こんにちは。okometsubuです。
本記事はとてつもなく私の資産運用話となります。もうSPXLの直近終値高値の60%下落が目の前です！(2020/3/12現在。既に記事を書き終えている時点で超えているかも)
というわけで、私は以前の記事で約350万円を60%下落時点で投下しようという話をしました。
ただ、果たして本当に60%下落程度で350万円もの大金を投下していいのでしょうか？というのが今回の記事内容となります。
なぜ本記事を書いたか
そもそも上記の記事の60%下落は「リーマンショック」の場合です。リーマンショックの場合は90%以上の下落を記録しております。つまり、60%から更に下がったことを体験させた上で10年後に1億になるためには「350万円」をこのタイミングで投資する必要があるとお伝えしました。
90%下落を体験させる期間とその株価が戻る復活パワー、時間も考慮した上での350万円/10年というわけです。
であるならば、もし仮に「60%」が底だった場合、350万円を投資する必要性はあるのでしょうか？もっと少ない額で10年後に1億円行けるんじゃないでしょうか？というのが今の考えです。
過去検証になりますし、当時の復活劇のように右肩上がりが強いかどうかなんてわかりません。分かりませんが、今回の「コロナ騒動」、たかがSPXL60%程度で収まる気が全くしていません。だって、もう今日・明日には60%行っちゃうんですよ！？しかもこれだけ世界規模で止まったり会社が倒産したり労働者が溢れたり、色々あって何年か後に80%下落することだってあり得るわけです。
※2019/3/12 SPXL60%下落しました。地獄の門が開かれました。
逆に60%程度で止まってくれたらしめたもの！今までの投資資金も60%程度で済みますし、更に追加投資でうなぎ登りです！私は10年で1億あれば良いという発想なのでこのタイミング(60%下落)で全力投資する必要性が無くなります！
そして今回の暴落は噂によると「1970年型」と言われています。この時の下落率をSPXLで疑似的に再現すると80%以上の下落を確認しました。80%程度の下落となりますが、復活は1年程度で行われたようであり、このような相場であれば60%程度で少額を購入しても問題ないのでは？と思った次第です。
というわけで、今回はこの「1970年」の相場を見て検証してみたいと思います。
1970-01-01～1979-12-31の10年間を見る
とりあえず、まずは10年間、S&P500(^GSPC)とSPXLを見てみましょうか。期間が古すぎるためこの2つしか確認できない点ご了承ください。あぁ、そうなるとTECLにどのぐらい資金入れればいいかよく分からないな・・・まぁ、SPXLの3倍増えると思えばいいか！(適当)
参加メンバーとしてSPXL80%(SPXL:現金を80:20の割合)も参加させます。私の投資ポートフォリオです。リバランスは毎月1回行ったものとしています。
- SPXL80%：1.35倍
- SPXL ：1.19倍
- S&P500 ：1.16倍
とてもシンプルな相場ですね。1974年から1975年にかけてSPXLが80%以上の下落が発生しています。そして暴落前から投資していれば10年後には元本まで復活していたことになります。
では次に、大暴落発生直前から一括投資してしまった最悪ケースの場合はどうでしょうか。大暴落発生は1973-01-11からスタートとなるため、そこからのグラフで10年間を追ってみます。
1973-01-11～1982-01-10の10年間(最悪ケース)
- S&P500 ：0.99倍
- SPXL80%：0.91倍
- SPXL ：0.73倍
最悪ケースの場合も10年後には元本程度まで行けそうですね。SPXLフル作動した場合を除いて。
ともあれ、割と復活が早い感じの暴落でした。もしこの型が今回の「コロナ騒動」と一致するようであれば、60%下落したタイミングで投資したらどうなるのでしょうか。80%下落のパターンと併せてみてみたいと思います！
SPXLが60%下落したタイミングで始めたらどうなるか
1974-05-17～1983-05-16の10年間がターゲットです。
- SPXL ：4.35倍
