こんにちは。okometsubuです。
コメントで「BNB」について質問がありましたのでネタがてら軽く記事にしようというのが本目的です。ぶっちゃけ本当に初心者も良い所なので雑談レベルでご覧ください。※いつもの予防線
BNBとは
バイナンスコインというアルトコインでBinance社が発行している仮想通貨に該当するようです。詳細は以下サイトを見た方が分かりやすいと思われます。cointactサイトより引用させて頂きました。
仮想通貨Binance Coin(バイナンスコイン/BNB)の特徴・将来性・価格・購入方法を徹底解説! | CoinPartner(コインパートナー)
https://coinotaku.com/posts/5977
BNBはERC20という規格に準拠して作られたトークンです。
そして特徴として、4半期に一回20%バーン(破棄)することで希少性を高めているんだとか。改めて引用させて頂きます。
BNBは、四半期ごとにBinanceが得た利益の20%をBinanceが買い戻します。
そして、買い戻したBNBをバーンします。
バーンというのは、破棄という意味です。
BNBの発行量がこれによって減っていくため、BNBの価値は上昇していきます!
こう考えるとビットコインみたいに時間が経てば経つほど希少性を高めていくスタイルなんですね。
では開始当初からBTCと比較してみましょう。
BTCと比較チャート
1000スタートです。
滅茶苦茶凄い!!!!
分かりづらいのでもう少し詳しく。以下対数グラフ
終値の計測地点の時差があるかもしれません。ほんのちょっとだけズレてる気がする点ご了承下さい。
さて、この対数グラフをパッと見た限りでは、ほぼ「BTC」と連動していると言ってもいいのではないでしょうか。
そしてポイントは「半減期ボーナス」時期の動きです。
2017年~2018年と今の2020年~2021年の暴騰時期が明らかに「BNB」の方が上です。パッと見ですが、BTCより10倍近く暴騰してるんじゃないでしょうか。
そしてそれ以外の時はほぼBTC連動っぽくなってるとみて良さそう。むしろパフォーマンスとしては「BNB」の方が超絶優れているようにしか見えません。
尚、今回の上げは「Pancake Swap」が理由で超絶暴騰したとかしないとか。
さて、このグラフだけだとちょっと分かりづらい部分もあるので2018年10月ぐらいの動きがBTCと同期したぐらいから改めてグラフを見てみましょうか。対数グラフだけで見ます。
2018年10月からのグラフ
最終結果
- BNB:23.78倍
- BTC:7.52倍
BTCとは約3倍の違いが生まれましたね。そして値動きとしてはある程度連動していると言っても良さそうな流れです。
さて、では今からBNBに投資した方がいいかというと、私に分かるはずもございません。しかしながら、私はBNBに対しては恐らく投資しないでしょう。これはあくまで私の考えのまとめです。
BNBに投資しない理由
- BNBはBinance社と言う会社によって支配されている「中央集権」である
- Binance社が撤退、あるいは破産した場合は無価値になることが怖い
- そのため長期目線での投資は非常に怖い。投機目線になってしまう。
- じゃあ短期で稼げばいいと考えますが、ここまで暴騰してしまって果たしてBNBにBTCから移していいかどうかが不明慮
- ならば少額であれば楽しめそうだと思いますが、今度は「確定申告」時にちょっと面倒なことになりそうなため、「少額」如きであんまりやりたくない
- BNBは既にある程度成熟しつつあり、次なる「仮想通貨」が出てこないとも限らない。その点、BTCは「非中央集権」銘柄として不動の存在感であるためやはり長期目線ならBTCでいいと思ってしまう
と言う感じですね。日本に住んでいるからこそ、投資が面倒という感じが強いです。
ただ、正直ベースで話すと、直近数年であればBTC以上に儲けることが出来る気はしています。こういうのは「まだ発展途上」の資産に投資することこそ大きな利益が得られるものです。時価総額としてもBTCは割と成熟しつつありますがBNBはBTC以下です。
とはいえすでにBNBは未成熟から脱線している気はしてます。
Binance自体は取引量「世界1位」の取引所だったらしいからです。現在は12位ぐらいとかなんとか。まぁある程度信頼はしてもいいかもしれない。よく分からない。以下coindeskjapan.comサイトから引用させて頂きます。
世界「仮想通貨取引所ランキング」更新、バイナンスがトップ10陥落、ビットフライヤー9位 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
