こんにちは。okometsubuです。
9月もそろそろ中旬です。株主優待クロスもいよいよ終盤に差し掛かったと言えるでしょう。
そんななか、少し変わった銘柄をご紹介。
その名は「上新電機」!
何が変わっているかというと、全株主様に対して5000円分の上新電機で使える割引券を貰えることです!
…え?凄さが分からない?
つまり、単元株でなく、本当に1株だけ持っても株主優待を貰えるんです!!凄くないですか?端株であれば、値動きが激しくても数百円の誤差で済みますし、そもそも5000円分も貰えるなら十分ペイできます。
以下上新電機サイトに合ったリンク先
【8173】 上新電機 | 株主優待情報コンテンツ『知って得する株主優待』
https://yutai.net-ir.ne.jp/company.php?code=8173
株主優待券(200円券)
25枚(5,000円分)(9月)----------(1株以上)
ただ、2000円で200円分使えるため、実質10%割引券です。最大限使うには5万円の買い物が必要です。普通そんなに使いませんが、少し使うだけでも十分役に立ちそうです。
※2019/9/17更新
「5万円の買い物」の部分を「50万円の買い物」と記載してしまったので修正しました。
そこで早速端株を購入費用を調べてみました。大体50円から54円程度の手数料で購入できるようです。売買考慮するとたった100円程度で5000円分!凄すぎる!!!
と思い、早速購入使用かと思いましたがちょっと待てよと。ちょ待てよと。それじゃあ手数料無料で金利も最安値のSMBC日興証券で前日ギリギリにクロス取引したらどうなるのかと。
と言うわけで在庫をチェック。余裕で余っています(2019/9/9現在)
昨年も最終日まで余っていたそうな。では実際に最終日にクロスしたらいくらでしょうか?計算してみましょう。
株価:1963円
制度信用買い金利:1.4%
一般信用売り貸株率:2.5%
( (196300 * 0.014 ) / 365) + ( (196300 * 0.025 ) / 365 ) = 21円
端株の購入手数料の4分の1の費用で貰えますね!
これならクロス取引でもいいかなと思いました。
但し、メリットとデメリットはそれぞれあります。特徴をまとめました。
クロス取引メリデリどんなの?
- 毎年取引が必要で都度金利分の費用がかかる
- 株価の影響を受けないため、将来上新電機が値下がりする懸念を払拭できる
- 「端株」は売るときにも手数料がかかるため、実質100円近く取られる。高い!
- もし途中で株主優待が仕様変更したら端株はゴミになる可能性を秘めている。※仕様変更による改悪に伴う株価低下のリスク
- 「端株」売買は指値不可能。成り注文しかできない
こう見ると、「端株」は中々どうしてデメリットが多いです。というか、手数料が高すぎます。これだけ高いこととリスク対策としては一般信用でクロスしてみたいですね。
また、いくら端株とはいえ、株価の下落が気になります。過去5年の上新電機のチャートです。右肩下がりで安心して端株を持てるか不安です。なお私は企業情報等の情報や将来性について考察する知識はありません。右肩下がりでなんとなく不安なんです。
たった数百円下がってもいいのでは?と言われればそれまでですが、だったら毎年信用クロスした方が圧倒的に株価変動の面で安全です。何故なら将来4年分のクロス取引と端株の売買手数料がイコールなためです。やはり端株の手数料は高いと思います。
基本的にクロス取引で良さそうという結論になりましたが、懸念点は最終日まで在庫があるかどうか。なかったら素直に「端株」を買うことになりそうです。
是非とも最終日まで残ってくれよと祈りつつ、今回はここまでと致します。