こんにちは。okometsubuです。
本記事は3倍レバレッジ商品、SPXLやTECLに対しての所感です。等倍商品のVOOとかだとここまで考えなくても20年後まで持ってればたとえ「世界恐慌」レベルだったとしても右肩上がりになるのでそこまで気にしなくてもいいかなと思っています。
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数か月を得てようやく世界の心理にたどり着くことができました。私はブログ村の「インデックス投資」と「米国株」に所属しており、昨今の暴落前から最近にかけて躍起になって情報を集めに集めていました。途中からツイッター情報なんかも見だしてしまいやりすぎて体調不良になった程です。
そんな私が今更思ったのが、ある程度投資方針と長期運用を目的とし、将来数十年後には右肩上がりになることを信じるのであれば、直近の経済ニュースをやたらめったら集める必要は無いな、という結論に行きつきました。最初から言われてる気がしますけどね。色々過去実績とか見てようやくたどり着きました。なんて遠い廻り道。
正直、インデックス投資でしたら毎月の積立、つまり「ドルコスト平均法」をするだけなのでニュースとかブログ記事を見る必要なんかもう無いんですね。結局レバレッジを効かせようがなんだろうが、右肩上がりを信じおり、かつ、ドルコスト平均法なので相場の良し悪しで一々投資額を変更することなく立ち向かえるのですから、時間も心のゆとりもとてつもなく余裕が出来るのです。
但し、ドルコスト平均法の結果はある程度安定した値に落ち着くものであり、短期間で億万長者になりたい!というのは正直難しいというか無理です。それに途中で気づいてしまったことと、私は仕事が大嫌いだったことも相まって、レバレッジに手を染めてしまったわけです。
そのためある程度の金額を一括でガッツリ投資してしまい、現在大赤字中です。その頃からですね。今まで以上にブログをガッツリ見始めたのは。結局有名どころのブログやニュース、ツイッター情報を見て右往左往してしまい、自身のブログに書いたルールを守れなかったわけです。以下、過去に私が取り決めた私自身の投資方針です。
あくまで3倍レバレッジであるSPXLやTECLに限りますが、結局最後に落ち着いたのは、
「順張り投資」
「逆張り投資」
「積立投資(短期)」
の3つを機械的に行うこととなりました。ポイントは「機械的」に行えるという点です。もう情報を頑張って追ったり不安になったり生活時間を削る必要がなくなります!
順張り投資方法
もう本ブログで何度も登場して恐縮ですが、「順張り投資」は「底」が分かってから半年~1年後の間に2番底にならなければ暴落が終わったと判定してその日から投資を開始するというものです。「世界恐慌」では前回の「底」から11ヶ月後に次の2番底に向かい、その後3年、直近高値から約4年後に大底を迎えることになったわけです。
他の暴落、リーマンショック等の暴落は長くても半年程度で2番底を目指しており、世界恐慌が異例の大暴落だったことが伺えます。
今回のコロナショックはそれが間接的な(?)原因で戦争がもしかしたら起こるかもしれないという所まで進んでいるようです。そうなったら株価はどうなるのか。私なんかにゃ分かりません。安全に行くにはやはり「底」から1年後に投資をするのが安全だと感じています。
そしてレバレッジ商品は順張り投資方法が最適だと思っている最大の理由は、「早期償還」リスクを極限まで抑えられる点です。3倍レバレッジであるSPXLやTECLがもし「世界恐慌」レベルを受けたら間違いなく商品自体無くなると確信しています。以下「世界恐慌」時にSPXLがあった場合のシミュレーション記事です。
世界恐慌のグラフとか(SPXL編)
高値:37.44ドル (1929-09-03)
高値を超えた日:37.60ドル(1980-11-21)
底値:0.01519ドル(1942-04-28)
高値から復活までの期間:約51年
高値からの下落率: 約99.96%
あ、これ、償還されますね・・・間違いない。
3倍レバレッジとは、ちょっとしたことでとてつもない下落が発生します。前回の「底」を目指したわけですが、運用会社のDirexion社では株価の乖離が起こったり、SPXLやTECL以外の3倍レバレッジ商品の一部が2倍レバレッジになったりと、まだリーマンショックの暴落にすら到達していない程度の暴落でこの体たらく。
正直、リーマンショック程度だったらなんとかなると考えて投資していますが、Direxion社が先に降参されてしまっては身も蓋もありません。「世界恐慌」レベルはその10倍はヤバイ下落となるため耐えられるはずはないと思います。
そう考えるとどうでしょう。順張り投資は「真の底」が分かってからの投資となりえるため、「早期償還」が発生したとしても、投資前の現金が手元にあるので命を守ることができるのです。3倍レバレッジ商品からみたら非常にリスクが低い投資方法だと確信しています。1年後に投資することで将来右肩上がりすることは過去のシミュレーション、実績が明らかにしてくれています。以下当時のシミュレーション記事です。
