【禁断技】日興フロッギーで還元率100%でdポイントを現金化してみた(日経ETF編)

こんにちは。okometsubuです。

 

もしかしたら私は禁断の技を編み出してしまったのかもしれない。世界各国のエージェントから狙われるかもしれないがここに公開する。これからは刺客から気を付けて生活しなくてはならないな・・・!!!※というか普通に改悪になると思うんですけど!

 

今回は続編です。以下過去記事となります。今回は本当に続編なので前回の記事を見た方がいいかもしれないし、あらすじを書くので見なくてもいいかもしれない。見直したら超長い糞文だったので見なくていいです。あらすじ書きます。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

前回のあらすじ

  • 期間限定ポイントを含むdポイントを「日興フロッギー」で投資可能!やったね!
  • 売却時0.5%手数料取られる!くやしい!
  • 回避方法を編み出したので試す!トライアンドエラー
  • その回避方法を実際に試してみた&結果発表!(今ココ)

 

流石にザックリし過ぎたのでもうちょっと書きます。

 

まず前提として、「日興フロッギー」というサービスがありまして、投資信託と同じ形で株の枚数を指定して買うサービスではなく、投資する金額を決めて、その金額分だけ株を購入できるというものです。以下「日興フロッギー」の公式サイトです。SMBC日興証券株式会社がやってるサービスっぽいです。口座もSMBC日興証券の口座を共有して運用されますので要SMBC日興証券口座です。多分。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/

 

 

で、手数料は以下の通り。公式サイトより引用させて頂きました。

 

 

日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/16647/

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100万円以下なら買付手数料無料です。売付手数料は0.5%と結構な額ですが、SMBC日興証券側に株式を受渡しさせればそちらの手数料と金利で取引が可能です。受渡しの条件が単元株化した部分までとなるのがネックとなります。

 

尚、単元化してSMBC日興証券で制度信用売りした場合の手数料は0円で、金利も1.15%/年と超安いです。1.15%/年は1年の費用なので、5日間で見たら、貸株料

 

1.15/365*5日 = 0.00945% です。

 

0.5%と0.00945%。圧倒的格差。ぜひともSMBC日興証券で売りたいですね。端数は0.5%かかりますが、所詮端数でしょっていうのが今回の目玉部分です。

 

で、目を付けたのが「1571」銘柄。株価も1500円前後で買え、かつ、単元株がなんと「1株」なんです!普通の銘柄は普通「100株」とか「1000株」なので単元化するのちょっと一苦労です。株価が少しでもずれると大きく資産額が変動します。が、これが「1株」でできるのですから、端数となる部分を極力抑えることが可能だろうという目論見です。

 

というわけで、今回はこの「1571」という日経ベアの商品を約1株だけ購入および受渡し、株式の振り替えを行う作業の流れとそれに伴うコストを実測ベースでお伝えできればと考えています。金額指定での購入なので「約1株」です

 

 

ではまず最初のストーリーを実録ベースで書きます。

 

実際に試した実話と考察をゴチャゴチャ書く

 

将来またやる時が来たときのための自分用メモ

 

  • 16:00~深夜02:00までの間で日興フロッギーにて1571を検索し、前日終値の1.08倍程度の金額を指値する。1.08倍としたのは、単元株以下(0.999...株以下)になったら改めて100円単位で購入しなくてはいけないというリスクが生じるため、少し多めに指定する必要がある。8%増加するなんでよほどないだろうというので1.08倍とした。5%とかでも良い気がする。
  • 今回は5/20(水) 16:00以降に実施。木曜日に取引できるのがベスト。理由は信用取引の受渡し日とかその辺の関係から。2営業日後の月曜日スタートとなるため。詳しくは知らなくていい。とにかく木曜日がベスト。何かしらの問題で少しずれても安心できる。
  • 但し祝日には注意。特に月曜日祝日だった場合は金曜日に取引できるようにするとかが必要。祝日が今週・翌週ない時にやったほうが安全だし気楽。
  • ~深夜02:00までに注文すると、「翌営業日の前場の寄り」で成行注文される
  • SMBC日興証券にログインし、「1571」を制度信用取引で1株指定で売り注文を行う
  • 翌日、5/21(木)の前場寄り(始値)にて売買成立。2営業日後にならないと「日興フロッギー」で購入した株を単元化できないので待つ
  • 5/23(土)になったらSMBC日興証券側で単元化が出来たのでやっておく。振替は5/26の火曜日に行われることになった。貸株料日数が1日増えてしまった。残念。
  • 同日、上記発注をしたことで「日興フロッギー」にログインすると、1株が無くなって端数だけになっていると思います。ここで全売却指定しておく。実は日興フロッギーは100円未満の注文はできないが、全売却することで100円未満でも注文できた。正直今回一番怖いポイントだった。出来て良かった!
  • 5/26(火)に単元化に成功。すぐさまSMBC日興証券で現渡をして単元株部分はクロス取引で決済

