【BTC】"普通の人"はビットコインをどう管理すればいいのか(2024/6感想)

まず最初に、私は残念ながらビットコイナーじゃないです。ビットコイン大好きオジサンなだけです。

 

そして本記事はビットコイナーに宣戦布告するかのような記事内容です。なお、筆者はかなり頭ワルワルなので、結構変なこと書いてある可能性高いです。ご了承ください。

 

 

 

======

つい先週ぐらいにDMMビットコインのハッキングにより約482億円ものビットコインが無くなったニュースが流れました。以下当時のCoinPostニュースを引用します。

 

DMMBitcoin、480億円相当のビットコインが不正流出被害か

https://coinpost.jp/?p=534799

2024年5月31日(金)13時26分頃、DMMビットコインのウォレットからビットコイン(BTC)の不正流出が発覚した。

DMMの発表によれば、流出額は4,502.9BTC(約482億円相当)と見られる。

 

この時思ったのは「まぁ普通にあり得る話だよね」ぐらいにサラっと流していました。

 

日本はコールドウォレット管理だから絶対大丈夫!なんて思えるわけもなく、とはいえ、頻度は少ないだろう程度には思ってました。そしてサラッと流した理由は、日本の取引所は分別管理の対象なので、余程が無ければ返金ある程度されるだろうなっていう心のゆとりもあったりします。

 

が、額を見るとなんとDMMビットコイン保有しているほぼすべてのBTCが失われたというのだからかなりビックリ!コールドウォレット管理で全額全部なくなることってあるの!?って。

 

え?これって分別管理してたBTCも無くなったってことだから、もうユーザに帰ってこないの!?っておもったら、DMMは全額BTC返金すると発表があった。以下公式サイトニュース引用します。

 

ttps://bitcoin.dmm.com/news/20240531_01

 

このニュースを受けてビットコイナー達はウッキウキ!!!

 

だからあれほど自分で管理しろって言ったのに。もっと勉強して、どうぞ

 

辛辣~。でも分かります。私も自己管理してて対岸の火事だと思ってたら

 

あぁ、私は被害合わなくてよかったぁ・・・!

 

って思ったはずです。人間そんなもんです。

 

だが待って欲しい。それでも本当に自分で管理した方が良いのだろうか。

 

過去何度もブログで書いてたりしますが、結論として自分で管理するの日本だとリスクが高すぎて正直キツイって思ってる。

 

正直現役ビットコイナーの人(日本在住)の人にガチで聞いてみたいリストをまとめてみた。

 

自己管理(セルフカストディ)リスクありすぎ問題

  • 自分のウォレットの暗号資産がハッキングされた場合、それを証明することができない可能性が非常に高いため、呪いのように相続される恐怖
  • 取引所なら補填される可能性があるが、自己管理は補填無し
  • ウォレットのパスワード/シードフレーズ忘れて入れない問題
  • 家族にウォレットの運用管理を共有する難易度の高さ。特にパソコンとか全く分からない家族がいたら暗号資産教えるのマヂムリ...
  • 数十年後、老衰によりウォレット(シードフレーズ)隠し場所忘れる問題
  • 貸金庫に預けたシードフレーズが金庫泥棒に盗まれる問題
  • 国がヤベー状態で貸金庫のシードフレーズを没収される問題
  • じゃあ自宅に置いておいたら普通に泥棒に盗まれる問題

 

問題ありスギィ!!!!!!

 

1.未来永劫呪われる可能性がヤバすぎる

特に私が恐怖に感じているのは一番最初。これだけ怖さのベクトルが違くて、「盗まれた後」の話だ。他は全部「盗まれたり無くす可能性」の話。自分のウォレットがハッキングされた場合の相続税について問題。

 

とにかく、これが問題ありすぎて日本では絶対自己管理できないというか、絶対オススメしちゃダメでしょ。自己管理勧めるの犯罪だよ犯罪!ってレベルだと思ってる。

20224/6/8 追記

無限相続があまりにも地獄過ぎて不適切な表現(取り消し線部分)を記載してしまいました。不愉快にさせてしまい申し訳ありません。

 

一番最初の話ですが、ハッキングされて資産が無くなっても、それを盗まれたと証明することができないのだ。これ、ハッキリ言ってあまりにも怖すぎるんだよ。以下ronaldread氏のサイトより引用します。

 