- SPXL80%：3.81倍
- S&P500 ：1.85倍
なんだか値動きが緩やかな時代ですね・・・極端にひどいことにはならないけれど、大幅に強いというわけでもなく、何ともはや。
TECLは過去実績から大体SPXLの3倍増えたと超適当に仮定すると、
- TECL ：13.05倍
- TECL80%：11.43倍
となるわけです。
うーん。こうなると、前回の検証記事で出した結果の方が良さそうですね。年数は前回は11年程度ではありましたが。
とりあえず、80%下落も見てみましょうか。
SPXLが80%下落したタイミングで始めたらどうなるか
1974-08-27～1983-08-26の10年間がターゲットです。
- SPXL ：8.15倍
- SPXL80%：6.23倍
- S&P500 ：2.29倍
なんだかパッとしない形になりました。十分凄いのですが、とても緩やかな時代だなぁと思った次第です。TECL用に3倍すると
- TECL ：24.45倍
- TECL80%：18.69倍
でしょうか。
やはり、60%下落した時のみの相場を見た方が良さそうです。いきなり！タイトル詐欺になってしまいましたが申し訳ありません。今日、SPXLが直近高値60%に到達しそうということで緊急でこの記事をまとめているためです。
・・・というかですね、60%下落単体の時が過去50年間に無かったんです！全部60%の下落まで行ったら、70%以上の下落も付いて回ってしまっていました。あれ！？60%で買う必要無かったりする！？
というわけで、意図的に60%以上下落して再び60%まで復帰してきた期間を除外して考えてみたいと思います。
「1970年型」と「リーマンショック」の2つの視点で見てみます。
追加条件後の1970年型を見ます
1975-06-02～1984-06-01までの10年間を見ます。1975-06-02の時に60%下落程度まで復活したためです。
- SPXL ：3.46倍
- SPXL80%：3.02倍
- S&P500 ：1.66倍
あらー・・・全然パッとしませんね。ともあれ、元本よりは上回っているのでヨシとしましょうか。10年で1億円所の騒ぎじゃないですね・・・
とはいえ、1970年は大昔です！今時の相場と合いません！(強引)
というわけで、結局の本命である「リーマンショック」時を疑似的に60%以下の暴落期間を省いた形で見てみましょう！
2013-01-25～2023-01-24までとなりました。残念ながら、10年ありません・・・！仕方ありません。2019-12-31までの約7年間で手を打ちましょう。この期間であればTECLの検証も追加で行う事が出来ます。
リーマンショック(2013-01-25～2019-12-31)の疑似的な7年間の結果
- TECL ：19.19倍
- TECL80%：11.73倍
- SPXL ：7.74倍
- SPXL80%：5.48倍
- S&P500 ：2.15倍
7年間でこの結果は素晴らしいのではないでしょうか！？つまり、この勢いのまま10年目を迎えると以下の様になるはずです。超ザックリ計算です。
残り3年分を同じぐらいの年利で運用した場合(合計10年運用)
- TECL ：約66倍
- TECL80%：約32倍
- SPXL ：約18倍
- SPXL80%：約10倍
- S&P500 ：約3倍
複利の力とは本当に凄いもので、この勢いのままで行けばこういう結果になるというわけです。まぁ、そんなに都合よく更に3年後もこの勢いのまま行くとは思えませんが、とりあえずこの倍率で計算してみます。
ここからは完全に私事ですが、私は300万円ずつSPXLとTECLに投資しています。為替を無視して直近高値でこれらを購入したと仮定すると、60%下落でそれぞれ120万円となります。で、TECL80%とSPXL80%運用のため、現金75万円ずつを足し算して195万円をSPXL80%とTECL80%に投資中です。これを計算すると、
TECL80%：195万円 * 32倍 = 6240万円
SPXL80%：195万円 * 10倍 = 1950万円
となり、8190万円、10年となるわけです。
