XRPが証券ではないという判決により、超上昇したらしい。
ドギャーーン！という音が聞こえてきそうなぐらい上がったねぇ。
で、それに伴い各取引所の乖離がかなり発生していたとのことで、海外取引所と国内取引所（主にbitbank)で5%以上の乖離が発生していたんだとか。自分はその時間見れなかったのでウォッチできてないですが、仮想通貨には度々そういうことが起こります。いわゆるアービトラージですね。
やり方としては、同時刻に安い方の取引所で買って、高い方の取引所でショートを実行。で、国内の安い方で買った通貨を高い方の取引所に送金してショートを決済すると同時に現物も売るというやり方。
で、このアービトラージを見るたびに、投資の方針とか色々あるけど、お金持ち有利だよなぁって思わざるを得ないのでした。なぜなのか。
アービトラージ金持ち有利論
- 送金手数料が発生する取引所の場合、アービトラージ分の取引額が少ないと送金手数料負けする可能性大
- 入出庫手数料を取られる場合も同様。
- 送金せずに乖離（鞘）が収まるのを待つことも可能だが、資金の機会損失が発生する可能性がある
- そもそもアービトラージ分の余剰資産が潤沢である時点で安全な資産の額が巨額であり、それを自由に使える時点で儲ける選択肢がとてつもなく広がる
私の場合、アーリーリタイアしたくて生活資金を除いて全部ビットコインに投資してる雰囲気な感じでやってます。そうなると、余剰資金がもうないんです。生活資金を使ってもいいですが、それでも微々たるものだし、いざ何かあった時のための資金なのでそう簡単に取引所を使う気もならず。
最初にも書いた通り、送金手数料や入出庫手数料は基本額が固定なのもお金持ち有利で、たくさん投資すればするほど、手数料は安くなっていくのだ。
それだけでも自由に大金使える金持ちが更に富む状況になっている。辛い。
もちろん、投資スタイルの違いによるものもある。私は全部ビットコインに入れている状況ですが、日本円100%で保持している人はその限りじゃなくて、今回のようなお金を拾えるイベントで積極的に攻めるのはありだ。でもやっぱお金大量に持ってた方が有利なのは否めない。
上記はあくまで仮想通貨のアービトラージの話だけ例を挙げましたが、他にも「株主優待」とかも完全に資産持ってた方が有利だし、家族全員でやった方が一家として非常に有利になる。有り余るお金があれば、法人口座を作ったりして複数に分ける人もいるそうだ。口座を複数に分けて、かつ、日本円を全部の口座に入れて優待クロスをする。これもお金持ち有利。さらに富む。
でもそれは当然の話なのだろう。資本主義＝金持ちが絶対正義というやつらしいから。私は学が無いので良く分からんけど、とにかく金持ちが有利な世の中なんだから、あたりまえ体操なのだ。息を吸ったら息を吐くから生きてる、というのと一緒だ。
といっても、その利益に対する税金は膨大なものとなるのでお金持ちの人は無くてはならない存在でしょう。アビトラってことはつまり利益確定してる動きなのでその時点で税金が大きく発生します。
そんな状況ですが、私はビットコインに賭けてるので、そこでお金を得て、アービトラージみたいな安全性の高いところでぬくぬくと生活したい。
ただ悲しいかな、恐らくビットコインが超絶バブルになったころには、このような「鞘」は仮想通貨界隈ではなくなってる気がする。なので、10年後ぐらいだろうか。別の「鞘」に該当するものを見つけなくてはいけない。
さて、果たして中年になった自分はそこまで判断力があるだろうか。行動力とか気力とかも。そういう意味でも、「若い内は金より時間」と言われてるが、お金もある程度まとまった額ないとそんなこと言えんよなぁ・・・と思えてしまうのでした。
とはいいつつ、トレーダーでもない私はどうすることもできないので、ビットコインに全力だして、他はもうやることないから時間を有意義に使って人生謳歌したいと思います。ビットコインが終わったら私も終わりです。対戦、よろしくお願いします。
