過去の7月の逆日歩について確認してみた

逆日歩で遊ぼうと思ったので思い立ってスクリプト作った。やることはこれ。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

逆日歩のデータをDBに入れるの面倒そう(HTMLからの変換)なのと、全銘柄全部やるわけじゃなくて、優待クロスで毎年逆日歩発生しまくってそうな銘柄をなんとなくピックアップして集めただけ。

 

ということで、スクリプト作って半自動的に回してみたのですが、結果から言うとこうなった。

 

7月における逆日歩狩りについて

対象銘柄は3159、3193、3172、6654の4つをピックアップした結果です。日数増やすと信用買いの金利手数料がかかるので翌日売り想定としています。

 

  • 割と勝率は高め。5割は超える
  • 但し、「始値」「終値」の位置で勝率がガラッと変わるため、「逆日歩」で得られる金額よりも、株取引による損益の方がはるかに影響力が高いので何とも言えない
  • 当日終値信用買い - 翌日終値売りが割と安定するか?
  • 試しに5営業日に売り注文した所、勝率が激減した(7月の場合)ので、金利手数料も考えて翌日にさっさと売り切った方が想定外のことに対応しやすそう。
  • 結論、爆勝ちできるわけではない。僅差で勝てる程度。

 

という感じでした。結局広く知れ渡っている方法だし、絶対勝利できるようなものは普通に廃れるよねって。6割勝てたら上々といったところでしょうか。

 

ともあれ、7月だけで見たら勝率は高めな感じ。以下3159銘柄の奴適当に出してみた。

 

 

計算としては金利手数料、配当*0.20315%考慮、逆日歩含めた形の損益率。割と儲かる率の方が高そうなのはうかがえるので、何度かチャレンジして結果的にプラスにもっていくのが良さそう。

 

また、逆日歩よりもやはり株売買の影響は強い。3193の場合、当日終値で買う場合は勝率70%ですが、当日始値で買った場合は勝率40%になってしまいました。極端すぎる。

 

 

正直、「終値が良いのか」「2営業日後にした方が良いのか」とか、考えれば考えるだけ無限に可能性が増えるのでやっぱ翌営業日売りで考えた方が良さそう。というか長期間持ったりすると、「逆日歩」で儲けようじゃなくて、株の売買で儲けようになっちゃうし。

 

後はそうだなぁ。一つの銘柄にガッツリ信用買いを入れすぎると逆に逆日歩が発生しなくなって損だけ被るって感じになるケースが出る可能性があるので、やるなら1銘柄100株だけやるとかかもなぁ。その辺の在庫管理は正直良く分かってない。

 

さて今年はどうなるんでしょうね。逆に最近はMAXまで行く銘柄ってそんなにないんじゃないかとすら思えるんだけどどうだろう。株主優待クロスが一般層まで広まった=逆日歩についても浸透してるからそこまで無茶する人が出てこないんじゃ・・・という印象だが果たして。忘れなかったらやってみるかぁ・・・