暗号資産のセルフGOXと課税 - 高卒非正規が株式投資でアーリーリタイアを目指す

https://ronaldread.blogspot.com/2021/11/self-gox.html

また、相続税について国税庁のサイトには以下のように記載されていますが、知識が全くない相続人が税務署に反証するのはとても面倒そうです。

 

相続が発生して相続財産に仮想通貨が含まれていた場合、仮想通貨は財産的価値を有することから当然に相続財産となる。その際、被相続人のウォレットで管理されていた秘密鍵が相続人に承継されなければ、被相続人保有していた仮想通貨は処分できなくなる。この場合、理論上は価値がなくなった資産を相続したものとしてその価値をゼロと評価する、又は相続財産としないとすることも考えられる。しかし、秘密鍵が承継されていないという事実を当局が把握することは困難であるから、例えば、納税者からの反証がない限り死亡時の価格で相続されたものと推定するといった対応も必要と考えられる。

引用:国税庁

 

クッソこえぇし、言ってることも分かる。だって盗まれたことをどうやって証明するの?悪魔の証明じゃんこれ。

 

もちろん、盗まれた後、速攻取引所で換金された、とかなら分かるけど、一生動かなかったらどうすんの?そのアドレスの保有者が自分じゃないって証明できるの?って話です。

 

どんなに自己管理でGOXリスクガッチガチに減らしても、ハッキング発生率は可能性が残るじゃないですか。仮に発生率0.000001%ぐらいだったとしても、ハッキングされたダメージは9999999999999999999ダメージ級の威力があるわけよ。これ。

 

これの厄介な所は即氏するだけじゃなくて、その余剰ダメージは子孫にまで引き継がれる可能性があるということ。一族が呪われる可能性を示唆している。

 

こんなん、自分で持てるわけないじゃん・・・ダメージがデカすぎて途方もないんだけど・・・。なんでこんなリスキーな方法進めてるわけ・・・?

 

じゃあ少額なら自己管理で良いって思うじゃん。でもその少額が10年後に100倍になってたらやばくない?100万もってたら1億円の相続税が残るって怖くない?

 

もちろん、今ビットコインは世界中で認知もされてるし、後10年もすればその辺の法整備もばっちりになることは期待高めですが、現在の日本ではハッキングされた証拠を提示しても取り合ってくれない可能性があり、相続に影響しそうなの怖すぎない?

 

結局そこに「トラスト」っていうの?国を信頼しないとできない行為になるじゃない。ビットコイナーの精神と反してるわけよ。

 

で、この点についてツイッター(X)で観測した範囲だと、ビットコイナーでも言及されておらず、ただただ、「そうならないように勉強しようね☆」って来るだけ。

 

そうじゃないんだよ。それはハッキングされない確率を極力まで下げる努力の話であって、ハッキングされた後のダメージをどう考えてるのか?っていう返しが欲しいんだよ。

 

で、思ったのが、なんかガチのビットコイナーって基本日本に住んで無さそうor独身っぽそうなんですよね。相続税?何それ美味しいの?って人ばかりじゃないでしょうか。それなら言及しないのも頷ける。自分には関係ない話だし、相続関係ない立場なら「自己管理最強!」って宣伝したくなるよなぁ・・・。一部、家族持ちのコイナーも見かけましたが、その点あんまり考慮してなさそうでした。

 

でも妻子持ち&IQ5の私からしたらたまったものではありません。「自己管理しないからこうなる」って上から目線で言われるの頭にきますよ!!!それができれば 苦労はしねェ!!!

 

すいません。興奮して顔真っ赤になって反論してしまいました。かく言う私は自己管理否定派です・・・

 

でも、この話題って触れないほうが良いやつなんだろうなぁ・・・って思ってずっと温めてきたけど、むしろドンドン議論して欲しい話題な気がしてきた。私のようなゴミ日記じゃ意味が無くて、発言力がある人がバンバン問題だしていくことで国が動いて・・・くれないだろうなぁ・・・Web3とか言ってる人達だしなぁ・・・

 

じゃあどうすればいいの?

 

現時点での解決方法はズバリ、「取引所に暗号資産を預けておく」だけじゃないでしょうか。

 

だってそうでしょう?今回のDMMビットコインなんか明らかに「ハッキングされた」って世間でも認められていますし、金融庁も動いています。ここまで明白に道しるべがあるなら、未来永劫呪われるような呪縛もない。

 

当然、補填されない可能性は往々にしてあると思いますし、国がヤベー状態だと個人の資産自体が没収される可能性だってあります。が、それでも未来永劫呪われるより遥かにマシじゃないでしょうか。没収が怖い人は既に他国に引っ越してるんじゃない・・・?

