こんにちは。okometsubuです。
続編物ですが、別にどの回から見ても問題ない(はず)なシリーズ第4回目です。投資先のリバランス時期を時間軸ではなくRSIの結果で決めてみようのコーナーです。
以下過去記事。
今回はSPXL:現金を70:30でリバランスしている人向けの記事となります。割合部分についてはどのパターンでも同じ結果になると思われますので、「SPXL」と「現金」のリバランスを行っている人向け全てが本記事の読者様ターゲットとなります。
- 検証条件
- SPXL70:現金30リバランス(RSI70以上30以下)
- 世界恐慌付近からの結果
- 1940年頃からの結果
- SPXL70:現金30リバランス(RSI70以上20~40以下)
- SPXL70:現金30リバランス(RSI60~85以上30以下)
- SPXL70:現金25リバランス(RSI60~85以上25以下)
- ITバブル崩壊直前高値から開始した場合
- 右肩上がりだけしてそうな相場時期
- RSIヒットした当日中に売った場合と比較
- まとめ
検証条件
- RSIがxx以上、かつ、株式側の株価が当初の割合より上ならリバランス
- RSIがyy以下、かつ、株式側の株価が当初の割合より下ならリバランス
- RSIは一般的な14日平均を使用します
- 一度リバランスしたら22営業日はリバランスしない
- 「xx」や「yy」のRSIの値は適当に決めます。
- リバランス日は「翌営業日の終値」とします
- これに対して「毎月リバランス」を実施した場合と比較します
- 手数料や税金は考慮しません
ようするに、月次で何も考えずにリバランスする場合と比較して、RSIを見ながらやった方が勝率は高いんじゃないか?という検証記事です。
今までの検証結果ではおおむね何も考えずに毎月リバランスするより勝率が高い印象でした。
その他条件とか考え方の詳細は先ほどの過去記事である「その1」辺りを見てください。
で、今回はSPXL現金編となるため、TMFが存在しません。つまり、疑似ながら1928年から調査が可能となります。が、余りに長期過ぎるので最初に軽く見て、後は前回までと同様、1986年からの検証記事にしたいと思います。
疑似SPXLは「その1」の記事で書いてますが金利考慮無しです。但し、RSIのターゲットは「^GSPC」であり、現実世界のリアルの数値です。つまり、RSIの勝率と言う観点で言えば、疑似SPXLでも十分役割を果たしてくれることが期待できるため、本検証は割と有意義な結果になると思っています。※個人の感想です
ということで早速はじめましょうか。今回限りの1929年からスタートした場合をみちゃいましょうか!!
SPXL70:現金30リバランス(RSI70以上30以下)
RSI70_30のパターンです。前回SPXL:TMFの結果、これが一番良かったからです。参考までに今回のみRSIリバランスしたタイミングを載せようかと思いましたが、全くグラフが見えなくなったので今回はパス。毎月リバランスと、参考までにリバなしで70%SPXLに投資しただけのグラフも載せます。
1928-01-23~2020-06-23の約92年間の結果となります。
最終結果
- RSIリバランス:9689倍
- 毎月リバランス:5820倍
- リバランス無し:1849倍
- RSIリバランス回数:438回
対数グラフです。長期間対象だとやはりめっちゃ見やすい。
リバランス回数は92年で438回。年4~5回と言った所です。
最初の最初「世界恐慌」が発生したため、リバランス無しが保有現金で大きく有利になっていましたが、その後のSPXL買付リバランスによりあっさり抜かれることとなりました。
実を言うと、92年と言う歳月があれば「リバランス無し」が最強なんじゃないかなと思っていたのですが、全くそんなことは無く、普通にリバランスした方が結果が良くなりました。これはつまり、世界恐慌の時にSPXLを安く購入していたのが功を奏したんじゃないかなと勝手に思っています。
そもそも世界恐慌中「リバ無し」が強いのはあくまで現金であり、SPXL自体の比率はごくわずかしかなかったため、これを複利で増やしても全く意味が無いというわけです。
というわけで、結果としては終始「RSI70_30」が有利な状況で終わったこととなりました。このケースはちょっとイレギュラーで、最初の最初に「世界恐慌」が発生したため、その結果が全てと言っても過言ではない開きが生まれたと言えそうです。
