【BTC】一般人が自身でウォレット管理をする未来が全く見えない件

ちらっと記事を読んで思ったことを書き連ねるだけ。

 

ビットコイナー曰く、自分のウォレットでビットコイン保有していないと、それはビットコインではないとのこと。

 

ビットコインとは自由であり、だれの束縛もなく使えるのがモットーとされており、その「自由」は自身で管理して初めて得られるものであるということ。

 

この考え方に共感はできるものの、普及することは無いと心から思うのだった。

 

以下ロストイン・ビットコインサイトより引用します。

 

ビットコイン鍵管理の心得 | ロストイン・ビットコイン

https://lostinbitcoin.jp/how-to/the_dos_and_donts_of_bitcoin_key_management/

ビットコインはユーザーに自分の資産に対して非常に高いレベルの主権を提供します。「自分の資産は自分で守れ」(be your own bank)という言い回しを聞いたことがある人もいるかもしれません。これはビットコインが所有者に与える力をうまく表現しています。一方で資産を自ら守るには多大な責任を伴います。ビットコインの価値の源泉とも言える特徴(誰でも自由に参加できるオープンな決済ネットワーク、送金の検閲や資産の押収が困難なことなど)は、悪意のある攻撃者にとっても魅力的なものです。

 

資産を自ら守るには多大な責任を伴う。こう書き記してから、その守る方法を初心者向けに記載されていますので一読されると良いと思います。実際役に立つ情報が載っていると思います。

 

が、ここで言いたいのは、これだけの対策をしてもまだ「初心者向け」の対策であり、まだまだ他にも対策方法が色々あります。以下同サイトのマルチシグの説明

 

マルチシグを推奨する理由 | ロストイン・ビットコイン

https://lostinbitcoin.jp/how-to/why-multisig/

ビットコインを自己管理する場合は、以下4つを秘密裏かつ安全に管理することが求められます。

  1. 秘密鍵を保管するハードウェアウォレット
  2. PINコード
    ハードウェアウォレットにアクセスするために必要なもの
  3. シードフレーズ(別名ニモニック、リカバリーフレーズ、復元フレーズなど)
    盗難、破損、紛失等でハードウェアウォレットにアクセスできなくなった場合、ウォレットで管理していたビットコインに別のウォレットからアクセスできるようにするもの
  4. パスフレーズ
    2のシードフレーズを使ってウォレット残高へのアクセスを回復するときに必要なもの。(パスフレーズの設定と利用はオプションなので、設定していない場合は不要。)

自由と責任は表裏一体です。ビットコインを使うことで得られる自由には自己管理という責任が伴います。

 

筆者もわかっている通り、ビットコインを使うのは自己責任、自己管理が前提です。

 

技術的な話もそうですが、自己責任による保有が本当に一般人に普及するかと言われたら、普及しないと断言したくなる。

 

  • その技術がどういうものかを簡単にでも理解する必要がある
  • 自己責任という名のもとで保存したくない。面倒くさい
  • いざ取り出そうとしたときに、実は取り出せないんじゃ・・・と精神的に摩耗する
  • ハッキング怖い

 

結局、「取引所に預けるリスク」と「自身で保有するリスク」を両天秤してみる話になると思っている。どっちがリスク高いかはその人その人にゆだねられるのだ。

 

私はどっちもどっちでリスクあるなって思う反面、自分で持ってセルフGOXする未来の方が取引所が破綻するリスクより高いと思ってたりするのでその考えで分散してたりする。

 

なので、一般人の人でも簡単に保有できるカストディサービスが広まればビットコインもおのずと普及するんじゃないかなぁと勝手に妄想しています。

 

ただし、これはすなわち「ビットコイン」の理念から真逆の存在であり、これで普及するビットコインビットコインじゃないのでは?と良く分からないことになりそうだなと勝手に思うのでした。

 

私は単にお金持ちになりたいだけなのでさっさとそういうサービスが普及してくれることを願っています。おしまい。