AWS(EC2)上でゲーム(Steam)が出来るようです

こんにちは。okometsubuです。

 

最近ゲームが私の中で再加熱してしまったので今回はゲームのお話です。

 

以前、パソコンでゲームをするか、家庭用ゲーム機でゲームをするかでコスパ面で考えました。

  okometsubulog.hatenablog.com

 

結論としてはゲーム機を買った方が安くて、しかもそれとは別にゲームソフトを売ることで更に懐が暖かくなると言うものです。

 

しかしながら、私は今しばらくはパソコンでゲームをしようかなと思っています。

 

個人的な理由

  • Steamに大量にゲームがあり(積みゲー)、パソコンでしかプレイできないため
  • PS4等の最新機種を持っておらず割高になるため
  • マイパソコンは当時ソコソコなゲーミングPCだったため、現役ゲーム(バイオRE2やエスコン7)もソコソコ動くため

 

さて、そんな理由でPS4をわざわざ買わなくてもなぁと思っていましたが、いつかパソコンが壊れるかもしれない。その時どうするか調べていくうちに以下のブログを見つけました。

AWS EC2インスタンスからSteam Home Streamingでゲームをあそぶ - 7億円当てるまで書き続けるブログ

 

概要を説明すると、

  • パソコンは必要だが低スペックでオーケー
  • AWS等の高性能サーバー(EC2)をゲームする時だけ稼働させてサーバー使用料を極力抑える
  • Steamをインストールすることで購入しているゲームが仮想サーバー上で動く!
  • リモートデスクトップ接続だと画面描写の同期が最適化されない。そのためSteamホームストリーミングと言うものを使って、実際のゲーム画面は目の前の低スペックパソコンでゲームを起動させるが、内部処理は仮想サーバーで行うためネット帯域だけ気をつければいい
  • Steamホームストリーミングはあくまでローカル環境下で使えるものなので、SSLVPN接続を行い擬似的に仮想サーバーと目の前のパソコンをローカル接続に見立てて接続が可能!!

 

これはスゴイ!革新的な発想ですよこいつぁ!!!

何が良いって、自宅パソコンを超安い(とはいえVPN貼るくらいは必要)パソコンで超重いゲームがプレイできちまう点です!!

 

高い高いゲーミングパソコンを買わなくていいんですよ?!これはちょっと興奮しました。とはいえNW帯域のボトルネックVPN貼るくらいの知識は必要ですので、アクションゲームとかはきつそうでしょうか。シミュレーションゲームとかならいいのかな。

 

お値段はサーバーのスペックによりますが、1時間150円とかそんな感じらしいです。ゲーセン感覚で遊べる感じでしょうね。(別途ゲームソフト代が必要です)

 

高性能パソコンが20万円くらいなので、それで考えますと、コスパ的にどうでしょうか。

  • 毎日平均して1時間ゲームするとします。
  • パソコンは8年もつとします。

 

8年としたのは、我がPCが丁度7年目に入りそうですが普通に最近のゲームで遊べているためです。ではそんな感じで試算してみます。

 

 

クラウド費用

150円×1時間×365日×8年=438,000円

 

あれ、高いですね。ガッツリゲームやる人の場合は高性能パソコン買っても良いのでは疑惑が。

とはいえ高性能パソコンは通常のパソコンの3,4倍は電気代がかかるそう。

 

やっぱり気になる!ゲーミングPCの電気代とは|ドスパラ通販【公式】

一般的なパソコンとゲーミングPCの電気代について比較してみましょう。

まず、ゲーミングPCの場合、パソコンとモニタにかかる消費電力は220~280W程度。280Wだとして、1時間の消費電力は0.28kWh。
電気代が1kWhあたり22円だとすると1時間当たり6.12円電気代がかかることになります。

一方、一般的なパソコンの消費電力は100~150W。
100Wで計算すると1時間当たりの電気代は、2.2円です。

  

1時間4円お得だとすると、こうなります。

 

(150-4)×1時間×365×8=426,320円

 

うーん。高い。しかしながら、仮想サーバーは年数を追うごとに安くなる傾向にあり、いつでも最新のパソコンが使えるメリットがあります。

 

ただ、初期一発投資の場合は日本においては早めに購入することは税金も安い時代に買えている可能性が高く、デフレにも強いです。故障を考えるとクラウドはありでしょうか。あとはライトユーザーなら迷わずこちらのクラウドでよろしいかと!!

 ※ライトユーザーがAWSアカウントとって独自にVPN貼るのかという点は除く

 

そんなわけで、今後5,6年以上コンスタントにゲームを続ける人は多少高くともゲーミングPCを購入した方が安く済みそうです。

 

コスパ的にはちょっと残念な結果に終わりましたが、この仕組みに大興奮してしまいました。しかしながら、現在はそういう発想のクラウドゲームが既に出ているんですね。

 

クラウドゲーム - Wikipedia

 利用者のコントローラーの操作・マイクからの音声といった情報はインターネット回線・ケーブルテレビ回線を通じて送信され、それに基づいた演算・処理・通信は全てサーバー(クラウド)上で行われ、演算結果は単なる動画・音声として利用者の元へストリーミング配信される[4]

 

完全に発想が同じ!!

つまり、こんな面倒なことしなくても、やりたいゲームがあれば実現出来てしまうんですね!Googleでそういうの始まるそうです。Stadiaというやつです。

 

Stadia(スタディア)最新情報 | 配信日やソフトも紹介 - GameWith

 「Stadia(スタディア/ステイディア)」は、グーグルが2019年から新たに始めるゲームストリーミングプラットフォームサービス。

従来であれば、高画質のゲームをプレイするにはゲーム機やPCが必要となるが、Stadiaはハードに依存せずハイクオリティなゲームが遊べるのが特徴だ。

 

 

余談ですが、私の大好きだったゲームの続編、「Orcs Must Die! 3」がStadiaで発売されるんだとか!!

2は微妙でしたが1はサクサク遊べてスッキリ爽やか楽しかったです。ちょっとやりたいなぁ。安くなってSteamにきてくれないかしら。

【UPDATE】『Orcs Must Die! 3』発表。Google Stadia時限独占で配信へ | AUTOMATON

f:id:okometsubu-blog:20190822075132j:plain

 

このゲームはタワーディフェンスというジャンルで、大量の敵が次から次へと領土に向かって攻めてくるので、トラップを軸に侵入を許さないように立ち回るアクションゲームです。トラップの場所を考えたり連鎖したりするのが楽しいです。無双系なゲームと言えます。

 

1,2がセール時に非常に安くなっておりま完全日本語対応なので興味があれば。個人的には1がオススメ。

 f:id:okometsubu-blog:20190822075416j:plain



 

Steamも対応してくれたら今まで買ったゲームが無駄にならなくて済むのに。対応しないかなあ難しいかなあ。

 

世の中の進みの速さがヤバイです。人類(さながら一般人)はこの速度に付いていけるのでしょうか。私は脱落してしまいそうです。メイドインヘブン状態

 

というか、こんなものが流行ってしまったら通信圧迫しまくって帯域制限とかかけられそうな気がしないでもないですが大丈夫でしょうか?

まぁ、映画を自宅で観られている時点で何をかいわんや。

 

もう人類はそんなに頑張って技術進めなくてもいいんじゃなかろうかと思った所で今回はここまでに致します。

 

 

f:id:okometsubu-blog:20190822074400p:plain