【億万長者】ジュニアNISAで現実的な夢を見ましょう!【子育て支援?】

こんにちは。okometsubuです。

 

今回は夢です。夢の世界のお話です。それも限りなく現実に近い夢。夢の世界に取り残されないようにご注意下さい。私は8割程持っていかれており、仕事に支障をきたす程です。ご注意下さい。あ、後で辛い現実も見せますのでショッキングな内容(落差)にご注意下さい。

 

 

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ジュニアNISA。それは赤ちゃんや子供を育てているご家庭で得られる最高の制度。最高の特権!

 

ジュニアNISA。最大20年間も非課税で運用でき、海外ETFも購入出来る最強の口座!

 

今回はそんな「ジュニアNISA」で夢を見てみたいと思います!!

 

 

 

子育て氷河期世代

税金は10%になりましたが、更に15%も目論まれている

GDPはマイナス6%で今後もマイナス成長になる可能性が高い

保険料は上がるが老人は据え置き

保育園不足で働けない、給与が上がらない、正規雇用崩壊

そんなんだから子供が減少して年金崩壊、学費の上昇

コロナ、オリンピック未開催で日本終わるかも…

etcetc...

 

 

今!

子育て世代は窮地に立たされています!!!

※日本人全体が窮地に立たされている気がしないでもないが

 

我が子は今後、日本国の老人たち(私たち夫婦含む)を支えるべく奴隷のようにキリキリ働かされる未来が容易に想像できます!

 

その前に子育て世帯の預貯金が心配です!子供を立派に育てるのが経済的にとても不安です!

 

それを皆知ってか結婚すらしない有様!後進国化待ったなし!!国の存続すら危ぶまれるのか?!?!

 

そんな子育て世代、及び子供達は不幸を一身に浴びるしかないのでしょうか?!

 

否!断じて否!!!

 

むしろ子育て世代になったからこそ、逆に大金持ちになる大チャンスが到来していたのです!!!!!

(※但し資産が消えてなくなる可能性もあります)

 

それこそが「ジュニアNISA」!

 

最初、

 

ジュニアNISA?相続税対策の金持ち専用口座でしょ?クソが!!

 

ってスルーしそうになってごめんね!!!

 

今回はこの「ジュニアNISA」で子育て世代の逆襲を見せてやりますよ!やって見る価値はありますぜ!!

 

 

ジュニアNISAで3倍レバレッジ

 

一般NISAでは海外ETFを購入可能ですが、次の新ニーサではレバレッジ商品を選択できなくなる見通しです。まだ確定していませんが、国としてはレバレッジ商品はギャンブルで有るという認識なのでしょう。しっかり足をつけている商品しか選べなくなるはずです。なので今から一般NISAを始められる方は、恐らく後4年間くらいしかレバレッジ商品を運用出ません。

 

しかしながら、「ジュニアNISA」は違います。最初の5年間(今から始めるなら後4年投資可能)、毎年80万円、最大400万円を「SPXL」や「TECL」に投資できて、最大20年間も運用が可能なのです!!子供が20歳になるまでですね!

 

私は初年度は「eMAXIS Slim 先進国株式」に80万円投資してしまったので、今年の年初に「SPXL」に80万円入れました。来年は「TECL」に入れるか検討中です。そして我が子は当時0歳児。つまり、私の場合ですが「SPXL」については19年間運用できるわけですね。

 

但し現在の制度では18歳未満の時に資金を払い出すと課税対象となってしまうため非常に使い勝手の悪いNISAだったので、人気が無く金持ちの余剰資金置き場(相続税対策口座)と言われていました。ただ、これも改正される見通しで、デメリットである途中解約時も非課税になると思われます。まだこれは確定ではないですが、ほぼ決定事項のようです。つまり20年間も非課税枠を使えて海外ETFも購入でき、いつ辞めてもいいという最強の口座が生まれそうです!

