【BTC】リタイア達成時にビットコ売る必要無くない?【インデックス投資不要論】

ビットコインは後1ヵ月以内に半減期を迎えそうな状況となっております。

 

さて、私はアーリーリタイアを目指すべくビットコインに投資してリスクを背負ったわけであり、もし仮に1BTC=20万ドルに到達したら税金考えても無条件で「アーリーリタイア」として人生上がり!って感じになる予定です。

 

アーリーリタイアした際のポートフォリオなんかもシミュレーションしていた過去がありまして、その際は株式(シミュレーションはデータが無かったのでS&P500)、現金の比率をどうすればいいか?というのをやりました。以下過去記事。

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

結論として、

  • 14年分の生活費を現金(日本円)とする
  • それ以外を全部インデックス投資(シミュレーション時はS&P500)とする
  • 相場がどうあれ、14年間ずっと現金を使い続けて、枯渇したら株式を売却するとかなり良い感じ

というものでした。14年もあれば、

  • 相場が下がっても現金を売ってるので14年後半には回復、からの株式売却が可能
  • 相場が上がっても現金を売ってるので株式は利益を増していき、14年後に売り始めて暴落しても余裕がかなりある状態が期待できる
  • 最悪なのは14年間ヨコヨコ展開だった場合(ベトナム戦争時)

と言う感じで、14年間ヨコヨコ展開だった場合でも耐えられるだけの額を用意すればリタイア達成というものでした。

 

・・・が、そもそもですが、インデックス投資を持つよりビットコインそのまま持っていた方が良くない・・・?ってことです。

 

では改めて、なぜビットコインを売却してインデックス投資に切り替えなければならないと考えたのでしょうか。

 

なぜビットコインから株式に移行するのか

  • 株式は過去200年という歴史を見てもずっと右肩上がりしているため非常に安定している(※インデックス投資の場合)
  • とりわけ全世界株式に投資しておけば何かあっても全世界が全滅しなければギリギリなんとかなりそうだし、どうにもならなかったら働いていても終わってると思われるのでどうでもいいな!!!!!
  • リタイア後に80%やら90%下落するようなアセットを持つのは非常に怖い(お前のことだ、ビットコイン!)

 

なるほど確かにアーリーリタイア、さらに言えば家族持ちの私がそんなボラの激しいビットコインを持ち続けるのは愚策と言わざるを得ません。

 

が、果たして本当に愚策でしょうか。無い頭ですが直観ではインデックス投資よりもビットコインをずっと保持していた方が安全なんじゃないか?と思えてきています。信者脳もここまで来てしまったかと思いますが、なぜそう直観が働いたのか、言語化してみたいと思います。

 

なんでビットコインのままでいいの?

  • 株式は10年に一度暴落が来ると言われていること、かつ、一度暴落した後に10年近く停滞する可能性がある。ボラが低いから?なのか、時間経過が非常に緩やか(※ビットコイン脳の筆者の考え)
  • 対してビットコインは良いか悪いか、4年に一度、大暴騰するし大暴落するが、重要なのは「4年に一度」と非常に短期間で絶望と復活を繰り返している。
  • 過去の事例を挙げると、半減期ボーナスが終わった後の大暴落が発生する際、「底」は大体前回ATHした辺りとなるため、実は非常に安定しているし、非常にシナリオが読みやすい。
  • ビットコインは売ると雑所得になるので一度に売ると55%税金が発生するため、基本保持したままにして、生活費を売る時だけその分売った方が圧倒的にコストパフォーマンスが優れている
  • 半減期を繰り返すとボラが少なくなり、大暴騰は期待できなくなるが、インデックス投資の上がり幅よりは明らかに上だろうという予想ができるし、大暴落の威力も減ってくるため安定してくるのではないか?
  • 対して重度のビットコイナーからは「1BTC=500万ドル!」だの300万ドル!だの景気の良い話が舞い込んできて信じてしまいたくなる。一体いつになるやら・・・って話だが、それこそ長期で保有しっぱなしで目指しても良い。
  • そもそも1BTC=20万ドルに到達してる時点で、ここから資産が0になるなんてとてつもなく難易度が高すぎて実現不可能な状況になってるわけで、あえて20万ドル程度で売る必要性をかんじない(※信者脳)

 

長い!重要な点をまとめると、

 

  • 半減期バブル崩壊の底は前回ATH付近である
  • 4年に一度という短いスパンで物事が進展する

 

です。アーリーリタイア目線で言えば、ここが非常に重要となってくるはず。

 

前回ATH付近が底になる可能性が高い

一番重要なのは、前回のATH付近の値なのですが、前回ATHは約6万9000ドルと言われています。要するに、2024年の今から未来にかけて、この6万9000ドル付近ぐらいはある程度支えてくれるんじゃないかと期待できるわけです。

 

つまり、この6万9000ドルの時点で私の資産がシミュレーションギリギリ、アーリーリタイアできる資産があれば良いことになります。そして重要なのは、税金も55%で考えなくてよくて、アーリーリタイアしてるので所得が激減している状況であるという点もあります。

 

もし仮に仕事を辞めて、生活費を毎年400万円ぐらい売った場合、累進課税考慮すると約10%程度しかかかりません。190万円以下の利益ならなんと5%です。

 

但し、住民税もあるので+10%追加、かつ、国民健康保険もあるのでもうちょいかかるでしょう。それでも55%の税金が15~30%未満で抑えられるのは普通に強い・・・強くない?

 

後はこの考え方を将来にわたって信じられるか、ここが肝となるわけです。最悪、2028年以降に1BTC=3万ドルにもどった!って可能性も否定できません。

 

が、ここで次の利点が働きます。

 

4年に一度と非常にスピードが速い

そうです。ビットコイン半減期により価格が支えられているということです。1BTC=20万ドルまで一瞬とはいえ到達する未来を想像してください。果たして、その状況においてもビットコインを否定できますでしょうか?イヤできない!!!