 

なので私は遊び程度しか自己管理してないです。さっき書いたけど、遊び程度の金額でも10年後とか爆発してたら怖いので、ヘッジとしてある程度の現金+BTCを持たざるを得ないでしょう。

 

一応解決方法も考えたけどこれもダメだと思うんだよな・・・

 

  • ウォレット(秘密鍵)を10個とか複数用意して盗まれても軽症で済むようにする

 

→全部一気に抜かれる可能性もなくは無い

→先ほど述べたように少額だと思ってたら将来BTCが100倍とかになって大金すぎて無理になる可能性

 

IQ5の私には他の解決案が浮かびません。やっぱ取引所保管でいいんじゃないかな・・・

 

じゃあ次の問題。

 

2.自己管理するコストが高すぎる

ここでいう「コスト」は以下のものを示しています。

  • 自己管理するための勉強に掛かる労力
  • 家族に教えるための労力
  • 定期的にウォレット/シードフレーズ確認労力
  • HWWやパソコン等の機材費用

 

ビットコインの自己管理って、極論を言えば、HWWで秘密鍵作って、シードフレーズを頑張って保管して、「HWWを破壊」するのが一番安全だと思うんですよ。これ某ビットコイナー様にツイッターで質問させていただいた所、それでOKっぽい回答頂けたので認識自体は多分合ってると思う。その節はありがとうございました。

 

結局守るべきは「シードフレーズ」なんですね。これをどう守るかって話。シードフレーズを取らずにHWWだけで管理するのは愚の骨頂ですので。

 

ちょっと話が脱線しますが、「2of3マルチシグ」が良いよ!ってみんな言うのですが、そのやり方が全然ググっても出てこないんですよね・・・そうなると専門書とか読まないといけないし、3つの鍵を管理する方法も考えないといけません。

 

マルチシグって「シードフレーズ」が3個 × 12 or 24個の文字列で構成されてて、3つのシードフレーズ入れたら復帰できるとかそういうのでしょうか?それなら3つの板買ってきて、分散保管とか楽そうですが・・・(※ガチ無知)

 

話が脱線しました。

 

ともあれ、この「シードフレーズ」を管理する方法で最も良いと見受けられる一般的な方法として、

 

  • 金属の板に自分でシードフレーズを掘る
  • 複数の貸金庫に預ける

 

と言うのを目にします。尚、金属の板でアルファベットが既に用意されてるような商品は推奨しません。なぜなら、それらの商品は並び替えをすることでシードを記憶するのですが、何らかのトラブルで外れてしまう可能性があるためとのこと。外れたら覚えてない限りもう戻せない。

 

で、そのシードフレーズを書いた金属板を地理的に分散して貸金庫に入れるんだとか。

 

うーん。やっぱ、マルチシグって、3つのシードフレーズの内、2つあれば復活できるって考えて良いのかな・・・すいません。ガチでこの辺分かってないので想像で書いてます。

 

これなら国内だけでも関東、関西、四国、九州、北海道と地理的分散が可能なので結構安全度高いかなって思います。

 

思いますが、当然管理コストがかかります。貸金庫代、新幹線やら飛行機代もかかる。

 

シードフレーズを分散できるなら良いですが、仮にシングルシグで一個の板だった場合、貸金庫は次のリスクもあります。

 

  • 預ける際に完全記憶できる人物にチラ見されてしまい、速攻抜かれるリスク
  • 貸金庫に泥棒入られたら終わるリスク
  • 貸金庫店の作業員が不正に中の物を見てくるリスク
  • 国が奪ってくるリスク

 

貸金庫って結局「人」が関与してるから、「取引所」に預けてるのとそこまで変わらなくない???????ってなってる。

 

尚、米国の話ですが貸金庫に火災・自然災害・強盗の確率は総数の0.1%程だそうです。以下ZUUオンラインより引用します。

 

ttps://zuuonline.com/archives/126873

貴重品を安全に保管するための貸金庫だが、実際の安全度はどれぐらい高いのだろう。米貸金庫保険会社、SDBICの報告によると、昨年米国で火災・自然災害・強盗などの被害にあった貸金庫数は3万3000件。総貸金庫数、2500万件の0.1%に値する。 

 

割と多い・・・多くない?