 

以下途中解約時も非課税になることに触れた過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

以下ゆうじろう氏のサイトより引用させて頂きました。

ジュニアNISAの引き出し制限が撤廃!使い勝手が良くなりそう! - 1億円のポートフォリオ

https://www.y-strategies.com/entry/2019/12/21/070442

ジュニアNISAは2023年末で終了し、それ以降は払出し制限が解除されます。

さらに18歳になるまでは非課税で継続保有することができます。

 

 

そんなジュニアNISA、余りにも不人気だったため2023年で廃止されます。そう、後4年しかありません!!!

 

逆に言えば今から始めれば4年分の320万円の非課税枠を貰えて、かつ、途中解約でも非課税でお金を受け取れる可能性が高まっているため、子供がいる世代はとりあえずSBI証券(重要)で口座を作っておくことを強くお勧めします!!

 

何故かって?3倍レバレッジ商品である「SPXL」や「TECL」を少額でも最大20年間(今からだと19年間)運用できるからだよ!!!!海外ETFをジュニアNISAで買えるのがSBI証券しかないためですね。

 

そしてこんなに長期間、海外ETFを運用できるのは現時点では「ジュニアNISA」だけです!

 

と言うわけで、実際ジュニアNISAで「SPXL」や「TECL」がある程度うまく運用できたらどうなってしまうのかを見てみたいと思います!

 

まずは「SPXL」の過去10年の実績を見てみます。

 

SPXL10年前の株価と現在の株価

  • 10年前(2010/02/22):4.304167
  • 現在(2020/02/20)    :74.93
  • 倍率:17.4倍

 

なんと10年間で17.4倍に資産が増加しました!

 

・・・え?

3倍レバレッジ商品は値動きが激しいからこんなにうまく行かないかもしれないじやないか!

ですって!?

 

良いじゃないですか。今は夢の中。細けぇことは良いんだよ!!

それに実際適当に選んだ期間でこの倍率ですからね!現実です!

 

例えばですよ?この17.4倍のペースがもう10年間も続いたとしましょう。すると倍率は17.4 × 17.4 = 約303倍に膨れ上がるのです!!!

 

イメージが湧かない?つまり、10万円を投資しただけで、3030万円になっちまうんだ!

 

これが夢でなくて何だと言うんです!10万円投資でですよ!10万円!

 

そんなSPXLを凌駕する「TECL」も併せて見てみましょう!「TECL」はハイテクセクターのみで構成されたETFで、今後も伸び代があると言われている今大人気の3倍レバレッジ商品となります!

 

 

TECL10年前の株価と現在の株価

  • 10年前(2010/02/22):8.56875
  • 現在(2020/02/20)    :323.83
  • 倍率:37.8倍

 

こちらは37.8倍です!こちらも同じ速度でもう10年、合計20年続いたと仮定しましょう。

すると倍率は約1428倍になってしまいます!SPXLも真っ青な倍率!

 

さて、こちらに10万円を投資すると・・・

 

約1億4千万円!!!

 

頭おかしい・・・なんだこれは・・・

やっぱりこれはただの夢・・・?

 

いいえ!

うまく行ったら(重要)現実です!!

 

とはいえ、お子様の年齢もありますので本当にうまく行ったらのお話にはなってしまいます。但し、ITバブル+リーマンショックという大暴落もSPXLなら約17年あれば復活しましたので、リスクを踏まえてもSPXLに投資するのは現実味があります!

TECLは・・・以下の過去記事を参照ください。(※現実に戻していくスタイル)

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

もしSPXLかTECLを満額400万円をジュニアNISAに投資したと仮定して、超ザックリ計算で

 

SPXLなら10億円!

TECLなら550億円!

 

まぁ、この計算式は400万円を20年間運用なので、もっと金額は下がると思います。ジュニアNISAは1年で80万円の投資しかできないからですね。計算が面倒なのでザックリで書いてますし、2010年~2020年の運用期間なので途中暴落が無い時期での運用なのでまさに夢の世界。

 

でも待ってください!利益に対して税金が取られるんでしょう?!

 

今では利益に対して20.315%の税金が取られますが、私の見立てだと20年後は30%は普通に取られている未来が見えます見えます!日本終わってますからね!!!

