【RPAR】ビットコインを含めたRPARと本家で比較します

現在、調整局面真っ只中でガンガン株価やら何やらが暴落しております。この暴落はまだ始まったばかりかもしれませんが、とにかく結構な暴落になっている状況です。

 

さて、私は以前「RPAR」というリスクパリティポートフォリオを自分で運用していました。リスクパリティポートフォリオとは、「現金はゴミ」と謡っているレイ・ダリオ氏率いるブリッジウォーター・アソシエーツ社が出してるETFで、すべての投資先に資金を分散することでリスクを最小化して運用しようねって感じの、低リスク低リターンチックなポートフォリオです。

 

で、そんな疑似RPARを買った時のもの。以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

今回用の1.5倍レバレッジポートフォリオ

10% SPXL(S&P500の3倍レバレッジ)
15% TMF(長期債)
45% TIP(インフレ連動債)
30% GLDM(金)

 

1000万円ほどガツンと買ったのでかなり心臓バクバク言ってました。確かRPARは日本からだとサクソバンクしか買えなかったはずなのと、管理費が微妙に高かったから自分で作った記憶。(※うろ覚え)

 

で、私が使っているのは「コモディティ」を外しています。理由としてコモディティETFの管理費が滅茶苦茶高かったため。ゴールドでいいよな?って感じでガッチャンコしちゃってます。本当はコモディティも混ぜた方が良いです。

 

本物の「RPAR」ちゃんとコモディティも含まれてるのでその辺気にする人は本家を買うべき。

 

で、以下がそのRPARにビットコインを加えた時のお話。RPARとはリスクパリティポートフォリオなので、じゃあビットコインポートフォリオに加えてリスクをパリティしなきゃねって話。(※パリティの意味わかってない並感)

 

okometsubulog.hatenablog.com

New・疑似RPAR

10% SPXL(S&P500の3倍レバレッジ)
12% TMF(長期債)
45% TIP(インフレ連動債)
30% GLDM(金)
  3% BTC(ビットコイン)

 

個人的にはBTC10%ぐらいあってもいいよなぁ!?って思ってたりしてますが、RPARはとにかく安全に運用するタイプのポートフォリオなのでこんな感じで。

 

ということで、冒頭に戻るのですが、今まさに暴落真っ只中!

 

こういう相場の時にRPARは強いとされていました。もちろん、株式にも投資しているので暴落分下落しますが、株式100%なんかよりも圧倒的に暴落率は低いものとされています。

 

ということで、実際のRPARが始まった当初からの比較を行ってみたいと思います!

 

前提条件

  • 毎月月末にリバランスを行います。
  • リバランスのパーセンテージは上記記載した通りの水準とします
  • 終値ベースで計算しています
  • 手数料や税金は考慮していません

 

リバランスの最大のネックは手数料や税金が発生すること。特にビットコインは雑所得であり、株式とか債券の申告分離課税とは別計算となるため、下手をするとかなり税金を取られる可能性があります。

 

それもあって、RPARのようなポートフォリオではBTCは3~5%程度でもいいかなと思えます。

 

 

本家RPAR開始時から

2019-12-13から2022-07-22までの期間のチャートです。なんとなくS&P500のIVVを入れてます。

 

終結

・RPAR(本家):0.996倍

・RPAR(疑似):1.023倍

・RPAR(BTC):1.117倍

・IVV(S&P500):1.225倍

 

さて、このチャートの最も注目すべきポイントはやはり2020年3月のコロナショックの下落時でしょうか。この時株式100%であるIVVは大きく値を落としました。これに対してRPAR側の下落幅は少なく、あっという間に原価まで回復していることが分かります。

 

対して、2022年7月の今、IVVが価格としては首位に付けています。簡単に言えばハイリスクハイリターンで、RPARはローリスクローリターンと言った所でしょうか。

 

で、今回疑似RPARを私が使っているのはコモディティを外したものとなるため、2020年の11月ぐらいまでは本家より優位に立っていたようです。が、その後BTC無しの疑似RPARと本家RPARはほぼ全く同じ動きになりました。

 

理由?

 

分かりません!私は金融リテラシーが無いので「そういうものか」程度にしか捉えてません。

 

で、それに対してRPAR(BTC付き)の結果はすこぶる調子がいいように思えます。

 

今現在、ビットコインは大幅な下落相場を迎えていますが、その手前にはかなりの暴騰力があることが知られています。

 

結局その期間できちんとリバランスして、大きくなったBTCの枚数を減らして他に散らしたおかげで今回の大幅な下落相場も大けがをせずに済んだというわけです。

 

逆に言えば、これからの調整局面、BTCはさらに下落するということは、リバランスをして将来大きな利益を得るチャンスと思います。つまり、ミドルリスク・ミドルリターンを実現できるのがRPARにBTCを3%混ぜるものと考えています。

 

RPARも安全かと思いますが、とはいえ2022年初からみて2割近く下落しているので、超安全投資というわけではないという点注意です。

 

どちらかと言えば、下落幅が少なくなるポートフォリオと考えずに、「早く復活する」ポートフォリオ、という位置づけで考えた方が心の安寧につながると思います。

 

私も億万長者になったらこのRPARを改めて投資してお気楽に暮らしてみたいものです。おそらく毎月リバランスはせずに半年~1年に1回、もしくはビットコインが明らかに価格高かなぁと思ったタイミングで気分リバランスをすると思います。