こんにちは。okometsubuです。
何となく気になった時に比較してみようのコーナー。2021年6月末の今、ビットコイン関連業者の中でも特にボラの激しいMSTR,MARA,RIOTの動きを追ってみます。
ボラの激しいというか、より「BTC」に近しい動きをする銘柄と言う感じですね。coinbase株とかPayPal株とかも関連銘柄なのですが、値動きはBTCのソレとは似ても似つかない動きなので除外。そもそもBTC以上の値動きが欲しいから投資するのであって、BTC以下の値動きならBTCに直接投資しますってこと。
これではよく分かりませんね。対数グラフにします。
というわけで、いつもの通りMSTR,MARA,RIOTを振り返ってみたいと思います。
MSTRが社債でBTCを買いあさってる頃から
2020/12/1~2021/6/23までとなります。前回は4月までだったので2ヶ月伸びただけって感じですが見てみましょうか。
最終結果
- BTC :1.79倍(※前回3.37倍)
- MSTR:1.71倍(※前回2.28倍)
- MARA:4.46倍(※前回6.81倍)
- RIOT :3.68倍(※前回5.46倍)
前回結果は4月15日を末日にしたときの結果です。
こうみるとMSTRは大健闘したのではないでしょうか。BTCとの乖離は1倍も変化があったのですが、ほぼ同水準に落ち着くことが出来ました。
この結果、結構大きいんじゃないかなと個人的には思っています。勿論途中である程度乖離する動きは今後も続くかもしれませんが、ある程度連動してくれることに今後も期待です。※もっと高値更新してくれてもいいのですが!
さて、もう少し詳しく見ましょうか。以下対数グラフです。
ポイントはBTCが超下落する5月中旬前からMARA,RIOT,MSTRが下げ始めている点でしょうか。毎回こういう動きをするなら、先行指標としてこれらの株価が下がったらBTCを売っておけ、ということが言えるのかもしれない。が、2021年1月とかみてもよく分からんです!!
逆に5月19日の大暴落後のリバウンドはMARA,RIOTが凄まじい活躍をしているのが分かります。BTC下落してるのにMARA,RIOTは普通に伸びて、MSTRは横ばいをキープしている感じでしょうか。
MSTRの最後の上げは・・・なんでしょうね。よく分からないw
このグラフを見る限り、やはり「マイニング株」に「追い風」が吹いていると言わざるを得ません。もちろん、BTC以上に5/19前の下落幅は対数グラフで見てRIOT,MARAは凄まじく下落しているのが分かります。その分のリバウンドが今起こっているという後付設定も言えるかもしれない。
けど、普通に考えて、やはり中国のマイニングが規制されたことで他国のマイニング企業が期待上げされていると考えるのが筋ってもんでしょう。当然ながらBTCが下落しているので上げ幅は限定的になると思いますが、普通に持ってて良かったって思える状況にあったということです。
以下coinpostサイトより引用します。
中国四川省、仮想通貨マイニングの停止措置が本格化
四川取締りが本格化
中国・四川省政府は仮想通貨マイニングの業者に対して、本格的に業務停止を実施することが判明した。
同省のエネルギー局および開発・改革委員会は18日(金)に、共同声明を発表。国有の電力供給会社が26のマイニング施設に電力(水力発電)を提供することを停止すると規定した。
正直、5/19にBTCめっちゃ下げたのでそのぐらいMARA,RIOTも下がるだろうなぁと思って低めに買い指値してたのですがあんまり刺さりませんでしたw
勿論、マイニング業者が減るとハッシュレートが減って価格が減ると言われています。が、中国のマイニング業者は海外に引っ越し中であることと、再開したらある程度元に戻ることが予想されるので、そのハッシュレートが減っている期間中にせっせとマイニングしてBTC貯め込んだ企業の一人勝ちになるんじゃね???
って浅い頭でちょっと考えてしまいました。
つまり、この引っ越しが終わる数ヶ月間はBTCは低水準だがMARA,RIOTは株価が上昇、もしくは数か月後の引っ越し完了して中国系マイニング企業が稼働を始めた後に爆発的な上昇が見込めるとか・・・夢見過ぎかな?
