こんにちは。okometsubuです。
先程割とショッキングな記事を見かけました。それによると、「若返り」の実装が秒読み段階であり、後数年で「人」へも投入可能になるかも知れないのだとか。
若い血液注入でマウスが“若返り” 人間への応用は「秒読み」とも | AbemaTIMES
「加齢とともに、マウスでもヒトでもこの酵素(eNAMPT)が減ってしまう。それを遺伝的な操作によって、あるいは外から加えてやることによって、非常に顕著な老化を防ぐような作用が出る。さらに、マウスの場合は寿命が伸びるということがわかった」(今井教授)
記事としては寿命が延びるというよりも、若々しい元気な力が戻ることを強調されていました。しかしながら、もし人でも効果が見られ、寿命が伸びてしまったら一体どうなってしまうのでしょうか?!体力も若いときに戻るそうなのでその面も踏まえて考えます。
寿命が伸びて嬉しいこと
- 老後にやりたい事をやりたいだけできる!
- 年金はしぬまでもらい続ける様にして長年老後を謳歌できる!
- 曾孫を見ることができるかも?!
こんなとこでしょうか。結局仕事を退職した後の老後が充実することになりそうです。
では続いてデメリットはなんでしょうか。
恐怖のデメリット
- 年金が終身では無くなる可能性が出てくる
- そもそも定年が100歳等に引き伸ばされ、仕事地獄が待っている可能性が出てくる
- 現時点で早期リタイアした人の計算が狂う。また働く必要が出てくる可能性が高まる
- 今後早期リタイアしたくともし辛くなった。いつ仕事をやいいのか、いつまた寿命が伸びるかと戦々恐々の日々を過ごすことになる
- 世界的に食料枯渇問題が発生。戦争の火種にならないか心配
- 投資信託の「辞め時」が分からなくなる
- 長生きすることで大震災を味わう確率が増える
- 目は若返るのか気になる。現代人は目を酷使しすぎている
- 高級老人ホームに住んでいる人は資金が無くなってホームレスになる危険性が。これは普通に住んでいる場合も同様。
- 問題はどのぐらい寿命が延びるか不明なこと。誰も投与されて人生を全うした人がいないため。
「永遠に生きるってことは、永遠に苦しむことと同じだな。」
宮田先生も絶望しています。
怖いのは働く期間が伸びることです。そのことで年金をもらうタイミングが完全にずれ込み、早期に会社を辞めたくとも出来なくなる社会が待っています。
なんて恐ろしい……
これでは何の為に生きているのか分からなくなってしまいそうです。終わりが分からないのは辛いことです。人生設計もあったもんじゃありません。
ま、寿命が伸びるなら受けますけどね。
しにたくないですから!
とはいえなあ。働きたくないなあ。後5,6年で無事終了退社して年金を貰える世代が最強かもしれません。しぬまで年金をもらい続ける事ができ、しかも老後生活中に寿命が伸びるクスリが世間一般に広まっているかもしれないのですから……
今の若い世代が制度変更等の混乱が重なる最悪な世代になり得るかもしれません。
真に怖いのは、どのぐらい寿命が延びるか誰も分からないことです。だって開発されたばかりなんですから。ほとんど伸びないかもしれないし、物凄い伸びるかもしれない。もしかしたら不老になるかも!?!?
しねないことはないでしょうから、最悪それはそれで嬉しすぎますね。お金が無くなったら人生終わりとすればいいんです。
というわけで、120歳まで生きれるようにプランを変更しておくぐらいでいいかもしれないし、100歳で終わってもいいようにしてもいいかもしれない。150歳になるかも?!もう訳が分かりません。一体どのぐらい余剰資金を用意しなくてはいけないのか・・・
投資信託については働いているうちは加入を続けて辞めたら終わる、でいいでしょうか。ただ、辞めた後に生活費が足りなくて結局再度働きに行くと、そこで取り崩した投資信託を改めて買い直したりするのかも知れません。計画がパァになりそうです。
いや、取り崩す必要の無い、金利だけで生きていけるぐらい一生懸命働いて投資してから辞めれば、一生寿命が増えた後でも遊んで暮らせるようになる……?
つまり、85歳くらいまで懸命に資産を貯めて、130歳くらい、いや、しぬまで金利(配当金)だけで生活して遊んで暮らすような……
あれ、そう考えると多少働く期間が延びてもやる気が少し出てきました。夢の配当金生活が元気なうちに実現できるかもしれません!
ミジンコ並みにすこーーーーーーーーーーしだけ、もう少し働いてもいいかなと思いました。
兎にも角にも、やはり今の内からセッセと投資をしたほうが良さそうです。
難しいのは米国の人口ボーナスは後50年程度と言われていることです。50年後もインデックス投資が有効かなんて誰にも分かりません。まぁ、現状でも分からないですが、先の理由により後50年くらいは比較的右肩上がりが期待できるため、そこは割と安心しています。その先はどうだろうなぁ。わかんないなぁ。
とはいえ、現状ではこの薬、一粒5000円だそうです。一般市民が手を出すものではないですが、今後の大量生産と臨床検査からどうなることやらです。以下ライブドアニュースサイト
堀江貴文氏が推薦する「若返りサプリ」NMN 1粒5千円を1日2回 - ライブドアニュース
新興和製薬の製品は純度の高さによって、60カプセルで10万6920円とか31万1040円。ザッと1粒5千円で、1日2カプセルが標準だそうだから、だれでも手を出せるシロモノではない。
寿命が延びるのは嬉しいけれど酷く辛そうな未来を思い、もしかしたら頑張れば遊んで余生を過ごせることを夢見つつ、今回はここまでに致します。