 

というわけで、税金がどのぐらい取られるのか見てみます!!

 

20.315%税金を取られたら

 前提として「SPXLは10億」「TECLは500億」としましょうか。投資額は400万円です。

 

SPXLは202,337,400円、約2億円

TECLは10,156,687,400円、約100億円

も税金で取られてしまうのです!

  

税金が30%になってしまったら

 

SPXLは298,800,000円、約3億円

TECLは14,998,800,000円、約150億円

 

桁違い過ぎてよく分かりませんが、とてつもなく取られてしまいますね・・・

 

俺、悔しいよ!

こんなにリスクを取って得たお金を国から

はい、お疲れちゃーん!

と苦労せずに横取り40万()さながらスッ取られるんです畜生!!!!!

 

でも待ってください!上記は全て「特定口座」の話です!

 

ジュニアNISAなら全部非課税!上記のお金も全部手元に残ります!!!

上記の赤字で書いたお金(2億とか150億とか)が全部手元にくるんですよ!?最強か!?

※但し運用益が出た場合に限る

 

非課税口座を持つメリットは利益に対して税金がかからない点にあります。つまり、レバレッジ商品等で利益を増やすことで非課税枠を最大限に使い倒すことが出来るのです!なのでかつTECL等の近い将来に置いても伸びそうなセクターに投資するのも少額ならばアリだと思うわけです。SPXL以上に少額な投資額にしても中々夢を見られそうです。

 

でもレバレッジ商品って値動きが激しすぎて怖いですよね。なので私は一般NISAではオススメしません。何故なら今から始めても4年間しか運用できないため丁か半かの大バクチになる可能性が高いためです。

 

株式市場では約10年に1度は暴落時期があると言われております。そしてSPXLおよびTECLはサービス開始してからまだ大暴落を味わっていません

 

なので、超上手く言った場合は夢の通りになる可能性もありますが、今から始めるとなると現実的には暴落を挟むのでもっと利益は低くなるはずです

 

一般NISAの問題点はここです。そろそろ暴落が来てもおかしくない今、4年間しか運用時間が無いのがとてつもなく怖いのです。もちろん、上手く言ったら最強です。ただ、暴落リスクが高くなってきた昨今、今から手を出すのは怖いかなと思います。もっと前、2010年ぐらいから始められていたら最強だったかもしれませんね。ともあれ少なくとも運用期間は10年欲しいと個人的には思っています。

 

私はその枠は安定運用目的で「つみたてNISA」にして「eMAXIS Slim 先進国株式」に集中つみたて投資中です。「一般NISA」と「つみたてNISA」はどちらか片方しか選べません。以下はシミュレーションとなりますが、同じ銘柄に投資するのであれば、「つみたてNISA」側が有利と思われる記事を書きました。

 

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

但しジュニアNISAであれば、運用時間が最大20年間あります。現時点でお子様が成長されていたら少なくなりますが、15年あれば悪くない賭けかなと思います。何故なら先ほどご紹介した通り、「ITバブル崩壊」+「リーマンショック」という2大暴落を受けても17年あれば復活できたシミュレーション実績がSPXLにあるためですね。元本復活後もう数年運用するだけでS&P500を運用したよりも多くの利益が得られることでしょう。※あくまで過去の話ですが

 

 

・・・さて、そろそろ夢から覚める時が近づいてきました。

 

 

では、ジュニアNISAを解約する丁度そのタイミングで「ITバブル崩壊」+「リーマンショックが起こってしまったらどうでしょうか。悔しくて涙すら枯れ果てそうな酷い条件。最大下落時にお金を引き出す時までシミュレーションしてみたいと思います。取得する期間が夢の中のご紹介の時期とずれますのでご了承ください。

 

最悪ケースにおける前提条件

 

  • ITバブル崩壊+リーマンショックを最後に持ってきます
  • 底値でジュニアNISA終了したとします
  • 運用期間は15と20年の2つの観点で見ます
  • SPXLは疑似データを使います。

 