https://www.coindeskjapan.com/28662/
12位 Binance(8位)A
※2021/3/5 追記
上位ランキングは「CryptoCompare Exchange Benchmark」という謎のランキングであり取引高のランキングではないと指摘を頂きました。これが何を意味するかは謎なので雰囲気お楽しみください(※考察放棄)
BNBについては最近だと相当暴騰してますし、時価総額も実は物凄い伸びている状況だったと記憶しています。であれば、果たして今、「発展途上」の商品と言っていいのでしょうか。もう既に「旬」を過ぎている可能性もありますし、まだまだこれからの可能性もあります。正直分かりません。
さて、全然関係ないのですが、私は実はBinanceで盛り上がっているパンケーキスワップをちょっとやってみたいなぁと思っていました。その背景として私は「BTC」に大量投資しているのですが、「BTC」をただ保有してるだけってなんか「機会損失」で勿体ないなぁと思っていました。
であるならば、この「BTC」を「renBTC」や「wBTC」辺りの「BTC」に連動しつつ、DeFiやPancakeSwapに出せたら美味しいなぁと思って色々調べました。
ただ、これをやると「非中央集権」ではなく「wBTC」や「renBTC」「BTCB」等のBTCに連動するトークンを発行している団体に依存することになるためリスクは当然増えます。更にそのリスクを取った上でパンケーキを焼けばいいのですが、Binance社が日本からアクセスできなくなるとかあったら嫌だなぁとか思ったり、ともかくリスクが増えてしまうのです。
じゃあ少額やれば美味しいんじゃないか?と思ったのですが、少額のために確定申告で四苦八苦したくないなと思いました。BTC→BTCB→パンケーキを焼いて得た利益をその時の相場・為替に直して都度計算、というのが超絶大変そうだったのです。
後は単純にBinance社が信じられるに値するかどうかですね。これはかなり有名な取引所なので割と安心みたいなことを聞きますが、それを信じられる根拠が私の中で無いのと、私自身が暗号資産界隈に疎いため知識不足が否めないためです。日本からアクセス不可になったら面倒そうだなというのもあります。※事実過去に金融庁から規制があったようですが、深追いはしてないので適当に書いてます。
というわけで、私は今は投資しません。隣の芝生から超絶羨ましく指をくわえて眺めさせて頂きます。
※が、後日テノヒラクルーして投資している可能性もあります。
BNBUPについて
もう1つコメント貰ってました。BNBUPについてです。これはバイナンスレバレッジトークンのBNB版ですね。以下過去記事。
そもそも今回の例でBTCとBNBは似たような動きをしており、暴騰時は凄いってことだけ覚えておけば前回の記事である程度動きは予想できます。
検証してませんが結論だけ言うと、今回のチャートの結果から投資してもいいと思いますがコストはとてつもなく高いことと、すでにBNBは超絶暴騰している時期になっているように見える点は注意が必要でしょうか。
使い方としては前回記事に書いたBTCUPと同等と考えていいと思っています。個人的にやるなら後2,3ヶ月積立投資をして、10月~年末辺りで利確する戦い方になるかなと。
ただ、前述の通り怖いのでBNB自体には投資しないかな。
また、コメントでいただいたBNBから別のトークンがもらえたり(DODO)辺りは本当に知識が無いのでこれは割愛させて頂きます。正直滅茶苦茶興味あるんですけどね。BNBをステーキングするだけで貰えるっぽいですし。
結局私は現状「BTC」しか信じられないし、BTCでも十分ボラは高いと思っていますし、必要十分攻めていると思っているためこれ以上攻める必要性が無いというのがあるので。うーん。確定申告面倒じゃなかったら本当に少額はやってたかなぁ。資産の数パーセント、ほんのちょっとだけ。10倍の差が生まれたらそれだけでも強いですからね。短期枠として見たら面白いと思います。
結局私は
- BTC:インデックス投資
- その他アルト:小型個別株
というイメージ持ってます。インデックス投資はほぼ負けないけど物足りない、小型個別株は爆益得られる可能性があるけどコケると終わる。そんなイメージです。
まぁ、BTCも株式市場のインデックス投資と比べたら圧倒的にボラが高いので必要十分でありつつ他アルトコインと比べたら圧倒的な安心感がありますよということです。
話が脱線しました。結局自論ばっか喋ってますねすいません。
というわけで、今回はここまでと致します。