50%ペナルティを潜入国が食らうことになるので有益ではあるが、ハンマーが出ない都市なんかはスパイをとりあえず置いておくだけでも効果的だろう。
ちなみに公安局+スパイを設置した場合も結果は変わらなかった。公安局を建設した都市はスパイで防諜する必要はないと思われる。
さて話は変わって、前々から気になっていたことがあって、資源破壊を行う場合はどうなるのか。
ということで、資源の上に敵スパイを置いた場合と、近くの都市すべてに「公安局」を設置した場合も見比べてみる。
資源の上に誰もいない
成功率71%。続いて資源の上に敵スパイがいる場合
敵スパイが資源の上にいる場合
上の例だと銅の上にスパイを置いてる感じです。
で、敵スパイが駐留してると成功率下がるっぽい。じゃあ最後に公安局を周りの都市全部に設置した場合。多分資源に対しては意味がないだろう読みだが果たして。
公安局を作っている場合
予想通り公安局はあくまで「都市」を守るもので資源は守ってくれないようだ。なるほどなぁ。
ということで、守りたい資源があった場合はスパイを資源の上に置いて防諜対策しておくのが吉ということがわかりました。
スパイ活動は共産主義あたりから活発に敵AIが仕掛けてくるので宇宙船とか戦争中のメインのユニット作成時の資源の上とかにスパイを置くのは非常に理にかなっていると思いました。
ちなみにスパイの数を増やしても成功確率に変化はなかったので1体だけおけばOKと思います。都市の場合もしかり。
平和主義のコストについて(大スパイ戦争経済目線)
平和主義は戦闘ユニットが増えれば増えるほどコストが増大していく。つまり、戦争プレイとは非常に相性が悪いといわれている。が、非哲学志向で大スパイ経済+戦争プレイをしたい場合は常時平和主義を採用したいのが本音だ。
じゃあ実際どのぐらいの負担になるんだろうというのをメモがてら書く。
大体戦争を行うのに30体程度で進軍+都市防衛ユニットを考慮して40体前後で平和主義を採用する場合としない場合で比べてみる。
精霊崇拝*30体(戦争国)+10体(国内)
維持費は82となった。
神権政治*30体(戦争国)+10体(国内)
維持費は84になった。社会制度により精霊崇拝より+2高いのでまぁそうだよねって感じ。
平和主義*30体(戦争国)+10体(国内)
あ、これ結構つらい。114ゴールド/ターンになった。神権政治と比べて単純に30ゴールド/ターンの赤字である。
予想だとユニット無料枠で何とかなるかなぁと割と楽観的にみてたけど結構キツイかもしれない。
あくまで今回の時代や難易度天帝の場合では、平和主義を採用することで維持費0となるため精霊崇拝よりも4ゴールド安く採用できる。
そして軍事ユニットは今回の場合は6ユニットが無償なので、10ユニット~12ユニット当たりが損益分岐点になるという感じ。つまり戦争時に平和主義はフツーにつらいってこと。
今回の例では神権政治との比較で30ゴールド/ターンの損失となるわけで、この30ゴールドが偉人ポイント+100%にメリットとなるかを考えればいいことになる。
うーん。どうだろう。大スパイ経済はとにかく金銭は余るのでアリじゃないかと思えなくもない。ただ、戦争前のアップグレード費用を稼ぎたい時期に採用するものでもないか。
やるとしたら、1戦目の勝利がほぼ確定した当たりで採用して戦後に備えておくという形かなぁ。といっても、大スパイは専門家を1人しか雇用できないのでやっぱ戦時前には雇っておきたい気もする。うまくできてるねぇこのゲーム。
なので、やっぱり素直に
が吉となりそうだ。
あんまり戦時中に平和主義採用したことなかったから実際経済苦しそうなのわかってよかった。
私のCiv4は雰囲気でプレイしてるので検証したりしてみると楽しいけど、数年したら結局忘れるからやっぱり雰囲気で楽しむゲームだと思いました。おしまい。