 

当然、暴落はセットですが、それでも4年という非常に短いスパンで押し戻す勇気とパワーを与えてくれます!それが半減期!!!

 

こんな分かりやすい投資先やっぱ他にないでしょう。IQ空っぽにした方が夢詰め込めるので、全部ビットコインにしとけばいいじゃん!ってなる。

 

で、話は最初の頃のシミュレーション結果に戻るのですが、株式は10年ぐらい停滞するのは当たり前なのと、いつ暴落が起こっていつ復活するのか全く読めません。展開が遅いんです。こうなると逆にリタイア中は不安がずっと続くので辛い日々になるリスクをはらんでいるということです。

 

対してビットコインは4年程度。もし仮にこの法則が乱れて不安になった場合、4年であれば、まだ、ギリギリ、なんとか、私は働くことができるかなぁと思ってるので、血反吐を吐きながら社会復帰すればいいのです。10年後は流石に辛い。ギリ4年なら何とかバイトでもして生活を支えます。

 

そういう時間軸で見た場合でも、やはりビットコインを利確してインデックス投資にする必要性を感じません。結果がすぐ見れるのは利点です。

 

さらに言えば世界が混沌としたら逆にビットコインの独壇場じゃないでしょうか。いやそれは知らんけどって話ですが、元々国への不信からビットコインが誕生してるのです。世界情勢が不安になればなるほどビットコインに皆逃げてくるというシナリオ、私はなんとなく信じてますよ!(※ここ適当)

 

 

・・・が、日本人の場合、ビットコインを持っていると大変なことが起こることが目に見えているため、ある程度売らないと、我が一族全員がガッカリする可能性を大いに秘めています。

 

ビットコイン保有するリスク

  • 自身のウォレットに保存して、無くしちゃったら終わり。ハッキングされても終わり
  • それだけならいいが(良くない)、無くしたことを証明できないので納税が必須になる(最悪!)
  • 取引所に預けていても破綻したら返ってこない可能性があって終わる
  • 私が氏んだ後、相続税が発生するが、BTCを円に切り替える際の雑所得と相続税のダブルで税金取られてかなり終わる

 

だから私は日本人はビットコイン現物を持つリスクが高すぎて意味不明すぎるので、ETFを買った方が絶対に良いと思ってる派閥に所属しています。

 

自身のウォレットが有利になる点なんて、国が破綻した時ぐらいでしょ?そんなリスクより自身のウォレットで持ってる方がリスク高すぎなんだよ。私は自分の能力が無いことを知っていてIQ空っぽだからビットコインに投資できたと自己分析できてるので、ウォレットであんまり持ちたくないです。ほんと持ちたくない。ビットコイナーみたいに自身を律して無くさない仕組みとか管理できる仕組みは作れません。

 

ましてや、家族に秘密鍵を相続するなんて考えただけでも怖い。家族はそこまでパソコンやスマホ詳しくなくて、私一人オンリーワンな存在なのでもうダメぽです。絶対無理。

 

ということで、私が氏んだりウォレットのビットコを無くしても生きていける程度には売る必要が出るということです。が、全部を全部ビットコはダメってわけでもなくて、その分法定通貨持っておけば耐えられるって話でもありますし、上記は基本的に私が氏んだら詰むって話なので、生命保険に高いのに入っておけばギリなんとかなります。

 

なるほど。書いてたら見えてきました。まとめると次のようになります。

 

アーリーリタイア達成時の行動まとめ

  • とりあえず生命保険は一番高いのに入っておく
  • 1BTC=10~20万ドルぐらいになったら徐々に売却を進め、生活費5~14年分保持しておき、次回、次々回、次々々回の半減期まで耐えられるようにしておく
  • そもそも20万ドルにならなかったらリタイアできてないので働けばOK
  • 仮に前回ATH付近まで暴落し、かつ、まだ仕事をなんとなく続けているなら、生活費のために売却したビットコインを買い戻せば万事OK。仕事してなかったら耐えろ。
  • 生活費苦しくなったらビットコインを必要な分だけ売れ。必要な分だけなので、税金は相当安いぞ!もしくは、毎年195万円未満で売ることにしておけば所得税は5%。強い(確信)

 

あ・・・決まったなこれ・・・。インデックス投資に戻る必要が全くない・・・。

 

14年分の生活費は株式でそうしたからって理由なだけなので、5年、10年分とかでもいいけど、まぁ何となく14年分。資産半々って感じなので、相続が発生した時もなんとかなる算段だ。

 

いや、ガチでこれやろうかな。人生なんてたかが100年。ここまである程度リスクが少ないと分かっていて、リスクを背負わないのって、逆にリスクだよなって場面じゃないかこれ。

 

ぶっちゃけ、もうこの時点でアーリーリタイアしちゃってもいいんじゃね?って気持ちがなってしまってやばい。雑所得55%(累進課税考慮)で考えていたので、1BTC=20万ドルじゃないと辛いかなぁっておもってたのですが、こうなると別にそこまで頑張る必要もなく、現時点ですでに「セミリタイア」であれば、達成可能です。ガチで。辞表出しても何とかなりそう・・・なりそうか?知らんけどなるかもしれない。うーん。困ったなぁ・・・

 

 

問題はこの選択ができるのはビットコイン信者以上の人じゃないとできないってことかな。結局どこまで信じるか、どこまでリスクを取るかと言う話なんだけど、ビットコインを信じられないと絶対選択できないんだよね。そこまで私は信じられるのか。そこだけが問題。多分行ける気はしてるけどどうなることやら。