これはあくまでうまく行ったケースであり、かつ、今回の「コロナ騒動」がSPXLが30ドルの時点で完全に暴落が止まって相場が右肩上がりになった場合のケースとなります。つまり、その額を追加投資するだけでも10年後に1億を目指せるわけで、さらに下落するのであれば、60%下落で一気に投資しなかった余力の現金が手元に残るわけですから、その時改めて投資すればいいのです。
今日は本当に時間が無いので、とりあえず60%下落した時にいくら投資すればいいかザックリみます。
10000万円 - 8190万円 = 1810万円
1810万円 ÷ 2 = 905万円
32x + 10x = 905万円
x = 約21.5万円
なので、21.5*2倍 = 43万円を投資すれば良いことが分かりました。
あ、これなら気軽に投資できますね！！！
というわけで、為替ぶっちぎりで無視していますが、とりあえずSPXLが30.4ドルになったら、SPXLに25万円、TECLに25万円分を追加投資しようと思います！
えーっと、為替で言うと1ドル103.75円みたいなので、4820ドルを投入すれば良いという事でしょうか。うん。これなら良さそう。
もし夜中にSPXLが30.4ドルに達するようならTECL側は感で投資するしかないので、適当に指値にする予定です。今日中にSPXL60%下落になりそうでとても怖いです。
ともあれ、これ以上下がるようなら70%下落時点、80%下落時点も見た方が良さそうです。ただ、AIが支配しているらしいので、いきなりフッと株高になったりしないかもちょっと心配しています。50万円投資ではなく、70万円ぐらいは投資しちゃうかもしれません。この記事書いてからもうすぐに投資開始です。終わったらすぐ寝る予定なので後はもう明日のお楽しみということで・・・
さらに言えば、7年間の結果も滅茶苦茶うまく行ったパターンですからね。それが10年後まで続くとは思えない点はあります。そう考えると、少なくとも100万円分は投資した方が無難かもしれませんねぇ。150万円分ぐらい行っちゃおうかな・・・あぁ、悩ましい。というかSPXLが70%下落で22.75ドル前後なので、そこまで待っても良い気がしてしまいますが・・・難しい！投資家は皆恐怖の連続です！
というわけで、今回完全に自分用ですいません。ブログの記事追加がてら時間短縮という形でした。
※先ほどSPXLとTECLを合計70万円分程度購入しました！！
おや？「売却」の2行がありますね・・・？？？
これは一体・・・・・・
すいません！ビビって20万円分だけ売りました！！！
ブログ記事でもなんか上の方で書いてますが、43万円投資するだけでもＯＫ！って自分で記事書いてるんですよ！
でも最初「100万円行ったれ！」って思ってたのですが、怖くなって70万円にして投資したんですね。
でも、それもやっぱり怖くなって20万円分くらいを売りました。手数料額ぐらいは稼げたのでプラマイ0です。いいじゃないですか！ビビりますよこんなの！！！！(※開き直り)
でも安心してください！予定通り、50万円分の投資はそのままです！！
私は相場が読めないし、未来のことは誰にも分かりません。なので、50万円だけ投資としておきます。そして次のターゲットはSPXL22.75ドルです！
・・・と言いたい所ですが、今回の暴落、次の次のターゲット、SPXL80%下落の15.17ドルぐらいは普通に行きそうです。というか98%下落とかありそう。ともあれ、80%下落時点で購入しても復活までの時間はかなり早いと思うので、80%辺りをターゲットに追加購入することになりそうです。もしくはSPXL22.75ドル(70%下落)でまた50万円だけ買うとか。
いやぁ、なんだかお恥ずかしい面を見せてしまいました。皆様にとってはたかが20万円の誤差で・・・と思われるかもしれまれんが、全く持ってその通りですね。20万円ぐらいだったらそのままで良かったんじゃ・・・くそぅ！完全に思考が停止してやがる！！これだからプロ投資家の鋼メンタルがうらやましくなる！！情けない売却姿を見せてしまいました。確信ある売買だったら全然いいんですけどね。最初の方針があやふやなのが行けない。
素人の私の感覚なので、予想外して大損したら笑ってやってください。
というわけで眠くてよく分からなくなってきたので今回はここまでと致します。