ちょっと怖いけどマイニング株の行く末を見届けたい気持ちになってきています。すまない。しょっちゅう考え変えちゃうのだ私は。またころっと意見変わるかもしれない。
MSTRは最後の上げはなんでしょうね。BTC購入ニュース今も流れてますが、いつもの事過ぎて好感持たれるような内容だったのかよく分かりません。
以下coinpostサイトより引用します。
米マイクロストラテジー再び買い増し、ビットコイン保有数が10万BTC突破
保有数が10万BTC突破
米ナスダック上場企業マイクロストラテジー社は21日、総額4.89億ドル(540億円)相当の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)買い増しを完了したと発表した。
いつもの。
というかMSTRがBTC買い過ぎてて界隈でも流石にヤバイみたいな空気になってるの笑えて来ますw
「MSTRがつぶれるまでBTC売られる」
「MSTRがつぶれてから本番」
みたいな声ばっかりで流石に草でございます。まぁでも自社株売ったり社債発行したり余剰資金以上に買いまくってるのは普通にヤベー奴か超絶天才かのどっちかでしょう。・・・どっちもヤベー奴だった。
私はマイニング企業よりも疑似BTC-ETFみたいな感じでMSTR買ってたのでちょっと怖いなぁと思って見ています。が、勝算があって対応していると思うのでちょっとマイケルセイラーを信じてみようかなと思っています。
このMSTRはあの「ITバブル崩壊」を直撃しても「生き抜いている」という安定性が私の中でかなり評価されています。
当然、BTCが終わると株価が激下がりすると思いますが、倒産まではいかない範囲でやってると勝手に思っています。そこまで「イチかバチか」をする企業じゃないんじゃないかって。しらんけどもwwwwwwww
もともとBTCへの投資は「余剰資金」で現金で置くのが勿体ないという形で参入しているので。今はちょっと目的ずれてきてる気もします。イヤー不安不安。
さて、最後に私の独断と偏見で私が取得したMARAの平均取得単価日辺りから現在までのグラフを見ます。私用です。本当にありがとうございます。
MARAの平均取得価格した日辺りから現在まで
2021-02-08~2021/6/23までとなります。対数グラフのみ記載。
うーん。この時期からだとMSTRの体たらくっぷりがヤベーですね。対してBTCと近しい動きをしてるのはむしろMARA,RIOTの方という具合に。やはり計測次期で見え方が全く異なるので一つの期間だけとって結論を出すと言うのは難しいですね。
だからシャープレシオとかボラティリティとか、そういうのが数値化されて世間に公開されているのです。出し方よく分からないし面倒だからしないけどね!
- マイニング株は値動きが激しい!
- MSTRはBTCと同じ程度のボラっぽいけど微妙に乖離しつつある!
これだけ覚えておけばいいんじゃあないかなぁ・・・マイニング株の中での企業分析は当然すべきだと思うけど面倒だから分散投資(※但し評判のいいMARA多め)と言う感じで。ツイッターで色々教えてもらったり調べた結果なんとなくMARAが一番よさげだからとか雰囲気だよこんなもんは!!!
さて、このグラフをみて最終的な感想として、
- MARA,RIOTは過去の「大幅な上げ」分、下げも食らってるのでここからBTCが下がっても限定的じゃなかろうか
- MSTRは株式の希薄化とか自社株を売ってBTC買ってるとかやってるのでBTCより下がる可能性もまだあるかもしれないし、何かプラス材料を発表してくれることに期待感もありよく分からない
- BTCは今年半減期終わったかよく分からないけど、7月ぐらいまでは上げ目線
ちょっと前にMARA,RIOTを処分しようかなと思いましたがむしろ逆でBTC下がったら買い増し対象にしたいなぁという思いの方が強くなってきています。
ただそろそろ日本円も欲しいんだよなぁ・・・
BTCが500万円ぐらいまで行ってくれたらちょっと売りたい。7月ぐらいに行ってくれるかなぁと思ってるけどどうなることやら。
というわけで今回はここまでと致します。