とはいえ、その「世界恐慌」に柔軟に対応できる「RSI70_30」はやはり強いなと思った次第。
せっかくなので、この期間をもう少しだけ、みてみましょうか。RSI比率は適当にチョイスしたものを参戦させます。検証前の感覚だと、「世界恐慌」がやはりトップオブ暴落なので、下限はRSI25の方が30より強い気がしています。
世界恐慌付近からの結果
ではあらためて。
1928-01-23~2020-06-23の約92年間の結果となります。
最終結果
- RSI70_30:9,689倍
- RSI70_35:4,696倍
- RSI70_25:1,4272倍
- RSI65_30:7,063倍
- RSI75_30:11,506倍
- RSI75_25:16,628倍
- RSI85_25:15,666倍(グラフ表示なし)
- 毎月リバランス:5820倍(グラフ表示なし)
- リバランス無し:1849倍(グラフ表示なし)
対数グラフです。
RSI85は攻め過ぎていると思い参考程度に記載しています。正直RSI85はボラが激しすぎるので結果が良くても採用しずらい数値です。
そんな中の結果でも「RSI75_25」が勝利しました。もう序盤からずっと強いです。むしろ逆に序盤が強かったからこそ、最後まで強かったまであります。
あの最強最悪の「世界恐慌」が最初にあるのです。RSI25で買いの回数を控えたのが好成績につながったと思われます。そして米国株は基本的に右肩上がりが基本です。売りのタイミングを遅らせた方が好成績につながると思われるため、RSI70より良い結果になったと思われます。100年近い運用ですからね。この結果。
さて、「世界恐慌」はスペシャル過ぎるので将来の投資方針に組み入れるかというと中々厳しいものがあります。あくまで「世界恐慌」は起こらないものとして考えつつ、起こった時に生活レベルを脅かされない程度にリスクヘッジをするぐらいが丁度いいというのが私の考えです。
ということで、今回の結果としては「RSI75_25」が勝利しましたが、この世界恐慌を外した場合も考えた方がいいと言う事だと思います。
ということで、せっかくなので世界恐慌の底が終わった辺りの1940年の結果も観ちゃいましょうか。このどちらの期間でも「そこそこ強い」リバランスを実施したいものです。
1940年頃からの結果
1940-01-01~2020-06-23の約80年間の結果となります。
最終結果
- RSI70_30:39,387倍
- RSI70_35:31,730倍
- RSI70_25:43,947倍
- RSI65_30:37,891倍
- RSI75_30:49,313倍
- RSI75_25:49,264倍
- RSI85_25:181,983倍(グラフ表示なし)
- 毎月リバランス:32,975倍(グラフ表示なし)
- リバランス無し:165,685倍(グラフ表示なし)
対数グラフです。
RSI85_25は参考程度です。ハッキリ言って異次元の強さ、最強クラスの結果になりました。でもそれはそのはず。世界恐慌を外した場合、米国株は過去80年間右肩上がりしかないんだから強いに決まってます。RSI85は相当リスクを取っているので今からこれを採用するのはかなり攻め過ぎてますので、一旦参考程度とした方がいいと私は考えます。
何故なら、「ボラ」の激しいTQQQ:現金リバランスの検証時でさえ、RSI85は最悪の結果を生んだ経緯があります。以下過去記事。
TQQQ70:現金30リバランス(RSI65~85以上25以下)
1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。
尚、RSI90は該当期間存在しなかったのでRSI85を上限として見ます。
最終結果
- RSI85_25:211.2倍
- RSI80_25:2224.4倍
- RSI75_25:1923.4倍
- RSI70_25:2533.4倍
- RSI65_25:1638.9倍
- 毎月リバランス:441.5倍(※グラフ表示なし)
つまり、100年近く前から見たら今回、RSI85は最強だったかもしれませんが、それは、あの「世界恐慌」が終わった後のリバウンド時期、右肩上がり相場の幕開けからの結果です。そんな「異常」な時期から始めれば明らかにRSI85が強いのは明白と言う事です。
なので、検証対象銘柄がTQQQと異なる過去結果とはなりますが、私はRSI85は攻め過ぎているため一般人向けではないと判断しています。ということで一旦RSI85は除外して考えます。
