長期投資家と言う人がいるのですが、これの定義は単純に
「保有している銘柄を売らないで数十年ガチホし続ける」
と言うのだと思うんですね。数十年の部分が人によって定義があいまいで5年だったり10年だったり30年だったり生涯だったり。
まぁそれはそれとして、長期投資家の中には途中で利確を行う人も割といる印象を受けます。そういう人たちに対して「お前は長期投資家じゃない!」という流れになるのを何度か見たことがあります。
これをみて思ったのは長期投資家というのは実は2種類生息しているんじゃないかと。
長期投資家の種類
- 銘柄ガチホしてずっと売らない
- 「数十年」先まで見た場合右肩上がりすることが投資家として確信している銘柄に対して投資をするが、想定以上に利益が出たタイミングで普通に売る
実はどちらも根元は同じで「長期的に観た場合右肩上がりする」と確信があったからこそ戦っているというもの。
なので実はどっちも根本的には同じ人種なのかなと思っています。
ただ途中で売る人はタイミング投資、あるいはバリュー平均法等を使って途中の高値と思われる部分で売って、途中の安値と思われる部分で買うタイプに分かれると言えばいいでしょうか。
どっちが良いとか悪いとかそういう話じゃなくて、どっちも同じ穴の狢、同格だろうなぁってのを書きたかっただけ。
で、私は元々前者の「買ったら売らない」タイプの人間だったのですが、ビットコインが余りにも良すぎたためインデックス投資なんぞに投資している暇は無い、ということで先進国株式とかS&P500とか普通に全部利確してビットコインに投資しちゃいました。
で、実はわたくしは「長期投資家」目線でビットコインを買ってるんですが、後者の良い感じに伸びたら途中で利確するタイプの長期投資家と言いましょうか。
インデックス投資をしていた頃は普通にガチホしておじいちゃんになったら売ろうかなって思ってましたが、今は良い感じの所になったらビットコイン売ろうとしてます。
でも長期投資家目線です。何故ならビットコインは後10~15年以内にはほぼ間違いなく、少なくとも4000万円まで到達してるだろうと「期待」しており、普通に1億円まで到達するだろうなとも思っています。
じゃあ利確しないでそのままずっと持っておけばいいというかと言われれば難しくて、ビットコインは人が作り出したゴールドみたいなものであり、人が作るものは大概何かしら欠陥が含まれている可能性を否定できません。つまり私は「プロトコル欠損」がとにかく怖いのです。
ただ普通に50年先も使われてる未来もあるわけで、ここが中々超長期保有するのが怖い部分でもあります。それプラス、非常にボラが高いわけで、今日1億円の価値があったものが1年後には200万円になっているかもしれない。存外嘘でもない本当に起こりうる話です。
であればやはりビットコインこそ良い感じの所で一旦「手じまい」するという考え方を取りたくなるのが人間というもの。但し普通に超長期でも期待してしまう。そんな代物。
じゃあどうするか。今考えてるのは半分売って、半分ガチホ。で、また途中で良い感じに伸びたら更に半分売って半分ガチホ。これ2回行えば多分子供の代まで働かなくても食うに困らない資産が貯まってると思う。貯まらなくても私が生き延びられればそれでいい。
対して皆大好き「インデックス投資」は数十年ガチホした未来も50年先も100年先も基本的に「今」より圧倒的に右肩上がりしていることが期待できる、というよりもほぼ「確定」している未来の方が強いという銘柄です。
なので、こういう投資先こそ長期投資家になるべきだし、インデックス投資程度のボラで途中で利確とか一々する必要も無いかなと常々思っています。
ということで結論とかそういうの無くて書き始めたんだけど、この記事をどう占めればばいいかよく分からないから皆さんも頑張ってインデックス投資ガチホして老後の足しにしてください私はビットコインでワンランク上の家系を作ることにしますよろしくお願いします。