つい先日Axie Infinityに投資する意味でRONとかAXSに投資していたのですが、それをすべて売却しました。
RONとAXSを全売却した1,2日後にまさかのハッキングニュースが舞い込んできてDEXであるKatanaがメンテナンスに入り、未だに復旧していません。
以下CoinChoiceサイトより引用します。
【墨汁速報】約720億円盗難 GameFi"Axie Infinity"のRonin Bridgeがハッキング被害 - CoinChoice（コインチョイス）
https://coinchoice.net/gamefi-axie-infinity-has-hacked-173k-eth-and-255k-usdc_bnews/
GameFiやPlay to Earnで有名なAxie Infinityのイーサリアムサイドチェーンへのブリッジを提供するRonin Bridgeがハッキングを受け、17.36万ETHと2550万USDCの合計720億円のハッキング被害を受けたと公式が発表した。ブリッジのハッキング被害はSolanaのWormholeが360億円規模であったため、Axie Infinityのハッキング被害は過去最大と見られる。
で、まだメンテ中。いやぁ・・・本当に神タイミングで撤退できました・・・なんか突然「売ろう」って思い立ったのは本当に運が良かった。逆に上がったら泣くけども。
ttps://katana.roninchain.com
KatanaとはRONとかAXSやWETH、SLPをSwap、つまり交換できるDEX(分散型取引所)となっており、基本的にRONに投資する人はここを利用していることになっていると思います。一応海外取引所等で上場しているところもありますがAxie Infinityのゲームやってる層は大体この辺使ってるかなと。
で、これの何が問題かというと、ここではRON-WETHとかSLP-WETHとかのLPトークンを作成してステーキングすることでRONを報酬として得られたのですが、今のメンテナンスにより引き出せなくなっているということです。
つまり「口座凍結で引き出せない！」ってやつです。
この辺のリスクはレンディングサービスとかも同様で、ハッキングされたりレンディングしてた会社が経営危機になったりとかしたら引き出せなくなるリスクが生じます。
で、アルトコインって基本的にステーキングや2つの通貨をペアにしたLPトークン作ってステーキングをして報酬を得られる形式にしているところが多々あると思うのですが、その基本の段階ですでに「リスク」となるということ。
そう考えると、新興で今流行ってるから乗っかれ！みたいなやつは資産が全消えする可能性もあることを考えながら投資しなくてはいけないなと改めて思うのでした。
それとは別に今回のRONの場合だと、別にステーキングしていなくて自身のウォレットに保管していたとしても、その「RON」を売る場所がないということ。
先ほども述べたように海外取引所を開設してれば可能かもしれませんが上記Katanaしか利用していない場合はRONを売ることすらできないのです。
そう考えると、今のメンテナンスが解放されたとき、さらなる売り圧になる可能性が指摘されています。一応ハッキングの補填は運営によって行われるとのことですが、実際どうなるか未知数でありそれもやはり「リスク」です。
さらに言えばこういう風に凍結されると資産が自分にあるのかどうか良く分からない状況になり、「相続税」の対象になるのかどうかとかも考慮しなくてはいけなくなります。そうなると残された家族の労力が大変なことになること請け合いです。
うーん・・・やっぱりビットコインだけ持っててガチホしてた方が精神衛生上良さそうやなぁって思うのでした。ボラはアルトコインに比べたら月と鼈レベルで落ちると思いますが、株式の3倍レバレッジETFであるSPXLバリに出るんだから一般人としては十分だろうなとやっぱ思う。
ギャンブルしたいならアルトコイン、長期投資をしたいならビットコイン。やはりこれでいいかなと改めて思うのでした。