さて、そんな中、桁違いに「リバランス無し」が圧倒的勝利を納めました。
それもそのはず。80年間も「世界恐慌」が無い世界で右肩上がりしたのです。ぶっちゃけ、「リーマンショック」なんて言うほど大したことないですよ。「世界恐慌」と比べたらね。でも「RSI85_25」に負けるのはちょっと意外でした。
そのため、一般人が投資対象とするのであれば「RSI75_30」が最もリードしたと言っていいでしょう。右肩上がり相場が長い米国株市場です。リバランス「売り」を少しでも長く保った方が強いに決まってます。よって、70よりも75の方が成績が良くなったわけです。
次いで「RSI75_25」が優秀でした。RSI75_30とほぼ誤差の範囲と言っていいでしょう。
さて、毎月リバランスは「RSI70_25」よりはいいものの、ブービー賞で終わりましたので、RSIでリバランスをした方が概ね良かったことになります。そりゃ右肩上がり相場と分かってしまったら毎月リバランスは効率悪くなります。未来が分からないからリスクヘッジしてるのですから。
では、「世界恐慌」ありと今回のケースの無しのケースでちょっと見て見ましょうか。
世界恐慌ありの順位
75_25 > 85_25 > 70_25 > 75_30 > 70_30 > 65_30 > 毎月 > 70_35
世界恐慌無しの順位
85_25 > 75_30 > 75_25 > 70_25 > 70_30 > 65_30 > 毎月 > 70_35
世界恐慌を含めても含めなくても、全体を通して「85_25」、これを除くと「75_25」が最も高パフォーマンスな形になりそうです。
面白いのが下位の順位が世界恐慌を含めても含めなくても似たような順位になりました。こうなると、下位部分の選択肢は無しでもいいかなと思ってしまいそうです。とはいえ、これは80~92年と超長期投資の場合の結果なので、ケースバイケース、結局今現在から未来がどうなるか分からないので賭け事にしかなりません。
ということで、早速本編に行きましょうか。直近30年程度の水準であれば、果たして「75_25」や「70_30」はそれでも高水準の結果が残せるのでしょうか。前回までの検証時期と同じ形で進めさせていただきます。
いつもの通り1986-05-19~2020-06-23の約34年間から見て見ます。まずは下限の確認から。
SPXL70:現金30リバランス(RSI70以上20~40以下)
最終結果
- RSI70_40:79.4倍
- RSI70_35:74.4倍
- RSI70_30:89.3倍
- RSI70_25:94.1倍
- RSI70_20:85.7倍
- 毎月リバランス:76.9倍(※グラフ表示なし)
勝者は「RSI70_25」となりました!次いで「RSI70_30」が2位でフィニッシュです。
グラフが見づらいですが、ITバブル崩壊前まではRSI20,25勢は勢力として弱いですが、その後のITバブル崩壊で逆転。その勢いのままリーマンショックの頂点まで突入し、「底」の地点では「RSI70_20」が圧倒的勝利を収めていることが分かります。
ただしその後の復活時期であっさり「RSI70_25」に逆転され、その勢いのまま「RSI70_25」の勝利となりました。
やはりRSI20は流石に低すぎると言っていいでしょう。SPXLで見た場合でも25が最低ラインとして見てよさそうです。25~30ぐらいでしょうか。RSI25はここまでの結果がかなり良いので、SPXLだったとしても採用の余地アリじゃないかなと思い始めています。
ただ、前回のTMFリバランスの場合だと成績が芳しくありませんでした。ここをどう見るかですね。とはいえ25であれば「大暴落」に強いことは過去検証でハッキリと分かっていますので、平常時の事も考えながら採用すると、現金リバランスであれば25~30の間ぐらいが丁度いい感じになるんじゃないかなと思います。
ともあれ、大多数が「毎月リバランス」を凌駕している点は高評価です。
さて、では次は上限について確認しましょう。私の好みの問題で失礼しますが、安定性を考慮してRSI30固定でやってみます。
SPXL70:現金30リバランス(RSI60~85以上30以下)
1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。
最終結果
- RSI85_30:115.6倍
- RSI80_30:99.0倍
- RSI75_30:105.8倍
- RSI70_30:89.3倍