そう、つまり、「順張り投資」は「底」から半年~1年後に投資するだけなので、機械的に対応することができます。これ1点見るだけで、もう最近のニュースや株価を見る必要は無くなりますね?この投資方法は時期を待つだけなのですから。
ただ、順張り投資となるため、当然株価が回復した時に投資することになるので投資効率は悪いです。というわけで、「世界恐慌」レベルは流石にこないでしょうという読みであれば、少しの投資額で大きく利益を得たい場合用に「逆張り投資」も多少行うのもいいと考えています。
逆張り投資方法
「逆張り」ですが、これは直近高値から70%、80%、90%下落したら追加投資をするものです。疑似SPXLとなりますが、70%の下落は10年に1度発生しておりますが、80%、90%は数十年に1回あるかないかという超少ない下落です。以下暴落回数をシミュレーションした過去記事です。
今回これが見事にドンピシャ!3月中旬に直近高値から70%下落したタイミングで追加投資できました。日寄ったため投資額は下がってしまいましたが・・・。その70%下落時点がまさに前回の3月半ばの「底」だったわけです。以下投資した時の過去記事。
もう50日以上前になるんですね。ずいぶん時が経った気がします。日が流れるのは早いものです。
一応今の所成功と言えますが、今後またSPXLが70%以下になる可能性もありますし、80%,90%下落だってあるわけです。リーマンショックは97%の下落、世界恐慌は先ほど記載した通り、99.96%の下落なので、80%,90%程度の下落で買っていたら大損になる可能性があります。
ただ、世界恐慌レベルは流石に無いかなと思っているので、80%,90%ぐらいで投資すれば良いかなと思ってます。順張り投資でリスクヘッジも効かせていますので少額ならばいいでしょうと言う考え方です。
もし70%下落、前回の「底」まで落ちなくても、
「もうそこまで落ちないのかなぁ。投資できなくて残念。」
そう。追加投資できなくて残念ってだけです。追加投資できなくても株価は上がっているのですからいいじゃありませんか。これぐらいの気持ちでドーンと構えましょう。小心者の私はそれが出来ないので、記事を書いて気を紛らわしています。
というわけで、この逆張りも機械的に投資できます。経済ニュースを追う必要が一切ありません。
ぶっちゃけ色々な経済に詳しい人達を追ってきましたが、言ってる事がバラバラです。今後本当にヤバイ!とか、既に全部織り込まれてるから悪材料でても全部織り込み済み!伸びるだけ!とかもう千差万別です。そんな状態なのに素人の私がニュース見て投資するなんてそれこそ素人の浅知恵、刈り取られる対象になるだけです。もう全部「織り込み済み」って言っておけば私も有名アナリストと同じですね!
なので私は過去のチャートを参考にするだけで、他のニュースとかの情報を遮断して対応した方がストレスは少ないなと思いました。どうせ10年、20年後のことなんか誰にも分からないんですから。
ということで、証券会社でアラートを、例えばSPXLの高値から60%,70%,80%下落時点辺りにメールを飛ばすようにしておいて、その日から株価を要チェックしておけばいいのではないでしょうか、と思ってます。60%下落した日辺りから毎日見ればいいんじゃないかな。3倍レバレッジはあっという間に下落しますからね。
というわけで、これも情報を追う必要が無くなりました。機械的に投資することができます。
積立投資方法
積立投資はドルコスト平均法による生涯数十年行うものとは別に、現在の暴落中にのみ行う短期的な積立投資方法です。直近高値から先進国株式、私はVOOにしてますが、その高値10%下落の日にくるまで毎日積立投資をするというものです。これを行う目的は、「逆張り投資」で全く投資ができなかった場合、かつ、「順張り投資」の時点でとてつもなく株価が上がってしまった場合の「機会損失」への備えに対する投資方法です。以下投資方法をまとめた過去記事です。
「毎日積立」の運用内容について
まず最初に私が「毎日積立」を行っているのはブログ村のインデックス投資クラスタにおります河童さんのブログ記事が元となっております。以下河童さんの記事の引用となります。
株価が暴落した時の準備はできていますか?【追加投資ルール】 - 個人事業主が節税してインデックス投資
https://secrets2mysuccess.net/2020/02/03/are_you_ready_for_next_market_crash/
追加投資額を求める計算式はこうです。
=(POWER(下落率-8,1.1)+12)*0.4
グラフにするとこうなります。
この計算式に÷5した形で現在も投資中です。この計算式の場合、半年程度で投資資金が枯渇してしまうんですね。もちろんそれでも全く問題は無いのですが、レバレッジ投資としてはもう少しリスクヘッジをしたいと考え、世界恐慌レベルの約3年間程度を見たいと思い、上記計算式から÷5としています。
これも10%下落がすぐに来てしまったら追加投資が少なくなります。ただし命は守られます。命を守ることもできますし、少額ながらある程度の積立投資はできると思います。全く投資しないよりも利益が乗ってるはずですから。
