ただの雑記。
OBS Studioという動画配信/録画ツールがあります。だいぶ老舗で10年ぐらい前から結構使われていて多くの配信者に愛用されているのではないでしょうか。
さて私はというと最近初めて使ってみました。動画録画の時は「Geforce Experience」を使って、GPUに処理させてCPU負荷とか下げたいなぁと常々思っていたからです。十年ぐらい前の動画録画ソフトは基本CPUを使ってエンコード処理を行っていましたが、途中からGPU側で録画/エンコードが可能になって大幅に使いやすくなった記憶があります。
が、超今更なのですが、「OBS Studio」側でもGPUによるエンコードが可能なことをつい今しがた知りました。マジか。じゃあわざわざ「Geforce Experience」を使って動画撮る必要なくないか?
まじかー・・・完全に食わず嫌いでした。
このツールの使いやすい所は録画する対象のアプリケーションを選択してそれだけを録画/録音できる優れもの。また、フィルター制御も可能でクロマキー設定とかで透過設定も可能っていうんだから凄い。
最近なんちゃってRTA走者になってるのですが、「LiveSprit」というタイマーが標準で透過してくれないため、OBS Studioで「LiveSprit」というアプリと「ゲーム」を選択しつつ、「LiveSprit」側だけクロマキー設定してタイマーの数字だけ表示するという技も使えるのを知った。凄い。
観にくいですが右上にタイマー置いてるのですが、ゲーム背景もちゃんと見れる。
まだ触って1時間ぐらいだけど良かった所まとめてみる
OBS Studioの良いところ
- 録画対象をアプリ毎に選べ、しかも録画位置を決めることができる(※実際のウィンドウがあさっての場所にあってもちゃんと指定の位置で録画される)
- 録音対象もアプリ毎に選べる(※最近できるようになったみたい。音声アプリケーションキャプチャ機能。)
- GPUエンコードが可能でH.265エンコードが可能(NVIDIA NVENC HEVC)。ただしグラフィックボードが対応してたら。(※1時間約2GB~3GBぐらいの容量)
- 現状、録画中重く感じない。凄く快適。軽い。
物理メモリ現在訳あって8GBしか詰んでないけど問題なくゲームしながら録画できた。
そしてアプリ毎に選べるので、ALT+TABとかで画面移動したりしても録画される画像には何ら影響がないのが強い。正直見くびってた。私はディスプレイ一枚しかないからすっごい録画しづらいけど、最悪ロード中にALT+TABとかで状況確認は可能というわけだ。アプリ毎に選べるのでデュアルディスプレイ使いと非常に相性が良さそう。
じゃあOBS Studio使って何できるのって言われると、RTA走る時とYoutubeとかで配信するときぐらいですかねぇ・・・配信はやる気が無いのでRTA走る時だけ使いそう。でもこういう凄いツールを触るだけでホクホクするのでした。
ということで、Experience側の動画録画機能はオフにした。今までありがとうGeforce Shadow。