過去にゴールドラッシュというものがありました。金が取れる鉱山から金を採掘して利益を得ようとする人が大量に生まれたアレです。(※よく知らない)
で、ゴールドラッシュの教訓として、金を採掘するよりも、金を採掘するための「つるはし」とか、作業着(ジーパンがめちゃ売れたらしい)を売った人の方が圧倒的に儲かったそうな。
この話は有名なのですが、ぶっちゃけ当時の「ソース」が無いので本当か?って地味に疑ってたりする私です。実際のデータ見ないと納得できない質なのだ。
噂では実際ジーパン会社は滅茶苦茶売れてたり、金を採掘してた人は原価割れしちゃったりと散々だったようで、金を採掘する人はあんまり儲からなかった、という話です。
では、ビットコインにこれを当てはめたらどうでしょうか。
ビットコインはデジタルゴールドと呼ばれており、いわゆる「金」の上位互換として存在価値が生まれているものとなります。※今後そうなってほしいという願望含む
ビットコインは金と同様にマイニングが必要で、マイニングするための機械(つるはし)は必須と言えるでしょう。
ということで、今回はそのマイニング機器を販売しているCANという会社と、実際にマイニング機器を購入してビットコインを掘っている会社であるMARAで対決してみたいと思います!
CANというのはカナン・クリエイティブという世界大手のマイニング機器販売会社だとか。世界第2位とのこと!
良く分かりませんがググったら出てきたのでこれとMARA(※マイニング企業)で比較してみたいと思います!
本当はMARAがBitmainという会社からマイニング機器買ってるのでそっちで比較したかったですが、なんか上場してない?のか、チャートが得られなかったのでCANでやります。
CANが上場した日から
2019-11-20~2022-07-26までのチャートです。
は?
対数グラフも一応観てみます。
最終結果
- BTC :2.62倍
- CAN :0.42倍
- MARA:10.21倍
- RIOT :4.34倍
どう見ても金を掘ってる会社(ビットコインをマイニングしている会社)の方が儲かってます。本当にありがとうございました。
ポイントは2019年からの下落相場。MARAやRIOTよりもCANの方が下がっており、その後の回復局面でCANがついてこれてない点です。
こうなると、「金を掘るよりつるはし売った方が良い」とかいう格言自体が怪しく感じてしまいます。実際どうなのよ。
一応、2020年末から2021年にかけてのバブルの勢いはMARA,RIOT,CANでほぼ同じ威力が出ていると思います。対数グラフの傾き具合が一緒。ただしMARA、RIOTの方が伸び率が大きい。
伸び率はMARA,RIOTに負けており、かつ、その後のバブル終わり後の急落はMARA,RIOT以上に下落しています。えぇ・・・
うーん。いやいや、CANという会社がただダメだった可能性もあります。
ということで、ちょっと他にも調べてみました。
ググると「Ebang」という会社もマイニング機器販売会社でNASDAQ上場したらしいので、こっちも見てみましょうか。「Ebang」の方が新しくできたのでそっちの日付に合わせます。EBONというティッカーです。それを加えてみます。
EBONが上場した日から
2020-06-26~2022-07-26までのチャートです。
最終結果
- BTC :2.32倍
- CAN :2.01倍
- MARA:10.99倍
- RIOT :2.82倍
- EBON:0.089倍
は??????????
一応対数グラフも。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・・
つるはし売る企業じゃなくて、掘ってる会社の株買った方が、いいんじゃあ~ないっすかねぇ~~~~~~~????
こうなるとゴールドラッシュの実際のデータ見てみたい所さんなのですが、うん百年も前の話だしパソコンすらない時代なのでまぁ仕方ない。
ということで、私の中の評価として、
「ゴールドラッシュで一番儲けたのは金山を掘り当てた人ではなく、つるはしとか売ってる人だ!」
をビットコインに当てはめて発言してる人は信じないことにする。
言ってる人いるのか知らないけれども、私の心の中の人が
「だからビットコインもそれに当てはめれば絶対成功する!(ドヤァ!)」
とか言ってくるから調べてみら酷かった。もう自分が信じられない!!
もちろん、他に調べたら逆のパターンもあるかもしれない。とはいえ、私が投資しているMARA,RIOTと比べたら別にマイニング機器売ってる会社にあえて投資したいとは思わないなぁ・・・ということで今日はここまで。
※ちなみに私は金融リテラシー0の雰囲気投資家なので参考にしないでください