 

結構面倒そうですが、やってることは単純。フロッギーで単元株分買って、SMBCに持って行って、現渡して、余った端数株をフロッギーで全売却。これだけ。

 

というわけで、画像付きでもう少し詳しく書く。

 

 

1.フロッギーで金額を指定して購入

まずはフロッギーで1571銘柄を買う。終値の1.08倍を購入金額にして買おうとしたが、100円(ポイント)単位じゃないと買えないらしい。残念。なので1.08倍で計算して、100円単位ギリギリかどうかを見極めて適当に購入金額を決める。今回前日終値が確か1510円ぐらいだったので安全を見て1600円とした

 

 

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100pt無いと駄目と赤字で警告されたので1600指定


 

そして購入日は水曜日の16:00以降に実施。こうすることで木曜日の前場の寄りで買うことができる。木曜日に買う目的は、実際に株を入手するのが2営業日の月曜日になるからだ。実際に株を入手した後なら「単元株化」が可能になる。2営業日である点に注意。国民の祝日があるとずれる可能性があるため。以下その時のスケジュール。5月25日(月)で受渡しなので問題ない。

 

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以下は実際に購入した画像。端数が出ていることが分かる。0.05540株が今回のリスク資産となる。ただ、これは前日終値の株数なので、概算となる。未来の話ですが、実際は1.06030株になりました。

 

 

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2.同日、SMBC日興証券側で1571銘柄を信用制度売

 

これはそのまま。1571を数量1で制度信用売するだけ。簡単なのでさすがに割愛。信用取引は信用口座の申請が必要なので注意。信用取引が分からない人はやらない方が絶対良いです。理解しないでやるサービスとしては非常にリスクの高い内容です。理解してればよき友となり、リスクも限りなく少なく取引できたりします。ともあれ割愛。

 

3.SMBC日興証券側で単元株化

「日興フロッギー」で購入した株はSMBC日興証券で「キンカブ」として取り扱いされていることになる。そのため、2営業日後(※今回は土曜日で操作はできた)にSMBC日興証券にログインして以下の画面まで進める。お取引⇒単元株振替をクリック。画面一番下の「単元株切替指示」ボタンをクリック。

 

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すると、木曜日に「日興フロッギー」で買った株が表示されていると思います。これを単元株振替します。

 

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振替予定日は5/26(火)になってしまうようだ。ちょっと予定外。ここは月曜日になる想定でした。こうなると、木曜日ではなく水曜日の16:00以降に買った方がいいのだろうか?ともあれ、木曜日であればどっちに転んでも大丈夫な曜日なので木曜日取引がベターだと思います。火曜日に振替でも1日貸株料が増える可能性が増える程度なので特に問題は無い。

 

というわけで、これにて単元株枚数が「1株」でも無事現渡ができるという最強の還元方法を見つけてしまったということだ。

 

 

4.日興フロッギーで端数の全売却

上記のSMBC日興証券で単元株振替を行った所、同日(※今回は土曜日)中で「日興フロッギー」側の所有株の1株が無くなって端数のみになっていました。なのでこのタイミングで端数株を全売却します。以下、92円だけ残ったようです。現在の時価は1531円ですが、平均取得単価が1509.01の方が重要なのでそれを覚えておきます。どうせ売るときに現在の時価は変動しますから。

