「若い内に散財しろ」発言は無責任に感じる今日この頃

大昔からよく言われているものがある。

 

若い内にお金なんか貯めてないで好きなことを経験して思い出にしたほうが良い。老人になって後悔してからでは遅い!

 

っていう奴。

 

これ自分は全く真逆で、

 

若い内にお金を貯めて投資して、いち早くFIRE決めてから好きなことを思いっきりやればいい!

 

っていう考えでセコセコしながら良い感じにFIREできる所まできました。というかもういい感じなので好きなことやり始めたり筋トレとかカラオケとか、今までやってこなかったことをEnjoy中です。子供もいるし今が一番楽しいかもしれない!!!

 

前者の言い分としてはこうだ。

 

若い内じゃないと好きなことをやる体力や気力が無くなるから、早くそういったことをした方がいい。思い出にもなるし良い経験になるからそれが財産になる、という解釈だ。

 

で、逆にやらなかったら老人になった時お金はあるけど気力は無い。

 

あぁ、若い内に好きなことしてればよかったなぁ・・・

 

と後悔することになるんだとか。

 

言い分は分かる。まぁそうだよね。でもなーーーーーんか、引っかかるんだよなぁ・・・。それでも若い内に資産づくりってむしろ必須だと思うんだけどなぁ・・・

 

って思ってたのですが、ようやくその引っかかりが分かりました。

 

そうです。「若いころやればよかった」と言っている老人は「成功者」だからこんな考えを持てるのです。

 

いいですか。そもそもお金があって心にゆとりが生じている状態というのはそれだけでかなり幸せです。年金が少なくなって生活自体が困難になってきて食事もまともにできない。そんな状況の時に果たして「若い内に好きなことしてればなぁ」とか言えるでしょうか?

 

断じて否!その場合こそ、

 

若い時に散財しないでお金貯めてればよかったなぁ・・・

 

になるのです!もっとひどいのは、

 

生活が貧しいのは国のせいだ!富裕層からもっと税金むしり取って配れ!!!」

 

と、今まで散々若い内に遊んできたのにお金が無くなって税金にすがる人達じゃないだろうか。

 

人は普通に生活できるだけで十分幸せだよ。漫画のカイジの鉄骨渡り観てたら分かるじゃん。鉄骨渡りで落ちたら氏ぬ。そんな状況を安全な地面がある所から眺めているだけで幸せに感じるやつ。(※分からない人はググってください)

 

まずその当たり前、生活が普通にできる幸せをつかむために、若い内に地盤を固めるために投資を積極的に行って資産を築いた上で好きなことをした方が自己責任的な観点で見てもまっとうじゃないでしょうか。

 

失敗して国のせいにする人が多くいるらしい世の中です。若い内に散財しろ!ってアドバイス自体がもう無責任というか、じゃあその人が散財して老後生活苦になったらどうするんですか?っていう話には触れないんだよね。卑怯に感じる。

 

うん。やっぱそうだよ。若い内に散財しろって意見は明らかに無責任な有能者の意見だよ。無能者は散財したら終わる可能性が高いんだよ。資産ピラミッドよろしく、人類は無能者の方が圧倒的に人口比率が多いんだから(※大変失礼な個人的な意見です)、散財しろってアドバイス自体が非常に危うい物じゃないかって思えてきました。

 

ということで、そういう発言してる人はすべからくインフルエンサー的な人か、有能で無能者のことが分からない人なんだなって思うようになりました。あぁ、私はなんて陰鬱な性格をしているのだろうか!!!