逆にガッツリ下落した場合は毎日投資の大チャンス!安くガンガン買えることになります。デメリットは毎日投資を行う労力でしょうか。正直これが一番面倒なので、面倒だったら1週間に1回適当に投資しても良い気はしてます。そこまで大きく違いは無いと思います。
というわけで、この投資方法についても機械的に行うことが出来ます。
これにより、私は今後外部から情報を仕入れる必要が一切なくなりました。
この3つの投資方法を支えているのは、「既に十分な金額を市場に投資済み」なことです。これが前提にあるので、株高になったらなったで10~20年後に1億円を目指せるだけの資産を投入済みですし、株安になったら上記の追加投資ルールで安く購入することができますし、「順張り投資」で命も守れます。今の所、過去のチャートを参考にした上での試算ですが、どの位置からでも10~20年で1億円を目指せるぐらいには投資を実施している形となります。
いや、「世界恐慌」だったりL字回復だったりしたらそもそも無理なんですけどね。自分の都合のいい過去の実績を切り取って、その位置に自分がいたらあとどのぐらい投資すれば目標達成できるかを逆算しているに過ぎません。なったらいいなぁ。というぐらいで上記3つの視点で投資をすることになります。
さて、こうなってしまったので、私はもう本ブログで投資方法やら何やらを書く必要性というか、書く内容、ネタが完全に無くなっちゃいました。なぜなら「世界恐慌」レベルまでをある程度考慮した形で、しかも、どの位置からでも10~20年で(※うまく行けば)1億に到達できるだけの投資方法を決めたので、それ以上の情報発信がしたくてもできない、ネタが無いためです。
私はとても弱い人間です。これからもビビったり日寄って変な行動を起こすことは往々にして起こりうると思っています。ただ、それでも基本方針を固めるということはその恐怖を和らげてくれるものと信じています。前回ビビッて日寄ったのは、「世界恐慌」の考え方を組入れていなかった、完全に無視していたためです。これからはそのシナリオすらも含んで行動に移すのでビビらないで過ごせると信じたいです。
そもそも、その恐怖を和らげるために「ドルコスト平均法」があるのですが、3倍レバレッジのドルコスト平均法だと海外ETFによる手数料が毎回発生してしまうのでさすがに躊躇しています。また、数十年にかけてドルコスト平均を行っても、結局大暴落が途中できたら全く無意味になります。
つまり、レバレッジ商品、SPXLやTECL,QLDやらiFreeレバレッジ NASDAQ100等の商品は、初動の入り方と出口(売却タイミング)がとてつもなく重要であり、出口を失敗すると投資額が0になるリスクを常にはらんでいるというわけです。
今回は初動の入り方についての記事でした。出口についてはまだイメージの範囲ですが、基本的に10年に1度の暴落が発生するという過去の歴史から見るに、8~10年ぐらいで一度売却するのはアリかなと思ってます。これは以前読者様に頂いた情報を元に、将来そうなるだろう、そうするだろうなぁと思ってます。
特に3倍レバレッジ商品。これらは本当に0になる可能性が否めません。今現在かなりの額を投資しているため10年後、今からだと8~9年後ぐらいでしょうか。一旦売却してVOOとQQQに切り替えてもいいかもしれません。
但し、これはあくまで私の話ですが、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は毎月5万円積立を開始しているので、これは10年後に成績が振るわなくても売却はしない予定です。ドルコスト平均法による購入であるためです。最低でも20年は生きる予定ですし、最悪1億円達成しなければ20年後も働く予定です。10年後に暴落がきたらそれはそれで毎月積立を続けるだけですのでこの商品は途中大幅な高値を更新したタイミングでのみ売ることになると思ってます。
さて、今回の記事の運用方針を決めてからというもの、ブログとかツイッター情報をやたらめったら追わなくなりました。そのおかげか、体調が滅茶苦茶回復しました。もちろん楽しくて参考になるブログとかは普通に見てるんですけど、変に気構えて見ないで軽い気持ちで見ることができるようになりました。こういう心のゆとりが生まれたのもメリットでした。
というわけで、完全にネタ切れです。「良い投資というのは つまらないもの」と偉い人は言っています(ジョージソロスさん?)。今、その境地を軽く味わってます。
読者の皆様には残念でしょうが、また中身の無い日々のよく分からない記事、私が気になった意味不明な内容が含まれるごった煮ブログ記事が復活することでしょう。いや、今も、今までもそうだったか。
スリリングな記事が書けることになるのは売るタイミングぐらいでしょうか。現金リバランスとは別に完全にレバレッジ商品を辞める時は中々スリリングになると思います。
基本1億円目指してますから、そこまで到達したその時は普通に売却するのかな。そもそも5000万円とかあたりに到達したら滅茶苦茶ビビりながら考えてることでしょう。そこまで資産増えてくれたら嬉しいなぁ。
というわけで、今回はここまでと致します。