そのトレードは取引手数料に見合った取引なのか

私はよく株やらBTCやらを買い漁っていますが、基本的には全部買いで入ってホールドしっぱなし、というスタイルを取っています。

 

投資信託界隈だと至って普通、ノーマルな買い方だと思ってるのですが、Twitterを眺めていると結構な頻度で買ったり売ったりしてる人を多く見かけます。そういう人達は大概利益を多く得ていそうで凄いなぁと羨ましい思いで見たりするのです。

 

ただ、やはり私はそれでも短期売買をしたいと思えないし、余程のことが無ければレバレッジをかけて投資したいとも思えないです。

 

タイトルにもありますが、次の要素が挙げられます。

 

  • 短期売買すると売り⇔買いで両方に取引手数料がかかる
  • レバレッジ金利手数料を常に払い続けることになる
  • 最近だと日本株が取引手数料無料だったりするが、フラッシュボーイズよろしく、不利な価格帯で常に戦うことになる辛み

 

最初の売り⇔買いについては、長期投資してても最後に売るじゃないか!!

 

って思われるかもしれませんが、ここで重要なのは往復回数です。

 

当たり前ですが、一回買って一回売ったら、2回分の手数料だけで済みます。

 

が、デイトレの場合は、2回分 * 22日(1ヵ月) * 12ヵ月 = 528回分の手数料が発生します。

 

SBI証券で米国株を売買すると仮定すると、0.45%なので、528 * 0.45% = 237.6%になる。いやいやいや・・・手数料取られ過ぎでしょ。流石に。

 

一応SBI証券は上限があるが、上限手数料20ドルだが、大金の売買手数料を払う必要があり、板が薄いと取引自体が大きな不利を呼ぶのだ。

 

いやぁ・・・予想以上にコストがかかるなこれ。見ただけで如何にデイトレが不利か分かってしまった。

 

手数料だけじゃなく、フラッシュボーイズよろしく、不利な価格帯での戦いでも少し不利な価格で売買する回数が528回分発生すると考えると結構キツイものがあるのではないだろうか。こっちはどのぐらい不利か分からないので割愛。

 

でも投資信託で長期投資だって「信託報酬」で毎日コストかかるじゃないか!って思われますが、その辺は時代でしょう。全世界株式が最近だと0.05775%っていうんだから異次元すぎるんだよなぁ。年で0.05775%だからほぼ気にする必要は無い。こちらは売買時に指値ができないので思った額で取引できないのがネックだが基本取引時の手数料は無料な時代だ。

 

なので、どう考えてもデイトレは不利だし、1週間程度の規模でも1年120回ぐらい発生する分不利ということになるのはちょっと許容できない。

 

ということで、結論としては、トレードに余程自信が無い人は買いだけで入るのが最もコスト面で見たら有利であるということではないだろうか。入口で不利になる必要は無いことを考えると、やはり買いだけで良いと思える。

 

なので、今日も買いだけ指値しておいて暴落に備えよう。株式はなんかヤバイ空気になってるとかでちょっと不安ですが、ほぼBTCで持ってるから2025年末に上がればどうでもいいのだ!