- RSI65_30:86.1倍
- RSI60_30:87.5倍
- 毎月リバランス:76.9倍(※グラフ表示なし)
面白い結果になりました。RSI85_30が勝利してしまいました。
尚、この組み合わせは前回のSPXL:TMFリバランスは圧倒的最下位になったものですし、TQQQ:現金の過去検証でも先ほどお伝えした通りRSI85はとてつもなく結果が悪くなりました。
つまり、ボラが激しい、ハイリスクハイリターンであると思った方が無難です。
ポイントはITバブル崩壊で培ったエネルギーをリーマンショック底まで蓄えたおかげで被害が見栄え上軽微にみえることでしょうか。
そして次いで強かったのは「RSI75_30」となり、RSI80_30よりも結果が良くなりました。タイミング次第で結果がズレる、面白い内容となったと思います。RSI75_30は何気にここまで良結果をここまで残しているので侮れません。将来右肩上がりを目指しつつも、最低限の備えができるRSI75_30は十分ありかもしれません。
なんにしても、「毎月リバランス」よりすべての結果で上回った結果となりました。ここまでの検証結果からみてもやはりRSIでのリバランスは非常に有益であると感じています。何も考えないで結果が良いというのは素人投資家にとってとてつもなく嬉しい結果なのです。
あくまですべての投資方法より最適である、というものではなく、「毎月リバランス」より結果が良い、というのが分かっただけで大満足です。
というわけで、現時点での感想はRSI85は流石に攻め過ぎだが、RSI75は中々面白い結果になると言うことが分かりました。世界恐慌時をみてもRSI70_30と似たような値動きになったのは強いです。
・・・個人的に気になったので、今回だけRSI25固定にしたものもみてしまいます。記事が長くなりますがご了承をば。
SPXL70:現金25リバランス(RSI60~85以上25以下)
1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。
最終結果
- RSI85_25:119.3倍
- RSI80_25:77.6倍
- RSI75_25:108.9倍
- RSI70_25:94.1倍
- RSI65_25:97.2倍
- RSI60_25:98.8倍
- 毎月リバランス:76.9倍(※グラフ表示なし)
RSI60台の結果が大幅に改善されました。が、RSI80の結果だけが大きく下落した結果となりました。それ以外は全体的に結果は良くなりましたが、安定性はRSI30の時に比べて激しくなる印象を受けました。とはいえRSI25の方が「大暴落」時は資産を守れるので25は十二分に採用余地アリだと思います。
どちらにしても「毎月リバランス」結果を全て大きく凌駕しましたので、神経質にならなくてもいいかもしれません。あくまで私の至高としては70~75、下限は25~30ぐらいがベターだと思っています。
ということで、次はITバブル崩壊直前の高値からの検証となります。
ITバブル崩壊直前高値から開始した場合
2000-08-31~2020-06-23までの約20年間を見ます。RSI比率は適当に。
最終結果
- RSI85_25:2.63倍
- RSI80_30:2.71倍
- RSI75_25:2.96倍
- RSI75_30:2.76倍
- RSI70_30:2.36倍
- RSI60_25:2.79倍
- 毎月リバランス:2.13倍(※グラフ表示なし)
どれもこれも50歩100歩の結果となりました。結果としては「RSI75_25」の勝利です。RSI25勢は大暴落時にやはり強いです。そして問題はRSI70_30が一番残念な結果になっています。
この結果から、安全面で見ても成績の良さで見てもRSI30より25の方がいいのではないかと思えてきました。ぶっちゃけ暴落時に買えないだけなので安定性は30より高いという点と、30よりも普通に成績が今までの検証結果から良いことが分かったためです。
この点は前回のSPXL:TMFの結果とは多少異なるものとなりました。TMF絡めると2銘柄分の考慮が必要なのでむしろ今回の方が正しいRSIの使い方だと思うので、現金リバランスをするなら25でいいかもしれません。25~30の間であれば安泰かな。
SPXL:TMFは70:30がよくて、SPXL:現金は75:25が今の所ベストプラクティスです。
ということで、どのパターンでも「毎月リバランス」よりは良くなりました。いいですね!
