【S&P500】じゃあ株式は順張りして問題ない時期なのか

昨日の続きっぽいもの。過去の株式市場(S&P500)では、世界恐慌を考えれば底と考えられる一から11カ月、それを考えなければ底と思われる時期から4~6ヵ月経過してから買えば割と安心して順張り投資ができそうな雰囲気であることを確認しました。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

で、ビットコインに限定すれば、すでに底から8ヵ月経過しているため今から買うにはちょっと遅めの順張り投資開始時期ということになるということを雰囲気掴みました。

 

では、現状のS&P500はどうなんだろうという興味だけで本記事を書く。自分はビットコイン信者なのでS&P500はこの半減期前の忙しい時期に買いませんが興味があるので確認するだけ。

 

ということで、2018年からのチャートはこちら。GSPC(S&P500)の終値ベースのチャートです。

 

 

さて、最初の赤丸はコロナショックですね。終値ベースの最安値であるのは2020年3月23日となります。現在2023年8月4日なので圧倒的に順張り開始時期としては遅いです。

 

では仮に2020年3月23日から半年後に買っていたらどうなったか見てみましょう。

 

2023年3月23日(コロナショック)から半年後に買ったらどうなったか

半年後なので2020年9月22日から現在までのチャートです。

 

順張り投資なので爆益は得られません。得られませんが、見てわかる通りかなり安定した運用ができていたのではないかと思います。

 

ただ問題として、株式の大暴落の半年後から見るとすでに3年も経過しているため、ぶっちゃけ順張りのチャンスを完全に逃した時期と言えなくもない。

 

2022年後半辺りの失速時期に買えたという意見もありますが、それはすでに順張り投資の時期を過ぎた逆張り投資の時期になります。それでは順張り投資の開始時期とは言えません。

 

本件については基本的に「歴史的な大暴落」が発生したとして、その時期にいた上で「底」と思われる時期から半年待ってみて、その「底」以下にならなければ持ち直しただろう、ということで投資を開始するというものです。

 

なので、S&P500を長期目線で順張り投資したい場合は私は投資しないかなぁ・・・

 

とはいえ、一応2022年ぐらいに調整で結構相場が下落しているのが分かります。最初に見せたチャートの二つ目の〇の部分ですね。そこを「底」としてみてみましょうか。もっかいチャートを張ります。

 

 

時期としては2022年後半でしょうか。3000円後半

 

調べてみると2022年10月12日に底値っぽいです。(※何度もいいますが終値ベースです)

 

では今回は本当に6ヵ月まてば底を当てられるかというのを見てみましょうか。

最高高値の日付から見てみましょう。

 

2022年1月3日から底値までのチャート

2022年1月3日が最高値なので、そっから2022年10月12日までのチャートです。

 

最後の期間が一番長い時期ですね。調べてみると2022年6月16日となりした。

 

2022年6月16日から次の底値更新である2022年10月12日まで約4か月ということが分かりました。なるほど。過去100年の歴史を見た場合、世界恐慌を考えなければ「底」と思われる時期から4~6ヶ月後に買うという条件に一致しています。

 

では本題である2022年10月12日から6ヶ月後に買った場合株価はどうなったか軽く見ましょうか。

 

2022年10月12日から2023年4月11日となりそうです。

 

2023年4月11日から買った場合

 

たった3ヵ月ですが、順張り投資として無事成功したと言えそうです。

 

ということでまとめましょうか。

 

まとめ

  • コロナショックの半年後からなら順張り成功と言えた
  • 正直コロナショック後の調整は歴史的な暴落とは見受けられないため、今から順張り投資として戦いに行きたくはない。
  • 行きたくはないが、最近の底値から半年後から見た時点でいえば順張り投資は割と成功といえる
  • 総じて時期が悪い

 

ということで、株式については正直時期が悪いなぁと思えてます。じゃあ前回のビットコインもぶっちゃけ歴史的な暴落ではなかったのでは?と言われるかもしれませが、800万円から200万円まで下がったのは歴史的な暴落並みのパワーがあると思うので、まぁいいんじゃないかなぁと勝手に思ってます。来年半減期だしね!!!!!

 

なので、私は今の時期から株式は買わないでやはりビットコインで良いなって思いました。おしまい。