 

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ここラッキーで、2.22%株価が値上がりして2円儲かっているようです。実際に売る時どうなるか分かりませんが、今プラスなら当日下がっても安心ですね。ラッキーです。

 

というわけで、全売却です。全売却しないで92円指定すると売れません。何故なら100円未満は本来売り注文ができないのです。全て売却を選ぶことで100円未満でも売ることができました。ここ、焦ったポイント。100円未満でも取引できてよかった・・・。

 

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で、この92円売却時に0.5%の手数料が取られます。本来なら1株分も0.5%の手数料を取られる所を現渡をして手数料を回避したため、92円分だけで済みます。やったね!!

 

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どうやら0.46円の手数料がかかるようです。これ、0円未満の時はかかるのかな?これについては履歴見て追ってみるとします。ただ、1円ぐらい良いよねもう。

 

~~~後日~~~

 

翌営業日の月曜日になりました。実際の売値はどうなったのでしょうか!?

 

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・・・おかしい。約定単価が1500円とあります。

 

だって5/25(月)の前場の1571銘柄の始値1508円のはずであり、5/25は1500円という値になったことがありません!

 

と、色々調べたところ、0.5%が適用されてるっぽいです。以下SMBC日興証券のQAサイトです。

 

QA:キンカブの約定単価はいつの株価ですか。|注文および約定|SMBC日興証券 よくあるご質問 詳細

https://faq.smbcnikko.co.jp/smbcnikko/web/faq/detail.asp?FAQID=654&baID=13

キンカブの約定単価は以下のようになります。
買い注文:「前場または後場始値×(1+スプレッド)」(円未満切上げ)
売り注文:「前場または後場始値×(1-スプレッド)」(円未満切捨て)

 

売りは0.5%ですので、1508 * 0.995 = 1500.46で切り捨てとして計算されますので

1500円で問題なしです!

 

大変失礼しました。質問して恥をかくところでした。きちんと調べてみるものです。

 

ともあれ、1508 * 0.06030 = 90.9円であり、1500 * 0.06030 = 90.45円です。結果、91円が手元に残りました。切り上げてくれたようです。嬉しい・・・!

 

えーっと、今回の買が1509.01円だったので、1509.01 * 0.06030 = 90.99330円、つまり91円でした。そして約定金額が91円。つまり、実質0円の損失だったってことですかね!?

 

 

わぉ!すごい!今の所100%換金できています!

 

というわけで、最後に現渡をする作業が火曜日に残っていますので忘れないようにします。

 

4.SMBC日興証券側で現渡を実施

火曜日になりました。制度信用売の1株と単元化に成功した1株で現渡を行う。これにより、信用売りの貸株料のみのコストとなった。

 

まずは単元化した現物株を見て見ましょう。

 

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・・・おや?平均取得単価が1510円です。おかしいですね・・・先ほど日興フロッギー側でみたら1509.01円でしたのに・・・

 

小数点が切り上げられた可能性があります。非常に残念ですが、1円損してしまったかもしれません。

 

いえいえ、この表示は実際はどうでもいい気がしています。なぜなら、最初に日興フロッギーで購入した値が真の平均取得単価であり、ここはその取引が成された株が振替されただけなのです。であるならば、1509.01円で購入したという事実は消えないと思います。ちょっと計算してみましょう。

 

1509.01円 * 1.0603株 = 1599.9927円

 

つまり、ほぼ1509円で購入できたことになりますので、ここはあまり気にしなくていいかなぁと思いました。つまり、1509円で見立てていいと思ってます。その分、端数の0.0603株を買えたんですからね。

 

では信用売りした側はどうでしょうか。そして貸株料等のコストはどうなったかをみて見ましょう。右下の諸経費(円)が貸株料金利やらのコストの総数です。これによると、建値は1509円なので、表示上は1510円とのクロスなので1円損したように見えますが、実際は現物株側も1509円(日興フロッギー側で確定事項)となるため、実質0円損失で良いと思います。つまり、きちんとクロス取引できていたということです。

 

 

