FIRE後に白色申告のままってアリなの?

今年アーリーリタイア予定(願望)の私です。

 

前々からずっと思ってたのですが、FIREしてるTwitter上の人達を眺めていると、大体、すべからく皆青色申告してる風な感じで過ごしている気がしています。青色申告で節税!みたいなのをよく見る。

じゃあ私もやった方がいいんかなぁ・・・とずっと前から何となくボヤっと思ってるのですが、毎回ボヤっと調べてボヤっと終わらせていました。が、今はAI時代。なんでも質問に答えてくれるやべぇ時代になったので、この辺ももう少し聞いてみたいと思います。

 

無職が青色申告する必要ある?

🌟 青色申告の条件はこうです

  • 税務署に 「開業届」 を提出していること

  • 同時に 青色申告承認申請書」 を提出していること

  • 実態として 事業的な収入(継続性・営利性がある収入) があること

つまり、たとえ会社勤めをしていなくても、
👉 ブログやYouTubeなどで収益を上げていて、
👉 継続的に活動をしているなら、
👉 「事業」として認められる可能性が高いです。


🌟 注意点

税務署が「事業性がない」と判断するケースは、以下のような場合です。

  • 完全に趣味レベルで収入の見込みもほぼない

  • 明らかに赤字続きで事業と呼べない

  • 営利目的の活動が確認できない(例えば数年更新しないブログなど)

ただ、月3000円でも毎月安定してあったり、収入を増やす意思・努力(記事更新・動画投稿など)があれば、青色申告が通らないことはまずありません。

 

==========

 

あー・・・ってことは、私ブログでダラダラかいたりYoutube最近広告貼ったりするようになったから、青色申告になろうと思えばなれるのか・・・

 

ただ青色申告って帳簿付けたり帳簿ソフト導入したりで結構コストがかかるイメージがある。後、それを申告したり、最悪訂正が税務署?から来たらやり直さないといけないとか面倒が凄そう。

 

じゃあ、損益分岐点というか、どのぐらいの利益になったら青色申告にしたほうが良いかを聞いてみた。

 

どのぐらいの利益があったら青色申告したほうが良いのか

🌟 手間・コストの例

  • 会計ソフト(月1000円〜数千円程度、無料でも可)

  • 簿記の知識や作業時間(最初は数時間〜数十時間の勉強が必要)

  • 開業届・青色申告承認申請書の提出(無料だけど提出作業あり)


🌟 理想の利益額の目安

以下の表で「青色申告の手間に見合う利益」をイメージしてください。

年間の利益(=売上−経費) 青色申告のおすすめ度 コメント
0〜10万円程度 ❌不要 手間が大きく、節税メリットはほぼなし。
10〜20万円程度 △微妙 少額の控除なので、やるなら将来の赤字繰越や事業拡大の布石として。
20〜50万円程度 ◯検討 赤字繰越や特別控除で意味が出てくる。家事按分や経費計上で節税しやすくなる。
50万円以上 ◎強くおすすめ 特別控除・赤字繰越・節税メリットが手間を大きく上回る。会計ソフトで管理すれば負担も軽め。

 

 

==============ー

 

20万円ぐらいの利益でてからでええのかぁ。はー・・・ほんと、前々から知りたかった情報がここにあります。ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・

 

結局、青色申告するのって労働力が結構かかるし経費とかの資料の維持管理費用(主に労力)とかもかかるから、私みたいなうまい棒何本食べられるか考えるぐらいの利益だったらやらなくていいよなってなるよなぁ。

 

20万円ぐらいから検討ってあるから、退職後あまりにも暇すぎてYoutubeで「稼ぐ動画コンテンツ作ってどこまで儲かるか試してみた」みたいな規格やらないかぎり青色申告しなくてもええなって思いました。

 

とはいえ、一応私はブログとYoutube持ってるので、可能性としては無くは無い。後から青色申告して問題ないのかなぁ。というのも聞いてみたら問題なしとのこと。じゃあ利益増えたらでええな!!!

 

 

で、思ったのが、私は暗号資産で財を成しているのですが、それを青色申告側で申請して節税!みたいなことできるのかな?(無知)ということで聞いてみた。

 

 

今持ってる暗号資産で青色申告とかできるん?

結論からいうと、暗号資産の利益がいくら多くても「それだけ」で白色申告→青色申告にしてお得になる、ということは基本的にできません。理由と詳細を説明します。


💡 暗号資産の利益は青色申告の対象にならない理由

  • 青色申告事業所得 に適用される制度です。

  • 暗号資産(仮想通貨)の利益は、通常 雑所得 に分類されます。

  • 雑所得には、青色申告の特典(青色申告特別控除、赤字繰越、家族への給与の経費算入など)は使えません。


つまり…

👉 暗号資産の利益が大きくても、その利益だけで青色申告の申請をして特典を得ることはできません。
👉 青色申告のメリット(65万円控除、赤字繰越など)は「事業所得」がある場合のみ対象です。


もし青色申告の対象にできるケース

暗号資産の取引を

  • 継続的・計画的・営利目的で

  • かなり大規模に(例:毎日多数の取引、設備投資、スタッフ雇用)

行っていて、税務署に「これは雑所得でなく事業所得だ」と認められれば、青色申告の対象になる可能性は理屈上あります。

⚠ ただし、これはかなりハードルが高いです。国税庁の見解でも、暗号資産取引のほとんどは雑所得とされています。

 

================

 

あー、だめなんだ。

 

私は無知なので青色申告したら無条件でこういう利益も節税できるみたいなノリで思ってましたが、全然ダメでした。ちなみにブログやYoutubeで暗号資産のことを取り上げてもダメだそうです。

 

じゃあ次のステップとして、法人化した先で暗号資産を購入した場合についてなのですが、そちらは節税できそうです。が、青色申告以上に難解であり、毎年確か7万円しはらう必要があったり、最後の落とし穴、法人から個人に資産を戻す際に結局多額の税金が取られるそうなので、多分検討しない。

 

割とこの最後に「法人から個人に戻す」部分を考えてない人が多くいるなって思えていて、ここまで考えるなら法人化はしなくていいかなってなってます。

 

ただ、DIE WITH ZEROをやらない人は法人化して、子供に法人を引き継ぐとかすれば相当な節税対策になるっぽいので一考の余地あり。私はDIE WITH ZERO派なので、まぁ、いいかなぁ・・・ってかんじ。

 

そもそも法人を引き継ぐには引き継ぐ先も前提として知識が求められることになるんだけど、我が家は引継ぎ先が・・・だし、子供はもうジュニアNISAとか毎年の110万円未満だっけか、の受け渡しができれば十分では・・・?という感じだし。

 

まとめ

  • ガチ退職の場合は白色申告でOKというか青色にする意味があんま無さそう
  • FIREで副業して20万円以上稼ぐ予定の人は青色申告すればいい

 

ということで、私は白色申告のまま過ごすことになりそうです。退職後に働きたくないねん。なんで退職したとおもてんねん!!!