疑似データ作成方法は以下過去記事を参照下さい。「TECL」は元となる「XLK」が1998年12月からスタートなので今回はシミュレーションできないためSPXLのみで行います。

 

  

okometsubulog.hatenablog.com

SPXL」の2008年以前の疑似シミュレーションの計算式はdrkernel氏の計算式を参照させていただきました。

 

RでレバレッジETFをシミュレーションしてみよう。 | Dr.Kernelの見た世界

https://drkernel.net/archives/43

(SPXLの1日の値動き) = 2.902 * (S&P500の1日の値動き) + 0.00009876

で求められることが分かりました。

 

  

 

ではまずは20年運用した場合から。SPXLの元となる^GSPCのグラフ結果も合わせて記載します。1000ドルスタートとしています。

 

 

20年間運用した場合(1989-03-10~2009-03-09)

 

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終結果(元本からの倍率)

  • SPXL  2.96倍

  • S&P500   :2.31倍

 

20年運用すれば、「ITバブル+リーマンショック」を間に挟んでも耐えられる、むしろ元となるS&P500よりも利益を得ることができました!

え!?凄すぎる!!!!最高!!!抱いて!!!!!

 

・・・え?

ITバブルがあったからその運用益のおかげで暴落に耐えられたんだから勘違いするな!

ですって!?

 

そうとも言えますね。しかしながら、そもそもITバブルがあったからこそ、このような大暴落が発生しているのです。つまりこの時の大暴落は表裏一体なのですから、その運用益を無視するのは愚かしいことなのです!(※雰囲気で書いてます)

 

だったら途中の80,000ドルの時にでも売ればいいんですよ。1000ドル開始なので80倍ですね。さすがにそこで売るのは難儀なので、例えば50倍の時にでもどうでしょうか。50,000ドルなので1ドル100円なら10万円投資で500万円。もしジュニアNISA満額の400万円入れていたら、2億円達成ですね。まぁ、ジュニアNISAは400万円を初手一括投資できないのでもう少し手前にはなりそうですが、計算が面倒なので割愛。

 

私は1億円短期(10年~15年)で目指すぞ目指すぞ!と言っていますが、家族持ちがアーリーリタイアするなら1億5千万は欲しいなぁと思っています。本音は2億円。短期間で1億円達成してしまうと余計お金が欲しくなるはずです。何故なら働かない期間が大幅に増えることで生活資金も増え続けるし、年金も絶対値上がりするし、健康保険も値上がりするに決まっているからです。日本は終わっているからですね。

 

そう考えるとやはり2億円は欲しいと思っています。が、今回のケースで言えば、最高値が80000ドル。途中の50000ドルの時点で辞めることは十二分に考えられます。というか1億の時点で辞めたくてしょうがなくなってると思う。ジュニアNISAだから止めないけど。いや、特定口座側でもガッツリ投資してるから、併せて2億の時点で辞めてるかな。もしそうなら、30000ドルの時点で辞めてるので余裕で大暴落を回避できてますね。30000ドルならジュニアNISA側は非課税となるため1.2億円として、特定口座側も税込で同じぐらい稼げれば2億は行けるんじゃないでしょうか。

 

・・・あれ?絶望的な現実を見せようと思ったのに、結局夢のある話じゃないか!!

 

どちらにしても、過去最高に値下がりした時点を調べても、最終結果はあのS&P500よりも上という結果となったので、その点を見てもやはりSPXLに全部ジュニアNISA突っ込んでも悪くは無さそうというのが私の意見です。

 

それでは続いて15年間の運用ケースを見てみましょうか。こちらはどうでしょうか?

 

 

15年間運用した場合(1994-03-10~2009-03-09)

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終結果(元本からの倍率)

  • SPXL  0.86倍

  • S&P500   :1.46倍

 

15年運用だとS&P500に軍配が上がりました。とはいえ、最も暴落したタイミングを抽出しているのでその期間の暴落中はSPXLが勝っていたことになりますね。もちろん結果論ですが。しかも最悪ケースでも0.86倍であれば、人生終了することはありません。400万円が344万円になったのは悲しいですが、S&P500に投資していても586万円です。差は240万円。あ、結構つらい。辛いけど、耐えられる金額な気がします。頑張って残業しよう!