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そして諸経費はなんと、0円です!

 

なぜ0円なのかというと、今回「1,509円」で取引をしています。貸株料金利を計算してみます。木曜日に取引したので、2営業日の月曜日から計算します。そして現渡日が火曜日となるので、その2営業日後の木曜日が実際のやり取りとして行われます。つまり、「月、火、水、木」の4営業日分の貸株料が発生します。

 

次にSMBC日興証券の制度信用売りの金利は1.15%/年です。計算すると、

 

1509円 * 0.0115 / 365日 * 4営業日 = 0.19円

 

となります。そしてSMBC日興証券では小数点切り捨てになるようなので、「0円」となり、完全無料で取引を行うことができました!!!凄い!!!

 

ちなみに図の評価損益(円)は気にしなくていいです。現渡したら損益関係なく「0円」なので。そのために現渡してる所があります。

 

この金額を見て思ったのは、今回1509円での取引だったので、後3~4倍ぐらいは増やしても金利0円でできそうだなと思いました。

 

というわけで、早速現渡してみましょうか。ということで現渡ボタンを押して・・・

 

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1株が現物で存在するようになったので、1株を現渡です。火曜日の9:00前で既に単元化が成功していたようなので、早い段階で現渡ができそうです。前日だと現物株が無かったのでできませんでした。

 

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以下結果です。諸経費は0円で確定

 

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というわけで、今回私は1600ptsのdポイントを1600円に変換、つまり、今回の場合、端数が0.5%の手数料を取られたものの、

 

100%のポイント還元に成功しました。

 

凄い!!!

 

株価の値動きがマイルドだったのが功を奏した形となりますね。そこは運です。

 

端数が90円台とかなり多く残ってましたが、小数点の切り上げやら切り下げがうまく行きました。凄いですね。これは広まっちゃいけないやつや・・・

 

あれ、ぼく、また何かやっちゃいました?

 

この技自体は普通に考えたらやる人いそう。1571で取引して1株単位でできた部分については上手くできたんじゃないかなと自分をほめてやりたい。

 

私は前回の記事でも検討した「株主優待クロス」銘柄を一緒くたにしてdポイント還元もすれば手間と貸株料金利を重複して行えるためお得じゃないかと記事にしました。が、今回貸株料金利が「0円」になるなら、手間はかかりますが、この方法で全部dポイントを還元してしまっても良い気がしてきました。日経ベア系なので勝率は悪そうですが、少額かつ1株でできるので「1571」銘柄でやるのが楽っちゃ楽です。還元率は悪くなるかもですが、こればかりは運ですからね。短期ですどっちにでもなります。

 

ただ、やはり手間なので「株主優待クロス」銘柄で一気に済ませた方が良さそうです。dポイントの残り懐具合と相談して行うのがベストでしょう。ぶっちゃけ1571でちびちびやるのもマナーが悪そうです。手間も手間なので、1571技よりも在庫がでてきたら「株主優待クロス」銘柄で試すと思います。大金はちょっとまだ心の準備ができてないので少額なやつから。株価が高いと変動率高すぎて端数でも結構な金額になっちゃいそうですからね。

 

また、dポイントは100ポイント単位でしか投資ができないので、1000ポイントぐらい通常ポイントを常に持って置き、期間限定ポイントが期限が切れそうなタイミングで行う事で端数の期間限定ポイントと合せて100ポイント投資が出来る環境に整えるのはアリかなと思いました。

 

というわけで、dポイントの期間限定ポイントを取得できる案件(アンケートとか)をスルーしていたのですが、これを機に、dポイントを稼げる方法を色々模索してみようかなと思いました。dアンケートとか応募してみようかな。マクロミルより稼げたらうれしい。

 

いやー、しかしながら、この技、やばいですねぇ・・・これはヤバイ。さすがに期間限定ポイントの変換は改悪になると思います。やはりSMBC日興証券は信用金利や手数料も安いしサービスが良すぎます。今後ポイントサイトとかの変換先にdポイントがあって、キャンペーンで増量されたりしたらとんでもないことになりそうです。これはヨイショしたくなくてもしてしまいますよ。ネット証券じゃないのにこのサービスの良さはヤバイと思う。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

 

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