最近やたらマイニング株が不調ということでちょっと見ていると、どうやらMSTRがかなり好調なように見て取れました。
私のMSTRに対するスタンスとしては、BTC大量に持ってる会社でありBTC=MSTRみたいなノリで考えており、税金で圧倒的に有利なことからBTCかうならMSTR買えばいいのでは?という感じで買っていました。
ただ、借金してまでBTCを買い始めたのを見て、あれ?結構リスク高くなってきてる?と金融リテラシー0の私は恐怖したのでマイニング株というMSTR以上にクッソボラの高い銘柄を買い始めたのでした。
そんなMSTRが好調なのは当然BTCが好調だからなのですが、マイニング株は最近不調ということ。これについては以前記事にしました。基本的にはまだ大丈夫じゃね?って思ってるのでマイニング株への投資は続行中です。
さて、MSTRについてはどうでしょうか。若干NISA枠やらジュニアNISAで購入しているので気になる所です。また、BTCが更に値上がりして、かつ、マイニング株も超絶値上がりした状態でNISA枠が空いた場合、恐らくマイニング株ではなくMSTR側を買うことになると思っています。なぜなら暴落するときは一瞬で地獄に落ちるのがマイニング株なので、BTC=MSTRぐらいのボラだったらMSTRを買った方が比較的安全という理由です。本当にそうでしょうか?というのが今回の記事の趣旨となります。
ということで、上記記事のように、2023年と2024年から現在までの結果と、半減期前後の結果のチャートを見てみましょう。
2023年1月最初からのチャート
2023/1/最初から2024/3/4まで見ます。
2023年からの結果
- BTC:4.094倍
- MSTR:9.199倍
- MARA:7.562倍
- RIOT:4倍
ファッ!?MSTR何が起こったし!?
見てみると途中まではRIOTと同等でしたが直近3月4日でぐわっと伸びました。一体何が起こったし・・・
最後のぐわっの部分はおいておいて、2023年の初めからMSTRを見てみると、明らかにマイニング株よりもボラが低く、BTCよりも利が乗っているように見受けられます。理由はさっぱり分かりませんが、ガンガン借金してまでBTC買ってるからボラが素のBTCより高いのかなぁと適当に思っておきます。
最後の最後だけ見てしまうとマイニング株並みにボラがあって怖い銘柄という位置づけになってしまわないかちょっと心配。個人的な意見としてMSTRにボラは求めてないのです。BTCが価格上がり過ぎたと思ってもBTC買いたい!って思える時に下がってもマイニング株よりマイルドだと思っていたMSTRに投資したかったのです。まさに今の状況ですね。前回の最高値を超えた後に投資する先を考えていました。
一応2024年初めからも見ましょうか。3ヵ月ぐらいの結果です。
2024年1月最初からのチャート
2024/1/最初から2024/3/4まで見ます。
2024年からの結果
- BTC:1.519倍
- MSTR:1.947倍
- MARA:1.121倍
- RIOT:0.875倍
予想通りMSTRが強い。そりゃ最後がグイっとしてるの分かってますからね。ただ、2月まではマイニング株よろしく非常に不調だったことが分かります。なので、MSTRもマイニング株もBTCと違う動きをするのは明白であるが、1年以上のスパンでみれば方向性(右肩上がりする)という方針さえ間違わなければ安い時に仕込んでおけばいいんじゃね?っていう感じで慌てないようにすることにします。
もちろん、数年しても低迷することは多々ありますし、マイニング株でも破綻して会社が無くなる可能性だってある。そういうリスクを考慮して、よく調べて、後悔が無いところに投資するといいでしょう。私は面倒なのでパッと見てなんか良さそうって所に集中投資して後はお祈りとします。
さて、一応前回の半減期についても見てみましょう。
2019年5月13日~2021年5月13日まで
半減期が2020年5月13日なので前後1年という感じで観ましょう。分かりづらいので対数グラフで表示します。
半減期1年前から1年後の結果
- BTC:6.367倍
- MSTR:3.614倍
- MARA:5.817倍
- RIOT:4.996倍
2019年頃はマイニング株は絶不調なのが分かりますが、最終的に半減期後にグワっと伸びまくってるので問題なさそうです。MSTRも途中までBTCと似た動きになっていますが、最後の数か月で失速していることが分かります。結局、失速したり暴騰したりはタイミング次第であるということと、長い目で見ればある程度連動しているなってことも確認できてよかったと言った所でしょうか。
この時期だけで見ればMSTR=BTCでとして見ていても問題なさそうですね。ただ、その後に借金してまで買って行っていたはずなのでボラが高まっている可能性は否定できない。
ではそろそろ半減期スタートするので、当時の半減期スタートから2021年5月13日までのチャートを見てみましょうか。
半減期の2020年5月13日から2021年5月13日まで
半減期から1年後の結果
- BTC:5.345倍
- MSTR:4.246倍
- MARA:26.568倍
- RIOT:11.762倍
半減期になってから買っても問題ないですね。今後どうなるか分かりませんが、半減期で見てもMSTRはそれほどひどい結果にはなっていません。いや、4倍と5倍で+100%違うと言われれば大きな差ですが、破滅するか否かという視点で見たら全然何も問題ないです。儲かってれば御の字みたいな。
まとめ
- 2024/3/4頃のMSTRの値動きは明らかにバグっているレベル
- それ以前まではBTCよりもややボラがある銘柄だがマイニング株よりはマイルドである
- 今後はどうなるか。何も分からない。
個人的な方針としては、RIOTが圧倒的に不利な状況でガツンと減ってるので投資先にしとこうかなと。マイニング株は見てわかる通り、BTCがそれほど下がって無くても超絶ガッツリ下がっている時期が普通にあります。今もその予兆が始まっているとみても良いかもしれません。
が、逆にその時期にちょいちょい摘まんでおくと悪くないよなっていうのも同時に分かると思います。後は企業リスクだけはお祈りで分散して投資するもよし、ギャンブルして1社にガッツリ掛けるもヨシかなぁ。あくまで個人的な意見です。BTC上がればどこも上がるでしょ理論。爆発力が無かったら残念でした、で済む話であり、企業さえ安泰なら氏ぬことはないでしょう。割のいいギャンブルだと思ってます。
マイニング株は機関のおもちゃにされてるってコメントでもあったし、実際そういうのあるかもしれないしね。明らかに下落して恐怖のどん底に突き落として、悪い噂やニュースを流されてるタイミングで買うのが良さそう。1社集中で下落してたらさすがに買えないがマイニング株全体が下落してるなら買いでいいんじゃね?(適当)
じゃあMSTRはどこで買うかっていうと、やっぱBTCが8万ドルこえつつ、マイニング株もグワっと上がっちゃって投資したくてもできねぇ・・・みたいな時に買うことになるかなと思います。