 

これぐらいであれば、ジュニアNISAが終わってもそのまま成人NISAに引き継いで運用を行うことができます。差額分の損益調整が出来ないのが玉に瑕ですが概ね問題ないと言えるでしょう。成人NISAがなかったら最悪特定口座に引き継いで運用ですね。

  

 

なんだかんだ、残酷な現実を突きつけようと思いましたが案外平気っぽいですね。先ほども述べましたが、ITバブルでたんまり利益が乗っているからというのはあります。

 

それじゃあ次のケースを見てみましょうか。次のケースが最も現実的な検証になると思っています。

 

今現在、そろそろ暴落しそうな空気が漂っていますので、仮に今からジュニアNISAに投資して、運用開始2年後に今回の大暴落があったらどうなるかを見てみたいと思います。後1~2年以内には暴落起こっても不思議じゃないですからね。割と現実的じゃないでしょうか?

 

今回の条件

  • ITバブル崩壊発生から1~2年前頃から計測開始します
  • ITバブル崩壊発生が2000-08-31月頃なので1998-12月ぐらいからの計測となります。つまり、XLKサービス開始された時期なので、ついでにTECLの結果も載せます。

 

XLKを元にしたTECLを疑似データで表現します。以下疑似データを作成した際の過去記事です。若干怪しいデータですが、誤差だよ誤差!

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 Coefficients:
(Intercept) return_asset$xlk
6.149e-06 3.030e+00

 

えーっと、ということは、

(TECLの1日の値動き) = 3.030 * (XLKの1日の値動き) + 0.000006149

 

 

というわけで、早速スタート!

 

2年後にITバブル暴落編-1998-12-22~

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20年運用最終結果(元本からの倍率1998-12-22~2018-12-20)

  • SPXL  1.65倍

  • S&P500   :2.01倍

  • TECL  0.12

 

15年運用最終結果(元本からの倍率1998-12-22~2013-12-20)

  • SPXL  0.82

  • S&P500   :1.52倍

  • TECL  0.04


正直、「ITバブル」にTECLをぶつけるのは可愛そうだとは思います。ただ、今回の株価の上昇もやはり「ハイテク」がとてつもなく絡んでおり、「ハイテク」が暴落したらこのような事態が起こる可能性は否定できません。しかしながら、当時の「ITバブル」よりもまだバブルと言えるほどではないため、後4,5年はまだまだ現役かもしれません。ならばその時期(1993年頃)からデータを取るのが、現在の状況を再現できる時期になる気がしていますが、肝心のXLKが無いのでデータが取れない。うーん。モヤモヤしますね。

 

この検証で何が怖いって、「TECL」が最初2年で6倍まで膨れ上がっている点です。400万円投資していたら2400万円ですね。もう毎日がハッピーハッピーでドンドン上がれあがれ!と浮かれている時期です。そこからの奈落の底。なんだか現状にそっくりじゃないですか・・・?

今TECLで浮かれている人はこのような結果になるかもしれないと心に留めておいた方が、精神崩壊しなくて済むと思います。まぁ、TECLやSPXLに投資している人は全力ではなく現金かTMF等の債券を絡めているはずなので精神崩壊まではいかないかな。

 

ともあれSPXLは今回S&P500に最終的に負けてしまいますが、20年運用であれば1.65倍となるため十分検討したと言えるのではないでしょうか。S&P500との差も0.36倍程度で済んでいます。15年運用だと元本割れしていますが、最悪生きていくには事足りそうです。

 

とういことで、仮に2年後に100年に1度の大暴落を味わっても、何とか我々は生き延びることができそうだというのが分かりました。もっと悲観的な結果を見せようとしましたが、案外大丈夫ですね。TECL以外は。

  

いや、TECLも凄いんですよ!?もし当時TECLがあったらおそらく「ITバブル」の時と近しい動きをして爆益を上げていた可能性もあり、そこからの大暴落は爆益で相殺されていたかもしれません。あくまで想像の範囲内ですけどね。