では続いて右肩上がりだけのパターンです。
右肩上がりだけしてそうな相場時期
2010-01-01~2020-06-23までの約10年間を見ます。
最終結果
- RSI85_25:7.87倍
- RSI80_30:7.03倍
- RSI75_25:6.74倍
- RSI75_30:6.64倍
- RSI70_30:5.88倍
- RSI60_25:5.75倍
- 毎月リバランス:6.18倍(※グラフ表示なし)
まぁそうなるよなぁという感想しか持たない結果です。「RSI85_25」の勝利です。右肩上がり相場なのです。売らない方が強いに決まってます。
そんな中でも「RSI75_25」は「RSI75_30」より結果が良いです。多分RSI30の部分が25まで発展して、より底値でリバランスができたから結果が良くなったんじゃないでしょうか。
ともあれ、右肩上がりオンリー相場だったとしても「RSI75_25」が最も安定していると確信できました。十分強いです。
ということで、総合評価としてSPXL:現金リバランスの場合は「RSI75_25」が最適解であると結論付けてしまっていい気がしました。
最後に「翌日終値」と「当日終値」の購入タイミング調査。本記事ではRSIの条件ヒットしたら「翌営業日の終値」で売買した場合を検証しています。私がズボラだから、翌日分かった後に取引したらいいでしょって思ってるからです。
RSIヒットした当日中に売った場合と比較
1986-05-19~2020-06-23の約34年間の結果となります。また、比較はRSI70_30だけの2本で見ます。
大体5%程度のズレになりました。34年間でこの程度なら十分でしょう。
一応嬉しい誤算としては「翌営業日の終値」で売買した方が儲かったということです。が、もうここは運次第なのでどちらに転んでも多少は仕方ない、と寛大な心で挑む方が無難だと考えます。
今までの検証を見返すと、概ね翌営業日終値で売買した方が結果が良くなる回数は多い気がするので心の支え程度に考えておけばOKとします。
ということで、まとめに入りましょうか。
まとめ
- RSI75_25が安定して強い結果となった。
- 実はRSI85_25は世界恐慌含めてもITバブル崩壊時でも安定していたので、私の想いとは反面、実は将来いい結果を生むかもしれない。但し自身の運用期間中、「大暴落」が無いと言う強い信念が必要。
- 基本的に毎月リバランスよりRSIを採用した方が結果が概ね良くなった
こんなところでしょうか。大暴落を想定するならやはりRSI85より75を採用するのが理想的かなと思った次第です。結果も悪くありません。とはいえSPXLはボラが低いので「大暴落」のケアはそこそこにして、攻めても面白いのかもしれません。
私は多分75_25を採用しそうですが、RSI85_25もちょっと気になってきました。悩ましいです。RSI85_25はねぇ。ちょっとグラフが見づらいですが、リーマンショック後を見てもらうとガッツリ最下位です。その後の10年の右肩上がりのおかげで相当結果が良くなりましたが、精神的に辛い時期が続くことでしょう。
でも今の私はRSI85_25な感じでやっちゃってるからちょっと自重しようかなと思ってる。しかししかし、やっぱりRSI75_25が一番ギリギリ攻めて一番安定してるのでやっぱりこいつが一番最適解だと思ってます。
というわけで、SPXL:現金リバランス編でした。
次回はTECL:TMFのリバランスを行う予定です。検証期間が今までに比べて短いため記事は少し短めになると思います。なったらいいなぁ。
今回はここまでと致します。