 

日本ってこれから数十年で人がいなくなるし、治安も悪くなって、行員とかが結託して持ち逃げするとかそういうリスクも出てきそうで怖い。それ言ったら取引所もそうなんだけど、取引所は補填される可能性があるが、貸金庫は補填一切無い。

 

なぜならば、貸金庫は場所を貸すだけであって、中身はプライバシーの観点から見ないことになっているため、被害があっても補填はしない、という体裁だからだ。

 

その点を考えても「取引所」に軍配が上がる。発生率は貸金庫の方が低そうだが、補填される確率を加味した期待値で見たら取引所が上だろう。

 

まぁ、そういう不安な貸金庫に預ける前提が間違ってると言われればそうですが、10年後とか分からないじゃないですか。質が落ちるとかどうとか。

 

そうなると、「取引所」と「貸金庫」でそこまで違いでてこなくない?前述の通りハッキングされた後のリスクと相まって、貸金庫にしてまでやることか???ってなる。

 

自己管理することのコストの増大に加えてリスクも多少残る。ここまでコストを払えるのは間違いなく富裕層以上になってからだよ。少額程度、一般人程度の資産額だったらここまでやるコストに対してメリットが少なすぎない?ってこと。

 

じゃあ貸金庫怖いなら自分の家で保管するの?ってなると、それもリスク高すぎて夜しか眠れません。いつハンマーを持った強盗が襲ってくるのではないかと戦々恐々の日々です。殴られたくないので速攻で金属板渡します。なので家に絶対置きたくないです。

 

取引所ならその辺結構ガッチガチじゃないですか。最悪、ハンマーで殴られて取引所のログインID渡しちゃっても送金先アドレス追加するのもガッチガチに規制されてて時間かかるじゃないですか。「不便!」って声が凄い多いですが、預けてる身としてはある程度安心ポイントだったりするんですよ。不便=安全性と考えればいい。

 

その他自己管理のコストの面で言うと、家族に相続する場合について。

 

例えばマルチシグを用いた復元方法とか、貸金庫の場所とかレクチャーする必要がでてきます。

 

かつ、老後になったら脳が衰えます。果たしてそんな状態で貸金庫2箇所から取り出して、マルチシグ用の復元方法で復元して、送金して、日本円に戻せるでしょうか?リテラシーある妻&子供ならできるかもしれませんが、それこそトラストしてるじゃないですか。家族を。まぁ、家族ならええか・・・

 

でも、やっぱ無理ゲーだよ・・・。自分すら信じられないのに、老後の家族ができるとはとても思えない。手順書を用意すればいいかもしれませんが、その場合これを毎年見直したり、家族に教える時間を作らなきゃいけない、とかやっぱ無理ゲー臭い。

 

手順書を残したパソコンは生きてる?バックアップデータのディスクは大丈夫?紙に印刷した?盗まれない?劣化して見えなくなってない?紙じゃなくてもHDD丸ごと盗まれても終わりじゃない?

 

シードフレーズの管理でも手一杯なのに、手順書の管理までやらなくてはいけません。

 

また、家族に教える=離婚時に妻にハッキングされるとかそういうリスクも少なからずでてくるんじゃね?人間怖いなら結婚するなって話になりそうだけど、そこはもう信じて教えるしかないのか・・・。

 

取り出したら足が付くからと、いやがらせでウォレットの中身を亜空間のアドレスに放り投げだされたら終わりです。誰も取り出せないGOX状態になったら怖い。

 

そういうのもあって、やっぱり家族持ちがビットコインを持つと不幸になるっていうのは嘘じゃないかもしれない。コンバット越前も言ってた。

 

ということで、自己管理するならマルチシグの仕組みを理解したらやる価値はあるかなぁ・・・でも家族持ちでマルチシグはなぁ・・・っていうぐらいでしょうか。

 

取引所なら最悪、死亡証明書とか色々手続きすれば返してもらえる確率高いじゃないですか。手順も向こうのオペレーターに連絡したり弁護士さんに相談すれば何とかなる確率高そうじゃないですか。この点でも自己管理はきついです。

 

3.日本の取引所は「ぬるい」

冒頭でも述べたように、日本の取引所は「分別管理」をしており、余程のことが無ければ返金対象になったりします。

 

が、今回のDMMビットコインは全額全部盗まれているので、そのリスクは考慮すべきでしょう。今回は全額返金する方針らしいのでありがたい話ですが、少ししか返ってこない可能性は視野に入れた方が良いでしょう。

 