 

なので私はTECLの爆発力は捨てがたいものがあると考えているため、TECLもジュニアNISAに加えようかなと思っています。SPXLに160万、TECLに160万、もしくは80万円だけTECLに入れるかどうかという考え方です。ジュニアNISAは攻め過ぎない方がいいかなぁ。TECLは80万だけにするかも。2,3年後にまた悩むことにします。

  

 

さて、ここまでは全て「ITバブル崩壊」+「リーマンショック」でした。

では、他の暴落があったらどうだったでしょうか。上記は100年に1度級でしたからね。通常の大暴落も味わいたいわけですよ。

 

というわけで、最後にブラックマンデーの時期を切り取ってみたいと思います。結局ITバブルを経由してしまいますが、仕方ありません。20年って結構長いんです。

 

最後の戦い(最終前提条件)

  • 1987年10月19日に大暴落が開始されますので、その1年前ぐらいから計測します。
  • TECLは体験不可なのでお休み。SPXLとS&P500だけ見ます。
  • 15年と20年の運用を観ます

 

現実味を持たせるため、ブラックマンデーの大暴落が開始される1年前ぐらいから開始としています。まだバブルとは言えない時期らしいですが、コロナの影響が1年後ぐらいからでてくるのでまぁまぁ悪くないかなと。

 

ブラックマンデー開始1年前からのグラフ(1986-10-19~)

 

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20年間運用した場合(1986-10-20~2006-10-18)

  • SPXL  48.1倍

  • S&P500   :5.79倍

 

15年間運用した場合(1986-10-20~2001-10-18)

  • SPXL  30.1

  • S&P500   :4.53倍

 

ヒュー!いいですね!暴落前にジュニアNISAを一括購入したとしても、20年運用で48倍ですよ!400万だったら約1.9億!しかもジュニアNISAだから約4000万円の税金も非課税!

 

もし10万円投資だったら480万円ですね。SPXLをもってしても暴落を挟むとこのぐらいになるということでしょう。ちょっと残念ですが全く問題ないパワーといえそうです。ITバブル発生時が怖すぎますからね。

 

ただ、80万投資なら20年で3840万円。これならかなり夢のある金額ですし、非課税で得られる額は780万円です。ジュニアNISAの威力が凄いことが分かってもらえると思います。この金額があれば老後の2000万円問題も解決します。しかもジュニアNISAの5本の枠1本でこの金額ですから、他に通常のVOOやらVTI、先進国株式等々の等倍通常商品を購入すれば安定した生活が送れるかもしれません。運が良ければ、と書こうとしましたが、これ、大暴落を通してますからね。現実的に十分あり得るというわけですよ。

 

こいつはたまりませんねぇ!いや、お金は貯まるか!ワハハ!

 

とまぁ、全部過去の話ではあったわけですが、何を伝えたいかというと、「ITバブル」+「リーマンショック」を最悪なタイミングで投資したとしても、SPXLなら割と生き延びることができたので、今後も何となく行けるんじゃないかなぁという予測と、暴落直前に購入しても割と何とかなりそう、という事を確認できたのが良かったかなと思いました。今はその時期よりはかなりマシだと思いますし、もっと期待してもいいんじゃないかなと思っています。甘いでしょうか。

 

とはいえ、暴落直前に購入するより、暴落中、もしくは暴落終わりの底辺付近で買いたいのが人情です。その時期に追加投資できたら、何もここまでキツイ縛りプレイを味わわなくてもいいんですから!

 

というわけで、次回についてですが、じゃあ本当に10年に1回くらいで暴落くるの?後、どのくらいの頻度でどのくらいの下落率で何回ぐらい発生していたの?というのを見たいと思います。時間があったら次回にして、無かったらまた近いうちにでもやります。

 

何故この議題を進めたいかというと、まだ私は投資余力があり、後どのくらい下落したらナンピンしていいか、あとどのぐらい待って耐えられるかを急ぎ知りたいからです。切実です。

 

と言うわけで、今回はここまでと致します。

 

 

 

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