BTCに精通している人は下の画像を見たことがあるのではないでしょうか。

そうですね。法定通貨は年々価値を下落させている一方、BTCは価値が実質的に上がっているというものです。これは法定通貨が常に新規に発行されまくってることで勝手に価値が下がっているため、必然的に2100万枚固定のビットコインが価値が上昇するという感じです。ビットコさんはまだ価値の保存というよりもアーリーアダプターよろしく、発展途上的な感じで伸びてるだけな気もしますが。
ということで、上記の話を100%信じるのであれば、誰も法定通貨を持つ必要は無くて、生涯ビットコインを持ち続ければいいやん!ってなるわけです。
それで話は終わるのですが、ここで人生という名のライフプランを考えなくてはいけません。先ほども述べたように、ビットコさんはアーリーアダプターよろしく、発展途上、つまりボラが非常に激しいです。

このような状況で仮にアーリーリタイア(FIRE)してビットコガチホを続けていると不安もひとしお、眠れない夜が続くかもしれません。
上記はFIREを例にとりましたが、ライフプランは各個人それぞれ違ったスタイルが存在するため、それによって資産運用方法が変わってくるということです。
様々なライフプラン(※個人の感想で適当に書いてます)
- 35歳~45歳までにアーリーリタイアして一生働かないプラン
- 70歳まで普通に働いて普通に人生過ごすプラン
- 我が一族3世代先までを見据えた壮大なプラン
早期リタイアする場合
ではまず35歳~45歳ぐらいまでにアーリーリタイアしちゃおうとする早期リタイアプランを考えます。
これは先ほども述べたように一生働かないということは収入が0になるため、リタイアした際の総資産、エネルギーが寿命までもつかどうかのデスレースになります。
ビットコは将来右肩上がりすることが予想されますが、ボラの激しさも相まって、資産が70%下落してしまう恐れも普通にあります。そうなってくると普通に精神が耐えられません。
よって戦い方としては、
- 40歳ぐらいまでに総資産の3%=生活費 + x年分の生活費(予備)ぐらいを保有する
- アーリーリタイア時に10~15年分の生活費をあらかじめ確保しておいて、債券等の低リスク資産に入れるなり現金で持つなり、ドルなり円なりでなんとなく持つ。残りは全部ビットコ
- 後は余生迄頑張る
みたいになるでしょう。総資産の3%あれば十分な気もしますので、プラスアルファ、x年分の生活費を心の安心として持っておく、そのぐらいの総資産をその歳までに手に入れるプランとなります。
では戦い方はどうすればいいでしょうか。
そうですね。最初に挙げた通り、働いている最中は全部ビットコインに突っ込めるだけ突っ込めばいいですね。後はビットコにお祈りして、目標金額貯まりますように!とお祈りするだけです。
資産が足りない?なら副業でも何でもして早期にガンガン稼げ!
ほんと、これだけ。それで達成できなかったら、最初からアーリーリタイアは無謀だったということなので、アーリーは諦めて、50~60歳ぐらいのリタイアを目指すことになるでしょう。
70歳まで普通に働く場合
ビットコインも買うし株も買うし債券も買う。リートも混ぜてバランスよくポートフォリオを組める。なぜなら70歳まで働いて給料が出るからだ。
結局働いているお給料が強すぎるのだ。これがあるから生活費は担保されるし、ビットコは将来右肩上がりが約束されている(と信じる心が必要)ので、十二分に裕福な暮らしが可能になるということです。多少の暴落なんて気にする必要がありません。お給料があるのですから。
ただこれはこれでデメリットがあって、働いている途中で突然倒れたり何かしらで働けなくなるリスク。これを考えると早期に資産を形成しておいた方が良い可能性もある。この辺は好みでポートフォリオの比率をどうするかを検討すればいい。
再現性も一番あるのでこれが普通でしょう。
一族の繁栄を考える場合
さて、私は「DIE WITH ZERO」とまではいきませんが、ともあれ子供に資産を残す気はあんまりありません。なので、アーリーリタイアもしちゃうし、資産が足りなかったらぎりぎりまで働いて、リタイア可能になったらやめて適当に過ごす予定です。
が、一族の未来まで考えるならそんな無駄な行動はできません。
- 70歳を超えても働けるなら働く。得られた給料は全部氏ぬまでビットコインへ
- 毎年110万円未満で相続を可能な限り行う。総資産が圧倒的に増えてきたら生前贈与もガンガン行う
まぁ、こうなるかな。極限ギリギリまで働いてその給与エネルギーを全てビットコインに置き換える。当たり前の話ですね。
そもそも株だの債券だの分散投資してる人は一族分の資産を蓄えられるわけないんですよ。ビットコイン一択。ただただ、すべてのエネルギーを氏ぬ迄集めるしかないのだ。
ただ、結局個人としては幸せな人生と言えるか微妙ですが、その人の人生プランが「一族の繁栄」であるならば、これが一番幸せな通り道ということになるでしょう。
ということで、ライフプラン次第でビットコインの保有量も普通に変わってくると思います。普通の人は。
これがビットコイナーでガッチガチの人だったらどのパターンも労働を辞めても余剰資金は全部ビットコインで激しいボラと共に生きるのでしょう。
ピークに対する考え方の元ネタ的な奴
話は変わって「Civilization」というゲームがあり、私はかなりこのゲームをプレイしていました。石器時代から宇宙進出までの時代を進むストラテジーゲームなのですが、このゲームから「どこにピークを持っていくか」ということを学びました。今回のリタイアプランの例を挙げるとこんな感じでしょうか。
- ルネッサンス期をピークにするため、科学者を大量に集めてルネッサンス期に他国よりも圧倒的に速く到達して最先端の兵隊を集めて他国を1,2国吸収して広大な土地をもってクリアを容易にする(※早期リタイアルート)
- 最初に広大な土地を入植し、小屋(※後半になればなるほどお金がもらえる土地改善)を国全体に敷き詰めてピークを宇宙開発時期にもっていき、早期にロケット開発をして勝利する(※70歳リタイアルート)
- 上記勝利確定後もゲーム終了後もゲームを続けて圧倒的な技術力から他国を蹂躙してすべての土地をゲットするまでやる(※一族繁栄ルート)
最初のルネッサンス期は科学者を集めて圧倒的速度でルネッサンス入りを果たすのですが、その後は科学力は失速します。なのでここで一気に他国を食って勝利をつかむ方法です。
対して小屋を敷き詰める70歳リタイアルートですが、小屋を敷き詰めると序盤、中盤の立ち上がりが非常に遅く、後半一気に盛り返してその後は最強、みたいな感じになります。
ようするに、ピークをどこにもっていくかで戦い方が人それぞれ変わるということ。今回のライフプランにおいても目指す目標によって戦い方を変えなくてはならないということです。いくらビットコが右肩上がりを信じたとしてもね。
ということで、何の話をしたかったのか良く分からなくなってしまいましたが、私はアーリーリタイアした後、一族の繁栄までは目標としていないので、一気に稼いだら、その後は安定した資産で回そうかと思います。