もう一つの問題は、取引所ハックの場合、返金がBTCか日本円か問題もあります。日本円で返ってくる場合、今回のようなバブル前だったとすると大変な損失につながる可能性が高くなります。もちろん、逆もまた然りなのですが、確実に発生するのは「利確」扱いになって雑所得ガッツリ取られるのは間違いないでしょう。

 

更にもう一つ、突然凍結させられるリスクがあること。ツイッター(X)を眺めてると、そこそこの人が突然凍結されて使えなくなった!みたいなのを目にした。資産まで凍結されてるのはレアケースで1,2件ぐらい見たような、見てないようなぐらいですが、そういうリスクはあります。

 

取引所のデメリットはこの3つが辛い。

 

でもそれぐらいじゃないかな。

 

取引所がハッキングされても「戻ってくる」可能性が高いんですよ。日本は。

 

環境が「ぬるい」んです。こんなにぬるいのに、なんで自己管理する必要なんかあるんですか・・・?(疑問)

 

しかも前述の通り、「ハッキング」されたらニュースでも取り上げられるので相続税対策もばっちり。仮に補填されなくても「〇〇取引所がハッキング食らって無くなった!」って証明は容易なのだ。これなら税理士さんと揉めないのだ。

 

これが自己管理のウォレットだったらそうはいかない。ウォレット内の全財産取られるし、取られたビットコインが「相続税」に加算される危険性がある。

 

個人がハッキングされても世間は騒がないし、補填は当然無し。警察に行っても門前払いでしょう。まぁ、個人でも数十億円とか盗まれたらニュースになりそうだけど、ただそれだけ。取引所レベルまで持ちあがらない。

 

自己管理でハッキングされると、資産が0になるのと、相続税の永遠の呪いが残るというダブルパンチで人生終わりです。

 

なにこれ・・・自己管理って、何かの罰ゲームどころか、デスゲームか何かじゃないか・・・???

 

自己管理のメリットが「預金封鎖」される時ぐらいしかないってマジ・・・?

 

「生殺与奪」を完全に取引所に取られていると言っても過言ではありませんが、自己管理のメリットと比べるとなぁ・・・

 

そこまでのリスクを踏まえて自己管理、普通の人するかぁ~~~???

 

4.預金封鎖リスク

じゃあその「預金封鎖」リスクを考えてみましょう。自己管理のメリットを考えると、兎にも角にも「預金封鎖」回避のためだと思われます。そうだよね?

 

では実際過去日本ではどんな預金封鎖があったのでしょうか。平和ボケしてる私にはよく分からないのでgeminiに聞いてみました。

 
 
===============

1946年における預金封鎖:詳細解説

背景

1946年2月、日本は第二次世界大戦後の混乱とハイパーインフレーションに直面していました。戦時中に大量に発行された紙幣が市場に出回り、物価は急騰していました。政府はインフレ抑制と財政再建のため、抜本的な金融政策を実施する必要に迫られました。

金融緊急措置令

そこで、政府は同年2月17日、金融緊急措置令を公布・施行しました。この法令は、以下の内容を含む厳しい金融統制を導入しました。

  • 預金封鎖: 5円以上の預金を全て封鎖し、引き出しを制限しました。
  • 新円切り替え: 旧円を新円に強制的に交換し、流通量を削減しました。
  • 財産税: 預金残高を含む個人財産に対して課税を行いました。

=================

 

おー、ガッツリ封鎖されるのね。

 

自己管理ならビットコインは封鎖できないので、ここが一番のメリット足りえる所でしょうか。

 

と思いきや、取引所も恐らく凍結させられていると思うので、「普通の人」はそこで詰みじゃないでしょうか。取引所が凍結されてなくても、銀行封鎖されてるから取り出せないじゃない。

 

ただし、BTCは個人間取引が可能なので、闇市とかで使えそう・・・使えそうじゃない?つまりそういうことです。ビットコイナーは銀行とかに頼らず自分たちで封鎖された社会を生き抜く知恵と勇気を持ち合わせているのです。

 

つまり、そういう所までイメージできて、動ける人間にならないと自己管理のメリットが半減します。ワタワタして結局財産税とか税金大量に取られて取引所に置いておいた時とかわんねー!ってなったら、ただ自己管理してるだけなのってバカみたいじゃないですか。

 

よって、「自己管理」預金封鎖時代の生き方」はセットで考える必要があるということになります。平和な今の時代から"訓練"が必要ってことです。自己管理だけじゃ意味が無さそうです。

 

もう一つ、ここで気になるのは「財産税」でしょうか。預金残高を含む個人財産に対して課税を行うってありますが、結局ビットコイン法定通貨建ての税金払うことになるから自己管理してても取引所に置いといても変わらないような気が・・・闇な気がするので割愛。

 

じゃあ今から私も訓練すれば良いのですが・・・難しいよ。戦争とか預金封鎖されるような経験ないもん。そこまで危機感持ったことないし、ぬるま湯に浸りきった生活している日本人にこれは相当辛いと思う。

 

やれることはHWW or シードフレーズ握りしめて目を閉じて奥歯ガタガタ震えるぐらいしかできません。

 

よって、ビットコイナーはビットコインの技術の勉強するより、預金封鎖されたときの行動を学んだ方がいい。

 

もしそのような「預金封鎖」社会になったら、貸金庫は普通に開けられちゃいますよね。じゃあ「貸金庫」以外の保存方法も前もって考えないと意味なくないですか?土の中に金属板掘って埋めますか?怖すぎてできねぇよ・・・

 

とはいえ、そろそろ第三次世界大戦が起こりそう・・・みたいな空気になってるので、数年以内に起こりうると予想するのであれば、自己管理は有力な手段とも思えます。一体どうすれば・・・

 

じゃあ、色々考えたのでまとめてみましょうか。

 

私の中の結論

  • 相続税がある限り、日本で自己管理する方が圧倒的にヤバいんじゃない?
  • 自己管理コスト高すぎるので、総資産が富裕層ぐらいの人じゃないと自己管理するメリットが乏しい
  • 「国」が「資産を没収する」もしくは「取引所」が「資産を凍結する」という方にリスクの重きを置いている人だけ自己管理すればいい、もしくはそういうリスクに備えて少額自己管理しておく
  • 残り全部取引所でいいんじゃないかな・・・

 

完全に世の中の意見と真逆です。

 

やっぱどう考えても自己管理のメリットが少なすぎです。私のIQが低いからでしょうか。天才の考えは違うのでしょうか。日本に住んでるからこうなのでしょうか。

 

結局相続税問題がガチで頭痛いので、そこが無くなれば、ある程度、自己管理しても良いなって思ってます。

 

誰もが納得できる正解は無い。無いですが、やっぱもう少し、自己管理に対するリスクをどう考えているか、ガチの人に聞いてみたい所です。※でも私は頭がわるわるなので、聞いても理解できなさそうな未来が見えて辛い。

 

~~~~~~~~~~~~~~

2024/6/8 追記

Twitter(X)上で色々情報を頂きました!ありがとうございます!

その中で凄く重要な内容は以下の部分と思いましたので追記します。

課税資産か所得の有無に関する疎明・挙証責任を負うのは国税である

私はこれを見て以下になると考えました。

 

秘密鍵忘れGOX:アウト

・ハッキングや送金ミスGOX:国税側に立証責任があるからセーフの可能性大。(※裁判結果次第)

 

最初の「秘密鍵忘れGOX」についても「課税資産」か否かについても国税が立証する必要があると思いますが、そもそも「課税対象」について、普通の人はマイニングかOTC(直接当事者間で売買)で入手なんてしないし、基本は取引所から自身のHWWに移すものと考えられます。そうなると、取引所の送金履歴から容易に個人の資産であることが立証されると思うので、「秘密鍵忘れGOX」はアウト判定で良いかなと思います。

ただ、今回記事で最も懸念していたハッキングや送金ミスによるGOXの場合は、送金先が本人の偽装なのか他者の物なのかを立証するのは国税であることから、こっちについては概ねセーフっぽそうという感想になりました。

 

ただ、情報を頂いた方からの注意として結局裁判次第で認められない可能性も最悪存在しているかもしれないので、若干恐怖ポイントです。

 

結局、「秘密鍵忘れ」で自身のHWWに入れなかったら記事の最初の方で引用させていただいた国税庁のコメントにある通り、秘密鍵を忘れたか否かは「悪魔の証明」なので、無限相続税は発生するかもなぁ・・・と思ってます(2024/6/8現在の感想)

 

よって、私の結論はやっぱり変わらずで、「預金封鎖社会」を生きていける最低限の資産を自身で保管しつつ、後は取引所でいいかな・・・と思っています。この辺の考え方は多分これから何年かかけて改めて考えていくので考え方が変わるかもしれませんが、一旦はこの認識で人生生きていこうかと思います。